遺品整理の買取はどの業者がおすすめ？遺品買取の費用相場も紹介 |ゴミ屋敷バスター七福神

遺品整理中に見つかった遺品を買取してもらいたいという方もいらっしゃるでしょう。しかし、買取は誰に頼んだらいいのか、どんな品をどのような方法で買取してもらえるのかなど、わからないことが多いと思います。とお困りの方もいるはずです。

そこでこの記事では、遺品整理の品を買取してもらう手段について解説します。また、買取してもらえる品も紹介しているので、遺品を現金化する参考にしてみてください。

遺品整理の買取とは？買取できる遺品が出てきたときはどうすればいい？
- 生前整理も買取サービスがおすすめ
遺品整理の品を買取してもらうおすすめの方法4選
親の遺品を売るなら遺品整理業者がおすすめ
- 遺品整理業者に買取してもらう理由①：買取品以外の品も一緒に処分もできる
- 遺品整理業者に買取してもらう理由②：ハウスクリーニングなど遺品整理以外の業務も依頼できる
遺品整理の買取費用・相場はいくら？
遺品整理業者が買取してくれる遺品8選
遺品整理の買取まとめ

遺品整理の買取とは？買取できる遺品が出てきたときはどうすればいい？

家族・親族が亡くなった際、生前に使っていた品の管理や大切な書類の手続きを進めるために「遺品整理」を行います。このとき、価値のありそうな遺品が出てくる場合もあるでしょう。ただ、自分たちで使うことはなさそうな品もありますよね…。

そこで便利なのが、遺品整理した品を買取業者に引き取ってもらう方法です。買取業者は、遺品整理で出た品を買取してくれます。価値のある品の場合、高額買取も期待できるでしょう。

遺品整理で出た使わない品、ずっと眠らせてしまいそうな品は、価値が下がらないうちに現金化するのがおすすめです。家族や親族で分ける遺産を増やすことができるため、遺品整理を行った際には、ぜひ買取業者の利用を検討してみてください。

生前整理も買取サービスがおすすめ

買取業者は、遺品整理だけでなく生前整理でも相談できます。要らない品や使わなくなった品をすべて現金化してしまえば、子どもたちに生前贈与する金額を増やせるのがメリットです。「子供たちに遺品整理の手間をかけさせたくない」「終活として早めに準備しておきたい」と考えているのなら、生前整理でも買取業者に声をかけてみてください。

遺品整理の品を買取してもらうおすすめの方法4選

遺品整理中に出てきた遺品は、次の4業者に買取してもらえます。

遺品整理業者
リサイクルショップ
質屋
専門買取業者

利用する買取業者によって取り扱う品や、サービス内容が異なります。4業者それぞれの特徴を解説するので、どの遺品買取業者を利用すべきか目星をつけましょう。

遺品整理の買取方法①：遺品整理業者に依頼する

遺品整理業者は、遺品整理サービスを中心に不用品買取といったサービスを提供する業者です。基本的には不要になっている遺品を費用をもらって片付けているため、リサイクルショップなどとは異なり、買取価値がないものでも引き取ります。

遺品整理業者に相談すれば、遺品整理と買取をまとめて依頼できるのが魅力です。遺品整理に関する手間をすべて引き受けてくれます。また、遺品整理にかかった費用から買取金額分だけ差し引いてくれるため、お得に遺品整理サービスを利用したい人にもうれしいサービスです。

遺品整理業者は、故人・遺族のことを丁寧にサポートする遺品整理のプロです。専門資格を持つスタッフが遺品を大切に仕分け・査定してくれるので「安心して任せられる業者を探している」「まとめて依頼したい」という人におすすめします。

遺品整理の買取方法②：リサイクルショップに持ち込む

リサイクルショップは、幅広い品を買取してくれる業者です。ただし、買取できるものの幅が広い分、スタッフは骨董品といった特定のジャンルに対して深い知識をもっていません。高価な品だったとしても、査定金額が低く出てしまう恐れもあります。

よって遺品整理の品は、以下の条件にあてはまる場合だけ、リサイクルショップに買取してもらいましょう。

遺品の中に高価なものが含まれない
買取してほしい遺品の量が多い

また、リサイクルショップの買取依頼方法は3種類あります。

お店への直接持ち込み
出張買取依頼
宅配買取依頼

それぞれ詳しく解説します。

お店への直接持ち込み

リサイクルショップでは持ち込んで買取してもらうのが一般的です。遺品整理の品の量が少なく、自動車に積み込める程度に収まるのなら、直接持ち込んでみてはいかがでしょうか。

査定時間は遺品数にもよりますが、15〜20分ほどで完了します。提示された買取金額に納得がいけば買取成立です。

遺品整理の品を買取してもらう際には、身分証や買取契約書への記入が必要です。これは「出張買取依頼」や「宅配買取依頼」も同様ですので、忘れないようにチェックしておきましょう。

