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ネズミが出たゴミ屋敷が超危険な7つの理由!駆除から予防策まで徹底解説

ネズミが出たゴミ屋敷が超危険な7つの理由!駆除から予防策まで徹底解説

「ゴミ屋敷でネズミが出たんだけれど、これって危ないの?」

「ゴミ屋敷のネズミはどう駆除したらいい?」

など、ゴミ屋敷状態になってしまった家のネズミ対策で困っていませんか?

ネズミは数々の病原菌を保有する害獣です。放置すると健康被害や騒音、火災などの深刻な被害につながることがあり、迅速な駆除が欠かせません。

今回はネズミがもたらす被害やネズミが増えやすいゴミ屋敷の特徴、今すぐやるべき駆除方法と予防策などを解説します。この記事を参考に、深刻な被害が出る前にネズミ対策を済ませましょう。

<この記事で分かること>

  • ゴミ屋敷にネズミが湧くとどんな被害が出るか
  • ゴミ屋敷に湧くネズミの種類と生態
  • こんなゴミ屋敷はネズミの巣になる……特徴5選
  • ネズミの駆除と予防の方法

ネズミが出るゴミ屋敷が危険な理由

ネズミが出るゴミ屋敷が危険な理由

イラストでかわいく描かれることも多いネズミですが、実際は思いのほか深刻な被害をもたらします。とくにゴミ屋敷にはネズミが住みつきやすいので、十分な注意が欠かせません。ここでは、ネズミが引き起こす危険をくわしく解説しきます。

ネズミが病気を媒介する

ネズミはサルモネラ菌やレプトスピラ症など、危険な感染症を媒介する害獣です。ネズミは下水道やゴミの中を徘徊しているうちに、体に多くの病原菌を付着させてしまうのです。ネズミに直接噛まれたり、尿や唾液が付着した食品を口にしたりすると、生命にかかわる健康被害が及ぶおそれがあります。危険な感染症の例を表にまとめました。

<ネズミが媒介する感染症の例>

感染症原因菌概要、症状危険性
鼠咬症(そこうしょう)スピリルム・ミヌス (ドブネズミの3~25%程度が保有)ネズミに噛まれて感染。発疹や発熱、リンパ節の腫れなど治療しないと死亡率約10%
サルモネラ症サルモネラ菌ネズミの体表などについた菌から感染。食中毒、吐き気、下痢など。致死率は低いが死亡事例あり。
腸チフス腸チフス菌ネズミの保有する腸チフス菌で汚染された食品から感染。食中毒症状。無治療だと死亡率10~30%
レプトスピラ症 (ワイル病)レプトスピラ菌鼠の尿から感染。
カゼ症状で始まり、重症化するとワイル病と呼ばれ腎障害・黄疸など。
ワイル病は死亡率20~30%
ペスト(腺ペスト)ペスト菌ペスト菌に感染したノミが人間の血を吸うと感染。敗血症、高熱など。死亡率約30~60%

抵抗力の弱い高齢者や子どもがいる家庭では、とくに注意が必要です。

糞や尿による悪臭・異臭

ネズミがいるゴミ屋敷では、糞や尿が蓄積して強烈な悪臭が発生します。ネズミは同じ場所に排泄を繰り返す習性があるので強烈な臭いがしみついてしまい、しつこい臭いを換気や消臭剤で取り除くのは困難です。

たとえば、押し入れや天井裏などに大量の糞尿が溜まると、室内全体や衣類、持ち物にまで悪臭がしみつくことがあります。また、ゴミ屋敷に住み続けている本人は鼻がマヒして自分では臭いを感じにくくなっている場合もありますが、他人は不快な臭いに迷惑している可能性があります。

仮にネズミを駆除しても、染み付いた悪臭はなかなか消えないので注意しましょう。

夜中も続く騒音・鳴き声

ネズミは夜行性で、人間が眠る深夜に活動を開始します。そのため、「チューチュー」「キィキィ」という鳴き声や、天井裏を走り回る「カタカタ」「ドタドタ」という足音、柱をかじる「カリカリ」という音が深夜に鳴り響くようになります。ネズミの騒音は精神的な疲労を蓄積させ、不眠やイライラ、ストレス性の体調不良などをもたらして生活の質を著しく低下させます

ゴミ屋敷はネズミにとって恰好の隠れ家であるため、大量のネズミが住み着きます。数が多いほど騒音や鳴き声もひどくなるため、住人や近隣住民にとって深刻な問題になります。

家財や建材もボロボロに

ネズミは鋭い歯で何でもかじり、家具や配線、壁などをボロボロにしてしまいます。ネズミの前歯は一生伸び続けるため、硬い物をかじって歯を削る習性を持っています。このため、ネズミを放置すると家全体の劣化が避けられません。

