遺品整理で廃棄処分する様々な不用品の中でも、手間もコストもかかるもののひとつが、タンスをはじめとする大きく重い家具類です。
ひと昔前は、嫁入り道具のひとつとして大切にされてきた大型のタンスですが、サイズが大きく頑丈な作りのため、いざ廃棄するとなると廃棄方法に頭を抱える方も多いでしょう。
また遺品整理での不用品処分はタンス以外にもありますから、かかる料金も可能な限り抑えたいところです。
そこでこの記事では、可能な限りラクに廃棄する方法から、安価に廃棄する方法まで広くご紹介します。
あなたにピッタリのタンスの廃棄方法を見つけてください。
目次
タンスの処分料金相場を比べてみよう
粗大ゴミ | 約数百円~約3,000円 |
廃品処理施設 | 約数百円~ |
可燃ゴミ | 0円~ |
リサイクルショップ | 0円~ |
ネットオークションやネットのフリーマーケット | 0円~ |
引っ越し業者 | 要問合せ |
不用品回収業者 | 約10,000円~ |
家具専門業者 | 0円~ |
リメイク | 0円~ |
タンスの処分方法9選!無料で捨てる方法も!
タンスを処分する時、どのような選択肢があるかご存知ですか?実はタンスの処分方法は複数あり、状況に応じて最適な方法を選ぶことができます。粗大ゴミ、廃品処理施設、可燃ゴミ、リサイクルショップ、ネットオークションやネットのフリーマーケット、引っ越し業者、不用品回収業者、家具専門業者、リメイクの9つが主な選択肢です。それぞれの特徴を知って、あなたに合った処分方法を見つけていきましょう。
上記の表にあげた9つのタンスの廃棄方法について、その詳細をご紹介します。
自治体の粗大ゴミでタンス処分
大きな物を処分する際に最もよく利用されるのが、自治体による粗大ゴミ回収です。多くのタンスは粗大ゴミの対象となります。自治体によって条件は異なりますが、基本的には1辺が30cmを超えるサイズのものが粗大ゴミに該当します。
粗大ゴミとして処分する手順は簡単です。まず電話やインターネット、SNSなどから粗大ゴミ受付窓口へ申し込みます。回収希望日や費用が確定したら、郵便局やコンビニなどで粗大ゴミ処理券(収集シール)を購入します。処分当日には、処理券を貼り付けたタンスを指定の集積所に出すだけで自治体が回収してくれます。
この方法の最大のメリットは処分費用が比較的安いことです。費用は自治体やタンスのサイズによって異なりますが、新宿区では1,200円、横浜市では1,500円程度です。一般的に100~200cm程度のタンスなら1,500円前後、それより小さければ500円前後、大きければ3,000円前後が相場となっています。
ゴミ処理施設へ持ち込み処分
タンスの処分方法として、ゴミ処理施設・清掃施設への直接持ち込みを受け付けている自治体もあります。この方法では、ご自身で自家用車などを使ってタンスをゴミ処理施設まで運び入れます。
ただし、持ち込み方式に対応している自治体は限られています。東京都では世田谷区や目黒区などが対応していますので、必ずお住まいの自治体が受け付けているか確認しましょう。
持ち込み方式の大きなメリットは料金の安さです。多くの場合、戸別収集の半額程度で済みます。例えば世田谷区では、141cm~200cmのタンスの処分費用が持ち込みなら400円です。目黒区の粗大ゴミ収集では2,000円前後かかるため、かなりの節約になります。
自分で運搬できる手段と人手があり、費用を抑えたい方にはおすすめの方法です。利用前には必ず自治体のウェブサイトや窓口で、施設の有無や持ち込み条件を確認しておきましょう。
解体して、可燃ゴミや不燃ごみで処分
木製のタンスは解体すれば可燃ゴミ(燃えるゴミ)や不燃ごみとして処分できます。この方法なら面倒な手続きや費用は発生せず、基本的に無料で回収してもらえます。自治体が定めたゴミの日に出すだけなので、費用をかけたくない方や手続きを避けたい方に適しています。
ただし、多くの自治体では可燃ゴミとして認められるのは一番長い辺が30cm以下のものがほとんどです。そのため、タンスを可燃ゴミとして捨てるには解体作業が必要になります。
