コラムblog
「気がつくと床一面、物で散らかっている」
「片付けをしているはずなのにいつも部屋が物で溢れている」
このような部屋が物で埋め尽くされた状態は、精神的にも衛生的にも良い影響は与えません。
物で溢れた汚部屋とは真逆とも言える必要最低限の物の中で暮らしているのが「ミニマリスト」と呼ばれる人々の生活です。
必要な物が必要な分だけ必要な場所に収まっている空間は、物を探す手間もなく、いつも部屋がすっきりとしていて快適な暮らしと言えるでしょう。
では、どのようにしたら汚部屋からこのような整頓されたミニマリストの生活に変えることができるのでしょうか。
この記事では、汚部屋から「ミニマリスト」へ変わるための方法やコツを紹介します。
さらに、合わせて知っておきたい汚部屋になってしまう原因や汚部屋に暮らすリスクを解説していきます。
目次
汚部屋に暮らす人の中には、片付けや清掃を行っているにもかかわらず汚部屋になってしまう人もいます。
原因の多くは、収納スペースがいっぱいになり、置き場のなくなった物を「仮置き」のような気持ちで床に置いていくことです。
あとで片付ければいいや、スペースがないからとりあえずここに置いておこう、というちょっとした判断の積み重ねが汚部屋を作り出していくのです。
部屋が汚いくらいで死なない、という人もいますが実際には大きなリスクを抱えています。
特に、埃やゴミにはダニの死骸やハウスダストが溜まりアレルギーの原因になります。
他にも、コンセント周りに溜まった埃が発火し、火災になる可能性もあります。
そうなると自分の生活だけではなく、ご近所さんへのリスクも伴ってきます。
汚部屋からミニマリストになるには、まずはミニマリストの考え方を知って理解することが大切です。
ただ片付けるだけでは、そもそもの考え方が変わりません。
整理整頓の習慣がついていないと、またすぐに元の汚部屋になってしまうでしょう。
汚部屋からミニマリストになるための具体的な行動はもちろん、考え方の部分に至るまで、そのコツを以下で解説していきます。
ミニマリストになりたい!と思い立ち、汚部屋の片付けを初めても、ミニマリストの考え方や生活習慣が身についていないため途中で挫折する可能性が高いです。
一度の片付けでミニマリストになろうとするのではなく、少しずつミニマリストを目指していきましょう。
物を断捨離したからといってミニマリストになれるわけではありません。
健康的な生活を心がける上で、以下のように生活の無駄を排除していくことがミニマリストの目的です。
- 物を吟味して選ぶ
- なるべくゴミが出ない買い物の仕方をする
- SNSやテレビを見る時間を減らす
- 適度な運動を取り入れる
- 早寝早起きする
タダだから、安かったから、と物を集めると、本当に生活に必要な物以外も溜め込んでしまうことになります。
簡単に物をもらったり、買ったりしても、そこには物を置くためのスペースが必要となるのです。
物をもらう場合も、購入する場合にも、本当に生活に必要なものかよく考えてから取り入れるようにしましょう。
部屋を片付ける際に重要なことは、物を収納する住所を決めるということです。
使ったものをどこに片付けるのか、必ず収納場所を決めないと物が床に散らかっていく原因になります。
収納スペース以上に物を増やさないためにも、1つ買ったら1つ捨てる、というルールを自分の中で作っておくと、買いすぎや不要な物を溜め込むクセを見直すきっかけとなるでしょう。
収納されている物の中には、もう使わなくなった子供のおもちゃや思い出の品物などがスペースを占拠していることも多いでしょう。
ミニマリストを目指すのであれば、一度全ての収納している物を出して、不要な物とそうでない物とに分ける必要があります。
ここで大切なのは、1年間使用していない物は基本的に全て捨てるということです。
このように、明確な捨てる基準を設けると捨てる際にも迷わず、適量をキープしやすくなります。
汚部屋にはたくさんの価値あるもの、ないものが眠っていることでしょう。
不要だけれども新品同様の家電や洋服など捨てるにはもったいない、と感じる場合には、以下のものを利用して不用品を売却するのがおすすめです。
- フリマアプリ
- ネットオークション
- リサイクルショップ
しかし、ここで注意しなければならないのは期限を決めずに販売することです。
不用品を売却することではなく、あくまで断捨離が目的です。
買い手が見つからないからとその不用品を手元に長期間溜め込むのでは本末転倒です。
期限を決めて販売し、売れなかったら捨てるという気持ちでいましょう。
この記事では、汚部屋になってしまう原因や汚部屋に暮らすリスク、汚部屋から「ミニマリスト」へ変わるための方法やコツを紹介しました。
一度きれいに片付けたからといって、不要な物を溜め込む考え方が変わっていなければまた元の汚部屋の状態を生み出します。
そのためにも、「1つ買ったら1つ捨てる」「収納できる物だけ購入する」「迷ったら買わない」など、自分なりのルールを設けておくことが大切です。
しかし、汚部屋を片付けようと思ってもどこから手をつけたら良いのか分からず途方にくれている、自分一人の手には負えない、という場合もあります。
その場合には、一人で悩まずに片付け専門業者に清掃を依頼するのも一つの方法です。
ぜひ上記を参考に生活空間が整ったミニマリストの生活を目指してください。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名:新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
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