「片付けたいと思っているのに全然片付かない」「自分なりに頑張ってみたが綺麗にならずどうしたらいいかわからない」、そんな悩みを抱えつつ日常生活を送るのは、大変心苦しく切ないものです。片付けたいのにうまく片付けられないと、自分自身を恥ずかしく感じてしまい、誰かに相談することすらためらってしまいます。
しかし、うまく片付けられない時に誰かに助けを求めるのは、決して恥ずかしいことではありません。この記事では、掃除が苦手な人の頼もしい助っ人となってくれる、救世主3選をご紹介します。
目次
片付けられないあなたを助けてくれる救世主3選
思ったように片付けられない時は、無理をして自力で掃除するよりも、片付けが上手で慣れている人に頼るのが確実です。苦手意識を持ったまま掃除を続けても、思ったように片付けられなければ心がどんどんしぼんでいき、やる気も続かず最後までやり遂げられません。
専門技術を持つ人や、掃除が得意な人に助けを求めれば、散らかった部屋も沈んだ心もスッキリします。片付けられないあなたを助けてくれる、心強い救世主3選を以下でご紹介しましょう。
家事代行サービス業者
家事代行サービス業者は、掃除や洗濯・料理・買い物など、日常生活の家事全般を代行してくれる専門業者です。共働きが増えた近年、家事代行サービス業者を利用している人も年々増加傾向にあり、一人暮らしの独身者から共働きの子育て世代まで、幅広い層の人たちが利用しています。
料金は依頼内容で異なりますが、片付けだけに絞って言うなら、1R〜1LDKで約3万円〜5万円、広さや作業内容によって料金が加算される、と言う感じです。仕事として依頼するので片付けられない後ろめたさも軽減され、追い詰められた心と体を休ませられます。
ゴミ屋敷片付け専門業者
ゴミ屋敷片付け専門業者は、足の踏み場がないほど室内が散らかり、どこから手をつけて良いかわからない人に最適な助っ人です。片付けられない人の多くは、いるものといらないものを上手に仕分けられず、部屋中に持ち物を点在させる傾向が見られます。
このような状態では、自分で片付けようと思っても持ち物をうまく選別できないため、気持ちばかりが焦って作業が進みません。ゴミ屋敷片付け専門業者は、豊富な経験と知識で的確に片付けを進めていき、短時間でお部屋をリセットしてくれます。
不用品の引き取りも行なっている業者に依頼すれば、大量のゴミ処理までお任せできて大変便利です。費用は業者によって異なりますが、大まかな目安としては1R〜1LDKで約3万円〜10万円前後、散らかり具合や作業内容・広さによって費用が前後すると考えてください。
家族や友人など身内に相談
「業者に依頼するのは難しい」「見知らぬ人を室内に入れたくない」と言う人は、家族や友人などの身内に相談するのがおすすめです。片付けられず悩んでいる人の多くは、自分自身に対する恥ずかしさや悔しさを心に秘め、誰にも知られたくないという気持ちを抱えています。
家族や友人などの身内は、あなたの状況や考え方・性格をある程度理解できているので、多少恥ずかしくても相談しやすく、助けを求めるのもさほど苦になりません。片付け上手な身内と一緒に掃除すれば、片付けのポイントも身につき今後の生活に活かせます。
片付けたいのに、片付けられない5つの理由
片付けなきゃと思うのに体が動かなかったり、片付けても思ったように片付けられなかったりする人は、自分のセンスのなさや段取りの悪さばかりに目を向けがちです。しかし、本当にズボラな人はそもそも片付けたいと思わないので、自分自身を責めるように思い詰めてはいけません。
片付けたいのに片付けられないということは、自分でも見落としている理由が隠れている可能性があります。片付けたいのに片付けられない場合、考えられる5つの理由を詳しく解説しますので、自分のケースに当てはめて考えてみましょう。
1.先延ばし癖が染みついている
問題を先延ばしする癖が染みついている人は、「後でやろう」「まとめてやろう」など、何かしらの理由をつけて片付けを後回しにしがちです。例えば、外出先から帰宅して室内を片付けようと思った時、何気なくつけたテレビ番組に興味を持ったとします。
