プラスチックゴミの処分方法は?適正に処分すべき理由も解説

「海洋プラスチックゴミ問題」や「温室効果ガスの排出」など、プラスチックゴミは世界中で深刻な問題を引き起こしています。

こうした問題の深刻化を防ぐためにも、プラスチックゴミは適正に処分したいものです。

とはいえ同じプラスチック製でも、物によって何ゴミになるかが異なるうえ、分別ルールは自治体によっても違います。

そこで今回は、東京・大阪・名古屋の3都市、それぞれのプラスチックゴミの処分方法について説明していきます。

プラスチック 処分 ブログ01

プラスチックゴミを適正に処分しないことで起こる2つの弊害

冒頭で説明したとおり、プラスチックゴミを適正に処分しないことには、主に以下2つの弊害があります。

  • 海洋プラスチックゴミ問題
  • 温室効果ガスの排出問題

ここでは、それぞれの問題について解説していきましょう。

プラスチックゴミの弊害①海洋プラスチックゴミ問題

海洋プラスチックゴミ問題とは、ポイ捨てや不法投棄などによって、大量のプラスチックが海に流れ込んでいる問題です。

海に流れ込んでいるプラスチックの総量は、年間で800万トンにもおよぶと推計されています。

特に問題になっているのが、細かく砕けて5mm以下になった「マイクロプラスチック」です。

この微小なプラスチックは、魚の体内からも検出されることがあります。

つまり魚を食べることで、人の体内にもプラスチックが蓄積されてしまう危険があるのです。

プラスチックゴミの弊害②温室効果ガスの排出問題

プラスチック製の容器包装を燃やすと、生ゴミを燃やしたときの150倍もの温室効果ガスが発生するといわれています。

温室効果ガスの増加は、地球温暖化につながると言われています。

温暖化を防ぐためにも、プラスチックゴミは適正に処分するようにしましょう。

自治体別・プラスチックゴミの処分方法

プラスチックが何ゴミになるかは、自治体によって異なります。

多くの場合、以下のいずれかです。

  • 燃えるゴミ
  • 燃えないゴミ
  • プラスチック製容器包装
  • 資源ゴミ

プラスチックゴミは分別方法だけでなく、収集所への出し方も自治体によって大きく異なるので、しっかりルールをチェックしておきましょう。

ここでは例として、東京都台東区、大阪府大阪市、愛知県名古屋市、それぞれのプラスチックゴミの処分方法について紹介していきます。

プラスチック 処分 ブログ02

東京都台東区のプラスチックゴミの処分方法

東京都台東区では基本的に、プラスチックゴミは「燃やすゴミ」として出す決まりです。

ただし以下の3つについては、「資源」になります。

  • ペットボトル
  • 食品発泡トレイ
  • 食品発泡カップ

食品発泡トレイと食品発泡カップは、発泡スチロールでできた、食品の容器です。

つまようじが簡単に刺さるもの、簡単にパキッと割れるものが対象になります。

同じ発泡スチロールでも、食品が入っていた物は資源、それ以外が入っていた物は燃やすゴミと覚えておくといいでしょう。

台東区では、資源は集積所に設置された回収用コンテナに入れる決まりとなっています。

回収用コンテナは以下のように、ゴミに出す資源の種類によって色分けされています。

  • 緑色のコンテナ…ペットボトル
  • 灰色のコンテナ…食品発泡トレイ・食品発泡カップ

ペットボトルの本体は緑色のコンテナに入れますが、キャップとラベルは燃やすゴミになります。

ペットボトルの中身をすすいで流してから、ゴミに出しましょう。

食品発泡トレイと食品発泡カップは、食品で付いた汚れを水で落とし、乾かしてから灰色のコンテナに入れます。

汚れの落ちないものは資源にならないので、燃やすゴミに出しましょう。

プラスチック 処分 ブログ03

大阪府大阪市のプラスチックゴミの処分方法

大阪府大阪市では、プラスチックゴミの多くを「容器包装プラスチック」として回収しています。

容器は商品を入れるもの、包装は商品を包むものです。

容器や包装から商品を出し、商品と分離したものが、容器包装プラスチックになります。

プラスチック製のものであっても、商品そのものは、容器包装プラスチックにはなりません。

例えば、プラスチック製の洗面器やバケツなどは商品そのものなので、「普通ゴミ」に分類されます。

また、コンビニ弁当のスプーンやフォーク、ストローなど、商品の付属品も、プラスチック製であっても燃やすゴミになるので注意しましょう。

具体的には、主に以下のものが容器包装プラスチックになります。

  • ボトル類(シャンプーの容器など)
  • カップ類(カップラーメンの容器など)
  • パック類(卵のパックなど)
  • トレイ類(食品用のトレイなど)
  • チューブ類(マヨネーズの容器など)
  • 袋類
  • ラップ類

※いずれもプラスチック製のもの

上記の物も含め、容器包装プラスチックには「プラマーク」が付いています。

ペットボトルについては、容器包装プラスチックではなく、「資源ゴミ」になります。

ただし、キャップとラベルは容器包装プラスチックです。

プラスチック 処分 ブログ04

愛知県名古屋市のプラスチックゴミの処分方法

愛知県名古屋市でも、プラスチックゴミの多くは「プラスチック製容器包装」として出すことになります。

プラスチック製容器包装の主な種類は、以下のとおりです。

  • ボトル類
  • カップ類
  • トレイ類
  • パック類
  • 網・ネット類
  • ふた類
  • 発泡スチロール

これらのゴミにも、プラマークが付いています。

大阪市同様、プラスチック製の商品そのものは、「可燃ゴミ」になります。

ペットボトルについては、「資源ステーション」に出す決まりです。

名古屋市の「資源用指定袋」に入れて、ゴミに出しましょう。

また、ペットボトルは、スーパーや区役所などに設置されている回収ボックスに投入してもOKです。

回収ボックスに投入する場合は、ペットボトルをゴミ袋に入れる必要はありません。

まとめ

プラスチックゴミをポイ捨てしたり、適当に処分したりすることは、海洋プラスチックゴミ問題や地球温暖化にもつながるかもしれません。

そうならないためにも、適正な処分を心がけましょう。

「自治体名 プラスチック 捨て方」などのキーワードで検索すると、その自治体のプラスチックゴミの分別方法や、ゴミの出し方が記載されたページがヒットするでしょう。

そこに書かれたルールに従って、プラスチックゴミを捨てるようにしましょう。

プラスチック 処分 ブログ05

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