コラムblog
意外にも、家にいることが多い主婦が、汚部屋にしてしまうケースが増えてきています。
育児や夢中になることがあっていつの間にか汚部屋になってしまったり、ストレスやメンタルの問題で汚部屋になることもあるようです。
なぜ主婦が汚部屋にしてしまうのか?
そして、汚部屋にしてしまう主婦にみられる共通点、そして汚部屋から脱出するポイント等について解説していきましょう。
目次
汚部屋にしてしまう主婦には、いくつかの共通点が見られます。
共通点を理解することで、自覚のある主婦は汚部屋の防止を意識できます。
汚部屋にしないためには大切な部分となりますので、まずは汚部屋にしてしまう主婦の共通点をご紹介しましょう。
汚部屋にしてしまう主婦の多くに共通しているのがこちらです。
掃除が好きで、こまめに家・部屋の掃除を行っていれば汚部屋になることはありません。
「掃除が苦手」な理由は多々ありますが、掃除しなければ部屋は汚くなる一方です。部屋が汚いことに対して危機感を覚えていても、掃除が苦手なのことから、解決ができません。
このタイプの主婦は、汚部屋では留まらず、やがてはゴミ屋敷にしてしまう可能性もあります。
掃除が苦手な訳ではないものの、掃除以上に興味のあることがあるので、結果的に汚部屋にしてしまう主婦もいます。
例えば子供の教育だったり、お友達と遊んだり等、掃除よりも優先順位が高いものに熱中してしまい、掃除が疎かになります。疎かにすれば当然部屋は汚くなるので、汚部屋化してしまいます。
ただしこのタイプは熱中から覚めると相対的に掃除の優先順位が高くなりますので、汚部屋を防ぐケースもあります。
逆にいつまでも対象への熱が冷めなければ、汚部屋の状態が続くことになります。
いわゆる「ワーママ」と呼ばれる、仕事も行っている主婦の場合、仕事が忙しくて汚部屋にしてしまうケースもあります。
「ワーママ」とはワーキング・マザーの略語で、仕事もしているし育児もしている忙しい人たちを指します。
主婦であっても短時間パートに出たら仕事が楽しくなったりしてパートの時間が長くなったり、あるいは職場で人出が足りず、当初は「短時間で」との約束だったものの長時間仕事することになり、家のことが疎かになって汚部屋にしてしまうタイプです。
ワーママの場合、「仕事をしている」が免罪符となってしまうので、汚部屋となっていく自宅・自室に対しても「仕方がない」と割り切ってしまう傾向が強く、場合によってはゴミ屋敷へと進行してしまうこともあります。
いわゆる発達障害から、汚部屋にしてしまう主婦もいます。
発達障害にも自閉スペクトラム症(アスペスルガー症候群)、注意欠如・多動症といったいわゆるADHDに分類されるもの、学習障害、チック症、吃音等、様々な症状があるのですが、特にADHDの場合、掃除を行っていても急に他のことに注意が向いてしまったりで掃除を放棄してしまい、汚部屋にしてしまうのです。
※ ADHDとは 厚生労働省WEBサイト「e – ヘルスネット」の解説
精神疾患汚部屋にしてしまう主婦もいます。
例えばうつ病や躁うつ病がこれに該当します。子育て、夫婦関係、あるいはその他のことでうつ病となってしまったり、躁うつ病となってしまうことで掃除どころではなくなり、汚部屋化してしまうケースです。
この場合、部屋の綺麗にしたいのであれば精神疾患の改善からです。元々の気質次第では、精神疾患の改善と共に汚部屋も解消されることでしょう。
夫への不満を持っている主婦も汚部屋にしやすいです。
なぜなら、汚部屋にすることで夫にあてつけているからです。
口に出せない日頃の不満を汚部屋とすることで発散させたり、あるいは「不満がある」とアピールしている、いわば人為的なものです。
夫との関係が円満になれば、自ずと汚部屋は改善されることでしょう。
ただし、夫が鈍感だったり、あるいは妻の不満に対して素直に謝らずに言い訳をするなどしてさらに夫婦関係に亀裂が生じてしまうと、汚部屋からゴミ部屋へと発展してしまうリスクがあります。
