プレゼントでもらったり趣味で集めたりなど、なんらかの形でぬいぐるみを持っていると、最終的に困ってしまうのがぬいぐるみの正しい処分方法です。引っ越しや断捨離をきっかけに、「ぬいぐるみは手放した方がいいかな?」とは思うものの、見た目の可愛らしさや思い出などから「処分して運気が下がったらどうしよう」と悩む人もいます。
ぬいぐるみは、気持ちの整理をつけつつ丁寧に扱えば、処分する時でも不安を感じることはありません。ぬいぐるみを処分すると本当に運気が下がるのか、科学的な見解や後悔しない処分方法について詳しく解説します。
目次
ぬいぐるみを捨てると運気が下がる?上がる?
ぬいぐるみを処分すると聞くと、「運気が下がるんじゃない?」と心配したり、「運気が上がるよ」と賛成したりと、賛否両論の意見が飛び交いつい迷いがちです。そもそも、運気とは科学的に証明できるものではないので、目に見えるようなデータもなければ根拠もありません。
ぬいぐるみの処分について、「運気が下がる」「運気が上がる」と両方の意見が聞かれるのは、ぬいぐるみへの愛情の注ぎ方に個人差があるからです。ぬいぐるみは生き物ではありませんが、持ち主が愛情を注ぐタイプならぬいぐるみを生きているように錯覚してしまうので、処分すると運気が下がるように感じます。
ぬいぐるみに興味がない人は、ぬいぐるみをただの物と認識しているため、不用品を処分して気持ちがスッキリすると運気が上がる、という考え方です。つまり、運気が下がるか上がるかは持ち主それぞれの感じ方であり、どちらが正しいという答えはありません。
どちらのタイプであっても、ぬいぐるみに対する自分の気持ちと正直に向き合い、納得した上で出した結果であれば、運気の上下に振り回されることなく冷静に対処できます。
スピリチュアルの視点でのぬいぐるみの意味
スピリチュアルの視点で見た場合、ぬいぐるみは停滞の象徴であり持ち主の分身です。分身は、言い換えるなら持ち主の身代わり役なので、厄災が降りかかれば持ち主の代わりに引き受けて体に溜め込みます。
つまりスピリチュアルの考え方では、ぬいぐるみは持ち主の厄災を引き受けて体に溜め込んでいる状態なので、持ち続けるのはあまり良くありません。そのため、スピリチュアルの意識が高い人はぬいぐるみの処分に対する抵抗が少なく、むしろ良いことなので運気が上がると考えています。
ぬいぐるみを処分しにくい理由
スピリチュアルの考え方は理解していても、いざとなるとなかなか決断しにくいのがぬいぐるみの処分です。その理由を掘り下げていくと、物理的な処分の仕方から心理的な抵抗感まで、さまざまな原因が隠れています。
なかなかぬいぐるみを処分できない人は、何が一番気に掛かるのか問題点をはっきりさせ、原因の解消に努めてみましょう。ぬいぐるみの処分を決断しづらいとき、よく見られる理由を以下でご紹介します。
愛着や思い出があるから
ぬいぐるみへの愛着や思い出が強く残っていると、たとえ汚れていたとしてもなかなか処分を決断できません。愛着とは、言い換えるなら強いこだわりや依存心なので、ぬいぐるみを処分すると考えただけでも抵抗感を感じます。
思い出は、ぬいぐるみに対するというよりもそれにまつわる出来事の方が多く、思い出自体が消化されないとぬいぐるみの処分は難しいです。例えば、大好きだった祖母からもらったぬいぐるみを処分しようと考えたとき、ぬいぐるみを通して祖母の面影を見ているため、処分=祖母に申し訳ないと感じてしまいます。
愛着も思い出も、持ち主の心を大きく揺さぶる要因なので、納得いくまで自分の心と向き合い消化するしかありません。
ぬいぐるみの処分方法がわからないから
ぬいぐるみの正しい処分方法がわからず、悩んだ状態でそのままになっているケースもよく見られます。ぬいぐるみは、ごみの分別でいうなら可燃ごみに出すのが一般的ですが、部分的に金属やプラスチックが使用されているケースも多く、そのまま出していいのか分解するべきなのか悩みがちです。
住んでいる地域によっては、かなり細かい分別をしなければならないため、判断を後回しにした結果ぬいぐるみを処分しそびれる人もいます。処分方法は、各自治体のごみ収集センターなどに問い合わせれば回答をもらえるので、処分を思い立ったら時間を置かずに連絡するのがおすすめです。
大きすぎて処分しにくいから
ぬいぐるみが大きすぎて処分しにくいことから、対処を後回しにしているうちに処分そのものが面倒になる人もいます。例えば、大人が抱き枕にできそうなサイズのぬいぐるみは、体長が1mを超えることもあり、胴回りもかなり太いです。
大きすぎるぬいぐるみは、可燃ごみの袋にも入れづらく重さもあるため、最悪の場合分解するしかありません。しかし、思い出のあるぬいぐるみの分解は抵抗感も強いため、物理的な面と心理的な面でなかなか処分できず、最終的に捨てそびれてしまいます。
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古いぬいぐるみを処分しないのは健康被害も?
