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給湯器交換は部屋が汚くても大丈夫?どこを片付けたらいいの?

給湯器交換は部屋が汚くても大丈夫?どこを片付けたらいいの?

自宅が汚部屋・ゴミ屋敷状態だと、給湯器の交換はとても切実な問題です。「汚い部屋を見られたら工事してもらえないのでは?」「交換にきた業者に何か言われてしまうかも?」など、次々に疑問と不安が湧いてきてしまいます。

汚部屋やゴミ屋敷に設置された給湯器を交換しなければならないときは、あらかじめ工事する場所を把握しておき、工事の邪魔にならない程度には整えなければなりません。汚部屋やゴミ屋敷で給湯器交換が必要になったとき、工事の邪魔にならないよう片付けるべき場所や間に合わない時の対策、具体的な工事費用などを詳しく解説します。

給湯器交換の前には部屋を片付けるべき理由

給湯器交換の前には部屋を片付けるべき理由

給湯器に不具合が起こって修理や交換工事が必要になった時は、事前に迎え入れるための片付けをしなければなりません。特に、室内が汚部屋だったりゴミ屋敷だったりした場合、片付けなければ修理も交換も不可能になるだけではなく、心理的にとても辛い経験をする羽目になってしまいます。

さらに、片付けていない部屋での給湯器交換は、時間的にも精神的にもデメリットが発生しやすくなり、全て終わってから「片付ければよかった」と思う人も少なくありません。給湯器交換前に、汚い部屋やゴミ屋敷を片付けておくべき理由を詳しくご紹介します。

設置場所が屋内・屋外問わず給湯器の交換には入室での作業が必須

給湯器交換前に部屋を片付けるべき理由として、一番に挙げられるのが入室しての作業が必須であることです。給湯器といえば外というイメージがありますが、給湯器の本体は室外に設置されていても、使用するためのコントロールパネルは室内にあります。

給湯器とコントロールパネルは連動しているため、その両方を取り替えたり修理したりするまでが、設置業者・修理業者が担当する業務です。つまり、室外の給湯器を交換したら、室内のコントロールパネルも交換や確認対象になり、作業員の入室は避けられません

部屋が汚いと作業時間が長くなりやすい

汚部屋やゴミ屋敷を片付けないまま給湯器交換をすると、工事が進みにくく作業が長引く可能性があります。給湯器交換は、状況に応じて配線やコントロールパネルも工事が必要で、実際に始めてみなければどこで工事をするべきかわかりません。

もし、配線工事が必要と判断された時に室内が汚いままだと、工事する前に作業場所を確保するためのスペースを作らねばならず、作業時間がどんどん長引いてしまいます。さらに、作業員は屋外の給湯器と使用する場所を行ったり来たりして調整するため、片付けていない部屋での作業は、予定時間をオーバーするのがほぼ確定です。

賃貸住宅なら管理会社や大家さんも同席することがある

賃貸住宅の給湯器が交換になった場合、管理会社や大家さんが工事に同席するケースが多く、汚部屋のまま出迎えると気まずいどころの騒ぎでは済みません。基本的に、賃貸物件に設置された設備の修理は管理会社や大家さんが対応しなければならず、工事の日時も管理会社や大家さんと設置業者の間で決められます。

つまり、工事の依頼と見届けの権限は管理会社や大家さんにあるため、「立ち会いたい」と言われたら住人は断りきれません。もし部屋を片付けないまま工事日を迎えてしまったら、同席した管理会社や大家さんに給湯器の交換に関してだけではなく、室内の使い方についても厳しく抗議されるケースも考えられます。

部屋が汚いと交換できない可能性がある

汚部屋やゴミ屋敷状態の部屋を掃除せずに工事業者を入れると、最悪の場合ガス給湯器を交換できない可能性も否定できません。足の踏み場もないような汚部屋やゴミ屋敷は、作業動線を確保しにくいだけではなく、害虫がいたり室内の持ち物にぶつかったりなどのリスクがあります。

このような状態では、工事のスピードや作業員の安全性も確保しにくいため、最終的に「片付けてもらわなければ給湯器交換は無理」と断る業者がいることも事実です。もちろん、片付けが不十分でも引き受けてもらえる業者はあるが、こればかりは実際に複数の業者へ問い合わせてみなければわかりません。

