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ゴミ屋敷片付け

ゴミ屋敷の割合は男女どちらが高い?年齢は?理由や対策方法を解説

ゴミ屋敷の割合は男女どちらが高い?年齢は?理由や対策方法を解説

ゴミ屋敷になる人の割合は、男性と女性どちらの方が高いと思いますか?

「割合なんて同じくらいでしょ」と思う方もいるかもしれません。

しかし自宅がゴミ屋敷になりやすい人には特徴があり、それが男女の割合や年齢の割合として現れています。

そこで今回は、ゴミ屋敷住民の男女割合や年齢割合、ゴミ屋敷になる理由や対策方法について解説します。

ゴミ屋敷に興味関心がある方はもちろん、自宅がゴミ屋敷化しそうで悩んでいる方も、ぜひ記事をチェックしてみてください。

ゴミ屋敷住民の男女割合は女性が6割

ゴミ屋敷住民の男女割合は女性が6割

ゴミ屋敷住民の男女割合は、一般的には男性が4割、女性が6割とされています。

男女の割合に大きな差はありませんが、わずかに女性割合の方が高いです。

ゴミ屋敷、家を散らかすと言えば、男性をイメージする方も多かったのではないでしょうか。

確かにテレビなどで取り上げられる、地域で問題化しているゴミ屋敷は、男性のものが多いような印象を受けますが、ゴミ屋敷住民の男女割合は、女性の方が高いとされています。

非正規雇用で働いていて余裕がない女性や、夫に先立たれて一人暮らしをしている女性などが、ゴミ屋敷化するというデータもあります。

ゴミ屋敷住民の年齢割合は50歳以上が8割

ゴミ屋敷住民の年齢割合は50歳以上が8割

ゴミ屋敷住民の男女割合は、女性が6割だとお伝えしました。

それでは、ゴミ屋敷住民の年齢割合はどうでしょうか?

ゴミ屋敷住民の年齢割合としては、50歳以上が最も多く、8割以上とするデータもあります。

ただし、実際には、20歳前後でゴミ屋敷になってしまったりするケースも多く、年齢の分布は幅広くなっています。

しかし、ゴミ屋敷の清掃の大変さという視点で見ると、20代や30代で自宅がゴミ屋敷化した人が、50代になってもゴミ屋敷に住み続けているケースが珍しくなく、その場合はゴミの量が多かったり踏み固められて固くなっているなどするため、片付け・清掃がどんどんしにくくなるというのが現状です。

また高齢者になると、自力でゴミ屋敷を片付ける体力がありません。

高齢者の女性であればなおさらです。

そのため、高齢になるにつれ、ゴミ屋敷から自力で抜け出しにくくなってしまうという問題があります。

ゴミ屋敷の全国の数は?

ゴミ屋敷の全国の数は?

ここまでゴミ屋敷の割合についてお伝えしましたが、ゴミ屋敷の数はどうなっているのでしょうか。

環境省が5年間にわたって行った調査によると、全国には5,200件余りのゴミ屋敷が把握されたことが分かりました。

(出典:NHK 「ごみ屋敷」の全国調査 過去5年間で5,200件余 環境省)

5,200件という数字に、女性が6割、50代以上が8割という割合を仮に当てはめると、以下のようになります。

  • 女性が住むゴミ屋敷の数:3,120件
  • 50代以上が住むゴミ屋敷の数:4,160件

仮に当てはめてみるとこのような実態になりますが、そもそも調査結果として把握されている数を母数にしているため、実際にはもっと多く存在している可能性もあります。

ゴミ屋敷が多い都道府県は?

