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ゴキブリが出る部屋の特徴10選|出ない家との違いってなに?

ゴキブリが出る部屋の特徴10選|出ない家との違いってなに?

「人が生活していれば、室内にゴキブリが出るのは当たり前」と思われがちですが、実はゴキブリが好む環境には特徴があり、それさえわかっていればゴキブリは滅多に現れません。実際に、「ここ数年は出ていない」「出たとしても2〜3年に1匹くらい」というケースは多く、人が住んでいればゴキブリが出て当然、と言い切れないのは明らかです。

ゴキブリが好む環境を知り、ゴキブリをシャットできる部屋作り、環境作りに役立てましょう。ゴキブリが出る部屋の特徴と、ゴキブリが出ない家との違いを詳しく解説します。

ゴキブリが出る部屋の特徴10選

ゴキブリが出る部屋の特徴10選

「どこにでも出るのがゴキブリ」「生きていればゴキブリとは絶対遭遇する」など、諦めを含んだ言い分でゴキブリ駆除する人は少なくありません。実際に、気をつけているつもりでもゴキブリが出るケースはあとを経たず、駆除に奮闘する姿もよく見られます。

しかし、ゴキブリにも生活環境の好き・嫌いは存在し、ゴキブリが好まない条件さえ押さえておけば、滅多に姿を見ることはありません。では、ゴキブリが好んで住み着くのはどのような部屋なのか、ゴキブリが出る部屋の特徴10選をご紹介しましょう。

1. 食品や汚れた食器を1日放置している

食べかけの食品や汚れた食器があってもすぐ片付けず、最低でも1日放置してから片付けている人の部屋は、ゴキブリを寄せ付けやすく遭遇回数も多いです。ゴキブリのエサに対する指向(好き嫌い)は非常に垣根が低く、正直なところ「なんでもエサになる」と言い切れるほど雑食と考えなければなりません。

つまり、人間が残した食品や使用済み食器の汚れは、ゴキブリにとって十分な栄養素となるため、1日以上放置すれば当然ゴキブリを引き寄せてしまいます。特に、食後の後片付けや食器洗いをサボりがちな部屋だと、ゴキブリが餌場と認識してもおかしくない環境です。

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2. 冷蔵庫の裏やコンロの下にごみや調理くずがある

キッチン周りの後片付けが行き届いておらず、冷蔵庫の裏やコンロ下・周囲に調理くずが落ちたままの状態も、ゴキブリが出やすい条件に当てはまります。冷蔵庫の裏や個別設置型のコンロの下は、ただでさえ光が届かず薄暗いため、ゴキブリの隠れ場所として最適です。

そこにホコリやゴミ・調理くずが落ちていれば、ゴキブリは苦労しなくても食べ物を確保できてしまい、あっという間にコロニー(巣)を作ってしまうのです。冷蔵庫やコンロは、一度設置してしまえば頻繁に動かす機会がないので、意識して掃除しない限りゴキブリの存在には気づけません。

3. キッチンシンクやお風呂場にいつも水がある

キッチンのシンクやお風呂場・洗面台など、いわゆる水回りにいつも水滴が残っているのも、ゴキブリが出る部屋の特徴です。ゴキブリには、エサを食べなくても水さえあれば生き伸びる特性があり、水気がある場所に好んで出没します

キッチンのシンク周りやお風呂場・洗面台は、人間が毎日使用する場所なので水気が絶えず、意識して乾燥させないとゴキブリを排除できません。常に水気がある場所は、ゴキブリのエサになる水垢やカビも繁殖しやすく、結果的にゴキブリ寄せになってしまっています。

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4. 飲み物の空き瓶・缶を洗わず放置している

お酒やジュースといった飲み物の空き瓶・空き缶類を、洗わずに室内に放置したり指定ゴミ袋に入れたりしているのも、ゴキブリが出る部屋の特徴です。洗わずに放置された飲み物の空き瓶・空き缶には、飲みきったつもりでもわずかな飲み残しが付着しており、洗わない限り綺麗にはなりません。