汚部屋での作業で気まずい時間を過ごすことになる

給湯器の交換工事は、住居者や管理会社・大家さんなどの立ち会いが不可欠なので、汚部屋やゴミ屋敷を片付けないと気まずい時間を過ごすことになります。業者が直接口に出すことはありませんが、一目瞭然なほど散らかっている室内は、見た目的にも衛生的にも気持ちの良い場所ではないことは確かです。

動きにくそうに作業している業者の姿を見ると、いたたまれなさや申し訳なさが湧き上がってきて、気まずさと恥ずかしさからいたたまれなくなる人もいます。そんな気持ちを味わわなくても済むように、可能な限り室内を片付けてから交換工事を入れれば、心身ともに落ち着いて見守れるため安心です。

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給湯器を交換する前に部屋はどこを片づければいい?

給湯器を交換する前に部屋はどこを片づければいい?

給湯器の交換工事は、ひとまず作業員に嫌がられない程度に片付ければ問題ありませんが、実際にやろうとすると「どこをどのくらい片付ければいい?」と疑問にぶつかります。特に、汚部屋やゴミ屋敷に招き入れるケースでは、いかに効率よく片付けるかが死活問題です。

これからご紹介する場所と、どの程度片付ければ良いかの目安を確認し、最短で給湯器の交換が可能な状態まで整えましょう。給湯器を交換する前に、最低でも片付けておくべき場所と片付けの具体的な目安を、以下で詳しく解説します。

屋外・屋内の給湯器本体を設置する場所

給湯器の本体は、屋外設置型と屋内設置型の2種類があり、屋外設置型が大きめで屋内設置型が小さめです。ほとんどの場合、屋外設置型はお風呂場やキッチンなどの水回りに近い場所の外壁、屋内設置型はキッチンかお風呂場周辺に設置されます。賃貸物件やマンションの場合は、玄関外の電気メーターボックス内やベランダ・サービスバルコニーなども設置場所の対象です。

どちらの場合も、本体を梱包材から取り出して設置する流れは同じなので、設置予定場所の周囲に最低でも2〜3畳分のスペースを確保しておかなければなりません。時間があればもう少し広くスペースを開け、作業員の動きを妨げない環境を整えましょう。

どこをどのくらい片付ければいいの?

給湯器交換作業をスムーズにするためには、次のような場所も事前に片付けておくことが大切です。片付けるべき場所と片付けの目安は以下の表の通りなので、事前によくチェックしてください。

片付ける場所片付けの目安
屋内外の給湯器設置場所周辺設置場所周囲に2〜3畳のスペースを空ける
お風呂場浴室内のお風呂用具を全て撤去し、風呂垢の滑りやカビを落としておく
洗面所洗面台とその周囲の物を撤去し掃除機をかけ、水垢も落としておく
キッチン床面に置いてあるものを全て撤去し、シンクにものを置かない状態にしておく
コントロールパネルがある場所とその周囲コントロールパネルを起点に2畳程度のスペースを作る
配電盤と周囲配電盤を起点に2〜3畳のスペースを作る
玄関と廊下靴は全てシュークローゼットにしまい、置物や子供のおもちゃなどを撤去する
通り道になる場所作業する場所へ行くための通り道に置いてあるものを撤去し、掃除機をかけておく
  リビング最低でもテーブルの上やその周辺を片付けて、書類を書いたり荷物を置いたりできるスペースを作っておく

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給湯器交換なのに汚部屋を片付けられないときの対策

給湯器交換なのに汚部屋を片付けられないときの対策

給湯器交換をする前は、事前に片付けて受け入れ態勢を整えておくのが理想的ですが、仕事や家事に追われていると、片付けが間に合わないケースも少なくありません。かといって、汚部屋やゴミ屋敷のままでは作業に支障が出てしまうため、一時しのぎでも何かしらの対処をしておいた方が、恥ずかしい思いをしなくて済みます。

では、どうしても片付けが間に合いそうにない時には、どのような手を打つべきなのでしょうか。給湯器交換にあたり汚部屋やゴミ屋敷を片付けられないとき、知っておくと役に立つ対策を以下でご紹介します。

荷物や衣類をその日だけ別の部屋に移す

給湯器交換にあたり、事前の片付けがどうしても間に合わないときは、荷物や衣類といった邪魔なものを、一時的に別の部屋に移してしのぎましょう。ここでいう別の部屋とは、具体的に言うと絶対に工事業者が立ち入らないと言い切れる部屋のことです。