出張買取依頼

「遺品整理で出た品の数が多い」「リサイクルショップまでの距離が遠い」という場合には、出張買取を利用するのが便利です。運ぶのが大変な大型家電や家具、大量の衣類などを売りたい場合は、出張してくれるリサイクルショップをしてみてください。

自宅に出張してもらった場合は、その場で査定を行います。金額に納得がいけば買取成立です。買取してもらった品は、お店側がトラックなどの運搬車で運び出してくれます。

宅配買取依頼

最近よく利用されているのが宅配買取というサービスです。所定のダンボールに遺品整理の品を詰めて送るだけなので、店舗まで持ち運ぶ手間がかかりません。

遺品整理の品が到着したら査定され、メールで買取金額を知らせてくれます。提示された金額に納得がいけば、その旨をメールで知らせて買取成立です。

遺品整理の買取方法③：質屋に持ち込む

質屋は商品知識や市場の動向などの専門知識が豊富で、目利きの能力に優れる買取業者です。遺品整理で出た品をしっかり査定くれるのはもちろん、商品によってはリサイクルショップより高値で買取してもらえます。

特に貴金属や時計、ブランド品の取り扱いが得意であり、しっかり査定価格を出してくれるのがポイントです。品物の価値に見合った値段で売りたい場合は、ぜひ遺品整理の品を持ち込んでみてください。

ただし一般的に価値が高くなりやすいもの以外は、買取してもらえません。遺品整理で価値のありそうなものがたくさん見つかった場合におすすめです。

遺品整理の買取方法④：専門買取業者に依頼する

ある特定ジャンルの品を買取する専門買取業者に相談するのもひとつの手段です。たとえば、次のようなジャンルに特化しています。

着物
ブランド品
貴金属
フィギュア
書籍
美術品

ジャンルに特化して買取しているため、知識や市場価値に詳しいのが魅力です。また、インターネットやLINEでも査定も行っています。

遺品整理で見つかった品の写真を送るだけで、手軽に査定額を教えてもらえるのも良いポイントです。遺品整理で特定ジャンルの遺品が大量に見つかった方、遺品の市場価値を正確に知りたい方は、各ジャンルの買取専門店に査定してもらいましょう。

親の遺品を売るなら遺品整理業者がおすすめ

両親が残した遺品を買取してほしいのなら、遺品整理業者に依頼することをおすすめします。なぜなら、次の２つの理由があるからです。

買取品以外の品も一緒に処分もできる
ハウスクリーニングなど遺品整理以外の業務も依頼できる

それぞれ詳しく解説します。

遺品整理業者に買取してもらう理由①：買取品以外の品も一緒に処分もできる

リサイクルショップ、質屋、専門買取業者を利用した場合、特定の取扱商品しか買取してもらえません。なぜならこれら3業者は遺品整理を目的としておらず、モノの買取を専門としているからです。一方で遺品整理を専門とする遺品整理業者なら、買取品以外の品も一緒に引き取ってくれます。

遺品整理業者に買取してもらう理由②：ハウスクリーニングなど遺品整理以外の業務も依頼できる

遺品整理業者は、遺品整理以外にも次のようなサービスを提供しています。

ハウスクリーニング
遺品の供養
買取サービス

遺品整理を終えた後は、家の掃除が必要です。ただ、水回りの掃除などを自分たちで行うのは大変ですよね。

遺品整理業者に相談すれば、遺品整理以外にも、遺族の手間を減すお得なサポートを提供してくれます。少しでも遺品整理の負担を減らしたいのなら、まとめて依頼できる遺品整理業者に相談するのがおすすめです。

遺品整理の買取費用・相場はいくら？

遺品整理の買取費用は、品物によって異なります。また、高額商品がある場合には、数万円～数十万円で買取するケースもあるようです。

具体的な買取費用は、査定を行わなければ判断できません。もし「これっていくらになるの？」とお悩みなら、ぜひ七福神に相談してください。また、遺品整理サービスの利用の参考として、遺品整理にかかる費用を以下に整理しました。

間取り	作業人数目安	御料金（税込）
1R/1K	2名	33,000円〜
1DK	3名	55,000円〜
1LDK	3名	88,000円〜
2DK	4名	121,000円〜
2LDK	4名	154,000円〜
3DK	5名	187,000円〜
3LDK	5名	209,000円〜
4DK	6名	242,000円〜
4LDK	6名	264,000円〜

主に、間取りや作業人数で金額が変化します。ちなみに、買取サービスを併用していただけば、遺品整理の料金から差し引くことも可能です。予算に不安があるとお悩みなら、買取サービスもまとめて利用することをおすすめします。