古いぬいぐるみの処分というと、スピリチュアル的な面を注目されがちですが、問題視されるのは運気の上下だけではありません。古いぬいぐるみは、所持し続けると深刻な健康被害を引き起こす可能性があり、最悪の場合慢性的な症状に悩まされてしまいます。
愛着や思い出があったとしても、健康面への悪影響に不安がある人は、早急に処分した方が賢明です。古いぬいぐるみを処分しなかった場合どのような状態になってしまうのか、具体的な例を以下でご紹介します。
ホコリが溜まりやすい
古くなったぬいぐるみにはホコリが溜まりやすく、さらにぬいぐるみの中からホコリが舞い散ってしまう可能性が高いです。例えば、ぬいぐるみを本棚やベッドサイドに長期間飾っていた場合、縫い目の窪みや表面にホコリがついてしまいます。
さらに、古くなったぬいぐるみは布地も中綿も劣化するため、ぬいぐるみの中からもホコリが出やすい状態です。室内に舞ったホコリは、呼吸とともに体内へ入り込むため、激しく咳き込んだり気管支を痛めたりすることもあります。
ダニや虫が住みつきやすい
ダニやノミなどの害虫が住み付きやすいのも、古いぬいぐるみを処分しないデメリットです。ダニやノミといった害虫は、種類によっては人間を刺したり噛んだりするため、皮膚が腫れて強烈が痒みに襲われます。
さらに、温度と湿度が保たれた環境を好むので、古いぬいぐるみをそのままにしておくと卵を産み付けてしまい、大繁殖は免れません。特に、犬や猫などのペットを飼っている人は、十分なケアをしていても繁殖の危険性が高いので、古いぬいぐるみは早急な処分が望ましいです。
アレルギーや健康被害につながる可能性がある
ぬいぐるみにホコリが溜まったり、ダニやノミなどの害虫が住み着いた結果、深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。特に深刻なのは、ダニやノミを媒介としたアレルギー症状です。
ダニの死骸やフンは、乾燥すると砕けて小さな粒子となり、体内に入り込んで蕁麻疹や咳・目のかゆみといったアレルギー反応を起こします。ノミに刺されると強いかゆみで患部を強く引っ掻きやすく、傷ついた皮膚から細菌が入り込んだり、最悪の場合は合併症などで重症化したりなど、思わぬ健康被害を招きかねません。
部屋が散らかった印象になりやすい
古くなったぬいぐるみが複数部屋にあると、綺麗に片付けていても圧迫感があり、全体的に散らかっているように見えてしまいます。例えば、昔クレーンゲームで手に入れたキャラクターのぬいぐるみなどを、カーテンレールや本棚の上部に並べてそのままにしていると、視覚的にごちゃごちゃしている上にホコリも被りやすいです。
たとえ手のひらサイズのぬいぐるみでも、数が集まればかなりスペースを取ります。ブームが去ったキャラクター物のぬいぐるみは思い切って処分し、見た目もスッキリした部屋にしましょう。
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人生が前に進まない
古くなったぬいぐるみを溜め込んだまま処分に悩んでいると、これから先の人生を前向きな姿勢で進みにくくなる可能性があります。古いぬいぐるみは過去の象徴であり、良くも悪くも変化を望まない姿勢の現れです。変化を望まないということは、過去の悪い出来事を引きずり未来の良い出来事を受け入れないことに繋がるため、前向きな人生を歩むのは難しいと考えられます。
断捨離という言葉があるように、思い切って切り離すことで未来が開かれ、気持ちが前向きになったというケースも少なくありません。特に、気持ちの整理をするために片付けをしている人は、思い切ってぬいぐるみを処分し、新しい人生を前向きにリスタートさせてください。
ぬいぐるみは供養してから処分したほうがいい?