解体には軍手、金づち、ノコギリ、ドライバー、バールなどの道具を用意します。木製タンスの場合、まずドライバーで釘を取り外してパーツごとに分解し、その後ノコギリで木製板を30cm以下に切断していきます。
この方法は費用面ではメリットがありますが、解体作業には時間と手間がかかります。また、作業スペースの確保やケガの危険性も考慮すると、必ずしも最適な選択とは言えない場合もあります。
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リサイクルショップに引き取り依頼する
タンスを処分するだけでなく、売ってお金にしたい方にはリサイクルショップの利用がおすすめです。この方法なら処分費用が無料で済むうえ、売却金額がそのまま収入になります。
タンスは持ち運びが大変なため、出張買取・査定を依頼するとよいでしょう。お住まいの近くで対応可能なリサイクルショップに連絡するか、総合リユースショップのウェブサイトから申し込むことができます。
特におすすめなのは一括査定サービスです。1回情報を入力するだけで複数のショップが査定してくれるため、タンスが売れるかどうかや価格の相場を確認できます。売却する場合は、事前にタンスの汚れを拭き取り、正確なサイズを測っておくと良いでしょう。状態が良くきれいなものほど高値がつきやすいです。
オークションやフリマアプリで売る
タンスを処分する際、オークションやフリマアプリの活用は効果的な方法です。これらのサービスを利用すれば、リサイクルショップよりも高く売れる可能性があり、さらに現金収入も得られます。
ヤフオク!やモバオクなどのオークションサイトでは、アカウント作成、写真撮影、商品説明の作成、価格設定をして出品します。一方、メルカリやラクマといったフリマアプリは、買い手が価格に同意すればすぐに取引が成立する特徴があります。特に早く手放したい品物に適しています。
オークションは送料が価格に含まれていませんが、フリマアプリは送料込みの価格設定が一般的です。どちらを選ぶかは、買い手の負担感や価格の印象も考慮して決めるとよいでしょう。
引っ越し業者の不用品回収サービスで処分
引っ越しの際にタンスを手放したい場合、引っ越し業者の回収サービスを利用する方法があります。この便利なオプションはまだあまり知られていませんが、多くの業者が提供しているサービスです。
引っ越しを予定している場合は、依頼予定の業者にタンスの回収や処分が可能かどうか問い合わせてみましょう。現在では、大手引っ越し業者や地域密着型の業者の多くが、不用品の回収や買取サービスを行っています。
タンスの状態が良ければ買取してもらえる可能性もありますが、買取不可の場合もあります。ただし、処分や回収であれば問題なく対応してくれるでしょう。
回収には別途費用がかかりますが、引っ越し作業と同時にタンスを処分できるため、手間や時間を大幅に節約できるメリットがあります。複数の業者に見積もりを取って比較すると、より経済的に処分できるかもしれません。引取り費用に関しては引越し業者によって変わってきますので、事前に確認しましょう。に対応の可否や諸条件について確認しておくと良いでしょう。
不用品回収業者の引き取りサービスで処分
タンスを迅速かつ手間なく処分したい場合は、不用品回収業者の利用がおすすめです。この方法は特に時間や労力を節約したい方に適しています。
一日でも早くタンスを処分したい方、外への持ち運びが困難な方、一人暮らしで重いタンスを移動できない方には、不用品回収業者が最適な選択肢となります。多くの業者では最短即日で対応してくれるため、急ぎの状況でも安心です。
また、専門の作業員が自宅内からタンスを搬出してくれるので、自分で運び出す必要がありません。これにより肉体的な負担が軽減され、ケガのリスクも避けられます。特に大型や重量のあるタンスの場合、この利点は大きいでしょう。
このように多くのメリットがある一方で、サービス料金はやや高めになる傾向があります。しかし、時間や手間、安全性を考慮すれば、その価値は十分にあるといえます。
家具販売店の引き取りサービスで処分
