コラムblog
「家の中がゴミ屋敷になってしまったので片付けて綺麗にしたいけど、実際には自分ではなかなか片付けられない」
「ゴミ屋敷の片付けを専門業者に依頼したいけど恥ずかしいと思ってしまい、業者に問い合わせする段階でためらってしまう」
上記のような方の考えは実は珍しいことではありません。
どうして良いか分からずに、人知れず悩んでいる方は意外と多いです。
しかし、実際にゴミ屋敷清掃業者に片付けを依頼することはとても気軽なもので、意外と心理的ハードルが低いサービスなのです。
ここでは片付け業者に対して不安に思ったり恥ずかしいと思ったりする必要はない理由と、片付け業者に依頼した方が良い理由について解説します。
片付け業者への不安を解消し、ゴミ屋敷を片付けるための第一歩を踏み出してみましょう。
目次
誰でも自宅がゴミ屋敷になっているなんて、他人に知られたくはありません。
もしゴミ屋敷を一人で片付けられるのであれば、誰にも知られずにこっそりとゴミ屋敷を解消できるでしょう。
しかし、ゴミ屋敷になってしまった後ではなかなか一人で片付けることはできません。
だからこそ人知れず一人で悩んでいる方が多いのです。
そこでゴミ屋敷になってしまった場合、どんなことを恐れているものなのか、ケース別に解説しましょう
ご近所付き合いの程度によりますが、いつも顔を合わせている人に部屋がゴミ屋敷と知られるのは恥ずかしいと感じる方は多いでしょう。
特に狭い地域であればあるほど、一人に知られただけでも周囲にゴミ屋敷の噂が広がってしまうかもしれません。
こうしてご近所さんにゴミ屋敷の話が広まってしまうことを心配する方は多いです。
また賃貸で大家さんが近くに住んでいる場合などは、大家さんに知られてしまうことで、退去させられたり、清掃費用や内装などの費用を弁償させられたりすることも心配でしょう。
管理人に知られることで、管理会社との関係で問題になることを恐れている場合もあります。
参照：ゴミを部屋に溜め込んで改善しない借家人に対する、用法遵守義務違反による契約解除を認めた裁判例
部屋の片付けを誰かに手伝ってもらう場合、まず思いつくのは家族であり、場合によっては親しい友人や知人なども候補に挙がるでしょう。
しかし、家族であればこそプライベートや心の病気などを疑われて心配されるかもしれません。
または自分で何とかしなさいと言われてしまう場合もあるかもしれませんし、手伝ってくれたとしても叱られたり、嫌味を言われたりすることもあるかもしれないです。
そして、ゴミ屋敷の片付けを手伝ってもらったことについて、今後長年にわたって言われ続ける、なんて心配をしなければならない人もいるでしょう。
親しい友人や知人の場合、ゴミ屋敷だとバレることで今まで周囲の人が持っていた自身のイメージが崩れ、失望されてしまうことを恐れている方もいます。
当然それに伴って距離を置かれて人間関係が崩れてしまう、という心配もあるでしょう。
仕事関係の人であれば、信頼を失ってしまい、仕事に影響するということも心配になるかもしれません。
片付け業者に初めて依頼する方の場合、様々な不安があるのは当然です。
しかし、片付け業者の側から見ると、そこまで不安に思ったり心配する必要はない、というのが実際のところです。
そこで、片付け業者がそのように考える理由について解説します。
片付け業者はゴミ屋敷を片付けるプロですから、多くのゴミ屋敷を見てきています。
様々なレベルのゴミ屋敷を見てきているのでゴミ屋敷にも抵抗がありません。
ひょっとしたら、この程度ではまだゴミ屋敷とは言えないな、と考えている場合もあるかもしれません。
ゴミ屋敷だから家の中を他人に見られるのが恥ずかしい、というのは誰もが持つ当たり前の感情ですが、専門家である片付け業者に対してはその必要がないのです。
片付け業者は家がゴミ屋敷になってしまった方にたくさんお会いして片付けのお手伝いをしています。
当然ゴミ屋敷になるまでの様々な事情について触れてきていますし、片付けを依頼していただいた方の中にある様々な思いや不安などについても理解できています。
ですから、片付け業者に手伝ってもらうことに過度に抵抗を感じる必要はありません。
ゴミ屋敷を片付けてくれる強い味方として、信頼し、頼ってもらえれば、ゴミ屋敷は簡単に克服できるでしょう。
病気になった場合、大抵の方は病院に行って医者に診てもらいます。
その時、病気の内容や患部によっては恥ずかしいと感じる、医者や看護師に知られたくない内容もあるでしょう。
しかし、病気の専門家である医者や看護師はそれほど気にせずに、診察をしたり処置をしてくれているはずです。