たとえば、タンスの中の衣類が食い破られたり、タンスをかじられたりするリスクがあります。さらに深刻な例では電気コードやガス管、水道管、家の柱、壁の断熱材などまでかじられることもあり、その被害は甚大です。

修繕費用が高額になるだけでなく、最悪の場合には住宅としての機能が失われる危険性もあります。とくにゴミ屋敷には大量のネズミが住み着いている可能性が高いので、十分な注意が必要です。

知らない間に食べ物が…

ネズミは食べ物の匂いに敏感で、保管していた食料をあっという間に食い荒らしてしまいます。とくにゴミ屋敷では食品の管理がずさんになりやすく、出しっぱなしの食品や食べ残しはネズミの恰好のエサになります。袋に入っている食べ物であっても、鋭い歯でかじってしまうので安心できません。

ネズミが一度でも触れた食品は、病原菌が付着している可能性が高いので食べてはいけません。サルモネラ症や腸チフスなどおそろしい感染症を発症する場合もあるため、ネズミの痕跡のある食べ物は見つけ次第すぐ捨てましょう。

近隣住民からのクレーム

ネズミがゴミ屋敷の外に出てしまうと、ご近所にも被害が及んで深刻な近隣トラブルに発展することがあります。ネズミは繁殖力が非常に高く、家の境界を越えて周囲の家にも住み着こうとするためです。

たとえば、ネズミが他人の家の天井裏に侵入したり、ゴミを荒らしたりすると害獣被害の苦情が寄せられるようになります。糞尿による悪臭や騒音、ネズミの目撃情報などは深刻なクレームとなり、ご近所関係の悪化に直結します。「迷惑な家」だと思われて地域から孤立したり、行政指導や損害賠償請求などの法的な問題に発展したりといったケースも考えられるので決して軽視できません。

ゴミ屋敷は問題だらけ!住み続けることで起こるトラブルやリスクについて解説

ネズミがゴミ屋敷火災を引き起こす

ネズミが電気コードをかじると、漏電して火災が起こる危険があります。台所のガスホースが食い破られて漏れ出たガスの引火で火災になるケースや、ガスストーブの近くにネズミが紙屑のような巣の材料を持ち込んで発火するケースなども実際に見られます。

東京都福祉保健局「東京都ねずみ防除指針(被害の実態)」によると、平成8年から平成15年には年間6~19件のネズミ被害による火災が発生しており、直接的な被害額は年間約5000万円にものぼったことが明らかにされています。とくに、ゴミ屋敷には大量の可燃物が散乱しているため、一度火災が発生すると瞬く間に燃え広がって大規模な被害につながる可能性が高いです。

ゴミ屋敷が火事になりやすい3つの原因!責任の所在や実際のケース、対処法まとめ

ゴミ屋敷に出るネズミは3種類

ゴミ屋敷に出るネズミは3種類

ゴミ屋敷に出るネズミはおもにドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種類です。それぞれ行動パターンや生息場所が異なるため、生態を知ると適切な対処や駆除方法を考える際の手がかりになります。それぞれのネズミの特徴や生態から、ゴミ屋敷に住みつきやすい理由を解説します。

1.ドブネズミ

ドブネズミは湿気の多い場所を好み、下水道や排水溝などにジメジメした場所に潜んでいることが多いネズミです。体長は20cm~30cm程度、体重は150~500g程度と大きいのが特徴です。

ゴミ屋敷では床下や台所まわりなど、湿気が多くてエサの豊富な場所に多く出没します。腐敗した食べ物や水分の多いゴミが放置されていると、たちまち繁殖するので注意しましょう。

ドブネズミは他の種類と比べて気性が荒いので、駆除しようとして嚙みつかれる危険があります。また、肉や魚、パンなど人間の食べ物を好むため、食い荒らされた食品から食中毒を起こすリスクも高いです。

2.クマネズミ

クマネズミはドブネズミに比べると小柄で、体長は15~25cm程度、体重150~200g程度が標準的です。非常に知能が高く、人間の乳児から3歳程度の知能があると言われています。運動能力も高く、ゴミ屋敷では天井裏などの高所や家具の隙間などに巣を作ります。

クマネズミは警戒心が強くて、従来のわなが効きにくいのが特徴です。また、毒エサを食べた仲間が死ぬと、周囲のネズミは学習してその毒エサを食べなくなることがあります。賢くすばしこいクマネズミを駆除するのは非常に難しく、プロによる対応が必要になるケースも少なくありません。