タンスの買い替えを検討している場合、購入店舗での下取りサービスを活用すると効率的に古いタンスを処分できます。この方法は特に買い替えを予定している方におすすめです。
最近ではニトリなど一部の大手家具量販店でも同様のサービスを展開しています。無料または数千円で古いタンスを引き取ってもらえる場合があるため、事前に確認してみる価値があります。
このサービスの大きなメリットは、新しいタンスの配達と同時に古いタンスの回収を行ってくれることです。これにより、タンスがない期間が生じず、スムーズな入れ替えが可能になります。また、梱包作業の手間や送料の心配もありません。
ただし、多くの店舗では玄関先までは自分でタンスを運ぶ必要があります。お店によっては追加料金で室内からの搬出も対応してくれる場合もありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。
【番外編】婚礼タンスをリメイクして使い続ける
思い出の詰まった婚礼タンスは、専門業者に依頼してリメイクすることで素敵な家具として再生できます。プロのリメイク業者は、婚礼タンスをリビングボードや学習机、キッチンカウンターなど現代の暮らしに合った家具へと生まれ変わらせることが可能です。
業者に依頼するメリットは、高度な技術で美しく仕上げられること。熟練の職人が金具や装飾を活かしながら、現代のインテリアに調和するデザインへと変身させます。また、タンスの上下をセパレートして別々の家具にしたり、引き出しの機能性を高めるなど、住まいの状況に合わせたカスタマイズも可能です。
最近の婚礼タンスリメイク業者では、塗装変更や取っ手の交換、サイズ調整など細かなオーダーにも対応しています。大切な家具を処分せずに新たな価値を吹き込むリメイクは、サステナブルな選択としても注目されています。
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不用品回収業者にタンスを引き取ってもらうまでの流れ
家具の中でも特に大きく重いタンスの処分は個人で行うのが難しいものです。不用品回収業者に依頼すれば、簡単かつスムーズにタンスを処分することができます。ここでは、タンスを不用品回収業者に引き取ってもらうまでの流れについて解説します。適切な業者選びから実際の回収まで、スムーズなタンス処分のために知っておくべきポイントを押さえましょう。
無料見積もりで料金やサービスを確認
まずは不用品回収業者の公式ホームページから申し込みを行います。申し込む前に料金設定を確認しておくことが重要です。費用相場との比較も大切ですが、それ以上に料金設定が明瞭かどうかを確認しましょう。分かりにくい表記がある場合は注意が必要です。
特に「無料」という言葉を多用している業者には警戒してください。回収は無料だが搬出は有料などと後から言われ、高額請求されるケースがあります。タンス処分の費用は明確に提示されているべきです。
問題がないと判断した業者には、事前見積もりを依頼しましょう。可能であれば2社以上から見積もりを取り、最も安い費用の業者を選ぶのがおすすめです。悪質な業者は事前見積もりを実施していないことが多いので、見積もりの有無は安心材料になります。
タンス回収日を予約する
事前見積もりを参考に不用品回収業者を決めたら、回収日時の調整を行います。自分が在宅できる日時を伝え、業者の予定と調整して回収日を決定します。タンス処分の予約は早めに行うことをおすすめします。
特に2~3月の引っ越しシーズンは不用品回収業者も繁忙期となり、希望日に対応できないことがあります。引っ越し業者と同様に、料金の安い優良業者からスケジュールが埋まっていく傾向があります。タンス処分を計画している場合は、余裕を持った予約が大切です。
また、タンスの置き場所や搬出経路についても事前に業者に伝えておくと、当日スムーズに作業が進みます。階段や廊下の幅、エレベーターの有無なども重要な情報です。タンスが大きい場合は解体が必要になることもあるため、その可能性についても確認しておくとよいでしょう。
タンスの引き取り作業を見ているだけでOK!
