ゴミ部屋になってしまった自宅を片付けたいけれど、片付けが続かずに諦めてしまう人もいるはずです。じつはそれ、コツを覚えれば簡単に解決できるとご存じでしょうか。
この記事では、ゴミ部屋の片付けが続かない人向けに、ゴミ部屋の片付け実績を数多くもつ専門業者の目線から、片付けのコツを徹底解説します。不用品ごとの片付け方や注意点も解説しているので、ゴミ部屋の片付けを完了させる参考にしてみてください。
ゴミ部屋を片付けるコツとは
ゴミ部屋の片付けは、単純作業が多いため体力的・精神的に疲れて諦めてしまいがちです。もし片付けの課題を解決してゴミ部屋の片付けを完了させたいなら、片付けのコツを覚えて効率よく動くことをおすすめします。
片付けの順序や利用するアイテムを把握しておけば、作業がスムーズにできるでしょう。途中で諦めてしまう原因や対策も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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片付けのコツ① ゴミ掃除の道具を用意する
ゴミ部屋片付けのコツは、ゴミ掃除の道具を利用することです。例えば次の道具を準備したうえで片付けを開始してみてはいかがでしょうか。
- ゴム手袋
- 防塵服
- トング
- のこぎり
ゴミ掃除をする際に嫌になるのが、身体が汚れてしまうことです。ゴミに触れることによって臭いが付いてしまうことや、ホコリが付着してしまうことによって片付けのやる気を失ってしまいます。また、ゴミを直接触りたくなかったり、重い荷物を動かすのが嫌で諦めてしまったりする人もいるでしょう。
そこで役立つのか、作業を効率化する上記の道具です。手や身体を汚さずに片付けられることはもちろん、直接手で触れずにゴミ掃除をしたり、重い荷物を小分けにして片付けたりできます。片付けのコツの中でも基本的なコツとですので、ぜひ準備を始めてみましょう。
片付けのコツ② 害虫対策として殺虫剤を利用する
ゴミの片付けを行う際に嫌になるのが、害虫被害です。溜まったゴミから害虫が湧いてしまうのはもちろん、いざ片付けを始めようとした際に害虫を見てしまうとやる気をなくしてしまいます。
そこで害虫対策を考慮した片付けのコツとして、殺虫剤を利用してみてはいかがでしょうか。片付け開始前に殺虫剤を部屋中に撒いておけば、ほとんどの害虫を退治できます。特に部屋を密閉して利用する置き型の殺虫剤は部屋全体の害虫対策ができるのが特徴です。
虫が苦手だという人も多いと思います。害虫のせいでストレスを溜めたくないのなら、コツのひとつとして覚えておきましょう。
片付けのコツ③ 最初は小さなゴミから片付ける
ゴミ部屋の片付けでは、大量のゴミを自宅から撤去する必要があるので、かなりの労力が必要です。このとき、効率よく片付けるコツとして、最初は小さなゴミから片付けることをおすすめします。
まずは邪魔になる大きなゴミから片付けるべきだと考える人もいるでしょう。しかし、小さなゴミを片付けなければ移動できないことや、大きなゴミの上に小さなゴミが溜まって動かせないことがあります。
また、片付けの最初は疲労の少ない小さなゴミから始めることでモチベーションを維持できるのが魅力です。継続して片付けを実施するコツとして把握しておきましょう。
片付けのコツ④ こまめにゴミ出しへ向かう
ゴミ部屋のゴミを袋詰めしていくなら、こまめにゴミ出しへ向かうことをおすすめします。これは、スムーズな片付けに欠かせないコツであり、掃除スペースの確保やモチベーション維持に欠かせないコツでもあります。
その理由は、袋詰めしたゴミであっても、自宅の中に置いたままにしておけば、ゴミ部屋の状態が変わらないからです。大量の袋詰めしたゴミが溜まると、それを保管する場所がないだけでなく、放置したままにすると破れてしまう可能性もあります。
ゴミ処理施設へ持ち運ぶための輸送車に入る程度のゴミが集まったのなら、一旦袋詰めを止めて、こまめなゴミ出しへ向かってみましょう。
片付けのコツ⑤ 売れそうなものは個別で保管しておく
ゴミ部屋の片付けは時間と労力がかかる一方、部屋がきれいになる以外は得をしません。そのため、途中でやる気を失ってしまう人もいるでしょう。もし、モチベーションダウンを回避しつつ、自身に利益のある片付け方を身に付けたいなら、コツとして、片付け中に見つかった売れそうなものを個別で保管してみてはいかがでしょうか。
不用品の中には価値があるものもあり、中には高額で買取してもらえる品が紛れている場合があります。これは片付け業者を利用するときに費用を抑えるコツとして用いられており、片付けによって利益を生み出す方法です。もし自宅に価値がありそうな品を見つけたら、ぜひこのコツを思い出してください。