子供がいる主婦の場合、子供が反発するなど子供との関係がうまくいかない場合も掃除意欲が減少し、汚部屋にしてしまうケースが見受けられます。
特に子供が思春期の頃は、子供は親に反発しやすいです。言うことを聞かない、常に反発する、場合によっては家庭内に危害を及ぼす。このような場合、子育てへの疲労感、無力感から掃除を含めた家事全般へのモチベーションが低下してしまうので、汚部屋化だけではなく、家庭内が正常に機能しなくなります。
汚部屋の定義はありませんので、他人から見て「汚部屋」だと思っても、本人は汚部屋ではないと思っているケースもあります。
汚部屋との認識がないので掃除の必要性を感じていません。つまり、掃除が行われないので汚部屋が改善されることはありません。
この点に関しては美意識・感覚・価値観の問題になりますが、大雑把だったり、幼いころから比較的汚い部屋で生活を送っていた場合には、汚部屋ではあっても「汚い部屋」との自覚を持たないので、危機感を抱かないのです。
掃除が苦手な主婦が汚部屋にしやすいとお伝えしましたが、掃除に自信を持っているものの、汚部屋にしてしまう主婦も見受けられます。
なぜなら、掃除が得意との自負があることから、汚部屋ではあっても「本気を出せば片付けられる」との思いがあるのです。
「このくらいすぐに片付けられる」「ちょっと本気を出せば問題ないレベル」と、過信しており、結局は掃除を後回しにしているので汚部屋が改善されません。
また、このタイプはやがてはゴミ屋敷化させてしまうケースもあります。結局は本当に自信があるのではなく、掃除をしない言い訳をしているだけなので、掃除によって汚部屋を綺麗にする可能性は低いです。
汚部屋は誰が放置してもゴミ屋敷に進展してしまうという大きなリスクがあります。
そして、汚部屋になってしまうことによって生じるリスクもあります。
主婦が汚部屋にしてしまうと、いわゆる「ママ友」を通して地域に汚部屋としていることが知れ渡ってしまいます。
本人だけが白い目で見られるのであればよいでしょう。しかし子供や夫など、家族が「汚部屋に住んでいる人間」との眼差しを向けられることになります。
特に子供の場合、子供の人間関係に支障をきたすリスクがあります。学校や地域でのいじめにつながる可能性もあります。このように、主婦本人だけではなく、家族までもが地域社会から孤立化してしまうリスクがあります。
汚部屋となると、家の機能が低下することで、主婦自身よりもむしろ子供の成長の阻害となります。
例えば学校で何か必要なものをと言われても、汚部屋だと子供自身が「どうせ家にはない」と考えて何も持たなくなったり、あるいは告げても掃除が面倒なので持たせることができずに学校で孤立化したり、あるいはそうった孤立化が嫌で不登校になったりといったリスクが懸念されます。
汚部屋は夫や子供など、主婦以外の存在にとっては嫌なものでしょう。
仕事や学校から帰宅する家が汚いのです。嫌な気持ちになるだけではなく、帰りたくないとの気持ちを抱く可能性さえあります。
また、仮に帰宅したとしても汚部屋に対しての怒りや悲しみ等、様々な感情から家族間でのコミュニケーションも円滑とはならないでしょう。
あまりにもひどい汚部屋は離婚の要因となるとの専門家の声もありますので、最悪、離婚にまで発展するリスクもあります。
主婦が汚部屋にしてしまった場合、解決のカギを握るのが夫です。
妻が何もしないのであれば夫が解決するしかありません。
結果、夫の仕事が疎そかになる可能性があります。妻が何もしないのです。夫が頑張らなければなりませんので、仕事が疎かになるリスクがあります。
多少の負担増であれば良いでしょう。しかし汚部屋の状態次第では仕事を休むなどして職場での信頼にも影響が出てしまうこともあります。
このように、汚部屋には様々なリスクが待っていますので、できれば主婦自身の努力で汚部屋にしないことですが、汚部屋になってしまったら脱出しなければなりません。
