終活ブログ、始めてみませんか?参考にしたいおすすめブログも紹介

終活ブログ、始めてみませんか?参考にしたいおすすめブログも紹介

終活で書くものといえば、遺言書かエンディングノートというイメージがありますが、最近、終活の一環としてブログを書き始める人が増えているそうです。
ブログといえば、趣味をテーマにしたり、毎日の生活について綴る人はたくさんいますが、非常にプライベートでデリケートな内容の多い終活についてブログを書くというのは何故なのでしょうか。
そして、ブログは、終活に役立つのでしょうか。
今回は、終活ブログの始め方や、お手本になるブログサイトについて見ていきましょう。

終活のブログを書く

ブログとは?

終活のブログとは

ブログとは、インターネット上のWebページにさまざまなことを書き記して行くウェブサイトのことです。
ウェブにログ(コンピュータに残す記録)を書くことから、正式名称の「ウェブログ」を略して「ブログ」と呼ばれています。

日本におけるブログの普及

ブログは、日本では2004年頃からから急速に普及しました。
それ以前は、ホームページを開設するのが主流でしたが、ブログはホームページを運営するよりも簡単で手軽に始められるため、ユーザーが増えたと考えられます。
総務省によると、2005年3月末時点において、国内で自分のブログを開設している人は延べ約335万人。
そのうち、少なくとも月に1度はブログを更新している人は約95万人と発表されています。
また、人の書いているブログを少なくとも月に一度は閲覧している(読んでいる)人は、2005年3月末時点で約1651万人となっています。

現在は、Instagram、Twitterなどの手軽なSNSもかなり普及していますが、ブログもまだまだ力を失ってはおらず、盛んに交流が行われています。

ブログって難しいの?

ブログは、ブログサービスを行っているサイトに登録するだけで簡単に始められます。
パソコンがなくても、スマホがあれば手軽に書くことができます。

ブログ用語を知ろう!

よく耳にする、ブログ用語をいくつかご紹介します。

ブロガー

ブログを書く人のことです。近年では、日記や記録、情報をWeb上で公開し、一緒に表示される広告によって収入を得る職業のことを指す場合もあります。

ユーザー

ブログを閲覧する人、見る側の人のことです。

PV、PV数

ページビューと読み、そのブログのページの表示数を示した数です。
たとえば、1人のユーザーが3ページ閲覧すれば、PV数は「3」とカウントされます。

投稿する

記事を書いて公開すること。

更新する

新しい記事を投稿・公開すること。

コメント、レス

ブログは、ユーザーが記事についての感想を書き込むことができます。
これがコメントです。
それに対して、ブロガーが返信することを、レスポンスを略してレスといいます。

アフィリエイト

ブログなどの記事で商品を宣伝し、そのページを見た人が実際に購入や契約した場合、その成果に応じた報酬が支払われるインターネット広告の仕組みです。

ブログのメリット・デメリットとは?

ブログのメリットとは

ブログを始めることによって、どんなメリットがあるのでしょうか。
また、デメリットはあるのでしょうか。

メリット

多くのことを自由に表現できる

ブログでは、多くのことを自由に表現できます。
写真に一言をつけるだけでもいいですし、日記や自分の考え、趣味など、公序良俗に反しない内容であれば、自由に書き、表現することができます。

多くの人に見てもらえる

ブログ記事はインターネット上に公開されるので、国境がありません。
投稿した記事は、世界中の人に見てもらえるチャンスがあります。
昔なら出会う可能性のなかったような遠方の人と知り合うことができたり、顔も知らない人に共感してもらえたりと、世界が広がります。

無料で気軽に始められる

有料のサービスもありますが、無料で始められるサービスがたくさんあります。
ブログ記事は一度書いたらそのままではなく、考えが変わったり訂正したいところがあれば、いつでも書き直せるので安心です。

匿名で書ける

ブログは匿名で書くこともできるので、口には出せないような心の底にある気持ちを綴ることができます。

前向きになれる

同じような悩みを持つ人や経験者からコメントやアドバイスをもらうことで励まされたり、乗り越えたりすることもできます。

物理的に紛失しない

ブログ記事は、ブログを運営している会社のサーバ上に書き込んでいくため、日記帳のように紛失してしまうことがありません。
もしパソコンやスマホが壊れても、サーバにアクセスすれば、いつでも自分のブログを開き、書くことができます。

デメリット

ブログ中心の生活になる可能性がある

アクセス数や、コメントがついているかどうかが気になり、初心者はブログ中心の生活になりがちです。
慣れれば気にならなくなる人が多いようです。

トラブルになる可能性がある

コメント欄を開放している場合は、知らない人がコメントをしてくれることがあります。
ついたコメントに対しては、なるべく早くレスを返しましょう。
また、コメントされたくない場合は、コメント欄を閉じておくこともできます。

サービスが終了する場合がある

運営会社がサービスを終了すると、ブログ記事もサーバから削除されてしまいます。
このような場合、1年ほど前からお知らせが来るので、バックアップをとったり、ブログのお引っ越しをしたりしておきましょう。

終活ブログを始めよう!