ゴキブリは、このわずかな飲み残しすらエサにしてしまうため、室内に放置すれば自然とゴキブリを寄せ付けてしまいます。容器を洗ってから定期的にゴミに出せば、部屋にゴキブリも出なくなりリサイクルも可能です。

5.ベランダへの出入りが多い

日常的にベランダへの出入りが多いと、どうしてもゴキブリが部屋に入る確率が高くなります。ゴキブリが入ってくるルートはいくつかありますが、人間の出入り口から侵入するケースは意外に多く、ベランダへ通じる窓はその最たるケースです。

例えば、洗濯物を干したりゴミ箱をベランダに置いたりしていると、人間が出入りする回数はどうしても多くなってしまい、それに比例してゴキブリの侵入率も高くなります。特に、ベランダを不用品置き場にしている場合は、ゴキブリが隠れやすく巣を作る可能性まであり、出入りする度にゴキブリが入らないか気をつけなければなりません。

6.ダンボールをストックしている

まだ使えそうなダンボールをストックしているケースも、ゴキブリが出やすい部屋の典型と言えます。ゴキブリにとって、ダンボールは住みかとしてもエサとしても好ましく、程よい隙間は卵を産み付ける場所に最適です。

室内にダンボールをストックしていた場合、保管場所を起点にしてゴキブリが繁殖することも多く、放置すればゴキブリが大量発生する危険性まであります。使用予定があるダンボールでも、溜まり過ぎればただのごきぶり寄せになってしまうため、ストック量を最小限にしたり定期的にチェックしたりなどの注意が必要です。

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7.暖房で冬でも部屋を暖かくしている

一年中快適に過ごせるよう、冬でも暖房で室内を暖かく保っている部屋も、ゴキブリが出やすくなります。ゴキブリは、気温が約20度以上になると活動するようになり、最も活発になるのが25度〜30度前後です。

もし、冬でも室内の気温を20度以上に保っていた場合、ゴキブリが過ごしやすく快適な環境が整うため、いやでもゴキブリを寄せ付けてしまいます。特に冬場は、外気温との差で窓が結露しカビも生えやすいので、気をつけないとエサと水分を求めるゴキブリの侵入を防ぎきれません。

8.室内やベランダに植木鉢を置いている

ゴキブリが出る部屋の特徴のうち、最も見落としやすく意外に思われやすいのが、室内やベランダに植木鉢を置いているケースです。観葉植物の植木鉢は、肥料・水分・隙間の三拍子が揃っていて、いつゴキブリが住み着いてもおかしくありません

空の植木鉢も、ベランダに放置していればゴキブリの隠れ家になってしまい、そこを起点にして大量発生する可能性も有り得ます。インテリアとして観葉植物を置く人は多いですが、一匹でもゴキブリを見たくないのなら、室内やベランダに植木鉢を置くのは危険です。

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9.侵入経路となる隙間がある

侵入経路となる隙間があるのも、ゴキブリが出る部屋の特徴に挙げられます。ゴキブリの体は小さくて平たく、手足もギザギザしていて壁も登れるため、家屋に次のような場所があると部屋に侵入するのも容易です。

  • 窓の隙間
  • 出入り口ドアや郵便受けの隙間
  • 外壁のひび割れ
  • 換気扇の隙間
  • 換気口の隙間
  • シンク周りや排水口の隙間

家屋にこのような隙間がある場合、パテで埋めたり隙間テープを貼ったりなどの対処をしなければ、どれだけ駆除してもすぐに室内へゴキブリが入ってきてしまいます

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10.隣の部屋がゴミ屋敷や汚部屋

たとえ自分の部屋が綺麗でも、隣がゴミ屋敷だったり汚部屋だったりすると、ゴキブリの侵入を完全には防げません。ゴミ屋敷の多くは、不用品や捨てそびれたゴミが散乱し、最悪の場合汚物まで放置されていて、ゴキブリだけではなくハエなどの害虫まで発生しやすい状態です。