例えば、寝室や客室・子供部屋などは、確実に水道が通っておらず給湯器設置と関係ないので、散らかっていても工事業者の目に触れることはありません。片付けが苦手な人は、物を捨てたり整理したりするのも時間がかかるため、間に合わない時は別の部屋に移してしのげば、必要なスペース作り程度の片付けが可能です。

ゴミ屋敷や汚部屋は片付け専門業者に頼る

家屋全体が汚部屋化・ゴミ屋敷化している場合は、思い切って片付け専門業者に頼る選択肢もあります。片付け専門業者は、室内の状況とリミットを考慮した上で必要なプランやスタッフの人数を決め、給湯器交換の日時に確実に間に合うよう片付けてくれます。

家屋全体がゴミ屋敷化していても、片付ける場所を指定するスポット依頼を選択できるので、素早く片付けてくれて無駄がありません。自室が汚部屋やゴミ屋敷化していて片付けが困難な時は、迷わず片付け専門業者に頼るのがおすすめです。

いつまでに片付ければいいの?給湯器交換の流れとともに紹介

いつまでに片付ければいいの?給湯器交換の流れとともに紹介

給湯器交換は、申し込んだからといってすぐに交換工事をするわけではありません。基本的には、業者に連絡を入れてから見積もり・正式な申し込み・交換日時予約・交換という流れがあり、どこかのタイミングに合わせて片付けを行います。

一連の流れのどこが最初の訪問日になるかがわかれば、前もって片付け始める日を決めやすくなり、交換工事前の室内整理も余裕です。給湯器交換のための片付けリミットはいつになるのか、一連の流れに沿ってご紹介しましょう。

訪問見積もりまでに片付ける

給湯器交換を相談した業者が現地で見積もりを行う場合は、訪問見積もりの日の前日をリミットと考えて片付けてください。例えば、交換機器に在庫がありすぐに申し込めるなら、予約が詰まっていなければ最短で1〜2日、遅くても1週間くらい先で見積もり日の予約ができます。

したがって、片付ける時間を取りたいのであれば訪問見積もりの希望日を一週間以上先に設定しておくと、訪問見積もりまでの片付けもかなり楽です。ただし、冬近くになると給湯器交換の依頼も増えるため、いつ頃の見積もりなら片付けが終わるかを見極めて、無理のない片付け予定を立てなければなりません。

給湯器交換作業日までに片付ける

現地見積もりをしない場合は、給湯器交換作業日の前日までに片付けを済ませるのが一般的です。片付けに必要な時間は散らかり具合で異なりますが、交換作業日の前日を終了日に設定して一週間ほど前から始めれば、最低限片付けるべき場所の掃除はあらかた完了します。

自分では片付けきれず専門業者に依頼する場合も、交換作業日の一週間以上前から相談すれば対応してもらいやすいです。可能な限り片付けを進めておくと、給湯器交換作業日も余裕をもって業者を迎え入れられます。

部屋の片付けと給湯器交換にかかる費用と時間

部屋の片付けと給湯器交換にかかる費用と時間

汚部屋やゴミ屋敷の給湯器交換では、費用と時間も気になるポイントです。「ゴミが多すぎると費用は高くなる?」「時間がかかると費用は増える?」など、経済的な不安を覚える人もよく見られます。

では、実際に片付け業者へ依頼したり、汚部屋やゴミ屋敷で給湯器交換した場合は、どのくらいの費用と時間がかかるのでしょうか。具体的な目安を以下で解説します。

ゴミ屋敷・汚部屋片付けの費用と時間

ゴミ屋敷や汚部屋の片付けの費用と時間は、一言でいうなら状況によってまちまちです。例えば、スポット片付けの依頼なら、場所も限られてくるため時間も費用も掛かりませんが、室内全体・家屋全体を片付けるとなると、時間と費用がそれなりに掛かります。費用の大まかな目安は以下の通りです。

部屋の広さ目安の費用
1K〜1DK約3万円〜5万円
1LDK〜2DK約8万〜10万円
2LDK〜3DK約15万円〜20万円
3LDK〜4DK約20万円〜25万円
4LDK以上約25万円以上

作業時間は広さや内容によって異なるため、事前相談で詳細をよく確認してください。

給湯器の交換費用と時間

給湯器の交換費用と時間は、基本的に設置機種によって左右されます。例えば、お湯を沸かすだけの給湯器なら交換費用は工事費込みで約8万〜10万円、工事時間も2時間程度です。しかし、性能の良い機種を設置したりする場合は、交換費用は工事費込みで約20万円〜30万円、工事時間は4時間前後は掛かります。

