引っ越しや衣替えのタイミングで布団を捨てたいと思っても、捨て方が分からなくて困った経験はありませんか?
布団の捨て方は実は様々です。
可燃ゴミとして廃棄する方法や不用品業者に依頼する方法、自治体によってはリサイクル品として回収を行っている場合もあります。
浜松市での具体的な布団の処分方法を知り、一番ご自身にあった方法で処分しましょう。
この記事では、静岡県浜松市での布団の捨て方や処分の仕方について、どのような方法があるのか解説します。
浜松市では羽毛布団の回収・再資源化も行っています。
少しでも環境に配慮した方法で処分したい方は羽毛布団をリサイクルへ出すのもおすすめです。
目次
布団を捨てるタイミング
布団を捨てるタイミングは、布団の素材や使用方法、手入れ頻度などによっても大きく変わってきます。
しかし、一般的に素材や布団の外観変化からその寿命を見極めることが可能です。
①素材ごとの寿命を知る
布団の素材として広く普及しているのが羊毛や綿、ポリエステルなどを詰めた掛け布団です。
これらの場合だとその寿命は約5年と言われています。
一方、羽毛布団はより耐久性があり、寿命は5〜10年が目安です。
ただ、羽毛布団の場合は手入れ次第ではさらに長く使用できるものもあります。
適切な手入れをこまめに行うと良いでしょう。
②布団の外観変化を見る
布団を捨てるタイミングの目安は、布団の変化を見るとわかりやすいです。
使用期間が長くなると見られる外観の変化は大きく分けて以下の3つに分けられます。
- 明らかにボリュームが減っていて暖かさを感じにくい。
- 布団に穴が空いてしまい、中の綿や羽毛が飛び出している。
- 洗濯をしても臭いが取れない。
このような変化が見られた場合、布団の買い替えやメンテナンスを考えても良いかもしれません。
浜松市での布団の捨て方
浜松市では、羽毛布団は条件次第でリサイクル回収が可能です。
ただし、条件に一致しない場合は他の布団と同じ方法で処分する必要があります。
一般的な布団の捨て方について7つの方法を下記にまとめました。
①燃えるゴミとして処分
布団の素材にかかわらず、ハサミなどでカットした状態で長さ60cm未満であれば、ゴミ袋に入れることなく通常の燃えるゴミとして廃棄可能です。
羽毛布団の場合は、中身が飛散するのを防ぐためにハサミで切ることはせず、60cm未満にたたんで、紐で硬くしばり燃えるゴミに出しましょう。
ハサミで切ることが難しく、規定サイズを超えてしまう場合は連絡ゴミ(粗大ゴミ)として自治体に連絡し処分する必要があります。
②連絡ゴミ(粗大ゴミ)として処分
布団の厚さや素材の影響で長さ60cm未満にできない場合、布団は広がらないようなるべく小さく折りたたみ、ひもで縛って連絡ゴミ(粗大ゴミ)として処分しましょう。
浜松市の連絡ごみ受付センターに連絡を取り、ゴミの収集を予約可能です。
- 直接電話をかける
- インターネット
- FAX
ごみ収集の予定日が決まったら、布団は複数枚合わせて縛るのではなく、1枚ずつ縛って指定された日に所定の場所へ出しましょう。
③フリマアプリで販売する
布団の処分の仕方の一つとして、フリマアプリやネットオークションで販売する方法があります。
新品に近い状態の不要な布団を持っている場合には、比較的早く売れるかもしれません。
ただし、もしシミや破れている箇所などがあれば、その部分の画像を撮って掲載し、商品説明文に詳しく記載する必要があるので注意しましょう。
④買い替えの際に引き取りをお願いする
新しく布団を買い換える場合、購入先の店舗で引き取りサービスを行っているか確認してみましょう。
無料で引き取ってもらえるケースもありますが、有料となる可能性もあるため事前に確認しておくと安心です。
⑤不用品業者に引き取ってもらう
引っ越しや大掃除などで布団以外にも大量に不用品が出た場合、不用品業者に頼めば一度に引き取りに来てもらえるので便利です。
しかし、不用品業者の中には不法投棄をしたり、後から見積もり以上の金額を請求するなどの悪徳業者もいるため注意が必要です。
以下の重要ポイントを確認して、慎重に業者を選びましょう。
- ホームページにきちんと実績や住所、一般廃棄物や産業廃棄物の許可証の保持が掲載されているか
- 見積もりは詳細まで記載された明朗会計か
- 見積もりのための下見に来てくれるか
安く済ませたいのであれば3社を目安に見積もりを依頼するのもおすすめです。
⑥寄付する
まだ使える状態の布団であれば、物資を必要とする国や地域に支援団体を通して寄付することもできます。寄付の場合は、送料や梱包作業、発送手続きなどは全て自己負担です。しかし、必要としている人に支援物資として届けられたり、動物愛護施設や動物孤児院などで暮らす動物たちのために使用されるケースもあり、社会貢献につながります。
まだ使える状態の布団であれば、物資を必要とする国や地域に支援団体を通して寄付することもできます。
寄付の場合は、送料や梱包作業、発送手続きなどは全て自己負担です。
しかし、必要としている人に支援物資として届けられたり、動物愛護施設や動物孤児院などで暮らす動物たちのために使用されるケースもあり、社会貢献につながります。
浜松市での羽毛布団リサイクルの仕組みは?
静岡県浜松市では羽毛布団のリサイクル事業を行っています。
浜松市では、回収した羽毛布団をまず資源物として売却します。
そして、羽毛布団や新たな製品として生まれ変わらせるという仕組みを自治体として行っています。
羽毛布団をリサイクルするためには浜松市の指定する場所へ持ち込まなければなりません。
持ち込みできる時間や場所、問い合わせ先については浜松市ホームページより確認できます。
浜松市の羽毛布団リサイクル条件は?
静岡県浜松市の羽毛布団リサイクル事業は、羽毛布団全てを受け付けているわけではありません。
浜松市が掲げている条件は以下の2つです。
- 持ち込み方法:切らずに60cm未満のサイズになるように紐で縛り、シーツやカバーはつけない状態で指定された場所へ持ち込むこと。
- ダウンが50%以上含まれていること。
羽毛が腐食していたり、羽毛布団でない場合は引き取り不可です。
また、布団に穴が開いている場合には羽毛が飛散するのを防ぐためにカバーをつけて搬入しなければなりません。
まとめ
この記事では、静岡県浜松市で布団が不要となった場合の捨て方、処分方法についてご紹介しました。
さまざまな処分方法があるので、ぜひご自身にあった方法を見つけてみてください。
羽毛布団の場合はぜひ浜松市独自のリサイクルシステムを活用してみるのもおすすめです。
持ち込む必要はありますが、不用品が資源として再利用されるため社会貢献へとつながります。