このような部屋が近隣にある場合、いくら自宅を対処してもゴキブリが沸いてきてしまい、住人本人が片付けてくれない限りゴキブリ被害は治りません。近隣にまで悪影響が出るレベルになると、とても住人本人だけで対処できるレベルではないため、片付け専門業者による本格的な大掃除が必須です。

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【重要】隣人がゴミ屋敷や汚部屋だとゴキブリが出やすい

【重要】隣人がゴミ屋敷や汚部屋だとゴキブリが出やすい

一軒家でも集合住宅でも、隣人が住んでいる室内がゴミ屋敷や汚部屋だった場合、それが原因で自宅にゴキブリが出ることもあります。「自宅ではないのに?」と言う人もいますが、発生源が近ければ当然悪影響も受けやすく、最悪の場合個別対処では処理しきれません。

では、隣人の住居がゴミ屋敷や汚部屋だった場合、具体的にどのような経緯でゴキブリが発生してしまうのでしょうか。隣家からのゴキブリ被害が発生した場合の現状と、できる範囲の対処法を解説します。

ゴキブリ駆除や対策しても隣の部屋で増え続ける

一軒家の隣家や集合住宅の隣室がゴミ屋敷・汚部屋だった場合、自室だけでゴキブリ駆除しても隣の部屋でゴキブリが増え続けてしまい、せっかくの駆除対策も効果が得られません。隣がゴミ屋敷・お部屋ということは、ゴキブリの巣の隣に自室があるのと同じです。

自分の部屋や自宅全体だけをゴキブリ駆除・対策しても、その効果は隣にまで届かないため、結局隣で繁殖したゴキブリが自室に入り込んでしまいます。しかも、自室に入ったゴキブリは驚異的な速さで繁殖するため、自分の部屋でゴキブリが巣を作るのも時間の問題です。

隣人がゴミ屋敷なら引越すしかない!?

隣人のゴミ屋敷・汚部屋がゴキブリ被害の原因なら、常識的な意見としては根本的なゴキブリ駆除対策は隣人が行います。しかし、隣人が全くゴキブリを気にしておらず、ゴミ屋敷や汚部屋を改善する気がなかった場合、隣人が片付けや駆除を行わないだけではなく、他人の管轄区域になるので他者が勝手に踏み込み片付けることもできない。

実際に、ゴキブリが大繁殖した賃貸物件に住んでいる隣人が、「精神病」を理由に一向に室内を片付けず、裁判が長引いて解決しないため被害者が引っ越したケースもあります。たとえ精神病でなかったとしても、一人暮らしや仕事の忙しさで自宅がゴミ屋敷・汚部屋化していた場合、隣人にまで被害が及ぶ可能性は否定できず、最終的に引っ越すなどの対処が必要です。

ゴキブリが出にくいマンション・アパートの特徴

ゴキブリが出にくいマンション・アパートの特徴ゴミ屋敷のほうが大変!

自室のゴキブリ対策を頑張っていても、住んでいるマンション・アパート自体に問題があると、どうしても部屋にゴキブリが出やすくなってしまいます。現在対策を頑張っているのに、それでもゴキブリが出ていると悩んでいる人は、思い切って引っ越すのも一つの選択肢です。

最初からゴキブリが出にくいマンションやアパートに住んでいれば、現在のゴキブリ対策も格段に楽になります。どのようなマンションやアパートならゴキブリが出にくくなるのか、具体的な特徴を以下で詳しくご紹介しましょう。

郵便受けと玄関ドアが離れている

ゴキブリが出にくいマンション・アパートは、郵便受けと玄関ドアが離れているパターンが多く、ゴキブリが外から入りにくいという特徴があります。具体的な例を挙げると、自室に行く前の階段横やエントランスにポストがあったり、自室のドアに郵便受けが設置されていなかったりする集合住宅です。

玄関ドアの真横やドア自体に郵便受けが設置されていた場合、郵便物や新聞などが差し込まれてできた隙間から、ゴキブリが入り込みやすくなります。郵便受けと玄関ドアが離れている物件なら、物理的に距離がある分ゴキブリも部屋へ入りにくくなり、受け取るたびにゴキブリに怯える心配もありません。

