コラムblog
気温が高い日が増えてきたら気を付けたいのが、虫問題。
キッチンに虫が飛び回っている光景は、見ていて気持ちが良いものではありませんよね。
日ごろからしっかり対策をしておかないと、虫は繁殖し数がどんどん増えてしまいます。
虫に悩むことなく過ごすためにも、虫を寄せ付けない対策が重要です。
今回は、生ゴミに虫が発生する原因や対策について徹底解説します。
夏本番を迎える前にしっかり準備を整えて、快適な暮らしを手に入れましょう。
部屋を閉め切っていても、家の中に虫を寄せ付けるものがあると、網戸の小さなすき間をくぐり抜けて侵入してしまいます。
とくにキッチンは、水も食べ物もあるため、虫にとって格好のエサ場です。
虫を寄せ付けてしまう原因は、次の5つが考えられます。
ゴミ捨て場に虫が飛んでいるのを目にしたことはありませんか?
虫は食べ物の腐敗臭が大好物であるため、長い間放置された生ゴミは、虫を寄せ付けてしまう原因となるのです。
ゴミ捨て場に限らず、家庭でも同じことが言えます。
三角コーナーに野菜くずや食べ残しなどを置きっぱなしにしていると、どこからともなく虫がやってきます。
食べ物の腐敗臭を察知して、家のすき間や網戸も難なく潜り抜けます。
また、虫が集まってくるのは生ゴミだけに限りません。
飲みかけや飲みっぱなしになっているジュース、ビールなどの缶、コップにも発生します。
生ゴミの腐敗臭は、水気をともなうとより強烈になります。
そのため、キッチンのシンクに汚れと水分が残っていると、虫が集まってしまいかねません。
また、捨てた生ゴミから漏れ出た水分によって汚れたゴミ箱も、虫にとってはまさに天国。
とくに気温が高い夏は、生ゴミが腐敗するスピードが速く、悪臭が漂いやすくなってしまいます。
集めた生ゴミはどのように捨てていますか?
室内に臭いが充満しないよう、ゴミ袋ごと外に出しておく人も少なくないかと思います。
ですが、外にゴミを放置するのは虫を寄せ付けてしまう要因のひとつになりかねません。
屋外は家の中よりも気温が高いため、生ゴミがあっという間に傷みます。
そのため、虫の発生がより深刻化する場合もあるのです。
「ゴミ出しの日に捨てようと思ったら、大量の虫がわいていた」なんてことになりかねません。
スーパーや農家から買ってきたお米、どのように保管していますか?
お米はしっかり密閉して保管しないと、虫がわく場合があります。
「袋に入れているから大丈夫」という方も、油断は禁物です。
お米につく虫は、ビニール製の袋を破って侵入することもあります。
春から夏に向けて気温が上昇すると、虫も活発になるため、発生リスクも高まります。
排水溝が目詰まりを起こしていると、虫が発生してしまいます。
家の中に侵入した虫が、排水溝に溜まった水に卵を産み付けることもあります。
そうなれば、虫が大量発生してしまいかねません。
日ごろ何気なく行っていることが、つまりの原因となっている場合もあります。
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生ゴミを放置すると、いろいろな虫が寄ってきます。
小さな虫もいれば、できれば出会いたくないゴキブリなども寄ってくる可能性があります。
とくに次の虫は、はじめは1匹でも大量発生しやすいため要注意です。
ゴキブリは「1匹いたら100匹いる」と言われるほど、繁殖力の強い害虫です。
家の中で卵を産み、孵化すれば大量に発生してしまいます。
コバエ網戸の細かい網目もすり抜けるほど小さいため、生ゴミに発生しやすいです。
お米をしっかり密閉していないと、コクゾウムシが発生することもあります。
生活をしているなかで、生ゴミをゼロにすることは難しいです。
どんなに気を付けていても、生ゴミは少なからず発生します。
しかし、処分の仕方を少し工夫するだけでも、虫が寄り付きにくくなります。
次の5つを実践して、虫が住みづらい環境を作りましょう。
虫を寄せ付けないためには、ゴミを溜めず早く処分することが大切です。
生ゴミを放置する時間が長いほど腐敗が進み、臭いもきつくなります。
虫たちは生ゴミから発生する悪臭や水分に誘われてやってくるため、長期間置きっぱなしにするのはリスクが高くなります。
生ゴミを1日放置しただけでも、コバエがたかりやすくなります。
できるだけこまめに処分し、三角コーナーや排水溝は常にキレイな状態をキープすることが大切です。
また、ゴミ収集日に出し忘れないことも大切です。
ほとんどの自治体では、週に2~3回の収集日なので、捨て忘れはゴミを部屋に保管する必要があります。
とくに気温が高い夏は、1回忘れただけで虫がわくこともあります。
ゴミ収集日を把握して、捨て忘れることがないように気を付けましょう。
生ゴミを捨てるときは、できるだけ臭いを発生させないことが重要です。
腐敗臭の原因となる水分をできるだけ減らして、処分しましょう。
手で水気を絞るだけでも効果はありますが、生ゴミを触るのは抵抗がある方も少なくないかと思います。
そんなときは、以下の方法を試してみましょう。
読み終わった新聞紙がある場合は、生ゴミの処理に使いましょう。
新聞紙に包んで捨てると、生ゴミから発生した水分が新聞紙に染み込んで、悪臭が発生しづらくなります。
また、新聞紙に含まれているインクには吸着効果があるため、臭いが抑えられるメリットもあり一石二鳥です。
新聞紙で包んだ生ゴミは、臭いや水分が漏れ出ないよう、ビニール袋に入れてからゴミ箱へ入れましょう。
新聞を取っていない方は、ペット用のトイレシート(ペットシーツ)を代用すると便利です。
ペットシーツはもともとトイレ用の商品のため、吸水力があり消臭加工も施されています。
そのため、生ゴミの腐敗臭や水気もペットシーツがしっかりキャッチしてくれて、臭いが漂いにくくなります。
処理の仕方は新聞紙とまったく同じで大丈夫です。
生ゴミをペットシーツで包み、ビニール袋に入れて処分します。
ペットシーツは100枚入りで1,000円程度と買いやすい値段なので、生ゴミの処分用に買うのも検討してみましょう。
ポテトチップスやチョコ菓子などの包装は、長期間保存するために空気を通さない構造になっています。
そのため、普通のビニールより臭いが漏れにくく、生ゴミの処分にも便利です。
空気に触れない分、腐敗するスピードを遅らせられるメリットもあります。
お菓子の包装は本来なら捨ててしまうものなので、お金もかかりませんし環境にも優しいです。
新聞紙やペットシーツでくるんだ生ゴミお菓子の包装に入れて捨てれば、より臭いを抑えられます。
ゴミ収集日まで日があくときや、旅行や帰省で留守にするとき、ゴミをどうしようか悩みませんか?
