遺品整理業

老人ホームの退去時に必要な遺品整理とは

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自宅で生涯を過ごす人もいますが、高齢になって老人ホームなどに移って生活する人もいます。
老人ホームなどの介護施設に入居していた人が亡くなると、故人の日用品をはじめとした遺品を整理・処分しなくてはなりません。
老人ホームにおける遺品整理は、どのようにして行えばよいのでしょうか。
自宅での遺品整理とはどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、死去による老人ホームの退去時に必要な遺品整理について、見ていきましょう。

老人ホームの退去時に必要な遺品整理とは

老人ホーム退去時の遺品整理とは?

老人ホーム退去時の遺品整理

場所は違っても、人が亡くなれば必要になるのが遺品整理です。

老人ホームで入居者が亡くなったときに遺品整理を行う代表的な方法について、家族で行う方法と遺品整理業者に依頼する方法を説明します。

家族で行う

入居者に家族がいる場合は、家族が遺品を整理し部屋を明け渡すのが一般的です。
残された遺品は故人との大切な思い出の品であるため、家族が整理するのが心情的にも良いでしょう。
ただし、老人ホームは1日単位で費用がかかり空きを待つ人も多いため、家族がすぐ片付けができないからといって長期間放置はできません。
家族で遺品整理をできるのは、早急に作業できる場合のみになってしまうこともあります。
ただし、仕事の都合などで遺品整理に行けない場合は、郵送などの対応をしてもらえることもあります。
施設に問い合わせてみましょう。

遺品整理業者に依頼する

片付けるのに時間がかかってしまいそうな場合や、家族が遠方に住んでいる場合などは遺品整理業者に依頼する方法が便利です。
遺品の仕分けや運び出し、不用品の処分などを行ってもらえます。
遺品整理業者はすべてのものを遺品として扱い、大切に仕分けしてくれます。
また、必要なものと不要なものもプロの目で仕分けてもらえるので安心です。
業者によっては即日対応できるケースもあります。
退去を急ぐ場合には遺品整理業者に相談してみましょう。

老人ホームと自宅との遺品整理の違いは?

老人ホームと自宅との遺品整理の違い

遺品整理をする場合の自宅と老人ホームの3つの違いについて説明します。

衛生管理が求められる

老人ホームは、感染症に対する抵抗力が弱っている高齢者が集団で生活する場です。
そのため、細菌などによる感染リスクを避けるため衛生管理の徹底が求められます。
外部から施設内に入る際に清潔な服装が求められるだけでなく、全身に除菌スプレーをまくよう指示される施設もあります。
人員だけでなく、台車や道具など、施設内に持ち込むすべてのものの消毒も必要になるほどです。
衛生に関するルールは、老人ホームごとにそれぞれ異なります。
しかし、少なくとも一般の自宅より厳しい衛生管理を要求されるのは、どの施設も同じです。
また、コロナ流行下にある現在、遺品整理のために訪れる入居者の家族も手指の消毒やマスクの着用が義務づけられるでしょう。

短時間で済む場合が多い

老人ホームには、あまり多くの荷物を持って行けません。
共同部屋の場合はもちろん、個室であってもそれほど広くないため、最低限の荷物しか持ち込めないことがほとんどです。
このため、遺品整理にかかる時間は自宅の整理に比べて短く、遺品整理業者に依頼する場合でも作業はそれほど長時間にはならないでしょう。
遺品整理にかかる費用も低めになることが多いと考えられます。

ただし、高級老人ホームと呼ばれる高度なケア付きマンションなどは、個室の間取りが広めなので、普通の老人ホームより荷物が多いかもしれません。
それでも、普通の自宅よりは少ないものです。
また、施設の介護士やヘルパーなどが頻繁に出入りしているため、乱雑になっていることも少ないでしょう。
そのため、床面積の割には作業がスムーズに完了しやすいようです。

孤独死・ごみ屋敷・汚部屋などの問題がない

老人ホームは常にスタッフの方々に管理されているため、孤独死などの問題がありません。
何か異変が起きたとしても、素早く対応してもらえるので、遺体が長期間放置されるようなことが起きません。
また、部屋がごみ屋敷や汚部屋になるなど、極端にひどい状態になることも考えにくいでしょう。

老人ホームの遺品整理を家族で行う場合の注意点は?