続いては、ゴミ屋敷が多い都道府県はどこなのかについて見てみましょう。

なお都道府県ごとにゴミ屋敷割合に関するデータは存在しないので、今回はゴミ屋敷の絶対数について紹介します。

ゴミ屋敷が最も多いのは東京

ゴミ屋敷の数は、原則として人口に比例します。

そのため人口が多い都道府県、市区町村にゴミ屋敷が多くなります。

したがって、最もゴミ屋敷が多いのは東京都です。

続いて神奈川県、大阪府、愛知県などにゴミ屋敷が多いと考えられ、実際にこれらの都府県からのご相談が圧倒的に多くなっています。

ゴミ屋敷になる人の特徴

ゴミ屋敷になる人の特徴

男女の割合、年齢の割合を問わず、ゴミ屋敷になる人には以下のような共通点があります。

  • 仕事が忙しい
  • 精神疾患を抱えている
  • 何か大きなストレスを抱える出来事があった

上記のうちいずれかに当てはまっていれば、今はゴミ屋敷化していなくても、いずれ自宅がゴミ屋敷化する可能性があるので気をつけましょう。

女性の家がゴミ屋敷化しやすい4つの理由

女性の家がゴミ屋敷化しやすい4つの理由

女性の家がゴミ屋敷化しやすい理由は、以下の4つです。

  • 家のことを人に頼むのが苦手な方が多い
  • 買い物でストレスを発散する方が多い
  • 重いものを片付けるのが大変
  • 不規則な勤務時間や長時間労働

それぞれ詳しく解説します。

家のことを人に頼むのが苦手な方が多いから

ゴミ屋敷を放置すればするほど、自分一人で片付けるのは大変になります。

床が見えないほどゴミが溜まってしまうと、自分一人での片付けは難しいでしょう。

そんな状況でゴミ屋敷を片付けるには、周りに頼るしかありません。

親族や知人を頼ったり、ゴミ屋敷片付け業者に依頼をしたりしてゴミ屋敷を片付けます。

しかしゴミ屋敷で生活をする人の中には「ゴミ屋敷を他人に見られたくない」と考えている方が一定の割合でいます。

そしてその割合は、男性よりも女性の方が高いです。

確かに親族や知人に自宅を見られるのが恥ずかしいという気持ちは分かります。

しかしゴミ屋敷片付け業者は日常的にゴミ屋敷を片付けているので、その心配は不要です。

買い物でストレスを発散する方が多いから

買い物でストレス発散をする人の割合は、女性の方が多いです。

男性は、一般的に目的を持って買い物をする方の割合が高いとされています。

一方で女性の中には、買い物をすること自体が目的となっている方が一定の割合でいるとされています。

買い物をすれば、一時的なストレス発散になるかもしれません。しかし購入したものは自宅に溜まっていきます。

買い物自体が目的となっている場合、自宅に置かれている購入したものには興味が湧きません。

よって次第に自宅が物で溢れるようになり、足の踏み場がなくなっていき、自宅がゴミ屋敷化してしまいます。

重いものを片付けるのが大変だから

男性と女性では、筋力差があります。

女性の方が、一人で重たいものを片付けるのは大変です。

例えば粗大ゴミを捨てるには、家具や家電を指定の場所まで運ばなければなりません。

自宅までゴミを引き取りに来てもらうには、追加で料金がかかります。

自宅がゴミ屋敷化しやすい男性や女性の特徴については、以下の記事で詳しくまとめています。

不規則な勤務時間・長時間労働・ストレスが溜まる仕事

ゴミ屋敷にしてしまう女性に多い職業は、看護師などと言われています。

不規則な勤務時間で忙しく、生活リズムが不安定なことからストレスも溜まりやすい仕事です。

忙しい仕事とストレスはセットになっていることが多くあります。

毎日忙しく働く女性は、1日の時間の中で部屋を片付ける時間を確保したほうがいいでしょう。

ほんの数十分でも、片付けの時間を確保するだけで、女性の極端なゴミ屋敷化を免れることができます。

関連記事:ゴミ屋敷になる女性の特徴とは?女性の方がゴミ屋敷になりやすい理由

ゴミ屋敷になりやすい男性に共通する5つの特徴

ゴミ屋敷になりやすい男性には以下の5つの共通する特徴があると言われています。

  • 実家では家事や片付けを親に任せっきりだった
  • 仕事が忙しい
  • 面倒ごとを先延ばしにしてしまう
  • 収集癖がある
  • 秘密基地のような空間が好き

それぞれ詳しく解説していきましょう。

実家では家事や片付けを親に任せっきりだった

「実家では家事や片付けを親に任せっきりだった」という特徴を持つ男性は、独立して一人暮らしを始めてから、家がゴミ屋敷化してしまう可能性があります。

なぜなら一人暮らしになると、誰も家事や片付けをしてくれないからです。

実家で自室がゴミ屋敷化せずに済んでいたのは、親のサポートがあったからです。

一人暮らしを始めると、自分の部屋の掃除のみならず、水回りの掃除や食器洗い、洗濯といった手間も加わります。

これらのいずれかが停滞すると、片付けをするのがより面倒になり、一気にゴミ屋敷化が加速してしまいます。

男性で実家では家事や片付けを親に任せっきりといった特徴を持つ方は、「一人暮らしでも実家と同じように過ごしているとあっという間にゴミ屋敷化してしまう」という意識を持ちましょう。

