大阪府八尾市は人口およそ26万人、大阪府の中核都市に指定されているエリアです。
大阪中心部のベッドタウンとしての賑わいを見せている八尾市でもゴミの出し方に関しては細かいルールが設けられていますので、粗大ごみを処分する際にもルールに則った適切な処理が求められます。
そこで八尾市の粗大ごみの出し方のルールについて、解説していきましょう。
目次
大阪府八尾市が定義する粗大ごみとは
八尾市の粗大ごみの捨て方を把握するためには、まずは八尾市が定義する「粗大ごみ」を把握する必要があります。
八尾市では指定袋に入らない大きなごみを粗大ごみと定義しています。
ただしリサイクル家電やPCリサイクルマーク付のパソコンは除きます。
大阪府八尾市の粗大ごみ出し申し込み方法
八尾市では粗大ごみを出す場合には事前に八尾市粗大ごみ受付センターへの申し込みが必要です。
申し込み方法は電話とFAXの2通りが用意されていますので、それぞれについて詳しく見てみるとしましょう。
ちなみに申し込み後の変更は収集予定日の4日前までであれば対応可能です。
こちらも申し込み同様、八尾市粗大ごみ受付センターに連絡します。
電話での申し込み
八尾市粗大ごみ受付センターの電話対応時間は月曜日から金曜日の9:00~17:00です。
この時間帯に下記電話番号から申し込みを行います。
0800-222-9966
072-923-9966(携帯電話やPHS、一部のIP電話)
FAXでの申し込み
FAXで申し込む場合、八尾市のホームページに粗大ごみFAX申込書が用意されています。ダウンロードして必要事項を書き込み、下記番号に送信します。
072-923-0030
FAX番号を間違えない点はもちろんですが、自らのFAX番号も忘れずに記入しましょう。
電話の場合、口頭でそうご確認が可能ですがFAXの場合、相手から返信が届けられますので、番号が記入されていない場合、粗大ごみの申し込みが完了しません。
大阪府八尾市の粗大ごみ出しのルール
八尾市で粗大ごみを捨てる場合、申し込み点数と期間等、申し込み以外にもルールが定められています。
申し込みの方法だけではなく、これらのルールも把握しておきましょう。
1世帯1回8点まで
八尾市で粗大ごみを捨てる際、下記のルールが定められています。
- 1世帯1回につき8点まで
- 粗大ごみ収集後1ヶ月後に再申し込みが可能
つまり、1ヶ月に1世帯8点までとなります。
もしもですが、引越し等を視野に入れて8点以上の粗大ごみを出す場合には、八尾市ではなく、不用品回収業者等を活用した方が効率的です。
「1点」の解釈
八尾市では1世帯、1ヶ月に8点の粗大ごみを捨てることができます。
しかし、「1点」の数え方は品目によって様々です。
例えば衣装箱は3個で1点、バットは10本で1点、枕は5個で1点といったように、品目によって「1点」の解釈が異なります。
詳しくは八尾市の粗大ごみのルールに記載されていますので、粗大ごみを捨てる前に確認しておきましょう。
液体は抜いてから捨てる
八尾市ではストーブ類も粗大ごみとして捨てることができますが、石油ストーブの場合、必ず液体を抜いてから粗大ごみに出すようにしましょう。
石油が入った状態で粗大ごみとして出した場合、収集車内で予期せぬトラブルが起きる可能性があります。
ストーブはもちろんですが、基本的に液体はすべて抜き取ってから捨てましょう。
粗大ごみの分解は禁止
八尾市では粗大ごみの分解を禁止しています。
八尾市に限らず粗大ごみの定義は各自治体で異なりますが、大さが一つの目安となっています。
本来回収に対応していない大きなサイズも、規定値まで裁断・分解することで一般ごみとして捨てることを許可している自治体もあります。
しかし八尾市に関しては分解を禁止していますので、元々の大きさが先にもお伝えしたように、八尾市の指定ごみ袋に入らないものは必ず粗大ごみとして捨て無ければなりません。
粗大ごみの費用
八尾市では、粗大ごみは1点400円に設定されています。
高さ・幅・奥行の3辺の合計が3メートルを超える場合には800円となります。
申し込み後、粗大ごみ所為手数料軒を購入し、粗大ごみに貼り付けて回収を待ちます。
八尾市が発行している粗大ごみ処理手数料軒は400円券1種類になりますので、3辺の合計が3メートルを超える粗大ごみには400円券を2枚張り付ける必要があります。
八尾市で粗大ごみ処理手数料券を販売している店舗
八尾市が発行する粗大ごみ処理手数料軒は、主に下記で販売されています。
- 八尾市内の郵便局
- 八尾市内のコンビニ(セブンイレブン、デイリーヤマザキ、ファミリーマート、ミニストップ、ローソン)
上記にて取り扱っていますので、比較的手軽に入手できることが分かります。
粗大ごみ収集日のルール
八尾市粗大ごみ受付センターにて申し込みを行った収集日の朝8:00までに出しておきましょう。
ただし、必ず8:00に収集に来るとは限りません。
当日の道路・他のごみ収集状況によって時間がずれこむケースがありますが、立ち会う必要はありませんので、朝8::00までに出した後はありませんので気長に待ちましょう。
大阪府八尾市で回収していない品目
八尾市では一般ごみとしてだけではなく、粗大ごみとしても回収できないものがあります。
下記に該当する品目の処分を考えている場合、八尾市は頼れませんのでメーカーや販売店、あるいは不用品回収業者等に任せることになります。
- 廃油・塗料
- オートバイ・ミニバイク
- スプリング入りマットレス
- 消火器、バッテリー、タイヤ
- 手堤げ以外の金庫、ガスボンベ
- ピアノ、オイルヒーター
- 仏壇、神棚
- ウィンドサーフィンのボード
- 鉄アレイ、バーベル
- レンガ、石うす
販売店が不明な場合
上記品目で販売店が分からない、あるいは閉店・廃業してしまっている場合には、下記に問い合わせることも可能です。
オートバイ、ミニバイク
二輪車リサイクルコールセンター:050-3000-0727
消火器
大坂消防設備協同組合:06-6325-0660
大阪府消防防災協会:06-6943-7654
バッテリー
電池工業会::03-3434-0261
タイヤ
日本自動車タイヤ協会近畿支部:06-6351-6747
LPガスボンベ
大阪府LPガス協会:06-6264-7888
高圧ガスボンベ
日本産業・医療ガス協会近畿地域本部:06-6251-5179
産業廃棄物
八尾市環境部循環型社会推進課産業廃棄物指導室:072-924-3772
大阪府八尾市での粗大ごみの出し方・処分方法についてのまとめ
大阪府八尾市では指定収集ごみ袋に入らないごみを粗大ごみと定義しています。
電話、FAXにて八尾市粗大ごみ受付センターに連絡し、八尾市内の郵便局やコンビニで販売されている粗大ごみ処理手数料券を購入。粗大ごみに貼付け、受付日の朝8:00までに指定場所に置いておくと収集してもらえます。
ただし、指定ごみ袋に入らないものではあっても八尾市として回収していない物もあります。
それらに関しては販売店やメーカー、あるいは不用品回収業者等に相談してみましょう。