古くなったお財布、どうしていますか?
捨てたいけれど、そのままゴミ箱に入れるのは何となく憚られるような気がすることも。
また、プレゼントされたものや、思い出のあるお財布は捨てにくいという人もいるかもしれません。
そのままタンスや引き出しの奥にしまったままになりがちな古いお財布に、正しい処分の仕方はあるのでしょうか。
今回は、古いお財布の捨て方について見ていきましょう。
お財布の正しい7つの捨て方
自治体のゴミ収集に出す
お財布は、そのままゴミとして自治体の回収に出すことができます。
金具などは外した方が良いですが、たいていは分解することは難しいので、そのまま捨てて大丈夫です。
とはいえ、そのまま捨てることに抵抗がある人は、簡単に清めてから捨てると良いでしょう。
お財布のお札入れやカード入れ、小銭入れなどの底に、指でひとつまみ分の塩を入れます。
次に、お財布を手に持ち「ありがとうごさいました」と感謝の言葉をかけます。
このように、塩で清めることによって、古いお財布が浄化されます。
すると、新しいお財布の金運が動き出すと言われています。
そのあと、ゴミ箱に捨てます。
お財布はそのまま捨ててOKですが、気になる場合は布や半紙に包んでおきましょう。
そのあとは自治体のゴミ収集に出せばOKです。
ほとんどの自治体では可燃ゴミとして出すことができますが、名古屋市のように資源ゴミに分類される自治体もあります。
ゴミに出す前に、居住自治体のルールを確認しておきましょう。
お寺や神社などで供養する
お財布は、神社やお寺で供養してもらうことができます。
財布供養を行っている寺社に直接持ち込むほか、郵送による受付をしている寺社もあります。遠方に住んでいる人は利用するとよいでしょう。
財布供養の供養料は、1千円〜3千円ほどが相場です。
寺社によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
お焚き上げサービスで供養する
寺社まで足を運ぶことができない人は、郵送のお焚き上げサービスを利用するとよいでしょう。
申し込みはパソコンやスマホから簡単に行えて、郵送や宅配で送るだけなので手軽です。
こういったサービスでは、お財布だけでなく、身の回りのいろいろなものも供養してもらえるところもあります。
お財布と一緒に人形やお守り、写真など、ほかにも供養したいものがあれば、まとめて送るのがお得です。
【合わせて読みたい記事】
遺品整理とお焚き上げ~何を・どんな方法で供養できる?
お店で処分する
古くなったお財布を処分するサービスを行っているお店があります。
お財布を処分するだけでなく、お財布のまだ使える部分の革を使い、ステッカーを作ってもらえるというサービスもあるので、全てを捨ててしまうのではなく、思い出を残すこともできます。
店頭への持ち込み、郵送での受付を行っています。
ただし、そのお店の商品に限りますので、注意が必要です。
買取専門店で売る
ブランドもののお財布であれば、買取専門店で査定してもらいましょう。
買取価格はお財布のコンディションや購入年、市場の相場、色や素材などにより変動しますが、もしも貴重なモデルなら思わぬ高値がつくかもしれません。
特にルイ・ヴィトン、シャネル、エルメスなどのハイブランドは、新品で数十万円を超える高価なものが多く、限定品や購入時期を逃してしまったシリーズのものを中古市場で探す人も多いため、買い取ってもらえる可能性が高くなります。
ブランドものに関しては、豊富な知識を持った専門店で売るのがおすすめです。
郵送での査定やネットでの査定もできるので、申し込んでみましょう。
ネットオークションやフリマアプリで売る
自分でネットオークションやフリマアプリに出して売る方法もあります。
ネットオークションは、自分で価格をつけることはできませんが、もしも人気のお財布であれば、たくさんの人が入札して思わぬ高値になるかもしれません。
ただし、実際に売れるまでには時間がかかる場合もあります。
時間をかけずに売りたい場合は、フリマアプリがおすすめです。
複数の入札を待つ時間がないため、売れるまでの時間が短い傾向にあります。
また、フリマアプリの場合は、自分で売りたい値段をつけて出品することができるのも良いところです。
オークションもフリマアプリも、梱包や発送の手間はかかりますが、スマホで写真を撮ってすぐに出品できる手軽さが特徴です。
写真を撮る前に、きれいに拭いたり、皮革製品は革専用クリームなどでお手入れをしておきましょう。
また、ギャランティーカードや保存袋、購入時に入っていた箱がある方が買い手がつきやすく、また高く売りやすくなります。
遺品整理業者に供養を依頼する
もしも、処分したいお財布が遺品である場合、遺品整理業者に供養を依頼することができます。
遺品整理業者はオプションとして、寺社と提携し、さまざまな遺品を供養するサービスを行っているところがあります。
寺社へ運び、他の人の遺品と一緒に供養してもらう方法や、故人の部屋に僧侶を招き、お経をあげて供養してもらう方法があります。
遺品整理であれば、他の遺品と一緒に供養してもらったり、運んでもらったりすることができるので、手間がかかりません。
供養後、供養証明書を出してくれるところもあるので、確認してみるとよいでしょう。
旅行用の財布として再利用する
使わなくなった財布をすぐに処分するのではなく、旅行用として再利用するのもひとつの方法です。旅行中は、紛失や盗難のリスクを考慮して、普段使いの高価な財布は使いたくないという人も多いでしょう。そんなとき、使い古した財布をサブ用として活用すれば、万が一の事態にも安心です。
特に、海外旅行やアウトドア、イベント時などには、持ち物を必要最低限にしたい場面も多く、コンパクトな財布が重宝します。不要になったからといってすぐ捨てるのではなく、目的に応じた使い方を考えることで、物を大切にする意識も育まれます。サステナブルな選択としてもおすすめです。
風水を活用したお財布の捨て方
財布は3年経つと金運がダウンする?