仕事が忙しい

男性の方が、女性と比べて月の平均残業時間が長く、仕事が忙しいという特徴があります。

中には「男性の月平均残業時間は女性の月平均残業時間の1.6倍」といったデータもあります。

仕事が忙しいと、日常生活に支障がでます。具体的には休日は無気力で何もできなかったり、家の片付けやゴミ出しができなくなったりします。

「仕事が忙しい」は男性女性を問わず、ゴミ屋敷化の大きな原因です。特に「仕事が忙しい」という特徴を持つ男性は要注意です。

仕事で疲れているので、食事はコンビニ弁当のようなものになります。

そしてゴミ出しに間に合わず、徐々に室内にコンビニのゴミやAmazonの段ボールなどが溜まり始めます。

片付けをしようにも、休日は疲れ切っていて行動できません。そうしているうちに自宅がどんどんゴミ屋敷化していき、手がつけられなくなります。

こういった特徴を持つ男性は、仕事の時間を減らすのが一番です。

それが難しい場合でも、自宅の片付けの優先順位は、常に高いところに置いておくべきです。

面倒ごとを先延ばしにしてしまう

「やらないといけない」と頭では分かっていても、面倒ごとを先延ばしにしてしまう男性は多いです。

こういった特徴を持つ男性は、電気代や水道代の支払いを忘れて電気水道がストップしたり、粗大ゴミを回収日に出し忘れたりした経験があるのではないでしょうか。

電気や水道は、支払いを忘れてしまっても、その後支払いを行えば再び使用できるようになります。

しかしゴミの片付けに関しては、先延ばしにした分ゴミが蓄積されるため、そう簡単にはいきません。先延ばしにすればするほどさらに面倒になり、取り返しがつかなくなります。

親に「後でやるから」と口癖のように言っていた男性、一人暮らしを始めてからもついつい面倒ごとを先延ばしにしてしまう男性は要注意です。

収集癖がある

女性よりも男性の方が、収集癖がある方が多いです。

アニメのキャラクターのフィギュアを集めたり、帽子や靴を集めて飾ったりするのは、どちらかと言えば男性に多い特徴ですよね。

部屋が狭いにもかかわらず収集癖のせいでものを集めてしまったり、収集する対象が大きなものだったりすると、自宅がゴミ屋敷化してしまう可能性があります。

収集したものが綺麗に並べられているうちは、まだ大丈夫かもしれません。

しかし綺麗に並べられないくらいにものが増えたり、他のゴミなどで埋もれてしまったりし始めた場合は、すぐに対策を取るべきです。

こういった特徴を持つ男性は、具体的には収集したものを売るなどして減らしたり、より広い部屋に引っ越したりといった対策が有効です。

秘密基地のような空間が好き

男性の中には、「子供の頃秘密基地を作って遊んだことがある」という方も多いのではないでしょうか。

男性の方が女性と比べて、秘密基地のような窮屈な空間を好む特徴にあります。

そしてこれは子供時代に限った話ではありません。

大人になってからも、秘密基地のような窮屈で好きなものに囲まれた空間に「ロマンを感じる」「なんだか落ち着く」「テンションが上がる」といった感情を抱く方は多いです。

こういった特徴を持つ男性が、物が多い部屋で過ごしていると、ちょっとしたきっかけでゴミ屋敷化してしまいます。

なぜならものが多い分、少しゴミが溜まり始めただけで部屋がゴミで埋め尽くされてしまうからです。

秘密基地のような狭い空間を好む特徴を持った男性は、ちょっとしたきっかけで自宅がゴミ屋敷化してしまうリスクがあることを頭に入れておきましょう。

関連記事:ゴミ屋敷になりやすい男性の特徴は?特に仕事が忙しい人は要注意!

