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汚部屋は片付けなければ永遠に汚部屋のままです。むしろさらにゴミが増え、ゴミ屋敷へと発展してしまうリスクがあります。
しかし、頭では分かっていても実際に汚部屋を目の当たりにすると、片付けはおろか、何をすればよいのかさえ分からなくなってしまう人も多いようです。
そこで今回の記事では、汚部屋を片付けるために何が必要なのか、何をすべきなのかなどを徹底解説していきましょう。
目次
汚部屋の片付けは、まずは自力でやってみることになるでしょう。
しかし、「まずどこから行うのか」が分からないので手を付けられず、そのまま放置してしまっている人もいます。
そこで、汚部屋の片付けはどこから行うのか、解説していきましょう。
汚部屋の片付けの順序はいくつかあるのですが、まずは「簡単に判断できるもの」から片付けていきましょう。
大きい物からの方が良いとの声は間違いではないのですが、汚部屋の片付けに求められるのは知識や片付けノウハウよりも、まずはやる気です。
処分の判断ができないゴミを前にすると、どうすべきかで悩み、手が止まってしまいます。
すぐに判断できればよいのですが、判断できないゴミを前にすると、結局はやる気そのものが低下し、片付けが捗りません。
汚部屋の片付けは、まずはすぐに片付け方法が判断できるものから進めます。
これはこうやって処分するのだと分かっているものは片付けのスピードが早くなります。
そういった小さな成功を積み重ねていくことにより、モチベーションも上がっていくでしょう。
結果、大きいゴミであれ小さいゴミであれ、とりあえず部屋から物が減ります。
部屋から物が減ることで、汚部屋片付けのやる気が高まります。
処分方法が分からない、処分できないゴミを前にすると手が止まり、いつしかやる気まで損ねてしまいます。
やる気をなくさないようまずはすぐに判断できるものから片付けていきましょう。
汚部屋の片付けは大きな物からとの声があります。
その理由は、大きな物を片付けることで部屋の光景が変わるからです。小さい物ばかりを片付けていても、部屋の光景がなかなか変わらないのでやる気が高まりません。
しかし、大きなものを片付けると部屋の光景が変わり、達成感が得られます。
達成感がやる気となるので汚部屋片付けを継続しやすくなることから、大きな物から片付けると良いとされています。
確かに大きなものを片付けると、汚部屋片付けが「進んでいる」と実感しやすいです。
やる気が大切な汚部屋片付けでは、このような形でやる気を高めることも大切です。
汚部屋を片付けて綺麗にするために必要な心構えがいくつかあります。
これから汚部屋の片付けを予定している方は、これらの心構えも理解しておきましょう。
汚部屋の片付けは短時間で終わるものではありません。
数十分掃除しただけでは、掃除をしたのかしていないのか分からない程、片付けそのものは進みません。
時間をかけて作られた汚部屋です。解消するためにもまた、時間がかかります。
また、短時間で片付けを終わらせようと思うと、短時間で片付けが終わらなかった時、急激に片付けモチベーションが低下します。
残念ながら現実的に片付けが短時間で終わることはありませんので、結局「短時間で終わらせたい」と思っていると、モチベーションの低下を招くことになります。
やる気をなくして汚部屋が継続されることのないよう、汚部屋の片付けは時間がかかるものだと弁えておきましょう。
汚部屋の片付けに求められるのは、片付けのテクニックよりもやる気です。
もちろん知識・ノウハウも大切ではありますが、やる気さえあれば知識・ノウハウを覚えようとします。
なぜなら、覚えなければ片付けが進まないからです。
やる気がなければ覚えなければならないことは「面倒」「億劫」と感じるでしょう。
つまり、自力で汚部屋を片付けるためには何よりやる気が大切です。
汚部屋の片付けに取り組んだものの、思うように進まない場合もあるでしょう。
急遽用事が入ってしまったり、片付けの方法が分からない、あるいは疲労によって汚部屋片付けのやる気がなくなってしまうことも十分に考えられます。
しかし、様々な理由があるにせよ汚部屋の片付けを中断してしまったら、汚部屋が綺麗になることはありません。
一晩放置したら勝手に汚部屋が片付けられて綺麗になることは、まず有り得ません。