当日は、回収業者がタンスの引き取り作業を行ってくれるので、基本的にはお客様は見ているだけで大丈夫です。タンス処分の専門スタッフが適切に搬出作業を行います。
作業前に最終的な料金確認を行い、問題がなければ作業開始となります。タンスの中に物が残っていないか、最終チェックをしておくとスムーズです。また、タンス周辺のスペースを確保しておくと、作業がスムーズに進みます。
作業完了後は、引き取り証明書やリサイクル証明書などを発行してくれる業者もあります。これらの書類は適正処理の証明となるので、必要に応じて受け取っておきましょう。
作業後の支払いを済ませれば、タンス処分の一連の流れは完了です。
優良な不用品回収業者を選ぶポイント
タンスの処分を検討する際、多くの不用品回収業者の中から信頼できる業者を選ぶことが重要です。特に大型家具であるタンスは重量があり、搬出作業が難しいため、適切な業者選びが処分の成功を左右します。悪質な業者による追加料金請求や不法投棄などのトラブルを避けるためにも、優良な不用品回収業者を見極めるポイントを押さえておきましょう。以下に、タンス処分に適した業者を選ぶための5つの重要な基準を紹介します。
会社の所在地や連絡先を開示している
優良な不用品回収業者は、会社の所在地や連絡先を明確に開示しています。公式ホームページやパンフレットに住所、電話番号、メールアドレスなどの基本情報が記載されていることは、その業者の信頼性を示す重要な指標です。これらの情報が公開されていない場合、トラブル発生時に連絡が取れなくなるリスクがあります。
特にタンスのような大型家具の処分を依頼する際は、実店舗や事務所の存在を確認することが重要です。可能であれば、事前に実際の所在地を訪問してみるのもよいでしょう。また、電話対応の丁寧さも業者の質を判断する材料になります。タンスのサイズや材質、搬出経路についての質問に対して、具体的で明確な回答があるかどうかをチェックしましょう。
見積書や領収書の発行ができる
信頼できる不用品回収業者は、見積書や領収書を適切に発行できます。これらの書類は取引の透明性を保証し、後々のトラブル防止にも役立ちます。タンス処分の依頼前に、これらの書類が発行可能かどうか確認しておきましょう。
見積書には、タンスの処分料金の内訳(基本料金、搬出料金、運搬料金、処分料金など)が明記されているべきです。特に重いタンスや大きなタンスの場合、搬出作業に追加料金がかかることがあります。また、エレベーターがない場合の階段料金なども事前に明示されているか確認しましょう。見積書に記載されている金額と最終的な請求額に差がないことも重要です。
領収書は支払いの証明となるだけでなく、適正に処分されたことの証明にもなります。特に事業用のタンス処分では、税務処理のためにも正式な領収書が必要です。また、一部の優良業者では、マニフェスト(産業廃棄物管理票)やリサイクル証明書なども発行してくれるでしょう。
料金体系がわかりやすく、見積は無料
優良な不用品回収業者を見分けるポイントとして、わかりやすい料金体系があります。信頼できる業者は、公式ホームページやパンフレットに詳細な料金表を掲載しています。特にタンスのサイズや種類ごとの処分料金が明確に表示されているかどうかをチェックしましょう。
また、事前見積もりが無料であることも重要な特徴です。良心的な業者は、お客様の負担を考慮して見積もり費用を請求しません。見積もりの際には、実際にスタッフが現地を確認し、正確な金額を提示してくれるはずです。
タンス処分の料金は一般的に、大きさや材質によって異なります。例えば、木製の大型タンスと小型の収納棚では料金差があるのが普通です。これらの料金差がなぜ生じるのか、明確な説明があるかどうかも業者選びの重要なポイントです。
タンス引取の実績が多く口コミや評判がよい
優良な不用品回収業者は、タンスなどの大型家具の引き取り実績が豊富で、顧客からの評価も高いものです。実績の多さは、その業者の経験と技術の証であり、様々なタイプのタンス処分に対応できる能力を持っていることを示します。
口コミや評判を確認する方法としては、Google マップのレビュー、SNS上の投稿、口コミサイトなどが役立ちます。特に「タンス 処分」などのキーワードで検索し、実際にタンス処分を依頼した人の声を確認するとよいでしょう。
また、業者のホームページやSNSで施工事例を確認することも有効です。タンス処分の作業風景や、特に困難だった事例への対応方法などが紹介されていれば、その業者の技術力や問題解決能力を知る手がかりになります。重いタンスの階段搬出や、狭い通路からの搬出など、難しい条件下での作業実績がある業者は信頼性が高いといえるでしょう。
タンスの引き取りに必要な許可を取得している
法令遵守は優良業者の最も重要な条件です。不用品回収業者がタンスなどの家具を適法に処分するためには、「一般廃棄物収集運搬業許可」または「産業廃棄物収集運搬業許可」が必要です。これらの許可を持たない業者は、不法投棄や不適切な処理を行う可能性があります。