3.ハツカネズミ

ハツカネズミは体長5~9cm程度、体重10~25gと非常に小柄なネズミです。体が小さいので人間に見つかりにくく、わずかな隙間からでも屋内に侵入できるのが特徴です。乾燥に強い性質があり、紙袋や段ボール、食品棚の裏などに巣を作ります。

とくに、ゴミ屋敷では溜まった紙ゴミや食品の食べ残しの中にひっそりと巣を作っていることがあり、被害に気付きにくい点も厄介です。

なお、ハツカネズミの寿命は20日ではなく、野生では4年ほど生存します。「ハツカ」という名前の由来は諸説あり、妊娠期間が20日程度だからという説が有力です。妊娠期間が短く繁殖力が高いので、巣が見つかったときにはすでに大量発生している可能性があります

ネズミが出るゴミ屋敷の特徴

ネズミが出るゴミ屋敷の特徴

ゴミ屋敷にはネズミにとって理想的な生育条件がそろっているため、ネズミが大量発生しやすいです。ネズミが出るゴミ屋敷の5つの特徴を解説するので、当てはまる場合には今すぐネズミ対策を始めましょう。

隙間や穴などの侵入口がある

サッシや壁が劣化して隙間や穴ができているゴミ屋敷は、ネズミが住み着きやすいです。わずか1.5cmほどの穴でも侵入できるネズミにとって、老朽化した壁のひび割れやサッシの隙間、換気口、配管の隙間などは絶好の入り口となります。

とくに、ゴミ屋敷では物の多さからこうした隙間が見過ごされやすく、ネズミが堂々と侵入して住み着くリスクが高いです。たとえ業者を呼んでネズミ駆除をしても、家屋に隙間や穴が開いたままでと再び侵入してきてしまうので注意しましょう。ゴミ屋敷から不用な物を取り除き、侵入口がないか定期的に点検することが重要です。

ネズミが好むエサが放置してある

ネズミが好むエサが放置されているゴミ屋敷は、ネズミには恰好の住み家です。ネズミは雑食性でパンくずや腐った残飯など何でも食べますが、ネズミの種類によって少し好物が異なります。

<ネズミが好むエサの種類>

ネズミの種類おもな好物
ドブネズミ肉、魚
クマネズミ米、イモ、果実
ハツカネズミ穀類、野菜、植物の種

ゴミ屋敷には弁当の空き容器や袋菓子が床に散乱していることも多く、ネズミにとってはまさに食べ放題の状態です。食べ物が放置されているとネズミが大量繁殖するため、駆除するのが非常に困難になります。

巣の材料が豊富にある

ネズミは巣作りのために紙くずや布、ビニールなどを集める習性があり、それらの巣材が豊富にあるゴミ屋敷はネズミにとって理想的な住環境です。

ゴミ屋敷には新聞紙やダンボール、衣類などが山積みになっていることが多く、山積みになった巣材の中に巣ができているケースも見られます。ゴミ屋敷のようにゴミ屋敷が堆積している環境だと、人の目が届きにくくいためネズミが安全に繁殖できてしまいます。ネズミを完全に追い出すためには、巣材となるゴミを撤去して片付けるほかありません。

ゴキブリも多い

ゴキブリの多いゴミ屋敷には、ネズミも住み着いている可能性が高いです。雑食性のネズミにとって、ゴキブリもエサのひとつだからです。ゴミ屋敷の不衛生な環境はゴキブリにとって好条件であり、ゴキブリが増えれば増えるほどネズミも集まってきます。ゴキブリは見た目に不快なだけでなく、ネズミをさらに引き寄せるという悪循環まで生み出してしまうのです。

なお、ゴキブリとネズミはどちらも不潔な生き物ですが、ネズミに比べればゴキブリのほうが比較的マシだと考えられています。ゴキブリは殺菌成分が体表から分泌されており、また、自分を舐めてきれいに保つ習性があるからです。ゴキブリの多いゴミ屋敷は、ネズミ対策も同時に行っていきましょう。

ゴミ屋敷はゴキブリが大量発生する可能性大!その理由と駆除方法について解説

ネズミがかじった跡がある

ゴミ屋敷の柱や家具、食品などにかじり跡が残っていたら、すでにネズミが活動している証拠だと考えましょう。ネズミは一生伸び続ける歯を削るために、家具や電気コード、段ボールなどを手当たり次第にかじってしまいます。

ゴミ屋敷にはかじる対象が豊富にあるため、かじり跡がいくつも見つかる可能性があります。家電製品の電気コードをかじられまま放置すると漏電火災の危険があるので、ブレーカーを落としてからすぐにコンセントを抜きましょう。かじり跡を見つけたら、一刻も早く駆除対策を行うことが安全のためにも欠かせません。