むしろやる気をなくし、掃除意欲が低下することでさらに汚部屋が進行する可能性が高いです。
実際に汚部屋を片付けるにあたって必要なものをご紹介しましょう。
ゴミ袋や軍手は汚部屋の片付けに欠かせません。
特にゴミの中には何が入っているか分からないので、素手で片付けを行うと怪我をしてしまう可能性があります。
また、ゴミ袋がなければゴミを片付けることはできません。
最低限、ゴミ袋と軍手くらいは用意しておきましょう。
汚部屋片付けはゴミを捨てていくことがメインです。
そしてごみの捨て方は、お住まいの自治体ルールに則ってのものとなりますので、自治体のゴミ出しルールを覚えておきましょう。
片付けたゴミは、ゴミ出しの日まで家に保管しなければなりません。
そこで、ゴミ出しの日と片付けを合わせると効果的に汚部屋を解消できます。
翌日捨てられるゴミだけを選ぶことで、すぐにゴミとして捨てることができます。
家に保管していると、保管しているゴミの上に物を置いてしまい、汚部屋が解消されないケースもありますので、ゴミ出しの日程と合わせた作業スケジュールを組み立てることも大切です。
汚部屋片付けは、自分自身のやる気次第です。
やる気を出して片付けを頑張ればきれいな部屋になりますが、やる気を出さず、片付け作業が進まなければ汚部屋のままです。
道具やルールも大切ではありますが、何よりも自分自身のやる気が大切です。
汚部屋の片付けは、やる気が大切だと分かっていただけたのではないでしょうか。
そこで実際に汚部屋の片付けのやる気を高める方法をいくつかご紹介しましょう。
YouTube等動画サイトには、汚部屋の片付け動画もあります。
思わず絶句するような汚部屋の動画も多々ありますが、そのような汚部屋動画を見るだけでも、やる気が出てくることでしょう。
汚部屋は自分だけでは危機感を抱きにくいです。
不衛生で良いことではないとは思っていても、騒ぐほどではないと思っている、危機感の希薄な人もいます。
しかし、汚部屋の動画を見れば実は自分も大して変わらないもので、かつ他の人にどう思われるのかを理解できます。
結果、「このままではだめだ」との意識が芽生え、汚部屋片付けのやる気が高まるはずです。
出典：ゴミ屋敷バスター七福神 YouTubeチャンネル
汚部屋を紹介するだけではなく、汚部屋を片付けてビフォーアフターを比較する動画も多々あります。
ビフォーの汚部屋を見るだけではなく、アフター、つまりは綺麗に片付けられた汚部屋を見ることで「自分も」とやる気が高まることでしょう。
また、アフター後をイメージしてみるのもおすすめです。
汚部屋ではなかなかイメージしにくいかと思いますが、「綺麗になった部屋で何をしたいのか」を考えることで、汚部屋片付けのやる気が高まるはずです。
関連記事：汚部屋の片付け動画、おすすめ9選｜汚部屋片付けのモチベーションアップに
汚部屋の片付けの意欲がわかない人は、「片付ける理由」がないと考えることもできます。
綺麗にしたところで結局は自己満足。このような思いから、汚部屋でも自分さえよければ問題ないと考えている人もいます。
だからこそ、片付けなければならない理由を作りましょう。
おすすめは人を呼ぶことです。汚部屋の状態では人を中に入れることは難しいでしょう。また、汚部屋を見られて恥ずかしい気持ちもあるのではないでしょうか。
だからこそ、人が来るとなれば「それまでに片付けなければ」との思いから、やる気が出ます。
いわゆる「背水の陣」で、退路を断つことで強制的にやる気を高める方法です。
汚部屋の片付けは楽しい作業ではありませんので、やる気が出ないのも分からない話ではありません。
そこで、汚部屋の片付けに楽しさを加えてみるのも手です。例えば「ゴミ袋1袋いっぱいにするのにどれだけ時間がかかるのか」を計測したり、売れそうな物をフリマアプリに出品するなど、多少の娯楽性を付与させることで、「退屈でつまらない作業」が、「ちょっとは面白い片付け」となり、やる気が出るかもしれません。
かつて汚部屋だったものの、片付けで綺麗にした体験談をブログで見つけてみるのもよいでしょう。
ブログの場合、SNSのような短文ではなく、片付けのノウハウまでしっかりと掲載してくれているものもあります。
方法論、片付けた後の生活等を知ることで、「自分自身も」とやる気が高まることでしょう。
関連記事：汚部屋ブログのおすすめ9選！汚部屋脱出の参考にしよう