ゴミ部屋の片付けで大切なマインド
ゴミ部屋の片付けを行うなら、効率よく片付けるマインドを知っておくことが重要なコツです。
ここでは、確実にゴミ部屋の片付けを完了するコツとして3つのマインドをご紹介します。片付けを完了できるか不安に感じている人は、それぞれのマインドをチェックしてみてください。
片付けマインド① 捨てることをためらわない
ゴミ部屋の片付けをしているとき「これは後々使うんじゃないか…?」と思ってしまうこともあるでしょう。ものを大切にする人の中には、片付け時にためらって捨てられずにいる人もいるはずです。しかし、それではゴミ部屋問題を解決できません。
そこで、問題解決のコツとして、取っておくべきものを事前に決めておき、それ以外の品は全て捨てるマインドを意識してみてはいかがでしょうか。
ゴミ部屋の片付けは、とにかく捨てることが大切です。要らないものに対しても「必要かも…」と思いやすくなっているので、捨てるもののルール決めをしてください。
片付けマインド② 短期間でまとめて片付ける
確実に片付けを完了させたいなら、成功のコツとして、短期間で勝負を付けましょう。もし長期間にわたる片付けを計画したとしても、人によっては途中で飽きたり挫折したりと、諦めてしまう場合が多くあります。
早く終わらせるコツ、確実に終わらせるコツは結局のところ短期勝負以外にありません。もし片付けのやる気が出たのなら「〇日以内に終わらせる!」と計画を立てて片付けを開始してみてください。
また、片付けのスケジュール決めとして、初日はゴミ部屋片付けの準備、翌日は小さなゴミの片付けというように、段階に分けて動くのがスムーズにゴミ部屋を解決するコツです。
片付けマインド③ 誰かに協力をあおぐ
中には、年齢や体力的な問題でゴミ部屋の片付けができない人もいるでしょう。それなら、問題解決のコツとして、以下の人・場所に協力を仰いでみてはいかがでしょうか。
- 家族や友人
- 自治体(役所・支援団体など)
- 片付け業者
もしゴミ部屋の規模が大きく、自身で解決できない状態だというのなら、ゴミ部屋の片付け経験を数多く持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」にご相談ください。無料の訪問見積もりによって、ご利用者様の予算を超過しない適切な片付けを実施いたします。
種類で紹介!不用品の片付け方
ゴミ部屋には、さまざまな種類のゴミが溜まっています。例えば生活ゴミや家具インテリアといった巨大なゴミなど、片付け方や処分方法がそれぞれ異なるのが特徴です。
もし、全てのゴミをそのまま自宅から運び出そうとしているなら、事前に不用品の片付け方を把握しておきましょう。処分するゴミによっては、近隣住民の迷惑になってしまう場合もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
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不用品の片付け方① 箱・紙袋
箱や紙袋といったゴミは「あとで使うから…」と溜め込みがちになってしまう品です。また、ゴミとしてかさばりやすいことから、コンパクトに折りたたんで処分するのがコツだといえます。
また、強度のある箱や紙袋は、ワレモノの片付けや怪我しそうな鋭いものの処分におすすめです。例えば、電球や金物といったケガをしやすいゴミがあるなら、箱にまとめて処分場へ持っていきましょう。
使わないなら折りたたんで捨てる、また再利用するという2つの方法で処分できます。大量のゴミを片付ける予定がある場合には、このコツを把握したうえで片付けを始めてみましょう。
不用品の片付け方② ペットボトル・缶・瓶
ペットボトル・缶・瓶といったゴミは再利用できるゴミであることから、地域によってゴミ出しの方法が異なります。また、処分場でも細かく分けてゴミ出しする必要があるので、事前に指定のゴミ袋を用意してください。
また、ゴミ袋はビニール製であることから、すぐに破れてしまいます。もし破らないコツを知りたいのなら、内側に新聞紙といった紙類を広げておけば破れ防止対策ができるので、事前にゴミ袋と新聞紙を用意しておきましょう。
他にもペットボトルや缶は小さく潰して処分できるため、余裕があれば専用の圧縮アイテムを用意して、効率よく片付けるのがスムーズな片付けのコツといえます。
不用品の片付け方③ 衣類
ゴミ部屋でよく散乱しているのが衣類です。また、片付けようにも「また後で着るから…」と処分できないのも衣類なのをご存じでしょうか。
山積みに放置された衣類は、燃えるごみとして処分できます。高級な衣類であれば買取対象となる場合がありますが、汚れが付着している場合には価値がなくなってしまうので、ためらわず処分しましょう。
