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大型家具の搬出が難しい状況、環境とは?
では実際に、大型家具はどのような場合に搬出が難しいのでしょうか。ケース別にまとめました。体力的な限界
ご家庭に女性しかいない場合や高齢者世帯、ケガや病気などが原因で体力的に重たくて大きな大型家具を動かすことが困難な場合があります。その場合は、助っ人を呼ぶなどして対処するのが良いでしょう。部屋や住まいの環境
搬出時に気をつけなければならないのが部屋や住まいの環境です。 大型家具を粗大ゴミに出そうと動かしても、以下の理由で粗大ゴミ置き場まで運び出せない場合があります。このような場合は、大型家具を窓から吊り下げて搬出するケースもあります。 しかし、家の間取りや隣の家との接近度合いによっては搬出が難しいこともあります。
- 住まいによってはドアが小さかった
- マンションにエレベーターがついていない
自宅周辺の道路が狭い
自宅周辺の道路が狭い場合、大型家具を粗大ゴミに出そうと思っても粗大ゴミ用の回収車を停めておくことがでず、搬出が難しくなります。重くて動かせない
大型のベッドやタンス、グランドピアノなどは特に重量があるため自力での搬出は難しいでしょう。 無理をして動かそうとすると過度な負担がかかり腰を痛めてしまったり、ケガの原因にもなりかねないので注意が必要です。取り外し方が特殊
例えば特注品の大型家具などは取り外す際に専門知識を必要とする場合もあります。 そのため自力での取り外しや搬出が難しいでしょう。重い・運べない大型家具の処分方法4選
大型家具は、処分の際に特に注意が必要となります。 自力で粗大ゴミとして出すのは無理だと感じた際に、おすすめの大型家具の処分方法をまとめました。自力で解体して処分する
費用を少しでも安くすませたいという方におすすめなのは、自力で解体して処分する方法です。 木製で構造が複雑でないタンスの引き出しやベッドのフレームなどは、ホームセンターなどで販売されている釘抜きや電動ノコギリを使用すれば比較的に簡単に解体できるでしょう。 解体したものは可燃・不燃ゴミに分類して出せば、粗大ゴミとしての費用もかかりません。 ただし、以下のものについては解体が困難な上に危険を伴うため引き取りを依頼するのが良いでしょう。
- スプリングコイル製のマットレス
- ロフトベッドなど金属製のもの
- 解体が複雑化するもの
引っ越し業者に引き取り処分を依頼する
引っ越しの予定がある方は、引っ越し業者に引き取り処分を依頼するのも一つの方法です。 その際には、別途見積もりが必要となるケースが多いため、引っ越し当日より前に連絡しておくと良いでしょう。 ただし、引っ越し業者は重たい大型家具を運んではくれるものの、解体作業が伴う引き取りは価格が上がったり、引きとってもらえない可能性もあります。 そのため、事前に相談しておくことが大切です。家具を新調する際に引き取ってもらう
処分したい大型家具を購入したお店で新たに家具を購入する場合は、下取りや引き取り処分を依頼してみましょう。 新規購入家具と引き換えに、下取りや引き取り対応してくれる可能性があります。 また、以前に購入したお店とは別のお店で新規購入をする際にも、購入する前に家具の下取りサービスがあるかどうか確認しておくと良いでしょう。フリマアプリを利用し引き取りを依頼する
ジモティーやメルカリなど、フリマアプリを利用しオンライン上で引き取り手を見つけて取りに来てもらう方法もあります。 価格を自分で設定できるため、メーカー品の大型家具や状態の良いものは処分できると同時に、ある程度の収入も期待できるでしょう。 ただし、フリマアプリを利用することは、メリットだけではなく、デメリットももちろんあります。 まず第一に、他人に住所を知られる、他人を自宅に入れるという点でリスクがあります。 もし不安であれば立会人を頼んでおくと良いかもしれません。 また、出品する際に以下のことなど全て自分で行う必要があります。そのため、思った以上に労力と時間がかかります。 引っ越しまでに時間がない、仕事が忙しくて労力をかけられない、という人は別の処分方法を検討しましょう。
- 写真撮り
- ネットへの掲載
- 顧客対応
- アフターフォロー
リサイクルショップに引き取りを依頼する
リサイクルショップは持ち込みが基本ですが、中には引き取りを行っている店舗もあります。 近くのリサイクルショップで引き取りを行っているところがあれば引き取りを依頼しましょう。 その際、玄関まで家具を出しておくことが必須条件という場合もあるので事前に確認しておくことが必要です。プロの不用品回収業者に依頼する
最も効率的で確実に処分することができるのが、プロの不用品業者に依頼する方法です。 費用はかかりますが、自分のスケジュールに合わせて引き取りに来てくれます。 基本的に事前見積もりという形で一度お客様宅を訪問する業者が多いです。 その際、家の間取り上搬出が難しくなる場合や特注家具で解体が必要となる場合は相談しておくと良いでしょう。 不用品回収業者は大型家具1点からでも依頼することはできます。 しかし、引っ越しや模様替えなど、不用品がいくつかまとめて出る際に依頼するのがおすすめです。 引き取りごとに以下がかかってきます。そのため、できる限りまとめて不用品を出すことがコスト削減につながるでしょう。
- 車両手配費
- 人件費
- 廃棄費用