ゴミ屋敷の片付けも一緒で、依頼される方は恥ずかしいと思われるかもしれませんが、ゴミ屋敷の専門家である片付け業者はそこまで気にせず、ご依頼通りに片付けてくれるはずです。
友人や知人などではそうはいかない場合もあるでしょうが、そういう点でも片付け業者に依頼した方が恥ずかしい思いをする可能性は低くなるはずです。
ゴミ屋敷の片付けを片付け業者に依頼しても恥ずかしくないことはお分かりいただけたでしょう。
では実際に片付け業者に依頼した方が良い理由もあるのです。
そこで、片付け業者に依頼した方が良い理由についても解説します。
ゴミ屋敷の片付け作業は大変な作業です。
しかし、片付け業者はゴミ屋敷の片付けのプロであり、たくさんのゴミ屋敷を片付けてきた経験があります。
したがって、効率的に作業ができますので、少ない時間でもより効果的に片付けることができます。
これは周囲の人に知られずに片付けたい場合にも、作業時間が長くなるほどバレやすくなりますから、重要なポイントになります。
急いで家の中を何とかしたい！と考えている人はすぐにでも業者に問い合わせすべきです。
「近所の人に知られたくない」
「近所の人に知られても良いが迷惑をかけたくない」
そんな要望にこそ、片付け業者であれば、しっかり配慮して作業してもらえます。
周囲の環境に応じて作業の時間帯を早朝や深夜帯に替えたり、作業のやり方を工夫したりしてもらえますので、要望があれば相談してみると良いでしょう。
女性の一人暮らしの場合、片付け業者に依頼することが恥ずかしいことではないと分かったとしても、知らない男性を家に入れることには抵抗がある人もいるでしょう。
そういう時のために女性スタッフが在籍している業者もあります。
女性スタッフを希望する場合には、事前に女性スタッフの在籍の有無を確認した上で、依頼の相談をしてみると良いでしょう。
【併せて読みたい記事】女性からの依頼
このような方は事前に片付け業者とよく相談してみると良いでしょう。
特にそういった要望があった場合に業者が取る方法について解説します。
突然たくさんの人が出入りしたりすると、特に普段は自分以外に出入りのない部屋や家であれば、周囲の住民や管理人さんなどに目立ってしまうことがあります。
そういう場合には、少人数のスタッフで作業することもできます。
大量のゴミ袋を部屋から出していれば、当然周囲から見ても目立ちます。
またゴミ袋の種類によっては、外から中身が見えてしまうこともあるかもしれません。
そこでゴミを段ボール箱につめて搬出すれば引っ越し作業のように見えるので、大量に搬出してもゴミ屋敷の片付けとはバレにくくなります。
ゴミの搬出の際など必要最小限の場合を除いては、基本的に玄関や窓を締め切って作業をします。
こうすることで作業を覗き見られる心配がなくなりますから、ゴミ屋敷の片付け作業をしていることがバレにくくなります。
これは簡単にできますから、近所の人などにバレたくない方はやっておくと良いでしょう。
物音を立ててしまうと片付け作業をしていることが近隣の住民にバレてしまいますので、極力音を立てないように静かに作業をします。
近所の迷惑にならないように静かに作業をするのは当然のことなのですが、近所の人に作業をしていること自体がバレないようにしたい場合には、より細心の注意を払って作業をします。
ゴミ屋敷の片付けを片付け業者に依頼しようとする際に、恥ずかしいと思ってためらってしまうのは仕方のないことです。
しかし、片付け業者はゴミ屋敷を片付ける専門家ですから、ゴミ屋敷を片付ける依頼をしても不安や心配をする必要はありません。
当然ゴミ屋敷になってしまったことについて何かを言われる心配もありませんし、失望されたり、人間関係が壊れたりする心配もありません。
確かに知らない人を部屋に入れ、趣味の物やプライベートに関する物まで見られるという心配はあるでしょう。
しかし、一時的な取引上の関係に過ぎない片付け業者は今後も人間関係が継続する訳ではありませんから、そういった心配を乗り越えることができればゴミ屋敷を克服することができるでしょう。
むしろゴミ屋敷を片付けるためのいろいろなノウハウなども持っていますので、味方になってもらえば強い味方として、うまくゴミ屋敷を片付けてくれるはずです。
今はWEBやLINEで相談できる業者も増えています。
まずは気軽に相談してみると良いでしょう。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名：新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
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