「供養してから処分した方が良いのでは?」と悩むのも、ぬいぐるみの処分で悩む人によく見られるシーンです。実際に、ぬいぐるみをはじめとした物には全て神様が宿っていると考え、供養やお清めをしてから持ち物を処分する人もいます。
しかし、金銭面の問題から供養が難しかったり、そもそも必要性を感じなかったりした場合は、供養なしでぬいぐるみを処分しても問題ありません。ぬいぐるみを処分する際供養は本当に必要なのか、基本的な考え方を解説します。
【前提】ぬいぐるみの処分に供養は必須ではない
まず前提として理解しておくべきなのは、ぬいぐるみを処分するとき、必ずしも供養はしなくてもいい、という点です。供養自体は、物に対する最大限の礼を払った良い行いですが、誰かに強制されてやることではなく、自主的に供養したいという気持ちが重要視さます。
例えば、ぬいぐるみを生き物と同じように感じていたなら供養が必要だと思えるし、物として大切にしていたならより良い処分方法を優先する、というような感じです。したがって、ぬいぐるみに感謝はしているものの、正式な供養までは必要ないと感じているなら、無理に供養する必要はありません。
感謝を伝えるだけでも立派な供養
供養と聞くと、真っ先に神社やお寺を思い浮かべがちですが、大切なのは自分の気持ちをぬいぐるみに伝え、感謝の気持ちを表すことです。供養という正式な儀式を行わなくても、心からの感謝をぬいぐるみに伝えられたら、これ以上純粋で尊い供養はありません。
例を挙げると、処分前にぬいぐるみを綺麗に洗って乾かし、「今までありがとう」と言葉をかけるだけでも立派な供養と言えます。お寺や神社までは検討していないが、ぬいぐるみに何かしらの感謝を伝えたい人は、処分の前にぬいぐるみへ感謝の言葉を伝えてみてください。
ぬいぐるみを捨てる方法
ここで言う捨てる方法とは、単純にごみとして処分するだけではなく、手放す方法全般を意味します。ごみとして処分する以外にも、売る・譲る・形を変えるなど、さまざまな方法を知っていれば、自分の感情に折り合いがつけやすく、比較的手放しやすいです。
複数の例をご紹介しますので、自分の気持ちや状況にぴったりの処分方法を探し、処分に対する抵抗感を和らげてみましょう。ぬいぐるみを捨てる方法について、以下で詳しく解説します。
ぬいぐるみ供養専門業者に依頼する
ぬいぐるみを捨てるとき、ぬいぐるみ供養専門業者に依頼すると、供養も処分も同時に行えてとても便利です。ぬいぐるみの供養から処分までを自力で行なった場合、神社やお寺での供養と処分を別々に行わなければならず、時間も費用もかかってしまいます。
ぬいぐるみ供養専門業者に依頼すれば、ぬいぐるみを預けるだけで供養も処分もしてもらえるので、途中で捨てづらくなったり辛くなったりする心配がありません。ぬいぐるみを供養してから捨てたいが、処分する時に辛くなるかも、という不安がある人におすすめです。
可燃ごみとして処分する
ほとんどのぬいぐるみは燃える素材でできているので、可燃ごみの袋に入れて処分することも可能です。大きめのぬいぐるみでも、ハサミを入れて解体すれば指定のごみ袋に入るため、家庭ごみと同じ要領で処分すれば問題ありません。
ただし、分別が厳しい自治体だと、不燃部分があるぬいぐるみは回収してもらえなかったり、出し方を細かく指定されたりすることもあります。不安がある場合は事前にごみ収集センターへ問い合わせ、正しい方法で可燃ごみとして処分しましょう。
粗大ごみとして処分する
解体が難しく、可燃ごみとして出せないほど大きなぬいぐるみは、粗大ごみとして処分します。ただし、粗大ごみとして出せるかどうかは各自治体によるので、収集品目一覧にぬいぐるみの項目がない場合は、粗大ごみセンターへの事前確認が必要です。
