ゴミ屋敷や散らかった室内は、全体的な雰囲気から「お金に苦労してそう」と思われがちです。絶対という訳ではありませんが、ゴミ屋敷や汚い部屋の住人が「お金がない」と口にするケースは多く、ゴミ屋敷=貧乏という図式もあながち間違いとは言えません。
実は、ゴミ屋敷と貧乏には隠れた関係性があり、よく観察すると共通している持ち物があります。「毎日真面目に働いているのにお金がない」と感じている人は、これからご紹介するゴミ屋敷住人の特徴をチェックして、不安の状況から脱却しましょう。この記事では、汚い家に必ずあるもの5選と、ゴミ屋敷化しやすい人の特徴を詳しく解説します。
目次
ゴミ屋敷と貧乏に関係はあるの?
一見無関係に思えるゴミ屋敷と貧乏ですが、実はゴミ屋敷化が貧乏生活を招くきっかけになる例も珍しくなく、全く関係ないとは言い切れません。貧乏=何も持っていないと考える人は多いですが、「お金が無い」と無意識に感じているからこそ、不要・必要の区別なく物を溜め込んでしまいます。
もはや「卵が先か鶏が先か」の状態で、ゴミ屋敷の住人は状況を客観的に判断できないため、自力で気がつくことはほぼ不可能です。ゴミ屋敷と貧乏の関係性を、以下で詳細にご紹介しましょう。
物が増えた分、お金が減るから
ゴミ屋敷と貧乏の関係性を語るとき、一番シンプルでわかりやすい例が、物が増えた分お金が減るという図式です。現代社会で生きていく以上、生活するために必要なら、誰でも何かしらの品物は購入しなければなりません。
しかし、ゴミ屋敷の住人は必要以上に購入したり集めたりする傾向が見られ、過剰な品物もそのまま保管しがちです。お金を使う・物を増やす・そのまま溜め込む、というワンセットを繰り返した結果、お金がどんどん減って貧乏になります。
もったいなくて物が捨てられなくなるから
「せっかく手に入れたのにもったいない」と思い、明らかにいらない物を捨てられずに溜め込んだ結果、無駄にお金を使って貧乏になるケースもよくある光景です。物を大切にしていると言えば聞こえはいいですが、長く使用しておらず今後も使う予定がない物は、周囲から見ればほとんどゴミと変わりません。
「もったいない」の一言で家屋内を圧迫した物たちは、本当に必要な物も覆い隠してしまうため、いざという時に見つからなければ新たに購入するしかなく、結局お金が減ってしまいます。持ち物を処分して減らさない限り、持っている筈の品物を再購入する流れは断ち切れません。経済的に困窮しやすい危険な状態で生活しているのが、ゴミ屋敷に住む人のリアルな実情です。
【当てはまったら要注意】汚い家に必ずあるもの
ゴミ屋敷や汚部屋など、散らかっていて汚い印象を持たれやすい家には、必ずと言っていいほど共通してある物が溜まっています。たとえ今現在散らかっていなくても、共通したある物が部屋に溜まっているようなら、ゴミ屋敷から貧乏になる可能性も否定できません。
ゴミ屋敷化や経済的困窮に不安がある人は、これからご紹介する品物が室内にあるかチェックし、ゴミ屋敷化も貧乏への不安も回避しましょう。汚い家に必ず溜まっている物の具体例を、以下で詳しく解説します。
無料でもらえるチラシやフリーペーパー
無料配布されているチラシやフリーペーパーは、玄関先や室内の片隅に溜め込まれやすい物の代表的な例です。例えば、帰宅した時にポストをチェックした時、ほとんどの人は重要な手紙やハガキだけを手に持ち、チラシやフリーペーパーは適当な場所へ放置してしまいます。
すぐに捨てれば散らかりませんが、「あとで捨てよう」「再利用してから捨てよう」などと考えてしまうと、結局チラシやフリーペーパーは溜め込まれ続け、一向に処分されません。溜め込まれたチラシやフリーペーパーは、そのうち積み上がって雪崩を起こし、やがて出来上がるのは大切な書類さえ見つけにくくなるような無法地帯です。
使う予定がない空き箱や紙袋
ゴミ屋敷化して貧乏になりやすい家屋には、使う予定がない空き箱や紙袋も数多く溜め込まれています。例えば、ちょっと高級な品物が入っていた空き箱や紙袋は、綺麗さと頑丈さから「何かに使えるかも」と思いがちで、簡単にいらないと判断できません。