そこで汚部屋から脱出するために何をすべきなのか、その方法をいくつかご紹介しましょう。
先程主婦が汚部屋にしてしまう原因をお伝えしましたが、自分自身がどのタイプなのかを冷静に分析しましょう。
なぜなら、タイプによって汚部屋の脱出方法が変わります。
生活習慣なのか、性格なのか、あるいは精神疾患や発達障害といった症状的なものなのかなど、汚部屋の原因を特定することで、原因に応じた具体的な脱出策が見えてきます。
家族・夫の存在が汚部屋の原因となってしまう主婦もいます。
この場合、自分自身の努力だけで汚部屋から脱出することは難しいです。汚部屋となってしまった現実よりも、その奥底にある不満等を家族に相談することが大切です。
夫に対しての不信感がなくなれば、清掃によって汚部屋を脱出できる主婦も多いです。
一度汚部屋をリセットする意味でも、専門業者に依頼して綺麗にしてもらうのも手です。
専門業者であれば、汚部屋を確実に綺麗にします。
「どうすればよいのか分からない」「後でやろうと思っていた」といったタイプの主婦は業者に任せた方が確実かつ無難です。
汚部屋を綺麗にしたら、清潔な状態を維持することも主婦の役割です。
そこで二度と汚部屋にしないための予防策をいくつかご紹介しましょう。
ゴミが溜まれば溜まるほど掃除の負担が増えるので、主婦も忙しいかとは思いますが、汚部屋にならないよう毎日コツコツ掃除することをおすすめします。
一日数分でも良いのです。目立つゴミを捨てるだけでも、立派な汚部屋化の防止策です。
むしろゴミを溜め込むと負担だけではなく、気持ちの面でも億劫になっていくものです。
「週末にまとめて」ではなく、毎日数分ずつ気付いた部分を掃除した方が汚部屋の防止となります。
主婦が汚部屋にしてしまう理由として、掃除という行為そのものだけではなくメンタル的な要素も挙げられます。
夫や子供など家族との不和が掃除へのモチベーションを低下させ、汚部屋にしてしまうケースが多々あります。
つまり、家族とコミュニケーションを深め、信頼関係を構築することもまた、汚部屋の防止策です。
自分自身のことを理解してくれている家族がいれば、メンタル的な理由での汚部屋化は防げるでしょう。
YouTubeやブログといったwebコンテンツの中には、汚部屋の主婦を題材にしたものがあります。
同じ主婦として見るに堪えないと思うかもしれませんが、面白おかしく取り上げられているYouTubeや、悲惨な状況のブログを見ることで「自分も二度とこうしてはならない」との戒めになるはずです。
汚部屋にしている時には閲覧が辛いかもしれませんが、きれいにした後であれば戒めとして閲覧できるのではないでしょうか。
関連記事:【汚部屋の主婦ブログ】人気サイトまとめ
掃除に対して「苦手」「面倒」だと思っている主婦も多いかと思いますが、掃除そのものを趣味にしてみるのも手です。
いきなり簡単に趣味にはならないものですが、綺麗な状態を目指すことを楽しんだり、あるいは不用品をフリマアプリに出品してお小遣い稼ぎをするなど、娯楽要素を盛り込むなど工夫することで、掃除の苦手意識を払しょくしてみましょう。
楽しいものだと自覚できれば、積極的に掃除を行えるようになるので、意識せずとも常に綺麗な部屋を維持できます。
主婦が汚部屋にしてしまう理由は掃除への苦手意識だけではなく、精神疾患や家族との不和などメンタル的な面も大きいです。
そのため、「家が汚い」だけを問題にするのではなく、家族の問題と向き合わなければならないケースもあります。
主婦自身が解決に向けて動くことも大切ではありますが、夫や子供といった家族の協力も重要です。
また、実際に汚部屋を片付けるためには業者への依頼も効果的です。業者に依頼し、汚部屋を一度「リセット」し、再度汚部屋化させないよう試みた方が効率的です。
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