新聞紙やペットシーツにくるんでも、臭いを抑えられるのはもって数日。
長期間となると、なかなか難しいです。
ゴミをすぐに捨てられない、そんなときは、生ゴミを冷凍してしまいましょう。
冷凍すると腐らないので臭いも発生しません。
しかし、冷凍庫に生ゴミを入れることに抵抗がある方もいるかと思います。
そのような場合は、ジップロックなどで密閉し、保管場所を分けるというのもひとつです。
虫の発生を防ぐには、できるだけ臭いが漏れ出さないゴミ箱を使うことも有効な対策です。
フタ付きのゴミ箱は、臭いが外にも漏れにくい上に、虫が侵入しづらいメリットもあります。
ゴミ箱用の防臭剤や防虫剤を併用すれば、より効果的です。
生ゴミの臭いが漏れないように気を付けていても、虫は一瞬のスキをついて侵入してきます。
虫をできるだけ家に入れないためには、防虫剤が便利です。
玄関や窓など、虫が入ってくる可能性が高い場所には、必ず設置しましょう。
玄関用に吊り下げられる防虫剤や、外置き用のゴキブリ駆除剤も市販されています。
窓には、網戸に取り付け可能な防虫剤を付けると効果的です。
コバエが発生しやすいキッチンには、コバエ専用の駆除剤を置いておきましょう。
駆除剤には、テープに粘着させるものや、感電させて撃退するものなど、いろいろなタイプがあります。
誘因ゼリーが入った駆除剤は、置いておくだけでコバエが集まる上に、そのまま捨てられるので便利です。
駆除剤はコバエが発生しやすい三角コーナーの近くに置いておくと、より効果が高まります。
お米には、米びつ専用の防虫剤を入れておくと、コクゾウムシの発生を防げます。
小さな子どもがいる場合は、ハーブ由来の商品を選ぶと安心です。
虫の発生を防ぐためにも、キッチンの清潔を保つことが重要です。
食材の残りやカスがシンク内に残っていたり、付着したままになっていたりすると、虫を引き寄せる原因となってしまいます。
ぬめりを除去し、食べ物のくずを残さないよう、こまめに掃除を行いましょう。
シンクは、ブラシと漂白剤があれば手間なく簡単にキレイになります。
排水溝は、シンクの汚れと水が溜まる部分のため、掃除をしていても虫が発生しやすい場所です。
溜まった水で汚れが見えづらいため、ブラシとスポンジを使ってしっかり掃除しましょう。
三角コーナーと排水溝のゴミ受け皿は、生ゴミを溜めておく役割があるものなので、より汚れやすいです。
生ゴミを処理した後は、三角コーナーとゴミ受け皿も漂白剤で付け置きしましょう。
細かい穴などの隙間は汚れが蓄積しやすいので、使い古した歯ブラシなどを使って汚れを落とします。
毎日でなくても構いませんが、キッチンハイターなどで定期的に除菌しておくとより安心です。
ゴミ受け皿に重ねて取り付ける排水溝カバーは、シンクから流れてくる汚れやゴミがひっかかります。
そのため、思っている以上に汚れていて、ぬめりが蓄積している場合が多いです。
直接ゴミが溜まる部分ではないので、つい掃除を忘れてしまいがちになりますが、ブラシやスポンジを使ってしっかりぬめりを落としましょう。
台所用洗剤を使うと、ぬめりが落としやすくなりますよ。
ちなみに、食器洗い用のスポンジも使ったまま放置すると、雑菌が繁殖します。
使い終わったら食べ物のかすを洗い流し、キレイに洗って乾かしておきましょう。
生ゴミに寄り付く虫や原因、対策までご紹介いたしました。
これから気温が高くなってくると、小さな虫から害虫まで目にすることが多くなります。
卵を産んでから、孵化~成虫になるまでのスピードが早いので、気を抜くと虫が大量発生してしまう場合も。
しかし、生ゴミの処分方法を工夫し、できるだけ溜めないよう心がければ虫の発生を防げます。
できる対策をしっかりと行い、快適な夏を過ごしましょう。
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