コラムblog
布団は日常生活で欠かせないアイテムの一つです。
もし布団が無ければ寒い中での睡眠を強いられることになります。
ですが、布団も使用することで消耗します。
また、目に見えない皮脂、汗等で汚れてしまうものです。
汚れがひどい布団は、処分も検討しなければなりません。
汚れた布団はどのように処分すればよいのか、解説します。
目次
多少汚れた程度であれば洗濯して綺麗になります。
しかし汚れ過ぎると洗濯してもなかなか綺麗にはなりません。
布団も、寿命があるので処分を考慮しなければなりません。
汚れた布団を処分する方法としては、主に以下が挙げられます。
基本的に、ゴミ捨ては自治体によってルールが異なります。
布団の処分を検討する場合、まずはお住まいの自治体のルールを確認しましょう。
例えば布団は布になるので、燃えます。
そのため、燃えるごみとして収集してくれる自治体もあります。
しかし、大きさがあるので粗大ごみとして扱っている自治体もあります。
裁断が可能なことから、規定数字より小さいサイズに切断することで、燃えるごみとして収集が可能な自治体もあります。
一方で、裁断したとしてもあくまでも粗大ごみとして出すようルールが設定されている自治体もあります。
このように、自治体によってルールが異なります。
布団を販売している業者の中には、「買い替え制度」と呼ばれる制度を設けている業者があります。
新しい布団を購入すると、それまで使用していた古い布団を引き取るサービスです。
業者側も布団の処分が面倒であることを理解しています。
ですので、古い布団を引き取るという善意のサービスです。
とても素晴らしいサービスではありますが、あくまでも購入した際に引き取ってもらうものです。
なので、新しい布団を購入した時に、買い替え制度を用意している業者相手のみで利用できる制度です。
町にあるリサイクルショップで買取ってもらう方法もあります。
多少の汚れ程度であれば買取ってもらえるかもしれません。
しかし、汚れが激しい場合、買取を拒否される可能性が高いです。
リサイクルショップとしては買取基準は「売れるか・売れないか」です。
店に出した際に売れると判断された場合には買い取ってくれます。
いくらで売れるのかを考え、利益になる額での買取となります。
そのため、買取ってもらえるかや買取額は、布団の状態だけではなくお店の在庫や店の客層によっても異なります。
スマホさえあればフリマアプリやネットオークションで売却できます。
汚れた布団ももちろん出品できますが、なかなか買い手は見つかりません。
また、汚れている部分をしっかりと説明せずに売ってしまった場合、後からクレームが入る可能性もあります。
汚れている部分を画像として見せるなどして納得してもらうことが大切です。
生活用品の寄付を受け付けている団体があります。
布団のように、生活に密接した実用性の高い物であれば寄付される側も大歓迎です。
しかし、汚れ次第では寄付を断られる可能性もあります。
寄付する物は、実際に使用してもらうためのものです。
世界の恵まれない子どもたちに使ってもらうために寄付を募ったり、募った不用品を現金に替えるパターンもあります。
いずれにせよ汚れた布団の場合、敬遠されてしまうかもしれません。
不用品回収業者であれば汚れた布団も処分できます。
ただし、処分を依頼する側なので費用が発生します。
費用を支払うので処分してくださいというスタンスになります。
不用品回収業者は、汚れた布団だけでなく様々な不用品の回収に対応しています。
そのため、処分したい不用品が多ければ多いほどお得になります。
また、不用品回収業者の場合、品目を問いません。
自治体で回収していない不用品を任せることもできます。
汚れた布団だけではなく、処分に困っている不用品があるなら、不用品回収業者に依頼するのも手です。
ただし、不用品回収業者は多々あります。
なので、どの不用品回収業者を選ぶのかも考えなければなりません。
汚れた布団は、処分を検討することでしょう。
しかし、処分を検討すべきタイミングは他にもあります。
そこで、処分の「頃合い」も覚えておきましょう。
新品で購入した時と比べ、ボリュームが減っていると感じる布団は処分の頃合いです。
汚れていなくても、綿が潰れてしまっていては、布団の機能が低下してしまいます。
特に冬に使用する布団の場合、薄くなると保温効果が薄れ、睡眠の質にも影響をきたすことになります。
布団の周辺に羽毛等が目立つ場合も処分のタイミングです。
これは布団から羽毛が出ている状態です。
なぜ羽毛が飛び出てしまうのかといえば、羽毛が潰れてしまっているからです。
これは経年劣化なので仕方ない部分です。
決して使い方が悪いわけではありません。
毎日の使用や洗濯の繰り返しによって次第に羽毛は劣化します。
布団も消耗品である以上、仕方ない部分です。
自力での洗濯はもちろん、クリーニングに出しても取れない汚れや匂いがある場合も処分のタイミングです。
クリーニングでも取れない汚れや匂いは、布団に染み付いてしまっています。
匂いや汚れが気にならないのであれば問題ないでしょう。
しかし、気になる場合、今後も洗濯しても取れないので処分した方が良いでしょう。
新しい布団を購入した場合、それまで使用していた布団は必要なくなります。
布団が劣化してから新しい布団を買う人もいれば、気に入った布団を見つけたので購入する人もいるのではないでしょうか。
この場合、それまで使っていた布団の状態が良ければ値段が付く可能性もあります。
ですので、リサイクルショップやフリマアプリやネットオークション等でお金に変えてみるのも良いでしょう。
以下のように家庭環境が変わり、必要な布団が変わると、それまで使用していた布団が不要になることもあります。
- 結婚する
- 同居を始める
- 子供が増える
こういった場合、処分のタイミングの一つになるでしょう。
逆に子供が家を出ていくなどの理由で家族が減るケースもあります。
必要な布団は減りますので、状態次第では処分を考えても良いでしょう。
汚れた布団は基本的には自治体のルールに則っての処分が好ましいです。
しかし、物によっては以下での処分も視野に入れてみるのもよいでしょう。
- フリマアプリ
- ネットオークション
- リサイクルショップ
一方、汚れた布団はリユース需要が低いこともあり、なかなか新たな買い手を見つけることが難しいのも事実です。
そのため、譲るのではなく処分の方向で考えた方がよいでしょう。
値のつかないものであれば、不用品回収業者に依頼しての処分も選択肢の一つです。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名:新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
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