いつか使おうと思っても、何に使うかは明確に思い浮かべられないため、結局溜め込み放置されたままです。たとえ綺麗で頑丈でも、放置された空き箱や紙袋はそのうち室内のスペースを圧迫し、やがてゴミに埋もれてしまいます。
何に使うかわからない配線や充電器
「これは何に使うんだったっけ?」と、持ち主が忘れるほど放置されていた配線コードや充電器も、ゴミ屋敷化しやすい家屋に溜め込まれている物の一例です。例えば、リビングのチェストや整理ダンスの引き出しなどに詰め込まれた配線や充電器は、数年掛けて堆積しているため判別がつかず、やがて本当に必要なコードや機器まで隠してしまいます。
実は、筆者の父もパソコン・オーディオ類が大好きで、古い物を処分せず新しい物を購入して配線コードが溜め続けた結果、必要な配線が見当たらず購入するという金銭的悪循環に陥りました。配線コードや充電器溜め込みは、必要な時に見つからないだけではなく、最悪の場合本体機材も買い替えが必要になるため要注意です。
特売で購入したストック品
周囲の人から「汚い」「散らかっている」と言われやすい家には、特売で購入したストック品も数多く溜め込まれています。特売のタイミングで購入すれば、生活必需品が低価格で手に入るため、一見すれば金銭的に損をしたと感じません。
しかし、多すぎるストック品は使い切れない可能性が高く、消費できなければお金が無駄になってしまいます。ゴミ屋敷で貧乏になりやすい家は、特売だったからと必要以上に品物を購入し、明らかに使い切れないストック品を室内に積み上げているケースが少なくありません。
使用用途が限定的な便利グッズ
経済的に困窮しているゴミ屋敷では、用途が限られている便利グッズもよく見られます。具体的な例をあげると、次のような品物です。
- 大型健康器具
- 特定の食材を切るための調理器具
- アウトドアでしか使用しない道具
- パーティーを盛り上げるための道具
- 特定の趣味でしか使用できない道具
これらのグッズは、用途が限られているため日常生活で出番がなく、ほとんど流用できません。かといって、購入金額が高くまだ使えそうだと手放すのが惜しくなり、使用されないまま室内に置かれ続け、最終的に室内のゴミ屋敷化を後押ししてしまいます。
ゴミ屋敷予備軍!?貧乏になりやすいの人の特徴
現在室内に溜め込んでいる物だけが、ゴミ屋敷化して貧乏になりやすい家の特徴ではありません。実は、ゴミ屋敷に住んでいる人にも共通の特徴があり、それは現在の行動パターンに現れています。
ここでは、自宅をゴミ屋敷化させ、貧乏になりやすい人にありがちな行動パターンの具体例をご紹介しましょう。自分の普段の行動と照らし合わせ、ゴミ屋敷予備軍かどうかの判断をしてみてください。
着ない服も捨てられず取っておく
現在着ていないし、今後も着る予定がない服をなんとなく捨てられず取っておく人は、ゴミ屋敷化して貧乏になりやすい人の予備軍です。洋服は、流行や年齢・体型の変化によって買い替えていくものですが、着ない服を捨てずに新しい洋服を買うと、しまう場所がなくなり生活スペースを塞ぎます。
溜め込まれた着ない洋服は、ただ邪魔になるだけで一向に日の目を見ることがないため、放置すればゴミ屋敷へ一直線です。自分が管理し切れないほど洋服が増えた場合、着用頻度が高い洋服まで見失う羽目になり、結局買い直さなければならず金銭的打撃も受けてしまいます。
無料の試供品やおまけはとりあえずもらう
無料の試供品やおまけを差し出された時、とりあえずもらっておこうと受け取る癖がある人も注意しなければならない。無料という言葉に惑わされてしまうが、興味のない商品の試供品やおまけは、使わなければ無駄な持ち物です。
必ず使うわけではないのに、なんとなくで試供品やおまけをもらっても、溜め込むだけならただの不用品になり、最終的に捨てるしかありません。気になっている商品の試供品ならまだしも、さほど興味がなく「くれるものはもらっておく」程度の気持ちなら、受け取らない選択肢を持つことが大切です。
部屋を片付ける習慣がない