風水の観点から見ると、お財布の寿命はおよそ3年とされています。財布は使い続けることで「気」がこもり、それが金運にも影響を与えます。購入してから3年を過ぎた財布は、見た目が綺麗であっても運気が停滞しやすくなると考えられています。中には1年程度で替える人もいますが、一般的には3年を目安に買い替えるとよいでしょう。
また、財布の角が擦れていたり、表面が汚れていたりする場合は、早めの買い替えをおすすめします。ボロボロになった財布を使い続けることは、無意識のうちに「お金を大切にしない姿勢」となり、金運が逃げていく原因になりかねません。使い古した財布は、感謝の気持ちを込めて丁寧に処分しましょう。
「西・北西」または「北・北東」の方角に財布を捨てる
財布を処分する際は、捨てる方角にも気を配ると良いでしょう。風水では「西」は金運に関わる方角とされ、「北」は運気を安定させる力を持つと考えられています。そのため、財布を捨てる場合は「西」「北西」、または「北」「北東」の方角にあるゴミ箱を選ぶのが望ましいとされています。
特に「西」はお金が集まる方角とされているため、感謝の気持ちを持って捨てることで、次のお財布にも良い運気が流れ込むとされています。逆に、南や東南などの方角は、金運に直接関わりにくいため、避けたほうが良いでしょう。
外出時にゴミを捨てる場合でも、可能であれば上記の方角に近い場所を意識してみてください。普段から方角を意識することで、自然と風水的な運気アップの行動が身につきます。
白い布や紙で清めて捨てる
お財布を捨てる際、ただゴミとして出すだけでなく、感謝の気持ちを込めて丁寧に処分することで、風水的にも運気が整うとされています。まず、白い紙や布でお財布を包みましょう。
「白」は風水でリセットの色とされ、悪い気を浄化する効果があると考えられています。さらに、塩で清めた後にハサミで細かく切ると、不要な縁や悪運を断ち切る意味も加わります。
このように丁寧に処分することで、お財布を手放す罪悪感もやわらぎ、新しい運気を迎える準備が整います。
古いお財布を持っているのは良くない?
お財布は、肌身離さず持ち歩くものだけに、他のゴミと一緒に捨ててしまうのは申し訳ない、心苦しいと感じる人も多いでしょう。
だからといって、もう使わないとわかっているお財布をそのまま持っているのは、良いことなのでしょうか。
金運が下がる?
占いの世界では、お財布は金運アップのキーアイテムだそうです。
そのため、古いお財布が手元にあると、新しいお財布の金運パワーが発揮しにくくなるといいます。
せっかく奮発して新しいお財布を買っても、これでは元も子もありません。
もう役目を終えたお財布をいつまでも手元に残していると、逆に金運に悪い影響を与えてしまうと言われています。
風水では・・・
風水では「古くなったものや汚れたものは運気を下げる」と考えられています。
そのため、もう使わない古いお財布をいつまでも残しておくのはNGです。
風水の開運の基本は、無駄なものをなくすこと。
古いお財布は処分して、晴れ晴れした気持ちで過ごしましょう。
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財布を捨てるのに縁起の良い時期・タイミング
財布を捨てるのに縁起の良い時期や・タイミングはあるのでしょうか?
