物が多すぎて、片付けようにも片付けられないとお困りではないでしょうか。捨てたいという気持ちはあっても、つい物を増やして汚部屋を作ってしまうという人も多いようです。
この記事では物が多い汚部屋に住んでいる人に向けて、片付けのプロが汚部屋問題の解決策をご紹介します。物が多いと汚部屋化しやすい理由やどうしても片付けられないときの対策なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
- 物が多いとなぜ汚部屋化するのか
- 物であふれる汚部屋を片付けるときに生じる3つの問題
- 汚部屋化しやすい人の特徴
- 汚部屋の片付け方とプロに頼むメリット
目次
なぜ?物が多いと汚部屋化しやすい5つの理由
物が多い家は、次の5つの理由から汚部屋になるリスクが高いです。
- 使用後の物を出しっぱなしにしやすくなるから
- 探し物が多くなるから
- ゴミ出しが面倒になるから
- キレイな部屋の基準があいまいになるから
- 物だらけの環境に安心感を覚えやすくなるから
これら5つの理由について詳しく解説します。
なお、部屋を散らかしやすい背景に、生まれ持った性格が関わっている場合もあります。性格に関しては、こちらの記事をご覧ください。
>>ゴミ屋敷にする人の性格とは?どんな性格の人がゴミ屋敷になりやすいかタイプ別の克服方法も解説
使用後の物を出しっぱなしにしやすくなる
物が多い部屋で暮らしていると、使用後の物を片付けるのが大変になるため出しっぱなしにしがちです。その結果、部屋全体が雑然として汚部屋になってしまいます。
リモコンやカバン、ジャケットなど、あらゆる物は本来ならば使い終わったときに定位置へと戻すべきです。しかし、物量が多いと使った物をしまうだけでも手間がかかるため、そのまま放置しがちになります。本棚に本を片付けずに机に山積みにしてしまうなど、ちょっとした移動であっても後回しにしたくなってしまうのです。
多くの人はゴミが溜まってくると片付けようという気持ちになります。しかし、物だらけだと片付けをつい怠ってしまうため、あっという間に汚部屋になってしまうのです。
探し物が多くなる
物が多い部屋は歩くスペースが狭いため、物にぶつかったり転倒したりしないようにと移動に神経を使います。そのため、動くのを負担に感じて片付けやゴミ出しが面倒になり、ゴミ屋敷化を加速させてしまう人もいます。
とくに、不用な大型家具や家電などを置きっぱなしにしている人は注意が必要です。これらのゴミは居住空間を圧迫するうえ、粗大ゴミとして捨てる際には予約手続きや費用が必要となります。そのため、面倒臭く感じてゴミ出しを後回しにしてしまう人が多いです。
ゴミ出しが面倒になる
物が多い部屋は歩くスペースが狭く、転びたくない、ぶつかりたくない、と移動に神経を使います。
その結果、ゴミを片付けたり、ゴミ出ししたりすることが面倒になり、少しずつゴミ屋敷化してしまうことも。
また、住人の性格に「後回し癖」があると、大量のゴミが溜まってしまい、捨てるに捨てられなくなってしまいます。
中でも、大型のゴミや粗大ごみは、捨てるためにお金がかかるのが特徴です。
よりゴミ出しするのが面倒に感じてしまう人がいるので、注意してください。
キレイな部屋の基準があいまいになる
部屋に荷物が増えてくると「キレイな部屋」というライン決めがあいまいになってしまうことがあります。物が多いと収納スペースからあふれてしまい、部屋のあちこちに荷物が山積みされている状態が当たり前になってしまうからです。
自分は住み慣れているため「キレイに片付いた状態だ」だと感じていても、他の人から見ると「まったく片付いていない」と思われる場合もあります。物が増えると知らず知らずのうちにライン決めがあいまいになりやすいので、汚部屋化を防ぐために「他人の目から見てもキレイといえるか」を意識しましょう。
物だらけの環境に安心感を覚えやすくなる