例えば、福岡市の粗大ごみセンターの品目一覧にはぬいぐるみの項目がなく、事前に連絡して受け付けてもらえるか確認しなければなりません。ごみ出しのルールも自治体ごとに異なるので、正しい出し方を事前に調べ、ルールを守って出すようにしてください。
フリマアプリやネットオークションで売却する
ぬいぐるみを捨てるとき、単純にごみとして処分する方法だけではなく、フリマアプリやネットオークションを活用し、売却処分するのも良い方法です。買い手がつくかどうかはわかりませんが、大切にしていたぬいぐるみがごみ扱いされない分、手放す辛さも和らぎ気持ちが前向きになります。
ただし、フリマアプリやネットオークションは個人同士の取引になるので、相談や交渉では注意が必要です。ぬいぐるみの送り方や支払い方法などをよく話し合って決めないと、思わぬトラブルを招く可能性があります。
申し込みがあったら綿密にやり取りし、お互いに気持ちよく取引ができる関係性を築くのが先決です。不安な点をお互いに質問し合い合意してから取引すれば、トラブルが起こりにくくなり不安がありません。
寄付をする
子供が通っている幼稚園や保育園・学童・児童養護施設などに、寄付する形で処分する人もいます。物品の寄付なので、申し入れを断られる可能性もありますが、小さな子供が集まる施設なら比較的受け入れてもらいやすいです。
ただし、ぬいぐるみを寄付する場合は、状態をよく確認してからにしてください。ぬいぐるみが汚れていたりほころびがあったりすると、寄付を断られる可能性が高くなるので、まずはぬいぐるみを綺麗にケアしてから寄付先の施設へ連絡しましょう。
神社やお寺で供養してもらう
処分するぬいぐるみを売却したり寄付したりしないなら、神社やお寺に預けて供養してもらう方法も選択肢に入れてください。神社やお寺は、預かった人形やぬいぐるみを一定期間保管しておき、定期的にお焚き上げをして浄化します。
お焚き上げは、炎でぬいぐるみを綺麗に焼き焼き清め、ぬいぐるみに宿る思いや心を供養する方法です。お焚き上げするかどうかは神社・お寺の判断によるので、事前に相談して詳細をよく確認し、納得してから申し込んでください。
リサイクルショップに売却して手放す
リサイクルショップにぬいぐるみを持ち込み、売却するという形で手放すケースもよく見られます。リサイクルショップでは、家具・家電やおもちゃまでさまざまな品物を買取しているので、売却という形でぬいぐるみを手放すことは可能です。
ただし、買取値段はぬいぐるみの状態や需要の有無も関係してくるため、査定の段階で断られることもあります。リサイクルショップに持ち込む場合は、少しでも綺麗に見えるよう、事前にぬいぐるみのお手入れが必須です。
不用品回収業者に引き取ってもらう
売却も寄付もできず、自分で処分するのも抵抗がある人は、不用品回収業者の引き取りサービスも検討しましょう。不用品回収業者は、大型家具から小さなおもちゃまで、あらゆる不用品を引き取ってくれる専門業者です。
処分予定のぬいぐるみも引き取り対象なので、不用品回収業者に依頼すれば処分までお任せできます。買取も行なっている不用品回収業者へ依頼すると、その場で査定して買取手続きを行い、査定金額分を料金から割引することも可能です。自分では処分しにくいが、どこに頼んだら良いか迷っている人は、買取もできる不用品回収業者を探してみましょう。
ぬいぐるみを小型にリペアする
「どうしても処分できない」「残したいけどぬいぐるみが大きすぎで難しい」という人には、ぬいぐるみを小型にリペア(作り直し)する方法もあります。例えば、結婚式で使った思い出のぬいぐるみや、子供が手放すのを嫌がったぬいぐるみなど、思い入れが深いぬいぐるみを小さくリペアすれば、保管しやすくなり手放す必要はありません。
ぬいぐるみのリペアの相談は、購入先のおもちゃ屋やぬいぐるみ専門店でもできますが、洋服の仕立屋さんやソーイングのお店で頼むケースも多いです。お裁縫が得意な人の場合、ぬいぐるみを分解して型紙を起こし、自力でもリペアするケースも見られます。