先延ばし癖が染みついている人は、この時点でテレビ番組が優先されてしまい、片付けは後回し状態です。テレビ番組を見終わっても、「もう夜遅いから」「明日出勤早いから」などの理由でさらに先延ばしする人も多く、この癖を自覚しない限りはなかなか片付けられません。
2.とにかく片付ける時間がない
毎日忙しすぎて時間がない人も、片付けられない傾向が強く見られます。例えば、子育て中の人や家族の介護を担っている人、休日出勤や残業が多い人などは、隙間を縫うようにスケジュールを立てて動いているため、片付ける時間をまとめて取ることができません。
なんとか時間を作っても、短時間でできることは限られているため、気がつけば次の予定に追われて中途半端な状態で片付けで止まってしまいます。思ったように片付けられずなかなか先に進めないのは、意外にストレスが溜まるためやる気をそぐ原因になりやすいです。
3.物が多すぎて、片付けられない
片付けられない人には、物を多く持ちすぎている光景もよく見られます。部屋の広さや収納に対して物が多すぎると、収める場所が足りず綺麗に片付けられません。収納から溢れた物は、机や床・カーテンレールの上にまで侵食し、片付けたはずなのに見た目の圧迫感が強く、室内も雑多な印象になりがちです。
なんとか物を納めても、出し入れがしづらく見つけにくいので、取り出したりしまったりするのにも時間がかかってしまい、最終的に散らかしたまま放置されることもあります。
片付けられない人の家の特徴|あなたの部屋が片付かない意外な理由!
4.部屋に収納がなくて、片付けられない
収納がない部屋に住んでいる人は、そもそもしまう場所がないので持ち物が少なくても散らかりやすく、いるものといらないものが混在しやすい状態です。持ち物が少なければまだ片付けもしやすいですが、そもそも収納場所がないのでむき出しのまま整理しなければならず、ちょっと油断するとあっという間に散らかってしまいます。
思い切って棚を購入し見せる収納を目指しても、見せる収納は程よい隙間や見栄えの良い置き方なども考慮しなければならず、忙しい人はなかなか作業時間が取れません。なんとかしようと試行錯誤した結果、思ったように片付かず落ち込んだり、片付け自体が嫌になってしまうのも良くあるケースです。
収納がない部屋の片付け方を業者が解説|広く見せる収納術とアイテム
5.片付けたいけど動けない
片付けたいと思っていても、体が重くて動けなかったりすぐに集中が切れたりする人は、次のような疾患を抱えている可能性があります。
- うつ病
- ADHD
- 発達障害
- 溜め込み症候群
これらの疾患がある人は、物を見つけたり収納・管理したりするのが苦手です。片付けたくても上手くいかずストレスを溜め込んだ結果、さらに部屋が散らかることも珍しくありません。心当たりがある人は、まず診察を受けて自分の状況を正しく把握し、業者や身内の手を借りながら片付けを進めましょう。
片付けられない人はどんな精神状態?ストレスや病気が関係していることも
ゴミ屋敷や汚部屋の放置は危険
ゴミ屋敷や汚部屋化した家屋の放置は、思わぬリスクを招きかねないため大変危険です。「片付いてないだけだから問題ない」と思っていると、知らないうちに深刻な自体に陥ってしまい、解決まで時間がかかることも少なくありません。
片付けが進まず困っている人は、第三者の手を積極的に借りて掃除を進め、室内を綺麗に整えるのが得策です。ゴミ屋敷や汚部屋を放置した場合、起こりうる危険を以下でご紹介します。
片付けられない自分への自己嫌悪が続く
部屋を上手く片付けられずそのまま放置していると、自分に対する自己嫌悪が続いて精神的に追い詰められる可能性があります。自己嫌悪は、自分で自分を否定しストレスを与えてしまう、セルフネグレクトにも繋がる危険な行為です。