また、効率よくゴミ袋に詰めたいなら、コンパクトに折りたたみつつ片付けるのがコツです。有料の袋を利用して片付けるのもいいのですが、衣類が大量にあるならコンビニやスーパーでダンボールをもらって整理収納してゴミ処理施設へ持ち運ぶことをおすすめします。
不用品の片付け方④ 雑貨
趣味で集めた小物や置物といった雑貨は、買取対象になりやすい品なので、まずは価値がありそうな品を別の部屋へ移動するのが効率よく片付けるコツです。特に次の雑貨は価値が付きやすいため、保管して不用品買取してもらうことをおすすめします。
- バッグ
- アクセサリー
- アンティーク雑貨
- レトログッズ
- 高級食器
ただし、買い取り価値があるのは保存状態が良いものに限ります。上記の品を見つけたからといってすべて保管するのではなく、保存状態が良いものだけに絞るのがおすすめです。
不用品の片付け方⑤ 家具
家具類の処分は個人で行うのが大変ですので、効率的な片付けのコツとして、次の方法を利用してみてはいかがでしょうか。
- 小さな家具ならのこぎりで解体して処分する
- 価値がありそうな家具なら不用品買取を利用する
- すべて処分してもらうために不用品回収を依頼する
家具の中には大型の荷物もあるため、ひとりで対処できない可能性があります。安全に処分を行うためにも、自分だけで頑張るのではなく、周りの力を借りるのが片付けのコツです。
ゴミ部屋片付け後の注意点
無事ゴミ部屋の片付けが完了したのなら、その後のことにも意識してください。
人によっては、きれいになった部屋を再度ゴミ部屋にしてしまう人がいます。片付け後に覚えておくべき部屋をきれいな状態のままにするコツや注意点を解説するので、ひとつずつ見ていきましょう。
片付けのルールを決める
せっかく片付けた部屋を再度ゴミ部屋にしないコツは、片付けのルールを決めることです。例えば、次のようなルールを決めて生活を始めてください。
- いつでもご見出しで着るように自宅の各所にゴミ箱を設置する
- 週に一度はゴミを片付ける日と決める
ルール決めは片付けにおいて欠かせないコツです。特に今まで片付けの意識づけができなかったのであれば、ゴミ部屋を回避するために確実に意識づけを行ってください。
誰かに家の状態を定期チェックしてもらう
もし自分で自宅のゴミ管理を行えるか不安があるなら、家族や友人などに協力してもらい、片付けの状況を定期チェックしてもらうといいでしょう。片付けのコツを覚えても、それが習慣化しなければ意味がありません。これに対し第3者に自宅の状態をチェックしてもらえば、半強制的に片付けを意識づけることが可能です。
この習慣を何度か繰り返していけば、自然とゴミ部屋を作らない生活を実現できます。自分の意識を変えるコツとして頭に入れておきましょう。
自宅にゴミが増えたらすぐに相談する
ゴミ部屋の片付けが終わった後に、またゴミ部屋を作ってしまうようなら、次に示す人・場所に相談することをおすすめします。
- 家族や友人
- 自治体(役所・支援団体など)
- 片付け業者
前述した定期チェックと同様に、相談することがゴミ部屋解消のコツです。特に、桁付け業者といったゴミ部屋片付けのプロなら、具体的なアドバイスをもらうことができるでしょう。ゴミの量が少ないうちなら、お得に片付けを依頼できるので、ぜひ利用を検討してみてください。
自分で片付けできないならゴミ部屋片付け業者に相談しよう
ゴミ部屋の片付けを行いたくても、次の理由から片付けられないとお悩みではないでしょうか。
- 体力的に片づけるのが厳しい
- 親族の誰にも頼れず困っている
- 重量物があり片付けられない
- 片付け方が全く分からない
それなら、ゴミ部屋片付けのコツを熟知し、経験と実績が豊富な片付け業者に相談してみてください。
短期間でゴミ部屋をきれいにしてもらえるだけでなく、オプションサービスや片付けのコツ・アドバイスを伺うことができます。
弊社「ゴミ屋敷バスター七福神」では、訪問見積もりによる具体的な見積もりを無料で実施しています。ゴミ部屋の片付けにお悩みなら、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
ゴミ部屋を片付けたいなら、あらかじめ片付けのコツを把握してから動くことをおすすめします。このとき、覚えるべきコツは、準備や考え方、注意点などさまざまなポイントがあるので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
また「ゴミ屋敷バスター七福神」では、他にもゴミ部屋の片付けに役立つコラムを掲載しています。自身でゴミ部屋の片付けを行いたいなら、コツを学ぶためにチェックしてみてください。