物が多い部屋に住んでいると、「物が増えると安心する」「物を手放すと不安になる」という感覚になってしまう人もいます。そうなると自分の意志で家の中を物だらけにしてしまうため、汚部屋化が加速します。
進学や就職をきっかけに一人暮らしを始める人の中には、孤独感を覚える人も少なくありません。そして、さびしい気持ちを紛らわせようとして、物を増やしてしまう人がいます。広い部屋に孤独を感じるため大量の荷物で穴埋めしようとして、いつの間にか汚部屋を作ってしまうのです。ゴミ部屋問題は精神状態も影響するので、普段から気を付けておきましょう。
キリがない!物が多い汚部屋を片付けるときに発生する3つの問題
汚部屋を片付け始めたものの、途中で挫折してしまったという人は意外と多いものです。とくに、次の3つ問題に直面すると片付けたくても片付けられない状態に陥ります。
- 物が多くて終わりが見えない
- 物だらけの部屋を片付けるとストレスが溜まる
- 何をどう捨てればいいか分からず途方に暮れる
汚部屋の片付けを投げ出してしまいたくなる、3つの問題について詳しく解説します。
物が多いため終わりが見えない
部屋に大量の荷物やゴミが溜まっていると、どんなに頑張っても自分ひとりの力では片付けきれない場合があります。また、マイペースに片付けていてもなかなかゴミの量が減らず、「今日はもう頑張ったから、続きは明日でいいか」などと考えていつまでも片付けが終わらないケースも見られます。
とくに、加齢による体力の衰えがあるとスムーズに片付けるのは大変です。
せっかく片付けを始めても、終わりが見えずキレイになった実感もわかなければ嫌になってしまうのも無理はありません。物が増えるほど片付けのハードルは高くなるので、汚部屋掃除で挫折する可能性が高まります。
片付けに対してストレスが溜まってしまう
こまめな片付けが習慣化できていない人は、不慣れな片付けにストレスを感じて途中で飽きたり、イライラしたりすることが多いです。とくに、同じ作業の繰り返しや重い荷物の運搬作業は疲れが溜まりやすく、途中で片付けを諦めるきっかけになりがちです。
一方で、普段から片付けの習慣がある人は、作業に馴れており少量の片付けで終わるためストレスなく片付けることができます。
片付けに馴れていない人は、頭の中でイメージするより実際の片付けは大変になりやすいということを理解しておきましょう。事前に片付けの計画を立てたうえで動き出すことをおすすめします。
捨てたいけど何を捨てたらいいか分からない
汚部屋を片付けたいという気持ちがあっても、何を捨てたらいいか分からず途方に暮れてしまう人もいます。片付けを始めるときには捨てる物・捨てない物を決めて不用品だけを捨てる作業が必要ですが、要・不要の判断ができなくなってしまうのです。「いつか使うかも」「捨てると後悔するかも」と考えて、結局何も捨てられないという人もいます。
また、ゴミの分別ルールや粗大ゴミの出し方が分からず、動き出せないというケースも見られます。さまざまな動き出せない理由が影響して片付けを始められず、汚部屋を維持してしまうことがあるので注意してください。
物が多いから捨てられない・片付かない・断捨離できない人の特徴
物が多いから捨てられない、片付けようにも片付かない、断捨離できない、という人には「ある共通点」が存在します。
例えば、次の特徴に複数当てはまる人は、汚部屋を生み出しやすい傾向にあります。
- もったいないと感じてしまう
- 溜め込み症である
- 買い物の頻度が多い、収集癖がある
- ADHDなどの先天的な脳の機能不全がある
- 過労で片付けに手が回らない
- 部屋が散らかっている自覚がない
- 自覚はあるがなぜか手が付けられない
汚部屋を作る理由は人それぞれですが、上記の点に当てはまる人はつい部屋を散らかしがちなので注意が必要です。
>>ゴミ屋敷の主は、なぜ捨てないのか。その心理や改善の方法とは
プロが解説する物が多い汚部屋5つの片付け術
片付けを先延ばしにしていたら、いつまでも汚部屋は解消しません。片付けのコツをきちんと押さえておけば、ストレスを最小限にして上手に片付けることができます。