業者のホームページには、許可証番号や許可自治体名が記載されているはずです。これらの情報が見当たらない場合は、直接問い合わせて確認しましょう。
大型の和タンスや重量のある木製タンスの処分では、適切な処理施設への搬入が必要になります。許可を持つ業者は、タンスの木材部分をリサイクルしたり、金属部品を分別して資源として活用したりするなど、環境に配慮した処理を行います。環境への配慮や持続可能な社会への貢献を重視する業者を選ぶことは、社会的責任を果たすことにもつながります。
運べない大型タンスの処分はゴミ屋敷バスター七福神へ
重たい和タンスや大型チェストの処分でお困りではありませんか? タンスは一人で運ぶのが困難な上、自治体の粗大ごみでは対応できないサイズのものも多くあります。特に階段や狭い廊下がある場合、搬出作業だけでも一苦労です。
そんな時はゴミ屋敷バスター七福神にお任せください。当社は大型タンスの処分に豊富な実績があり、どんな状況でも迅速・丁寧に対応いたします。和タンス、洋服タンス、鏡台付きドレッサーなど、あらゆるタイプのタンス処分に対応可能です。
お見積りは無料ですので、タンス処分でお悩みの方は、今すぐお電話またはウェブサイトからお問い合わせください。
バスター七福神のタンス回収事例
バスター七福神では、さまざまなタンスの回収に対応しています。お客様のニーズに合わせて、特に印象に残った回収事例を3つご紹介いたします。それぞれの状況に応じて、安心してご依頼いただけるサービスを提供しております。ここでは、具体的な事例を通じて、当社の作業内容をご理解いただけると幸いです。
ゴミ屋敷片付けと婚礼箪笥を含む不用品の引き取り
一つ目の事例は、長年住んでいた家の片付けを希望されたお客様からの依頼です。お宅は「ゴミ屋敷」と呼ばれる状態で、庭や室内には多くの不用品が散乱していました。特に思い出のある婚礼箪笥の処分について、お客様は悩んでおられました。
私たちは、まずお客様とじっくりお話しをし、具体的なニーズを把握しました。婚礼箪笥は思い出深い品ですので、できるだけその形で残したいとのことでした。また、他の不用品については分別を進め、不要なものを回収することにしました。作業中、お客様が思い出や確認をしながら選別する様子を見て、私たちも労力を惜しまずサポートしました。
最終的には、婚礼箪笥を丁寧に扱いながら、必要のない家具や不用品を無事に回収できました。このようにお客様の想いを大切にし、作業を進めることで、クリーンな空間へと導くことができ、喜んでいただけました。
解体できなかったIKEAのタンス引取
次の事例は、お客様が所有するイケアのタンスの処分についてです。お客様は、引っ越しを間近に控え、新しい家具を購入する計画を立てていました。しかし、大型のタンスの解体が自身ではできず、どうしたものかと悩んでいました。使用できる状態だったため、捨てたくないという気持ちもありました。
このような場合、私たちは現地調査を行い、回収方法を検討します。タンスは頑丈に作られており、サイズも大きかったため、事前に専門の工具を準備して作業に臨みました。安全に取り扱うのが最優先ですので、無理に引きずったり押したりせず、丁寧に分解することを心がけました。
結果として、イケアのタンスを無事に解体し、必要な部品を回収することができました。お客様は、具体的な丁寧さに感謝の気持ちを表し、新しい家具を導入できる準備が整ったことを嬉しく思っておられました。
二階の大型タンスを処分処分
最後の事例では、マンションの二階にある大型タンスの処分を希望されたお客様からの依頼です。引越しが迫る中、大きなタンスをどう処理するか迷っておられました。特に、階段が狭く、運び出すのが難しいと心配されていました。
私たちは現地に伺い、運び出し方法を検討しました。お客様と共に、タンスが階段を通るか、または他の方法で移動できるかをしっかり確認しました。もし階段を通過できない場合は、窓から運び出す方法や吊り下げる方法も考慮する準備をしました。
当日は、経験豊かなスタッフが二人で協力し、安全に運び出す作業を行いました。十分に注意して作業を進めた結果、タンスを無事に運び出すことができました。お客様はその様子を見て安心し、「これで気持ちよく新しい生活を始めることができる」と感謝の言葉をいただきました。
まとめ
大きくて重いタンスの廃棄は、容易ではありません。
廃棄処分にかかる料金を抑えたい、かつ自分で搬出、運搬できるなら可燃ゴミや粗大ゴミ、廃品回収施設への直接持ち込みが良いでしょう。
しかし遺品整理で他にも処分しなければならないものがあるなら、遺品整理業者に依頼することを検討する価値があります。
遺品整理にかかる膨大な時間と手間を、短縮することが可能です。
予算とかけられる手間に応じて、最適なタンスの廃棄方法をじっくりご検討ください。