日当たり・風通しがよい

日当たりと風通しがよいアパートやマンションも、ゴキブリが出にくい特徴に当てはまる物件です。ゴキブリは、薄暗く湿気の多い場所を好むため、日当たりと風通しがよい部屋には近づきにくいです。

両方の条件が揃っていなくても、どちらかの特徴があれば湿気は軽減されやすく、ゴキブリの遭遇率も格段に低くなります。ただし、日当たりや風通しがよい物件に住んでいても、日常的に窓もカーテンも開けないようなら、ゴキブリを寄せ付けやすくなるので注意が必要です。

鉄筋コンクリートで3階以上の部屋

鉄筋コンクリート建てのアパートやマンションで、3階以上にある物件もゴキブリが出にくくなります。ゴキブリには羽があるので飛ぶことも可能ですが、飛行能力自体はさほど高くないため、移動手段は基本的に自力歩行です。

したがって、地面に近い場所にある1階の部屋や戸建て住宅なら入り込みやすいですが、3階以上の部屋はゴキブリが到達しにくくなり、遭遇率も格段に下がります。引っ越し荷物に紛れ込んだり、エレベーターで移動されたりすれば話は別ですが、基本的には3階以上の物件だとゴキブリは出にくくなる、と覚えておきましょう。

築浅や新築マンション

築浅や新築マンションなどの物件も、ゴキブリが出にくい部屋の特徴として外せません。ゴキブリは、家屋が古いほど好んで住みつきやすく、経年劣化でできた隙間から簡単に侵入してしまいます。

築浅物件や新築マンションなら、気密性にも優れていて経年劣化による隙間もほとんどないため、簡単にゴキブリを寄せ付けません。もし築浅や新築マンションにゴキブリが出るとしたら、引っ越し荷物にまぎれ混んでいたり、ダンボールについたゴキブリの卵が孵化したりといったケースを考えるのが妥当です。

共有部分も清潔で管理状態の良いマンション

エントランスや通路・ゴミ捨て場など、アパートやマンションの共有部分が清潔なのも、ゴキブリが出にくい物件の特徴と言えます。共有部分にゴミが放置されていたり、ゴミ捨て場の掃除が行き届いていなかったりすると、ゴキブリを寄せ付け部屋に入り込まれがちです。

共有部分が清潔で管理状態が良いアパートやマンションなら、建物の敷地全体がゴキブリに不向きな生息環境になるため、結果的に室内へ侵入することはほぼありません。ただし、室内自体をゴミ屋敷にしてしまうとゴキブリが寄ってきてしまうため、こまめなゴミ捨てや片付けといった、日常的なゴキブリ対策は不可欠です。

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まとめ

まとめ

ゴキブリが出る部屋には、汚れ物が放置されている・ゴミが溜まっている・ダンボールがストックしているなど、さまざまな特徴が見られます。また、たとえ住人が気をつけて生活していても、隣人がゴミ屋敷・汚部屋に住んでいたり、建物自体に問題があったりした場合は、ゴキブリ駆除や対策を頑張っても埒があきません。

片付けやゴキブリ対策などを頑張った上で、どうしてもゴキブリが出てしまうときは、ゴキブリが出にくい物件へ思い切って引っ越すのも良い方法です。自力による片付けに限界がある場合は片付け専門業者の力も借りつつ、ゴキブリの出ない部屋を目指してできる対策をやってみましょう


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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間20,000件以上のゴミ屋敷片付け・遺品整理の実績「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国規模で展開する株式会社クオーレの代表取締役。
複数の職を経て、2011年、25歳の頃に仲間と共に株式会社クオーレを設立。 不用品回収業としてスタートし、遺品整理やゴミ屋敷片付けを中心に手掛けるように。
現在は愛知の他、岐阜・静岡・神奈川・埼玉・千葉・栃木・東京・静岡・大阪・和歌山にも支店や支社を構え、 精力的に事業を拡大している。

新家 喜夫(ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

監修者 新家 喜夫ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

遺品整理やゴミ屋敷片付けが必要な方のために活動し、数々のメディア取材を受けてきた。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長を務め、著書も出版している。
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