自力で汚部屋片付けを行うのであればやる気や他にも大切なものが多々あるとお伝えしました。
しかし、知れば知るほど、汚部屋片付けが面倒だと感じてしまった人もいるかもしれません。
その場合、汚部屋の片付けを業者に依頼するのも手です。
実際、汚部屋の片付けを業者に任せるメリットは多々ありますので、ご紹介しましょう。
自力で汚部屋を片付ける場合、やる気次第だとお伝えしました。
やる気を出さなければ汚部屋が解消されることはありません。
しかし、業者に依頼すれば自身のやる気は一切関係なく、業者が汚部屋を綺麗に片付けてくれます。
汚部屋を片付けるためには、道具を揃えたりゴミ出しルールを覚えることが大切だとお伝えしました。
しかし業者に依頼する場合、それらは不要です。
ルールを把握しているスタッフが作業を行いますので、依頼する側は何もする必要がありません。
依頼するだけで作業当日、業者が汚部屋を綺麗に片付けます。
汚部屋の片付けが難しい理由の一つに、汚部屋によって状況が異なる点が挙げられます。
生活ゴミが多い汚部屋、食べ残し・飲み残しが多い汚部屋、衣服の多い汚部屋、収納が少ない汚部屋など、汚部屋も多種多様ですが、どのようなタイプの汚部屋であれ、業者であれば状況に応じた最適の方法にて綺麗に片付けます。
汚部屋の片付けは業者に任せた方が確実ですが、専門業者も多々あります。
一方で、高齢者を狙った汚部屋の片付けや不用品回収のトラブルも報告されています。
そこで汚部屋の片付け業者の選び方のポイントについてもご紹介しましょう。
※ 高齢者が巻き込まれる詐欺的なトラブル 消費者庁WEBサイトの解説
「要相談」ではなく、公式ホームページに汚部屋の片付けの料金を記載している業者を選んだ方が、トラブルが起きにくいです。
トラブルの多くはお金が絡んでいますが、多くが「当初聞いていたものと違う」です。
また、料金が変動する業者も注意です。年末年始や年度末等のいわゆる業界の繁忙期や土日祝日、連休等は普段よりも高い費用を設定している業者もいます。その場合、「いつも通り」だと思って依頼したものの、高い費用を請求されてトラブルになってしまうケースもあります。
その点、明朗な料金体系で、かつ常に同じ費用の業者であればトラブルが起きる可能性は低いです。
汚部屋の片付け実績が豊富な業者であれば、安心して任せることができます。
実績の未知数な業者の場合、本当に綺麗に片付けてくれるか、実際に作業が終わるまで未知数ですが、実績が豊富な業者であればそのような不安は無縁です。
特に実際に汚部屋の片付けの画像を掲載している業者であれば、説得力も高まります。
汚部屋片付けの参考となるのがビフォーアフターです。
そこで汚部屋のビフォーアフターをいくつかご紹介しましょう。
東京都の汚部屋の片付けです。
6人にて5時間の片付け作業にて、足の踏み場もなかった汚部屋が綺麗になりました。
実例：https://777fukujin.com/works/minato-tokyo-u/
大阪府の汚部屋を7人、6時間で片付けました。
ビフォーアフターを見ても分かるように、劇的な変化をもたらしています。
実例：https://777fukujin.com/works/suminoe-osaka-a/
部屋いっぱいがゴミになってしまった愛知県の汚部屋の片付けです。
5人にて4時間作業を行ったことで、劇的に変わりました。
実例：https://777fukujin.com/works/mizuho-nagoya-u/
汚部屋を片付けるためには清掃道具やルールの把握、そしてやる気が必要です。
決して難しい作業ではないからこそ、やる気が重要になるので、やる気を損ねないための作業が大切です。
しかしやる気を出すのが面倒、維持する自信がない場合には業者に依頼した方が無難です。
専門業者であれば依頼するだけで確実に汚部屋を綺麗に片付けますので、自力で難しいなと思った人は業者への依頼も選択肢に入れておきましょう。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名：新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
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