ぬいぐるみの小型リペアは、本来のぬいぐるみの布地で使える部分を流用して小さくする方法なので、生まれ変わったぬいぐるみとの生活が続けられるのが嬉しいメリットです。
後悔なくぬいぐるみを処分するときのコツ
思い入れが深いぬいぐるみほど、処分するまでに悩み続け、処分後も「本当に処分して良かったのか」と後悔する可能性があります。自分で処分を決断したはずなのに、何かしらの心残りがあるといつまでも気になるので、せっかく処分したのにスッキリしない日が続きがちです。
せっかく思い切ってぬいぐるみの処分を検討するなら、後悔しないよう処分前にできることをやっておきましょう。ぬいぐるみを処分するとき、後悔しないためのコツを詳しく解説します。
ぬいぐるみの写真を残しておく
ぬいぐるみを処分するときは、後から見返せるよう処分前に写真を撮っておきましょう。ぬいぐるみを手放しがたい理由として、ぬいぐるみとの思い出が深く残っているから、と挙げる人も少なくありません。
思い出は、一緒に過ごした人物や物と連動しているため、ぬいぐるみを手放すと心まで離れたように感じ、それが悲しみや落ち込みに繋がります。処分前にぬいぐるみの写真を残しておけば、本体がいなくなっても写真で見返せるので、心が安らぎ思い出も薄ません。手放す予定のぬいぐるみに思い出がある人は、いつでも見返せるよう写真を撮っておきましょう。
中身がわからないように工夫して処分する
ぬいぐるみを処分するとき、中身がわからないように工夫するのもおすすめの方法です。指定ごみ袋のほとんどは、中身が確認できる透明タイプや半透明の物が多いので、工夫せずにぬいぐるみを入れてしまうと中身がわかってしまい、罪悪感が強くなってしまいます。
ぬいぐるみを布や紙袋で包み、それからごみ袋に入れるようにすれば、ぬいぐるみの姿は見えないので処分に対する罪悪感も薄れ後悔しにくいです。ぬいぐるみが柔らかく変形させやすいなら、ぬいぐるみより一回り小さい箱や紙袋に詰め込めば、大きさも変わるためよりわかりにくくなります。
売却や譲渡の場合はできるだけきれいにする
ぬいぐるみを売却や寄付などの譲渡で処分する時は、事前にできるだけ綺麗にしてから持ち込んでください。たとえ飾ってあっただけのぬいぐるみでも、長年手入れをしていなければホコリを被り、全体的に煤けた色合いになってしまっています。
売却や譲渡前に洗えば、ぬいぐるみの生地も清潔になり、見た目も色合いもスッキリするので、売却や譲渡する相手にも失礼になりません。ただし、素材によって洗い方が決まっていることもあるので、使っていい洗剤の種類や正しい洗い方を事前に確認し、失敗しないように気をつけてください。
まとめ
ぬいぐるみを処分すると運気が上がる・下がるといった意見は、科学的に立証することが不可能で、個人の考え方に左右されやすいため、信憑性はほとんどありません。ただし、スピリチュアルの視点で見ると、ぬいぐるみは運気の停滞・悪運の溜まり場と考えられるため、古くなったぬいぐるみは処分が推奨されます。
また、長年置かれたぬいぐるみは劣化が進み、ホコリが溜まったりダニやノミが繁殖しやすいことから、健康面から考えると処分した方が賢明です。思い切った処分が一つの区切りとなり、心身共に気持ちがリフレッシュして、物事を前向きに考えられるようになります。
ぬいぐるみを処分する場合、供養は必須ではありませんが、気になる場合は工夫してごみ袋へ入れたり、ぬいぐるみ供養専門業者への依頼を検討する方が望ましいです。ごみとして処分する方法以外にも、譲渡や売却といった形で手放すことも可能なので、後悔しないよう写真などを残しておき、自分が納得できる方法でぬいぐるみとお別れしましょう。
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