片付けのプロであるゴミ屋敷バスター七福神が、物が多い部屋をキレイにする5つの方法を紹介します。
収納場所に収まるもの以外を捨てる
片付けを行う前に、収納スペースの許容量を把握しましょう。収納スペースに収まらない荷物を、すべて捨てる覚悟を持つことが大切です。
クローゼットや下駄箱、衣装ケースなど、何にどれくらいの量が収まるかメモを取ってください。許容量を越えている場合には、使用頻度や劣化具合をチェックして役立つ物だけ残します。
収納スペースに収まらない荷物まで残そうとすると、少し片付けてもすぐに汚部屋に戻ってしまうので注意しましょう。部屋に置くのは、収納できる物だけ。そう決めてから動き出せば、自然ときれいな部屋を生み出せます。
迷わず断捨離する
汚部屋解消のためには、思い切りも大切です。捨てる・捨てないということに迷っているなら、一旦その迷いを捨てて「断捨離」してみてはいかがでしょうか。
断捨離とは、物にとらわれない暮らし方のことです。断捨離は「いらない物が入ってこないように断つ」「いらない物を捨てる」「物への執着を手放す」の3ステップで行います。
断捨離するときは衣装ケースや本棚など一区画ずつチェックして、「保存する」「捨てる」「判断を保留する」の3種類に物を仕分けします。捨てる物はすぐに処分し、保留した物は1週間後をめどに再度チェックしましょう。保留した物を置きっぱなしにすると結局片付かないので、保留は最小限にします。
断捨離で物を減らすと、部屋がすっきりして気持ちにゆとりが生まれやすくなります。心機一転の気持ちを持って、この機会に断捨離をスタートしてみてはいかがでしょうか。
長年使っていないものをすべて捨てる
長年使っていない物は、重要な思い出の品以外はこの機会にすべて処分してみましょう。使わない物が多いと汚部屋化が進んでしまうため、とにかく捨てることが大切です。
誕生日プレゼントや記念品、子どもが作った工作など、生活していると思い出にまつわる品がいろいろと増えていきます。また、やめてしまった趣味の道具など、高価で捨てるには忍びない荷物がある人も多いのではないでしょうか。
しかし、居住空間を圧迫するほど大量の荷物を残しておくのは、現実的ではありません。前述したとおり収納スペースの許容量を把握して、それを越える場合には思い切って処分しましょう。とくに大切なほんの少しの物だけを厳選して残すほうが、ゆとりを持って思い出にひたれるようになります。
掃除する日を決めておく
汚部屋問題を解決するためには、定期的に片付けることが欠かせません。一度片付けたきりでは、すぐにまた汚部屋化してしまいます。毎週日曜日や毎月月末など、あらかじめ掃除する日を決めてみてはいかがでしょうか。
汚部屋掃除で挫折する人は片付け作業にストレスを感じやすく、ストレスの原因として掃除に不慣れであることが挙げられます。裏を返せば、定期的に少しずつ片付ける習慣を付けておけば、ストレスなく掃除に取り組めるようになるのです。
地域のゴミ出しの日を確認しておき収集日の前日にゴミ袋や古新聞をまとめる、などのルールを決めて習慣化すれば物が溜まりにくい部屋作りが可能です。
収納場所を決めたうえで物を買う
片付けるのと同時に、今後の買い物にも注意が必要です。汚部屋問題を解決したいなら事前に収納場所を決めておき、買い足す物は収納場所に収まる物だけにとどめてください。
とくに、収拾癖や買い物癖がある人は買いすぎに気を付けましょう。何かを買いたくなったときは本当に必要か、家にある物で代用できないか確認することが大切です。
また、つい同じ物を買ってしまったときには、古い物を処分することが欠かせません。同じ種類の物を増やさず1つだけに絞ることが、物の少ない部屋を維持するコツです。
物が多いから汚部屋が片付かない!ゴミ屋敷清掃業者に相談する3つの魅力
片付けの5つのコツを押さえても物が多くて自力で解決できない場合には、汚部屋・ゴミ清掃業者に相談してみてはいかがでしょうか。経験が豊富なプロがあなたの部屋を訪問し、迅速丁寧に部屋を片付けてくれます。
