化粧品は女性だけではなく、男性の利用者も増えているなど、ますます多くの人にとって身近なアイテムとなっているのではないでしょうか。
デパートの化粧品コーナーだけではなく、ドラッグストア等でも販売されているので気軽に購入できる一方で、使わなくなった化粧品は果たして何ゴミなのか、捨て方に悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
化粧品は何ゴミ?
化粧品は様々な種類が登場しており、人それぞれ「なりたい自分」になるために、様々な化粧品を購入しては使用していることでしょう。
しかし中には、最後まで使い切らず、処分を考える化粧品もあるのではないでしょうか。
その際、何ゴミなのかで迷うこともあるかもしれませんが、化粧品はアイテムによって特徴が異なりますが、いわゆる「9割ルール」があります。
素材の9割が燃える素材であれば燃えるゴミとするルールですが、化粧品が何ゴミかは、この基準を元に考えてみると良いでしょう。
それでも化粧品は様々な資源が使われていますので、大まかに、何ゴミなのかを解説します。
リキッドタイプ
いわゆる液体です。
主にマニュキュアやシャンプー、コンディショナー、オイル、香水などが該当します。
大前提として、中身はすべて処分しましょう。
マニュキュアの場合、固まってしまっている可能性がありますが、この場合は無理に中身を取る必要はありません。
あくまでも自然にできる範囲で中身を処分しましょう。
すると、残すはケースのみになります。
シャンプーやコンディショナーの容器はプラスチックが多いですが、リップグロスは上蓋に関しては可燃ゴミですが、テスクチャーや液体であれば不燃ゴミになります。
マニュキュアは瓶の容器が多いので、中身を除けば資源ゴミとなります。
このように、中身を処分することで、比較的何ゴミなのかが見えやすくなります。
パウダータイプ
パウダータイプもまた、中身とケース・パッケージを別で考えると、何ゴミなのかが見えやすいです。
一般的に、パウダーそのものは燃えるゴミです。
しかし、容器に関してはそれぞれ異なります。
プラスチックが多いかと思いますが、中にはプラスチック以外の容器のパウダータイプの化粧品もありますので、その場合、中身を取り除いてから何ゴミなのかを考えましょう。
クリーム・ジェルタイプ
ファンデーションやクリームなども、まずは中身を処分しましょう。
注意すべきはジェルです。
ジェルを洗面所で流してしまうと、排水溝を伝って水を汚してしまう可能性があります。
少量であれば可燃ゴミでも良いのですが、大量にある場合、布などに中身を出して吸収させましょう。
また、ファンデーションはファンデーションそのものは可燃ゴミですが、鏡は不燃ゴミです。
こちらは容器だけは別になりますので覚えておきましょう。
マスカラやアイライナー
目元のオシャレを演出するマスカラとアイライナーですが、マスカラはプラスチック製品ではありますが、汚れを取ることが難しいので可燃ごみとして捨てても問題ありません。
アイライナーやリップスティックに関しても可燃ゴミで良いのですが、キャップ部分がプラスチックの物に関しては資源ゴミとして出しましょう。
何ゴミか自分で判断できない化粧品は?
何ゴミなのか自己判断の難しい化粧品に関しても、まずは中身とパッケージを別のものとして考えましょう。
まずは中身を出して処分すると、残すはパッケージ・ケースのみです。
パッケージやケースだけで考えると、化粧品が何ゴミなのか迷うケースは少なくなるはずです。
化粧品は捨てるのではなく、譲るのも手
化粧品を何ゴミなのか調べて捨てることも大切ですが、まだまだそれなりに仕える量が残っているのであれば、譲るという選択肢もあります。
特にフリマアプリを活用することで、譲れるだけではなく、売却することで多少ながらも利益を得ることもできます。
そのため、不用になった化粧品はフリマアプリでの処分がおすすめです。
何ゴミかわからない化粧品、売れそうなものはフリマアプリで売る
フリマアプリの利点として、スマートフォンさえあれば気軽に登録・出品が可能な点が挙げられます。
身分確認も、身分証をスマホで撮影すればよいのみ。
本人確認が終わったら、譲りたい化粧品をスマートフォンで撮影し、出品作業をするだけです。
出品した化粧品に興味を持ち、落札されればお金になります。
フリマアプリを利用する際の注意点
フリマアプリにて化粧品を売却する注意点として、落札者とのコミュニケーションです。
画像、さらには文章で説明しても、解釈が異なるケースが珍しくありません。
また、モニターによって画像の色合いも微妙に異なりますので、スマートフォン越しに見た時には興味をそそられたものの、手元に届いた化粧品を見て、思っていたものと異なると感じてしまうケースもあります。
ここで対応を間違えるとトラブルに発展してしまうケースもありますので、予めモニターによって見え方が異なる点は伝えておきましょう。
何ゴミか悩む化粧品を、フリマアプリ以外の方法で売る・譲る
フリマアプリは手軽に利用できるのでおすすめですが、不要になった化粧品を処分する方法は他にもあります。
リサイクルショップに売る
リサイクルショップに売れるものもあります。
但し、リサイクルショップに関しては状態の良い化粧品、あるいは未開封のみのところもあります。
中古の場合、衛生観念的な問題から、扱わないリサイクルショップが多いです。
未開封のブランド化粧品であればリサイクルショップ側としても買取ってくれるのですが、使用した化粧品の場合、買取を断られてしまうケースが多いです。
不用品業者に依頼する
不用品業者に引き取ってもらう方法もあります。
この場合、化粧品だけで不用品業者を呼ぶのは少々大げさですが、例えば他にも処分したい家具や家電がある場合に、ついでに化粧品も引き取ってもらうと良いでしょう。
不用品回収業者の中にはリサイクル業者と懇意だったり、独自の販売・再販ルートを持っていることから、価値を理解し、高額で買取に応じてくれるところもあります。
友人や知人に譲る
友人や知人に化粧品を譲るのであれば、何ゴミなのかを調べる必要もありませんし、譲られる友人や知人も、信頼できる友人からの物なので、安心感があるでしょう。
但し化粧品は人それぞれ好みが異なります。
様々な種類の化粧品が登場しているのも、それだけ化粧品へのニーズが多様化しているからこそ。
自分の使用していた化粧品をそのまま使ってくれる友人や知人がいればよいのですが、肌に合わない、メイクの方向性が違うといった理由で、引き取り手が見つからない可能性もあります。
そのまま放置しておく
今使わないとしても、いずれ使うのではないかとの思いから、そのまま放置するのも選択肢の一つかもしれませんが、化粧品にもある程度使用期限があります。
一般的に、未開封であれば3年、開封済みのものは半年とされていますが、保管状態によっては開封済みのものはさらに短期間で状態が悪くなってしまう可能性があります。
そのため、放置しておくくらいであれば、思い立ったその時に処分した方が良いでしょう。
最後に
化粧品が何ゴミなのか、ある程度分かっていただけたのではないでしょうか。
しかし今の時代はゴミとして捨てるだけではなく、フリマアプリ等、様々な選択肢があります。
特にフリマアプリであれば、捨てようと思っている化粧品を欲している人に渡すことができますし、ちょっとしたお小遣い稼ぎにもなりますし、何より気軽に利用できますので、捨てる予定のある化粧品は、まずはフリマアプリに出品してみるとよいでしょう。