終活ブログを始める

ブログを始めると、今は周囲にあまり気の合う人がいなくても、ブログを通じて同じ境遇の人や同じ趣味を持つ人と知り合える可能性が広がります。
自分の気持ちを綴った文章に共感した人から励ましや応援のコメントをもらえるかもしれません。
特に、終活に関しては、周りに終活をしているという人がいない、少ないという人も多いのではないでしょうか。
そんな時、ブログを始めれば、終活の情報を交換したり、共感し合えたりすることは、大きな励みになります。

お勧めのブログサービスは?

いざ始めようと思っても、どのサービスがいいか迷ってしまう人もいるかもしれません。
サービスによって雰囲気やブログのデザインなどが違いますので、いくつかのブログを閲覧してみて、自分に合いそうなサービスを選びましょう。

Amebaブログ

操作方法がわかりやすく、初心者でも使いやすいブログです。
会員同士のコミュニケーションツールが充実しており、フォローしている人の記事の更新が分かりやすいので、多くの人と積極的に交流したい人に向いています。

はてなブログ

「はてなブックマーク」「はてなブロググループ」などのコミュニティがあるので、記事を書くとコミュニティからのアクセスが期待できます。
記事を更新すると紹介されるので、新規アクセスもつきやすいサービスです。

FC2ブログ

カスタマイズがしやすく、容量が大きいのでたくさんの写真を乗せることができ、記事が高速表示されるブログです。
幅広いジャンルを扱っているので、いろいろなことを書いて見たい人にお勧めです。

楽天ブログ

楽天ブログは、楽天アフィリエイトと相性がよく、ボタン1つで記事内に簡単に楽天のアフィリエイトバナーを入れることができます。
楽天アフィリエイトは楽天ポイントが貯まりやすいので、楽天を利用している人は利用してみるとよいでしょう。

note

文章に重きを置いているブログで、自分の創作物を広く発信していきたい人にお勧めです。
収益化しやすい仕組みもあり、プロのライターなども利用しています。
情報を発信しやすい仕組みになってファンと交流しやすい仕組みもあり、創作活動に集中する時間を確保しながら、発信できるブログです。

お勧めの終活ブログは?

終活に関するブログを読んで、参考にしたり交流したりしましょう。

元葬儀屋が教える終活のブログ(https://jjjjj.hateblo.jp)

葬儀社に10数年勤めた筆者が、経験を元に語る終活の進め方や、葬儀の時に面倒な手続き関係、その他やらなくてはいけないことなどについて書いています。
普通に過ごしていたら、知識としてはなかなか得られないような終活のノウハウを記事にしています。

きみと終活とわたし(https://www.shuukatsu.blog)

終活カウンセラーが、終活に関する知識や情報を届けるブログ。
終活、エンディングノート、お葬式に関してなど、終活を行う人に参考になる記事が書かれています。

危篤状態からの奇跡の回復を願った日々(https://ameblo.jp/0sinobu0/)

母をガンで失った筆者が、母の生きた軌跡を整理しながら、自分の生き方や終活、葬儀やお墓などについて綴っています。

50からのコンパクトな暮らし(https://compactlife-50.com)

東日本大震災が転機となり、両親の家の片付けから掃除の良さに目覚めた主婦のブログ。
日々の暮らしや介護、片付けなど、終活周辺の情報や体験談が綴られています。

まとめ

就活のブログについて

終活が「終わり」のための活動ではなく、「これからをよりよく生きる」ための活動であるのと同様、終活ブログも、残りの人生を充実させるためのツールです。
終活ブログは、エンディングノートの代わりに利用したり、自宅の片付けや日々の生活、体験談など、さまざまなことを発信することができます。
終活ブログを書くことや交流を楽しみながら、より良い生活を目指しましょう。

この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家

氏名:新家 喜夫

年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。