ゴミ屋敷からネズミを駆除する3ステップ

ゴミ屋敷からネズミを駆除する3ステップ

ゴミ屋敷からネズミを駆除するには段階的な対処が必要で、順序を間違えると効果が薄れてしまいます。ここでは、ネズミの被害を確実に抑えるために必要な3つのステップを紹介します。

ゴミ屋敷を片付ける

ネズミを駆除する前に、まずはゴミを取り除きましょう。ネズミのエサや巣の材料になるゴミが家中に散乱していると、いったん駆除をしてもすぐ戻ってきてしまうからです。とくに、生ゴミや出しっぱなしの食品類、ダンボールや紙くず、布類などは徹底的に処分しましょう。

自力で片付けきれない場合には、ゴミ屋敷清掃の専門業者に依頼するのがおすすめです。ゴミの量などに応じて数万円~数十万円の費用がかかりますが、最短1日で家中のゴミを片付けることが可能です。予算を抑えたい場合には、自力での片付けと業者を併用しましょう。

家の中がゴミだらけのままでネズミを駆除しようとしても、すぐに物陰に逃げ込まれてしまいます。根本的なネズミ対策には、まずゴミ屋敷全体を片付けることが欠かせません

ネズミを駆除する

ゴミを片付けたあとは、ネズミを実際に駆除する作業に移ります。具体的な駆除方法は後述しますが、粘着シートや捕獲器、殺鼠剤などさまざまな道具が市販されており、部屋の広さやペットの有無など状況に応じた駆除アイテムを選ぶ必要があります。

もしネズミの死骸を見つけたら、次の手順で処分しましょう。病原菌が付いている可能性があるため、絶対に素手で触れてはいけません

<ネズミの死骸の捨て方>

  1. ゴム手袋とマスク、使い捨てエプロンや保護メガネを着用
  2. 死骸の周囲に殺虫剤をまき、ネズミに付いたダニ・ノミを駆除
  3. 新聞紙などで死骸をつまみ、ゴミ袋に入れて密封
  4. 死骸の場所をアルコール消毒
  5. 死骸除去に用いた物をゴミ袋で密封し、死骸とともに可燃ゴミに出す
  6. 駆除後、十分に手を洗って消毒

なお、長期間放置されたゴミ屋敷はネズミが非常に増えており、自力で駆除しきれないケースがほとんどです。確実に駆除するには、ネズミの生態や行動パターンを熟知した害獣駆除の専門業者に依頼することをおすすめします。

ネズミの侵入・繁殖を予防する

ネズミの駆除作業を終えたら、最後はネズミの再侵入や繁殖を防ぐ対策を行います。再発防止の対策を取らなければ、せっかく駆除しても新たなネズミが侵入してくるおそれがあります。

ネズミは1.5cm程度の穴や隙間からでも侵入できるため、壁や床、配管まわりなどすべての侵入口を徹底的に封鎖しましょう。さらに、再びゴミを溜めないよう生活習慣を見直すことも欠かせません。こまめな掃除とゴミ出し、食品の適切な保管を継続すれば、ネズミの再発リスクを大幅に減らすことができます。

具体的なネズミの駆除の方法と予防策

具体的なネズミの駆除の方法と予防策

ネズミ駆除のおおまかな流れを理解したら、次は具体的な駆除の方法や予防策を押さえていきましょう。駆除グッズの違いや使い分けなども解説します。

ネズミの侵入口を徹底的に塞ぐ

ネズミの出入りを防ぐため、壁などの穴や隙間といった侵入口を完全にふさぎましょう。ネズミや小動物が侵入できないようにする「防鼠金網(ぼうそかなあみ)」や「防鼠パテ」などのグッズが数百円程度で市販されています。

<侵入口のできやすい場所と塞ぎ方>

チェックする場所隙間・穴の塞ぎ方
通気口・換気扇の隙間防鼠金網
サッシの隙間隙間テープ
配管と壁の隙間、エアコンホースを通す穴防鼠(ぼうそ)パテ
排水口メッシュカバー
建物の基礎のひび割れコンクリートひび割れ補修材(深刻なひびは業者へ相談)

上記の場所を徹底的にチェックしましょう。なお、パテや金網は経年劣化するため、定期的に家全体を点検して交換する必要があります。

ネズミ捕り粘着シートを設置する

粘着シートは、即効性のあるネズミ対策のひとつです。毒餌よりも安全性が高くて死骸の場所が特定しやすいのがメリットです。台所やフンの落ちていた場所に複数枚設置すると、捕獲率が大きく高まります。