ゴミ屋敷清掃業者を利用する3つの魅力を紹介します。
>>ゴミ部屋片付け業者の選び方!見るべきポイントや注意点まとめ
片付けのプロが素早く汚部屋をキレイにしてくれる
ゴミ屋敷清掃業者に汚部屋掃除を依頼すれば、物が多い部屋でもあっという間に片付けてくれます。電話やホームページで問い合わせれば最短即日対応で駆け付けてくれるので、急いで片付けたい人にもおすすめです。ワンルームなどの部屋であれば、ものの数時間で元通りの状態にしてくれます。
未分別で山積みになっていた荷物も片付けてくれるほか、冷蔵庫や本棚などの重量物にも対応可能です。必要な物といらない物を仕分けして、捨てたい物だけスピーディに運び出してくれるので自分は見ているだけで済みます。体力的に片付けが難しい人も、まずは相談してみましょう。
入居前の状態まで元通りにしてくれる
「汚部屋だけど、賃貸だから引っ越す前に原状回復しないといけない……」とお悩みの人にも、ゴミ屋敷清掃業者はおすすめです。ゴミの片付けだけでなく、ハウスクリーニングや消臭作業など汚部屋をキレイにするサービスが利用できます。
物が多い汚部屋は、生活ゴミや食べかすなどの影響でフローリングや壁、水回りなどが汚れてしまいがちです。そのため、汚部屋は通常の部屋に比べて賃貸の原状回復費用が高額になる傾向が見られます。
ゴミ屋敷清掃業者は汚れたフローリングや壁の掃除はもちろん、変色したシンクなども入居前の状態まで元通りにしてくれます。退去日が迫っている人は、片付けの依頼と合わせてハウスクリーニングを利用してみましょう。
>>部屋全体のハウスクリーニング、費用はどのくらい?コストを抑えるコツも解説
価値のある不用品を買取してくれる
「ゴミ屋敷清掃業者に依頼したいけど、予算に限界がある」とお悩みなら、不用品買取に対応しているゴミ屋敷清掃業者を利用しましょう。価値のある品を買い取って、片付け料金から買取金額を差し引いてくれるためコストカットが可能です。
そのほかにも、定額積み放題プランやお客様の予算に合わせたプラン設定など費用を抑えるお得なサービスを実施している業者はたくさんあります。比較検討をしつつ、自分に合ったゴミ屋敷清掃業者を探してみてください。
物が多い部屋の片付けもゴミ屋敷バスター七福神にお任せ!
物だらけの汚部屋をキレイにしたいなら、ゴミ屋敷バスター七福神にお任せください! 年中無休の最短即日対応で、お客様の片付けのお悩みを解決します。
散らかった汚部屋にはゴミだけでなく、貴重品や大切な物も混ざっていることが多いです。ゴミ屋敷バスター七福神は経験豊富なプロがお客様のご希望に沿って仕分けを行い、リユース可能な物は買取サービスを提案させていただきます。失くし物を探しながらの作業も可能ですので、探して欲しい物などがあればお気軽にお申し付けください。
ゴミ屋敷バスター七福神なら、他社で必要となる車両代や出張代、深夜料金などが一切かかりません。また、見積もり後の追加請求を行わない明朗会計も強みです。
費用を抑えてお得に汚部屋をリセットしたいお客様は、ぜひお気軽にご連絡ください。ご相談・お見積もりを無料で承っています。
まとめ
部屋の中の物が多いと、すぐに汚部屋になってしまいます。いったん汚部屋化してしまうと、片付けの終わりが見えず膨大な手間やストレスがかかるため一筋縄では行きません。物の量を減らして、汚部屋化を防ぐことが大切です。
汚部屋を解消するためには収納スペースを把握して断捨離し、入りきらない物・使わない物は迷わず捨てましょう。あらかじめ掃除の日を決め、定期的に片付けることも欠かせません。
自力での片付けが難しければ、プロの業者に依頼していったん部屋をキレイな状態に戻すのもおすすめです。急いで片付けたい人や、退去時の原状回復を迫られている人もゴミ屋敷清掃業者に相談してみましょう。
ゴミ屋敷バスター七福神は、お客様のご要望に細やかにお答えしながらお家をキレイに片付けます。お気軽にご相談ください。