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部屋が片付けられない・・・これって病気なの?

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あれ? ふと気がついたら、なんだか部屋がゴチャついている。
この間、片付けたばかりのはずなのに・・・おかしいな。
そんな風に思ったことはありませんか?
また、片付けなくてはと思うけれど、なかなか重い腰を上げられない、そんなことはありませんか?
こういった「片付けられない」人」は少なくありません。
でも、ものでいっぱいの不潔な部屋は、心身の健康に良くありません。
片付けられないのには、さまざまな原因があります。
片付けられない人の心理状態や、その解決法について見ていきましょう。

片付けられない女

「汚部屋」のデメリットとは?

もので溢れた整頓されていない部屋には、デメリットしかないと言っていいでしょう。

健康に良くない

片付かず、ものやごみが溢れかえっている部屋はホコリっぽく、カビやダニが発生しやすくなります。
目には見えなくても、これらが空中を舞い、常に汚れた空気を呼吸することになり、喘息など健康を損なう可能性があります。

時間が無駄

部屋が片付かない原因の1つに、ものの定位置を決めていないことがあります。
そのため、どこに何があるかわからず、使いたいときに、その都度ものを探さなくてはなりません。
仮に、1日10分探し物をしたとして、1ヶ月で5時間、1年間では60時間、つまり365日の中3日は探しものをしていることになるのです。

お金が貯まらない

お金が貯まらない片付けられない女

風水でも「金運はきれいなところを好み、汚いところにはやって来ない」と言われています。
乱雑な部屋は風通しが悪く、良いエネルギーが入り込めないため、金運の神様も降りて来られないのだそうです。
風水はさておいても、もので溢れかえっているということは、それだけものを買っているということです。
さらに、部屋の整理をしないと、ものが見つからず、「買ったはずなのに・・・」と思いながら、また同じものを買ってしまうことに。
こうして、物が溢れかえった部屋になっていくのです。
出費がかさむ上、結局使わずに捨てたりすることになり、家計にダメージ大です。これではお金は貯まりません。

リラックスできない

部屋にものがある方が落ち着く、という人もいます。
確かに、殺風景な部屋よりは、ある程度、物があった方がいいのかもしれません。
しかし、それも程度問題です。足の踏み場もないほどものに溢れた部屋では、精神的にリラックスできません。

交友関係にダメージ

また、部屋が汚いと人を呼ぶこともできませんね。
友人に「遊びに行ってもいい?」と聞かれてもOKと言えず毎回断り続けるのもストレスになります。
また、交流も自然と減っていってしまいます。
一人暮らしの高齢者は、他人と交流しない人が多く、また、片付けができていない人が多いようです。
孤独死などという悲しいことにならないよう、日頃から人との交流を絶やさないようにするのは大切なことです。

害虫被害

ものが溢れた部屋には、害虫が発生しやすくなります。
ゴキブリやムカデをはじめとし、害虫は健康に被害を及ぼす病原菌を持っている可能性が高く、部屋に住み着くことで感染源となります。
さらに、害虫をエサとする虫や、ネズミなどもが集まって来るようになります。
ものが多いと気付きにくいですが、もしかしたら、害虫と一緒に生活しているかもしれませんよ。

家屋が傷む

部屋や家を汚いままにしておくと、腐食やカビの発生などで家が傷んでいきます。
これをそのまま放置していると、どんどん傷みが進行し、家や部屋の寿命を縮めることになるのです。

片付けられない人って、どんな人?

片付けられない人の特徴

デメリットしかないとわかっていても、片付けられない人には、こんな特徴があるようです。
あなたは当てはまりますか?

もったいなくて捨てられない

片付かない部屋には、不要なものがたくさんあります。
一度も使っていないものを溜め込んでいませんか?
新品だから捨てるなんてもったいない、頂きものだから、高かったから・・・“もったいない精神”が邪魔をしているパターンです。

寂しがり屋

つい、ものを溜め込んでしまう人は、寂しさを物で埋めようとしているという面があります。
このタイプの人は、ものを片付けられないだけでなく、ごみまでも溜め込み、物に囲まれることで心を満たそうとしています。

ストレスを溜め込んでいる

真面目な性格の人ほどストレスを抱え込みやすく、ものを買うという行為によって発散していることがあります。
浪費癖がついていないかどうか、見つめ直してみましょう。

仕事ができない

部屋を片付けられない人は、職場でも整理整頓ができず、仕事がスムーズにいかない傾向があります。
スケジュールや計画を立てるのが不得意で、実行できず、仕事の業績が上がらないため、低収入になりやすいようです。

そもそも部屋が汚いと思っていない

部屋が汚い人の中には、そもそも自分の部屋が汚いことというさえ気が付いていない人も多いようです。
片付かない部屋で生活しているうちに、散らかっていることに慣れて当たり前になり、部屋が散らかっているという気がしなくなってしまうのです。

「汚部屋」から卒業するには?