＞＞遺品整理業者の料金・費用相場は？全国27業者の料金表を元に徹底比較！

遺品整理業者が買取してくれる遺品8選

遺品整理を行うと、日用品や衣類、金品など品が出てきます。その中で、どのようなものが買取してもらいやすく、値段がつきやすいのでしょうか。例えば、以下に示す8ジャンルの品は、高価買取される可能性があります。

貴金属・宝石類
骨董品・美術品
高級家具
家電、電気製品
ブランド品
食器
お酒
趣味用品

高額買取される理由を、詳しく見てみましょう。

遺品整理業者の買取対象①：貴金属・宝石類

遺品整理で見つかる宝飾品や貴金属は、特に高額買取してもらいやすい品です。状態の良いものや、流行に関係ないオーソドックスなデザインのものほど価値が高くなります。

中でも金や、ルビーやエメラルドといったジュエリーは、近年価格が上昇しているため、高く買取してもらえるかもしれません。また、以下の宝石やジュエリーは高値がつきやすいブランドです。

カルティエ
ヴァンクリーフ＆アーペル
ティファニー

また、高級時計も買取してもらいやすい品です。以下の高級ブランド品で状態の良い時計は高額買取を期待できます。

ロレックス
オメガ
カルティエ
シャネル

遺品整理で見つかった状態の良い貴金属・宝石類がいくらになるのか、まずは買取業者に査定してもらいましょう。

遺品整理業者の買取対象②：骨董品・美術品

遺品整理で見つかる品の中でも、骨董品や美術品は高額買取してもらいやすいのが特徴です。特に以下のアンティーク品や骨董品は、高価買取を期待できます。

掛け軸
絵画
刀
茶道具

ただし骨董品・美術品の査定は素人には難しく、豊富な知識と経験を持つ専門家（有資格者）でないと正当な価額をつけられません。もし、遺品整理中に上記のような品を見つけたのなら、専門資格を持つ遺品整理業者や古物商、美術商に相談してください。

遺品整理業者の買取対象③：高級家具

遺品整理中に見つかったアンティーク家具といった高級家具も買取してもらえます。特に、流通していない状態の良い高級家具の場合はレアリティが高く、高額買取も期待できるでしょう。

ちなみに家具は、運搬が困難であり、捨てる際に処分費もかさみます。よって、高く買取してもらえないとしても、買取業者に無料（または低料金）で引き取ってもらうのがお得です。

遺品整理業者の買取対象④：家電、電気製品

遺品整理で処分に困るテレビや冷蔵庫、洗濯機といった電気製品は、そのまま処分してしまいがちです。ただし、発売から5年以内のものであれば買取してもらえる場合があります。また、発売から8〜10年以上たっていると、買取してもらえる可能性は低くなりますが、高級家具と同様に、買取業者に無料（または低料金）で引き取ってもらうのがお得です。

遺品整理業者の買取対象⑤：ブランド品

バッグや靴、洋服、服飾小物といった、有名ブランドの品は比較的売れやすい傾向にあります。ただし、偽物だと価値がないのはもちろん、状態の悪い品の場合には価値が大幅に下がってしまうので注意してください。

遺品整理業者の買取対象⑥：食器

遺品整理で見つかった有名ブランドの食器やビンテージ食器は値段がつきやすい品です。お皿などは、裏側の刻印やブランド名ロゴを見てみましょう。

ただし、食器類は持ち運び中に割れてしまう恐れがあります。買取業者に査定してもらうまで、動かさずに保管しておくのがおすすめです。

遺品整理業者の買取対象⑦：お酒

遺品整理をしていると、たまに洋酒や、日本酒、焼酎といったお酒が見つかる場合があります。こういったお酒も、高額買取の可能性があるとご存じでしょうか。

特に年代もののお酒や、限定ボトルなどの数量限定品は高値で買取してもらいやすいのが特徴です。また、高級なお酒であれば、包装されていた箱にも買取価値があるかもしれません。

遺品整理業者の買取対象⑧：趣味用品

故人が生前愛用していた趣味用品にも、買取価値があります。例えば次の品は買取してもらえる可能性が高いです。

ゴルフ用品
釣り道具
カメラ
バイク
将棋・囲碁

買取金額は、ブランド・素材によって左右されますが、たとえばゴルフ用品の場合、木製（ウッド）のクラブは高く売れる傾向があるようです。また、バイクは古かったり動かなかったりしても一部の部品を流用できるので、まるごと売れる可能性があります。そのほか、将棋盤や囲碁盤も状態によっては高値がつくものがあるようです。

＞＞遺品整理の買取はどの業者に依頼すべき？どんな遺品なら買い取ってもらえる？疑問を解決！