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
一粒万倍日は、良いことを一つの行動でたくさんの幸運が訪れるという意味があります。
この日に古い財布を捨て、新しい財布を使うことで、新しい幸運や豊かさが訪れるとされています。
一粒万倍日は2025年なら4月3日や7月24日など特定の日に訪れる日付で、特に7月24日は大安と天赦日も重なる強運日です。
古い財布を捨てるときには、その日に新しい財布を手に入れ、新しいエネルギーを取り入れることが重要です。
古いものを手放すことで、新しいものがやってくるというサイクルが生まれ、良い運気が巡ってくると考えられています。
一粒万倍日を利用して、財布を新調することで、より良い運気を引き寄せることができるのです。
天赦日(てんしゃにち)
天赦日は、仏教や陰陽道において特別な日とされ、罪や穢れを許し、新たな始まりを迎える日とされています。
そのため、この日に古い財布を捨てることで、運気をリセットし、新たな金運を呼び込むと考えられています。
天赦日は毎月、十三仏を祀る日や十五夜など様々な日がありますが、特にお盆や彼岸などの年に数回ある特別な日が天赦日とされています。
このような日に古くなった財布を丁寧に処分することで、新しい財布や新たな金運を迎える準備をすることができるでしょう。
財布を捨てる際には、天赦日を意識して、感謝の気持ちを込めて処分することで、より良い運気を引き寄せることができるかもしれません。
寅の日(とらのひ)
寅の日は、財布を捨てるのに縁起の良い時期やタイミングとして知られています。
寅の日は、干支の中でも特に金運や財運を上げるとされる日であり、財布を捨てることで新しい金運を取り入れるという意味が込められています。
寅の日は、昼の時間帯が特に吉とされており、午前中や夕方に財布を捨てることで、より良い結果が期待されると言われています。
また、寅の日は毎月1回訪れるため、その日を狙って財布を捨てることで、金運アップのチャンスを逃さずに済むでしょう。
さらに、寅の日には新しい始まりやチャンスを呼び込む力があるとも言われており、財布を捨てることで新たな金運の流れを取り入れることができるとされています。
つまり、寅の日は財布を捨てるのに最適な時期であり、金運や財運を上げるためにはこの日を狙って行動することが重要です。
巳の日(みのひ)
巳の日は、古来より金運や財布の縁起を担ぐ日として知られています。
この日に財布を捨てることは、新しいものを取り入れるための準備として、金運や財運を引き寄せると考えられています。
巳の日は、十干十二支の中で巳の日が最も金運を呼び込むとされ、財布を捨てることで古いエネルギーを手放し、新しいエネルギーを取り入れることができます。
また、巳の日は蛇の日とも言われ、蛇は古くから金運を象徴する動物として信じられてきました。
そのため、巳の日に財布を捨てることで、金運をより引き寄せることができるとされています。
さらに、巳の日は古くから縁起の良い日として知られており、新しいことを始めるには最適な日とされています。
したがって、巳の日に財布を捨てることは、金運や財運を引き寄せるだけでなく、新しいスタートを切るための良い機会となるでしょう。
お財布を捨てるなら遺品整理七福神にご依頼がおすすめ
お財布を処分する際に、遺品整理業者七福神に依頼することをおすすめします。
遺品整理業者は、大切な遺品や思い出の品々を丁寧かつ尊重して取り扱ってくれる専門業者です。
お財布が遺品である場合、感慨深い思いがあるかもしれませんが、処分することが必要な場合もあります。
遺品整理七福神は、遺品整理だけでなく仕分けや買取、供養の面でもサポートしています。
お財布や他の遺品を供養したい場合にも対応してくれますので、安心して任せられる信頼できる業者です。
お財布には持ち主の思い出やエネルギーが宿っている場合もありますので、大切な気持ちをしっかりと拾ってくれるプロフェッショナルの手に預けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、様々なお財布の手放し方をご案内いたしましたが、どの方法においても、これまでお力をお借りしたお財布に感謝の意を示すことが大切です。
お財布を使い古してしまうと金運が下がると言われています。お財布の交換時期はおおよそ2~3年です。
あっさりした期間にも関わらず、お財布に感謝の気持ちをもって手放すことで、新しいお財布のパワーと金運を高めていきましょう。
お財布の手放しに際しては、遺品整理業者七福神にご相談いただくことをおすすめします。
遺品整理業者は、思い出の品々や大切な遺品を心を込めて扱ってくださるプロフェッショナルです。
お財布が遺品として残っている場合、感慨深い気持ちが湧くものかもしれませんが、手放す必要性もあります。
七福神は、遺品整理以外にも整理、買取、供養など多面的にサポートしています。
お財布や他の遺品の供養を望まれる方にも対応してもらえるので、安心してお任せいただける信頼できる業者です。
お財布には持ち主の思い出やエネルギーが宿っていることもあるため、大切な気持ちを大事にしてくださるプロの手に依頼してみてはいかがでしょうか。