50歳以上の家がゴミ屋敷化しやすい5つの理由

50歳以上の家がゴミ屋敷化しやすい5つの理由

50歳以上の家がゴミ屋敷化しやすい理由は、以下の5つです。

  • これまでの習慣をなかなか変えられないから
  • ゴミをまとめて片付ける体力がないから
  • 精神疾患やセルフネグレクトに陥っているから
  • 親戚や子供に頼りたくないと考えているから
  • 認知症によって片付けの判断ができないから

それぞれ詳しく解説します。

これまでの習慣をなかなか変えられないから

ゴミ屋敷化を防ぐには、「毎日コツコツ片付ける」という習慣を身につけなければなりません。

しかしこれまでの習慣を、50歳を超えてから改めるのは、決して簡単ではありません。

30代40代のうちは、少々散らかっている程度だったとしても、ちょっとしたきっかけで自宅がゴミ屋敷化してしまいます。

もちろん片付けを習慣化するのが一番です。しかしそれが難しい場合は、ゴミ屋敷片付け業者などのサービスをうまく利用することも考えましょう。

ゴミをまとめて片付ける体力がないから

50歳を超えると、次第に体力が失われていきます。

70代80代になると、自力でゴミ屋敷を解消することは非常に難しくなるでしょう。

無理をしてゴミを片付けようとすると、大怪我に繋がってしまうかもしれません。

大怪我がきっかけで片付けができなくなり、さらに自宅のゴミ屋敷化が進んでしまうことも考えられます。

50歳以上の方がゴミ屋敷化を防ぐには、そもそもものを溜め込まないようにするか、ゴミ屋敷専門の片付け業者に片付け・清掃を依頼した方がいいでしょう。

精神疾患やセルフネグレクトに陥っているから

仕事のストレスや家族との死別などによって、精神疾患を抱えていたりセルフネグレクトになったりすると、自宅がゴミ屋敷化しやすくなります。

ゴミ屋敷と精神疾患やセルフネグレクトの関係については、以下の記事で詳しく解説しています。

親戚や子供に頼りたくないと考えているから

年を重ねるにつれて「親戚や子供に迷惑をかけたくない」という気持ちが強くなります。

ゴミ屋敷を自力でどうにもできないことが分かっていても、親戚や子供に頼れないので、ゴミ屋敷がどんどん悪化していくのです。

認知症によって片付けの判断ができないから

認知症になると、自宅が散らかっていることを忘れてしまい、片付けの判断ができません。よって次第に自宅がゴミ屋敷化してしまいます。

ゴミ屋敷と認知症の関係については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:認知症になった高齢者の家がゴミ屋敷に?その背景とは

ゴミ屋敷の問題点や問題の解決策とは?

ゴミ屋敷は、自身の生活のみならず、周囲にも悪影響を及ぼします。

まず自身の生活においては、以下のようなリスクがあります。

  • キッチン、風呂、トイレが使えなくなる
  • 火災のリスクがある
  • 害虫が大量発生するリスクがある

また周囲の住民には、以下のようなリスクがあります。

  • 害虫
  • 異臭
  • 火災

ゴミ屋敷問題を放置していると、最悪の場合立ち退きをしなければなりません。

そうなる前にゴミ屋敷は何とかしましょう。

具体的には、少しゴミが溜まり始めている程度であれば自力で、床が見えないほどゴミが溜まっているのであればゴミ屋敷片付け業者に依頼をしましょう。

ゴミ屋敷の片付けは専門業者にご相談を

ゴミ屋敷を確実に片付けたいのであれば、ゴミ屋敷片付け業者への依頼がおすすめです。

ゴミ屋敷片付け業者に依頼をすれば、最短即日で、自宅のゴミを全て処分できます。

またゴミの片付けに加えて、ハウスクリーニングの依頼も可能です。

ゴミ屋敷化する前の状態に自宅を戻すことができ、新しい生活の再スタートを切れます。

まとめ

ゴミ屋敷住民の男女割合や年齢割合、ゴミ屋敷になる理由や対策方法について解説しました。

片付けが苦手で自宅がゴミ屋敷化しないか心配な方は、本記事で紹介した内容を参考に、ゴミ屋敷化を防ぐための対策を行いましょう。

またすでに自宅がゴミ屋敷化してしまっている方は、一度生活をリセットするためにも、ゴミ屋敷専門の片付け業者に相談してみましょう。

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是非、まずはお気軽にゴミ屋敷バスター七福神へご相談ください!

この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。

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