過度なストレスは思考力や判断力、行動力さえも弱めてしまい、最悪の場合生きる気力すら失うこともあります。自分で掛けたストレスは、自分の力だけで解消するのは難しいため、第三者の手助けが必要です。
家族の関係が悪化する
ゴミ屋敷や汚部屋を放置していると、家族との関係が悪化しやすく、最悪の場合取り返しがつかなくなります。特に、家族と一緒に暮らしている自室が汚部屋だった場合、同居している家族もストレスを受けている可能性が高く、いつ関係が破綻してもおかしくありません。
たとえ上手く片付けられなくても、片付けようという気持ちが持てたなら、現状を回復させる大切な第一歩です。家族や身内に事情を話して手助けを求めれば、関係を悪化させることなく室内も自分自身も生まれ変われます。
汚部屋の生活で気分が落ち込む
汚部屋での生活を続けていると、気分が落ち込みやすくボジティブな行動力・思考力が持てないため、何事にも前向きになれません。ゴミが散乱し物が積み上がっている部屋は、動ける範囲も限られ持ち物も探しにくい、大変ストレスの掛かる状態です。
何をするにも制限が掛かるため、イライラ感がやがて諦めに変わって気分が落ち込んでいき、最終的に片付ける気力すら奪ってしまいます。まずは数個のゴミを集めるだけでも良いので、少しずつ片付けを進めて気分の落ち込みを防いでください。
害虫・アレルギーで不健康になる
ゴミ屋敷や汚部屋は、害虫を寄せ付けやすくホコリも溜まっているので、感染症やアレルギーを発症しやすく、不健康になる可能性が高いです。ゴキブリやダニなどの害虫は、ホコリや皮脂・段ボールなどの紙ゴミを好み、薄暗く湿気のある場所で繁殖します。
ゴミ屋敷や汚部屋は、まさにゴキブリやダニにとって格好の繁殖場所で、気がついたら大量の害虫が発生しているケースも少なくありません。片付けをせず放置し続けると、害虫が大繁殖して近隣にまで被害が拡大する危険もあり、できるだけ早い片付けが望ましいです。
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片付け費用がさらに高額になっていく
ゴミ屋敷や汚部屋を放置し続けると、片付け費用がどんどん高額になるため、経済的に大きな打撃を受けてしまいます。片付け業者に依頼した場合、基本料金は部屋の広さである程度決まるが、散らかり具合がひどいとオプション作業を行わなければならず、予定外の出費を免れません。
例えば、汚れがひどい場合は作業員を追加する、ゴミが多すぎる場合は廃品収集のトラックを大きくするなど、汚れ具合に比例して費用も高くなります。正確な金額は見積もりを出してもらわないとはっきりしませんが、費用が高くなると依頼しにくくなるので、まずはできる範囲で片付けて費用を押さえましょう。
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「片付けられない!助けて」とゴミ屋敷バスター七福神にご相談ください
「自分だけでは片付けきれない」「どうしても上手くいかないので助けてほしい」とお悩みの方は、ぜひゴミ屋敷バスター七福神にご相談ください。七福神は、室内から溢れるほどゴミが散乱している汚部屋から、不用品が積み上げられた一軒家まで、さまざまなゴミ屋敷の清掃経験を持つ片付け業者です。
現在抱えている悩みを丁寧にヒアリングし、お客様のご要望に合わせて丁寧に片付けいたします。室内のゴミや不用品を片付けられない悩みは、一人で抱え込まずぜひお気軽にご連絡ください。
まとめ
自分で片付けても上手くいかない人は、癖や病気・生活環境などさまざまな理由が隠れている可能性が高く、なかなか最後まで片付けられません。一人で片付けられないとつい自己嫌悪しがちですが、誰にも相談できないままゴミ屋敷や汚部屋を放置し続けると、心身ともに深刻な事態を招いてしまいます。
自分で片付けられない時、片付け業者や身内に助けを求めるのは、決して悪いことではありません。「自分一人で片付けるのは難しい」と感じたら、できるだけ早い段階で身内や片付け業者に相談し、心苦しさからも片付けの悩みからも解放されましょう。