汚部屋を脱却する女性

片付け方がわからない人は、3つのステップで汚部屋から卒業しましょう!

床が見える状態にする

最初に、床が見える状態を作りましょう。
家具などもあるので、床の3分の2以上が見える状態を目指します。
床に置かれているものを、収納場所や机の上に移動していきます。
このとき、ゴミや不用品をどんどん捨てます。
床が出てきたら、掃除機できれいにし、雑巾をかけます。

仕分け

次に、残った所持品を「いるもの」と「いらないもの」に分けます。
分別用に、ダンボールを用意しておくと便利です。
いる・いらないの判断は、自分の直感を信じて3秒ほどで決めましょう。
時間をかけると迷ってしまいます。心に響かないものは「いらないもの」です。
また、捨てるか迷った時は、1年以上使用していないものは思い切って「いらないもの」へ。
同じようなものが複数あったら、一番使うものを1つ残してあとは捨てます。
バッグや衣服などは、この基準で分別するとやりやすいでしょう。
いらない気もするけれど、何となく気になる・・・というものは、保留専用のダンボールにとりあえず入れておきます。
プレゼントや思い出の品、手紙などはスマホで写真に撮ってデータ化しましょう。

収納する

次に、残したものを収納します。
収納する際は、自分の生活習慣に合った方法を考えましょう。
ものの使用頻度を考え、しまう高さや出しやすさを決めます。
自分に合わない収納をすると長続きしないので、注意が必要です。
収納には100円ショップや生活雑貨店などで販売されている「収納ボックス」などを上手に活用しましょう。
色や形を揃えると統一感が出て、スッキリした印象に。
ただし、収納アイテムを用意しすぎて逆にスペースを取ってしまわないよう気をつけましょう。
収納アイテムがあれば、結局ものが多くなってしまうからです。
また、床に物を置かないように心がけましょう。
壁に傷をつけないフックなどを活用すると、賃貸でも安心です。

維持する

ものの定位置を決め、使ったら必ずその場所に戻す習慣をつけましょう。
だからこそ、③の段階で、自分の生活習慣に合った収納をすることが大切になるのです。
きれいな状態を維持するには、毎日続けることが大切です。生活習慣に合わない収納では、長続きしません。
一度片付いてしまえば、あとは楽です。
ものを必ず定位置に戻していれば、それ以上乱雑になることはありません。

それでも片付けられない人は・・・

部屋が自力ではどうにもならないほど散らかっていたり、時間がなくて片付けができない場合は、業者に依頼する方法もあります。
インターネットで検索すると、さまざまな業者が出てくるので、信頼できそうなところを探しましょう。
専門の業者に片付けを依頼すると、数時間~1日で片付けが完了します。
部屋の状態をいったんリセットしましょう。
専門の業者は、あとから片付けがしやすいように整理してくれたり、片付けに関するアドバイスもしてくれます。
ある程度の費用はかかりますが、一気にリセットしたい場合はお勧めです。

遺品整理業者も片付けのサポートを行なっています。
遺品整理と聞くと、ギョッとするかもしれませんが、遺品整理だけでなく、家の片付けや、ごみ屋敷の清掃などを行っている会社も少なくありません。
また、遺品整理という経験を持つプロが対応するので、1つ1つを丁寧に扱ってもらえ、また、まだ使えるものや市場価値のあるものは買い取ってもらえます。
どうしても片付かない場合は、遺品整理業者に相談してみるとよいでしょう。

まとめ

片付けられない人から脱却した女性

片付いていない部屋は、心身ともに悪い影響があり、健康的な生活を送ることができません。
散らかった部屋を見るとため息が出てしまうかもしれませんが、思い切って頑張ってみてはいかがでしょうか。

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