コラムblog
ゴミ屋敷の片付けは業者に依頼した方が効率的です。
自力で片付ける場合、どれだけ時間がかかるか分かりませんし、状況によっては時間をかけたとしても必ずしも片付けられるとは限りません。
しかし、業者に依頼するとなれば費用が発生します。
そこで一軒家のゴミ屋敷の片付けを依頼した際の費用、さらには時間について、様々な点から見てみるとしましょう。
目次
一軒家のゴミ屋敷片付けの費用の相場は17万円~50万円程度とされています。
幅があるので、もう少し詳しい相場を知りたいと思うかもしれません。
しかし、一口に「一軒家」と言っても、様々なタイプがあります。
そこで一軒家のゴミ屋敷片付け費用の決まり方をご紹介しましょう。
一般的に、一軒家の平均は3LDKとされています。
しかし、近年は様々なジャンルで多様化が叫ばれており、一軒家も平屋から3階建て、地下付きなど様々なスタイルが登場しています。
そのため、どのような一軒家なのかによって費用が異なるので、相場として表すとどうしても幅が出てしまいます。
ゴミ屋敷の定義は住居がゴミによって埋まっている状態を指しますので、部屋の広さによってゴミの量が変わります。
つまり、部屋が広ければ広いほどゴミの量が増えるので、広い一軒家ほど費用は高くなります。
平屋なのか、あるいは二階建ての一軒家なのかによって作業員の手間が変わります。
どれだけ広い家ではあっても導線が確保されている作りの一軒家であれば作業は比較的スムーズですが、階段が急角度だったり等、一軒家の作りによっても費用が変わります。
一軒家の周囲の立地環境も片付け費用を決めます。
例えばですが、道路に面しており、一軒家の近くに車両を停車できる場合と、道路から遠い、あるいは一軒家まで通じている道が狭いことから、大きな車両では近付けない場合とでは、手間が変わりますので後者の方が費用は高くなります。
大きな道路から遠く、さらには途中に階段があるので台車での運搬が難しい立地の一軒家の場合、費用が高くなる傾向にあります。
ゴミ屋敷もまた、二つとして同じタイプの無い、それぞれに違ったものです。
生ゴミが多いゴミ屋敷もあれば、粗大ゴミが多いゴミ屋敷、あるいは自分のゴミではなく、周囲から拾ってきたゴミで溢れているゴミ屋敷など様々です。
この点もまた、費用に関わる部分です。
例えば家電リサイクル対象品目が多い場合、業者が処分する際にも費用が発生しますので、高くなります。
ゴミ屋敷の片付け費用は先にお伝えしました。
では時間はといえば、こちらは4時間から8時間程度が相場とされています。
ただし、下記の場合は時間がかかる傾向にあります。
先にも立地によって費用が高くなるとお伝えしましたが、時間もかかります。
停車・待機できる車両が一軒家の近くであればあるほど、時間は短縮できます。
しかし、近くに停車できなければ遠くに停車せざるを得ません。
そこまでは台車を使用したり、あるいはスタッフが歩いて運搬しなければなりませんので、どうしても時間がかかります。
ゴミ屋敷の片付けを行う場合、どの業者も現地で見積もりを行うものですが、住居がゴミで埋め尽くされているため、ゴミの中までは確認できません。
そのため、片付け作業を行って初めて気付かされることもあります。
例えば片付けを進めたら想定外の家具、あるいは家電リサイクル対象品目が出てきたり、金庫のような重量物が出てきた場合には、どうしても時間がかかります。
極論ですが、見積もりの段階で要望をすべて伝え、ゴミ屋敷の片づけ作業では依頼者が何も言わなければスピーディーな作業が期待できます。
しかし、片付け作業に口出しすればするほど、時間がかかります。
例えば「それはやっぱり捨てないでもらいたい」「中身を確認するから少し待ってもらいたい」等、依頼者が作業の流れを止めるようなことが多ければ多いほど時間がかかります。
ゴミ屋敷の片付けは業者に任せた方が良いのですが、費用や時間が…との思いから、なかなか依頼に至らない人もいるようです。
そこで、費用や時間を抑えるための方法をいくつかご紹介しましょう。
ゴミ屋敷の片付けをすべて自力で行うことは難しいです。
しかし、少しでも良いので自力でできることを行うことで、費用が多少安くなります。
例えば生ゴミ・一般ゴミのように地域のゴミ収集場所で手軽に捨てられるものは自分で捨てる。
できる範囲で構わないので多少捨てることで、業者の負担が軽減されますので、費用が多少安価になる可能性があります。
ゴミ屋敷の片付けを行っている業者は多々ありますので、複数の業者に見積もりを出して片付け費用を比較してみましょう。
一社だけに見積もりを出してもらっても、高いのか安いのか、客観的な判断が難しいです。
しかし複数の業者に見積もりを出してもらうことで、高いのか安いのかだけではなく、費用の内訳等も把握できますので、納得して業者を選べることでしょう。
激安を謳っている業者に依頼した場合、車両を他社に借りたり、あるいはスタッフを日雇い派遣・アプリ等で募集するので、それらの費用が上乗せされ、高くなってしまいます。
そのため、ゴミ屋敷片付けの専門業者を選んだ方が費用は安くなります。
なぜなら専門業者の場合、スタッフや車両、さらには片付けのための道具などをすべて自前で用意できるからです。
一軒家のゴミ屋敷を片付ける費用は、どの業者が行ってもある程度かかるものです。
しかし、中には業界の相場を無視するかのような安い費用を掲げている業者もあります。
このような業者に依頼すると、先にも少し触れたように、初期費用こそ安く設定しているものの、作業の途中で追加費用を請求されるなど、最終的に支払う費用が高くなるケースが多いです。
安さい費用は魅力的ではあっても、あまりにも安すぎる場合には警戒した方がよいでしょう。
安ければ安いほど良いと考えるかもしれません。
しかし、費用には理由があります。
その点でも先にお伝えしたように、相見積もりを取ることをおすすめします。
ゴミ屋敷片付けの相場を理解することで、「安すぎておかしい」と気付くこともできます。
依頼してから、あるいは作業終了後には「おかしい」とは指摘しにくい部分なので、依頼する前の段階で察知しましょう。
一軒家のゴミ屋敷の片付け費用の相場は17万円から50万円程度で、4時間から8時間ほどかかります。
これだけ幅があるのは、一軒家の広さによるゴミの量、一軒家の構造や立地環境によって左右されるからです。
自分である程度ゴミを捨てたり、相見積もりを取る等することで安い費用の業者を選ぶことができますが、あまりにも安い業者の場合、後から追加で費用を請求される可能性もあるので、相場を理解し、適切な片付け作業を行ってくれる業者を選びましょう。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名:新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
\ SNSでシェアする /
※WEB限定割引はパッケージプランは対象外となります。
もっと見る▼
※WEB限定割引はパッケージプランは対象外となります。
※お見積り金額からのお値引きとなります。