粘着シートは、ホームセンターやAmazonで10枚1000円など安く購入できます。手軽に設置できますが、シートの設置場所をネズミが学習して避ける場合もあるため、定期的に配置を変えましょう。また、衛生のために捕獲したネズミはすみやかに処分してください。

毒餌や殺鼠剤の設置

ネズミの駆除には、殺鼠剤(さっそざい)の入った毒餌も有効です。毒餌を台所やネズミの通り道に設置しておけば、ネズミが食べたり巣に持ち帰ったりして数日後には死に至ります。効果的に駆除できますが、死骸を見つけて取り除かないと悪臭の原因になるので注意しましょう。

また、ネズミの嫌がる成分で追い払う忌避剤(きひざい)も市販されており、さまざまなタイプがあります。代表的な駆除・忌避グッズを表にまとめました。

<ネズミ対策グッズ>

アイテム名商品例使い方メリットデメリット
毒餌(殺鼠剤)アースデスモアプロ(アース製薬)設置したエサをネズミが食べ、巣に持ち帰り、遅効性の毒で駆除する巣のネズミも駆除できる死骸の除去が必要。小さな子どもやペットの誤飲に注意
忌避剤(くん煙タイプ)ネズミ一発退場くん煙タイプ(アース製薬)容器に水を入れてくん煙し、ネズミの嫌がる成分で追い払う広範囲に忌避剤が届く事前準備が必要(家電や火災報知器にカバーをかける)
忌避剤(ゲルタイプ)ネズミのみはり番(アース製薬)忌避成分が出て、ネズミを追い払う置くだけで簡単くん煙剤より効果が狭い
ネズミよけスプレーアースネズミのみはり番追い出しジェット(アース製薬)嫌がる成分を噴霧して追い払う手軽に使える持続時間が24時間程度と短い
超音波駆除機ネズミアウトⅡ(共福産業)ネズミの嫌う周波数を出して追い払う薬剤臭や煙を出さないペットに悪影響が出ることも

これらのアイテムと粘着シートを併用すると、より効果的です。なお、殺鼠剤に耐性を持つ「スーパーラット」もいるので、アイテムを使っても効果が薄いと感じた場合は専門業者に相談しましょう。

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ご依頼・お見積りの流れ

ネズミが出たゴミ屋敷のお片付け事例

ネズミが出たゴミ屋敷のお片付け事例

八王子市の空き家で、長年空き家状態になっていた戸建て住宅の片付けをご依頼いただきました。ご相談内容は「ネズミが出て困っている」というもので、現地は大量の可燃ごみと家財が山積みの状態になっていました。

スタッフ5名で作業を行い、トラック2.5台分の不用品を回収しました。回収作業中にネズミのフンや巣も確認されており、プロの視点から侵入経路を特定。衛生面にも十分配慮しながら、害獣・害虫駆除と消臭、消毒まで徹底して行いました。

作業後には、「やっと安心して売却活動ができる」とお客様に感謝の言葉をいただきました。費用は48万円となりましたが、安全・迅速な対応にご満足いただけた事例です。

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まとめ

まとめ

ゴミ屋敷にネズミが出現すると、健康被害や悪臭、騒音など多くの深刻な問題が発生します。ネズミはサルモネラ菌やレプトスピラ菌などの病原菌を媒介したり、火災の引き金になったりする危険な害獣なので速やかに駆除しましょう。

ネズミ問題を根本から駆除するには、ゴミ屋敷を徹底的に片付けてネズミのエサや隠れ場所を奪うことが第一段階となります。その後、粘着シートや殺鼠剤を用いた徹底的な駆除を行い、侵入口を徹底的に塞いで再発を予防します。

自力での対応が難しい場合は、専門業者への依頼も視野に入れ、深刻な被害が出る前に迅速な対策を行いましょう

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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間20,000件以上のゴミ屋敷片付け・遺品整理の実績「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国規模で展開する株式会社クオーレの代表取締役。
複数の職を経て、2011年、25歳の頃に仲間と共に株式会社クオーレを設立。 不用品回収業としてスタートし、遺品整理やゴミ屋敷片付けを中心に手掛けるように。
現在は愛知の他、岐阜・静岡・神奈川・埼玉・千葉・栃木・東京・静岡・大阪・和歌山にも支店や支社を構え、 精力的に事業を拡大している。

新家 喜夫(ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

監修者 新家 喜夫ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長)

遺品整理やゴミ屋敷片付けが必要な方のために活動し、数々のメディア取材を受けてきた。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長を務め、著書も出版している。
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