つまり、給湯器の交換費用と工事時間は全て給湯器の機種のみで成立しており、「汚部屋だから」「ゴミ屋敷だから」という理由で追加料金が発生することはありません。ほとんどの場合、見積もりも交換機器の購入代+工事費だけで行われますが、気になる場合は見積もりの前に、「どの程度まで片付ければ良いか」などを尋ねておきましょう。

放置は危険!給湯器×ゴミ屋敷は、火災や中毒のリスクも

放置は危険!給湯器×ゴミ屋敷は、火災や中毒のリスクも

汚部屋やゴミ屋敷で給湯器が壊れた場合、業者を呼ぶのも恥ずかしく思い、不具合がある状態で使い続ける人も珍しくありません。しかし、給湯器は熱を発生させてお湯を沸かす仕組みなので、不具合をそのままにしておくと様々なリスクを背負ってしまいます。

給湯器の不具合を放置することで考えられる危険の具体例を知り、日頃から注意して使用しましょう。ゴミ屋敷で給湯器の不具合を放置した場合、考えられるリスクを詳しく解説します。

「お湯が出ない」だけではない!給湯器トラブル事例

給湯器の不具合というと「お湯が出ないだけ」だと思う人も少なくありませんが、実際に不具合を放置した結果、次のようなトラブルが発生しています。

  • ガス給湯器の不具合を放置して一酸化炭素中毒になった
  • 発火して火災が発生した
  • 感電してショック状態になった

これらのトラブルは全て、給湯器の不具合を放置した結果起こった事例です。片付いている家屋でこのようなトラブルが起こるのも危険だが、もしゴミ屋敷や汚部屋で給湯器から発火してしまった場合、自宅だけではなく近隣を巻き込んだ大火災になる可能性もあります。

給湯器に不具合があると感じたら、一時の恥ずかしさで放置することなく、片付け専門業者などを利用して早急に修理するか、給湯器交換を検討しましょう

給湯器交換前の汚部屋・ゴミ屋敷片付けはゴミ屋敷バスター七福神へ

ゴミ屋敷バスター七福神

「給湯器を交換したいけどゴミ屋敷だから恥ずかしい」「給湯器の交換日が迫ってるのに片付けが進まない」とお困りの方は、ゴミ屋敷バスター七福神へご相談ください。七福神は、緊急で片付けなければならない汚部屋から、大量のゴミに埋もれたゴミ屋敷まで、あらゆるご依頼に対応している片付け専門業者です。

「自分だけでは片付けが間に合わない」という方も、「浴室だけ」「キッチンだけ」といったスポット依頼をいただければ、必要な場所だけ速やかに片付けます。「ゴミ屋敷で恥ずかしいから」と不具合を放置すると、さらに大きな被害を招きかねません。予約状況によっては最短即日対応も可能なので、ぜひ一度無料相談窓口でお問い合わせください。

まとめ

まとめ

ゴミ屋敷や汚部屋の給湯器交換は、工事が速やかに進むよう室内を整え、移動経路をしっかり確保することが重要です。家屋全体でなくても、キッチン・浴室・洗面所など、お湯を出す場所やコントロールパネル・配電盤周辺を整えておけば、比較的スムーズに交換工事ができます

散らかっていて恥ずかしいからと、給湯器の不具合を無視した状況は、いつ近隣を巻き込んだ大火災になっておかしくありません。片付けが間に合わない場合は、片付け専門業者への依頼も検討し、一刻も早い給湯器交換を実現しましょう。

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是非、まずはお気軽にゴミ屋敷バスター七福神へご相談ください!

この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間20,000件以上のゴミ屋敷片付け・遺品整理の実績「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国規模で展開する株式会社クオーレの代表取締役。
複数の職を経て、2011年、25歳の頃に仲間と共に株式会社クオーレを設立。 不用品回収業としてスタートし、遺品整理やゴミ屋敷片付けを中心に手掛けるように。
現在は愛知の他、岐阜・静岡・神奈川・埼玉・千葉・栃木・東京・静岡・大阪・和歌山にも支店や支社を構え、 精力的に事業を拡大している。

新家 喜夫(ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

監修者 新家 喜夫ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

遺品整理やゴミ屋敷片付けが必要な方のために活動し、数々のメディア取材を受けてきた。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長を務め、著書も出版している。
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