部屋の片付けが習慣になっておらず、日常的に室内を整理していない人も、自宅がゴミ屋敷化して貧乏になる可能性があります。例えば、部屋の散らかり具合に関係なく毎日掃除する習慣がある人は、少しのゴミや汚れも放置しないため常に部屋が綺麗です。
片付ける習慣がない人は、ゴミや汚れを溜め込んでから行動するため片付け自体を面倒だと感じ、「あとでまとめて掃除しよう」と後回しを繰り返した結果、気が付いた時にはゴミ屋敷化します。しかも、片付けの習慣がないため効率的な掃除も難しく、いざ片付けを始めても挫折して長続きしません。
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時間にルーズ
時間にルーズで計画通りに動くことが苦手な人も、ゴミ屋敷の住人になりやすいです。ただし、時間にルーズな人の場合は、精神的な面で次のような問題を抱えている可能性がある。
- 時間を守ろうという気持ちはあっても動けない
- 気がかりなことが多すぎて心のゆとりが持てない
上記のような問題は何かしらの精神疾患を患っているケースも多く、自分の努力だけで状況を改善するのは困難です。自分なりに頑張ってもうまく片付けられない時は、家族や親しい友人・片付け専門業者への依頼など、第三者による手助けも検討してください。
質よりも量と安さ重視で選ぶ
何かしらの品物を購入する時、品質よりも量と安さを重視して選ぶ人は、たとえ片付けてもすぐに散らかし、ゴミ屋敷化する危険性を孕んでいます。例えば、いつもの洗濯洗剤を1個買おうとした時、他の洗濯洗剤が2個セットで安売りされていた場合、量と安さを重視する人が購入するのは2個セットの方です。
購入した直後は得した気分になりますが、実際に使ってみて気に入らなかった場合、安かった洗剤は使い切らないまま放置され、いつもの洗剤を購入する羽目になってしまいます。このような品物選びの癖を直さなければ、何度片付けてもすぐ物が増えてしまい、なかなかゴミ屋敷化する危険性を排除できません。
貧乏脱出の第一歩はゴミ屋敷の脱却から!
現在家が散らかっていて、「このまま貧乏生活になったらどうしよう?」と不安を抱えている人は、ゴミ屋敷からの脱却が悩み解消への第一歩です。自分の癖や生活パターンの見直しも重要ですが、内面的な問題の改善は時間が掛かる上、結果が見えにくいのであまり結果を実感できません。
片付けは、綺麗になった場所や少なくなった持ち物などで視覚的に結果を実感できるため、やる気を継続させやすく満足感も得られます。まずはゴミを集めたり、大型家具を1つ捨てたりなど、少しずつ片付けをしてゴミ屋敷から脱却しましょう。
ゴミ屋敷の片付けはバスター七福神へお任せください
「ゴミ屋敷化しそうな部屋を片付けたいけど一人では難しい」「片付けなきゃとは思うけど何からすればいいかわからない」とお悩みの方は、ゴミ屋敷バスター七福神にお任せください。七福神は、ゴミ屋敷で悩む人の不安な気持ちに寄り添い、お客様のご希望に合わせて片付けを行う片付け専門業者です。
事前にしっかりヒアリングと下見を行い、お客様のご希望に合わせたプランニングをいたしますので、経済的にも精神的にも無理のない範囲でご依頼いただけます。まずは、フリーダイヤル・メール・LINEの3つの相談窓口から、お客様のご都合の良い連絡方法をお選びいただき、ぜひお気軽に悩みをご相談ください。
まとめ
部屋がゴミ屋敷になると、物だけが増えてお金が減っていく環境になるため、貧乏になる可能性が高いです。特に、無料でもらえるものをなんでももらったり、質より量でセール品を購入する癖がある人は、貧乏になりやすいゴミ屋敷の予備軍なので注意してください。
ゴミ屋敷貧乏にならないためには、自分自身の悪い癖や生活パターンも見直さなければなりませんが、すぐに効果を実感できないため、改善しようと思ってもなかなか長続きしません。片付けから始めれば、効果がすぐに実感できてやる気も長続きするので、まずは毎日少しずつでも片付けを始め、難しい場合は片付け専門業者の力を借りるなどして、室内をスッキリ整えましょう。