老人ホームの遺品整理を家族で行う

老人ホームでの遺品整理を家族で行う場合、注意したい4つのポイントを見ていきましょう。

スピーディーな整理作業を心がける

老人ホームの遺品整理作業は1日でも早く行う方が良いでしょう。
老人ホームの利用料はホテルのようなもので、1日単位で計算されるからです。
また、老人ホームには空きを待つ人がたくさんいますので退去はスピード優先で行いましょう。
一般的な老人ホームでは、お亡くなりになったあと1週間程度で明け渡す心づもりで片付けるのが良いでしょう。

老人ホームの他の入居者に配慮する

老人ホームではたくさんの人が生活していますので、他の入居者への配慮を忘れないようにしましょう。

体調が思わしくない人も多く、日々規則正しい時間で生活しながら健康維持に努めています。
そのため、心身への影響を考えて、入居者が亡くなっても入居者には知らせない老人ホームもあるほどです。
そんな中、いつもと違う人が動いているだけで、穏やかな雰囲気が一変してしまうことも十分考えられます。
老人ホームで遺品整理をする場合は、他の入居者への配慮を忘れないようにしましょう。

遺品はすべて自宅にとりあえず持ち帰る

明らかなゴミは別として、取り急ぎすべてを自宅に持ち帰り仕分けは自宅で行う方がよいでしょう。
少しでも早く退去するためには、ホームで要不要の仕分けを行うと時間がかかりすぎます。
あわてて作業を行うと、大切なものを見落として捨ててしまう危険性もあります。
仕分けは落ち着いて自宅で行う方が安心であり、結果的に作業が早く済むことにもなります。

生前整理を行っておく

近年、注目されている生前整理を行っておくのも選択肢の一つです。
入居している間にできるだけ持ち物の整理を行い、形見分けなどもしておくとよいでしょう。

物の整理だけでなく、相続や死後のことについて話し合っておくのも大切です。
このような話し合いは、本当に亡くなる間際では十分な話し合いはできません。
本人と親族の両方にとって納得のいく相続をするためには、生前に話し合っておくことは不可欠です。

 

自分の死後に子どもが苦労したり争ったりすることを望む親はいません。
また、自分の死後に子どもに迷惑をかけたくないと考えている人がほとんどです。
であれば、本人の意志を尊重しながら生前整理を行っておくことが、のちのトラブルを未然に防ぐことになります。
本人の意識がしっかりしているうちに話し合っておくのがおすすめです。

老人ホームの遺品整理を業者に依頼する場合の注意点は?

老人ホームの遺品整理を業者に依頼する場合の注意点

老人ホームの遺品整理を業者に依頼する際に注意したい4つのポイントを見ていきましょう。

老人ホームでの遺品整理実績がある業者に依頼する

老人ホームでの遺品整理は、他の入居者に配慮しながら作業することが必要です。
老人ホームには、体が弱っている人はもちろん、精神的に過敏になっている高齢者も多く入居しています。
他の入居者にストレスを与えないよう作業を進めるためには、老人ホームでの作業実績のある業者に依頼するのが良いでしょう。

即日対応可能な遺品整理業者に依頼する

老人ホームは、入居者が亡くなってから一週間など短期で出ていかなければならないことが多いようです。
入居費用を払っているのだから、そこまで急がなくてもいいような気もするかもしれません。
しかし、老人ホームは、次に入居したいと待機している高齢者が大勢います。
待機している人について考えると、お金さえ払っていれば、いつまでも遺品を置いていてもいいというわけにはいきません。
そのため、指定されるかもしれない退去日が迫っている場合は、即日対応が可能な遺品整理業者を探しましょう。
即日対応が可能な遺品整理業者であれば、依頼を受けてもらえる可能性が高くなります。

複数の業者から相見積もりを取る

遺品整理をして後から後悔するようなことがないように、相見積もりを取りましょう。
これは老人ホームでの遺品整理だけでなく、自宅などで依頼するときにも注意したいポイントです。
遺品整理は、一生のうちでそう何度も行うことではありません。
そのため、ほとんどの場合、遺品整理業者がどのような作業を行ってくれるのか分からない人の方が多いでしょう。
料金の相場がどのくらいなのかも分からない方がほとんどです。
複数の業者を呼んで相見積もりを取っている時間がないと考える方もいるかもしれません。
しかし、だからこそ、相見積もりを取ることをおすすめします。

いったん思い出の詰まっている品物を捨ててしまえば、取り戻すことはできません。
あわてて遺品整理をして後悔しないように、見積もり時に作業内容をしっかり把握し、こちらの希望も伝えておくことが大切です。
納得のいく遺品整理ができるよう、できる限り相見積もりを取り比較検討しましょう。

遺品整理業者の振る舞い・態度を観察する

見積もりを取る際にスタッフの態度を忘れずに観察するのも重要です。
威圧感があったり、話を聞いてくれなかったり、穏やかに作業のできなそうな業者は、他の入居者に大きなストレスを与えてしまう可能性が高くなります。

まとめ

老人ホームでの遺品整理は、衛生面や周囲への配慮、作業スピードなど、気をつけるべきポイントがあります。
多くの人が入居している場所だけに、周りにストレスを与えず、穏やかな作業となるよう心がけましょう。

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