洗濯済みの衣類や、脱ぎっぱなしの服が上手く片付けられず、部屋がゴチャついてしまった経験のある人も少なくないかと思います。
服が溜まれば貯まるほど、「片付けるのが面倒くさい」という気持ちが強くなってしまうものです。
服を山積み状態にしないためには、収納を工夫しましょう。
ラクに片付けられて取り出しやすい収納にすることで誰でも簡単に解決することが可能です。
今回は、服の取り出しやすく見つけやすい、簡単な片付け方法についてご紹介いたします。
目次
脱いだ服の片付け方法
脱いだ服は、これから洗濯をしてキレイにする必要があります。
部屋にポイポイ脱ぎ捨ててしまうのは見た目も良くありませんし、部屋が汚れる原因にもなってしまうので良くありません。
脱いだ服の置き場所にもルールを設けることで、簡単にすっきりと片付きます。
服の片付け方法①洗濯する衣類専用のカゴやバスケットを用意する
入浴時に脱いだ服や、幼稚園の制服など、洗濯が必要な服は、カゴやバスケットにひとまとめにして置いておきましょう。
カゴやバスケットは、脱衣所においても場所をとらないたためるタイプのものが便利です。
洗濯する衣類を入れると、どうしても汚れやすくなってしまうため、買い換えがしやすいよう安価なものを購入しましょう。
服の片付け方法②脱いだパジャマの収納場所を決める
朝脱いだパジャマの収納場所が決まっておらず、部屋の隅っこに山積みになっている人はいませんか?
パジャマを毎日洗うという方は必要ありませんが、寝るときにしか着ないパジャマを毎日洗うのは面倒ですよね。
毎日洗濯しない場合は、脱いだパジャマの収納場所を決めておきましょう。
リビングに家族分のパジャマが入る大きさのカゴやバスケットを置いておくと、すっきりとひとまとめにできます。
子どもがいる方は、体操着袋のように“パジャマ袋”を用意して袋分けしておくも一つの方法です。
クローゼット収納は空間を余さず使う!
服を収納する場所と言えば、クローゼットですよね。
しかし、そんなクローゼットも扉を開けるとゴチャついていたり、服でいっぱいになっていたりすると、片付ける気力が起きなくなってしまいます。
クローゼット収納は、いかに空間を余さず上手に使うかが重要です。
隙間をできるだけ作らず、空間を賢く使うことで、服がスッキリと片付けられるようになります。
クローゼットの収納方法①ぴったりはまる収納ケースを選ぶ
クローゼットに服をかけても、下の部分に空間が余ることがほとんどかと思います。
この空間は、引き出し付きの収納ケースを入れて、収納スペースを確保しましょう。
収納ケースを選ぶときは、クローゼット空間にぴったりはまるものを選ぶことがポイントです。
クローゼットのサイズを測り、空いたスペースをくまなく活用できるよう、ぴったりサイズのものを探しましょう。
また、引き出しを開けなくても中身がある程度確認できるよう、透明または半透明のものを用意しましょう。
収納ケースは、通販や大手小売販売店、ホームセンターなどで探すと、ぴったりサイズのものが見つかります。
クローゼットの収納方法②上部の空きスペースもくまなく使う
クローゼットにタイプによっては、服をかけるポールの上に空きスペースがある場合もあります。
通常なら見逃しがちな部分ですが、この上部にある空間もしっかり活用しましょう。
棚がない場合でも、つっぱり棒とハンガーラックを組み合わせれば簡単に棚が作れます。
棚には、ラベリングしたボックスを使い、普段使用頻度の少ない衣類やバッグなどを置いておきましょう。
突っ張り棒はタイプによって強度や最大耐荷重が異なりますので、よく見てから購入するようにしましょう。
クローゼットの収納方法③よく着るTシャツ類はシャツホルダーを使う
持っている服のなかでも、とくにお気に入りのものや着用頻度が高いものってありますよね。
そういったよく着るシャツ類については、ハンガーラックを使って収納できる「シャツホルダー」が便利です。
シャツホルダーを使えばたっぷり収納できますし、空間が仕切られるので見た目もすっきりします。
ボックスと違って引き出しがないので、さっと取り出せて片付けもしやすいです。
シャツホルダーは、商品によって段数やサイズが異なりますので、クローゼットのサイズに合う使いやすいものを選びましょう。
収納棚やボックスに入れるときは、“縦入れ”にする
収納棚やボックスに服を片付けるときも、入れ方に一工夫することで、片付けやすく取り出しやすくなります。
たたんだ服をしまうときは、“縦入れ”がマストです。
上に重ねて入れてしまうと、下の入っている服を取り出すときにゴチャついてしまいます。
引き出しの高さに合わせて服をたたみ、空間にゆとりをもたせて縦入れしましょう。
素材が柔らかく、服が立たない場合は、仕切り板が便利です。
無理に詰め込みすぎず、子どもで簡単に取り出せるような収納を目指しましょう。
靴下や下着類は、仕切りボックスを使って効率よく片付ける
こまごまとした下着や靴下は、たんすや収納ケースの引き出しに入れてもまとまりにくいですよね。
そんなときは、仕切りボックスを使うと、簡単に美しく片付けられます。
小物類の収納方法①靴下や下着は丸めて入れるだけでOK
靴下やショーツは、くるくると丸めて仕切りへ入れるだけでスッキリと収納できます。
取り出しやすく片付けもしやすいので、洗濯物をしまうのが苦手な方も続けやすいです。
小物類の収納方法②ベルトやネクタイは巻いて小さくしてから仕切りボックスへ
かさばりがちなベルトも、くるくると巻いてコンパクトにしてから、仕切りボックスへ入れましょう。
ネクタイも同様に、シワが付かないようキレイに丸めてから片付けます。
ベルトやネクタイがどこにあるのかが一目でわかるので、気分に合わせて選べて便利です。
仕切りボックスは、サイズや仕切りの幅、数が商品によって異なりますので、収納ケースやたんすの引き出しのサイズ、収納するものに合わせて選びましょう。
まとめ
服は、クローゼットの空間をうまく活用したり、アイテムを使ったりすることで、簡単にすっきりと片付けられます。
人によって片付けやすい方法は異なりますので、まずは無駄な空間を探し、アイテムを上手く活用しながら実践してみてくださいね。