コラムblog
自宅ならまだしも、普段過ごしていない実家の片付けを行うとなると、うんざりしてしまいますよね。片付けが憂鬱で親との仲が悪くなってしまったり、実家に帰る頻度が減ってしまったりすることも珍しくありません。
そこで今回は、実家の片付けにうんざりしてしまう理由や、実家を片付ける手順などについてまとめました。「実家の片付けにはうんざりだけど、このまま放置しておくわけにはいかないし……」と悩んでいる方は、ぜひ記事を最後までチェックしてみてください。
目次
「実家の片付けにうんざりするなんて……私ってひどい人なのかな?」と自分を責めてしまっている方も多いのではないでしょうか。しかし、実家の片付けにうんざりしているのはあなただけではありません。SNSや口コミサイト等でも、同様に「実家の片付けにうんざりする」といった声は多数見受けられます。
「実家の片付けにうんざりする」といった感情を抱くことは仕方のないことです。しかしそこで投げやりになって放置するのではなく、何らかの対応を取ってあげることが、親のためにも、そしてあなたが今後親と良好な関係を続けるためにも重要です。
実家の片付けは、親に行ってもらうに越したことはありません。よって最初は、「散らかっているからちょっとは片付けてみたら?」のように親に片付けを促すところから始まるでしょう。しかし親が必ずしも実家を素直に片付けてくれるとは限りません。
親の生活に支障が出るレベルであったり、ゴミ屋敷化して近隣に迷惑をかけるレベルであったりする場合には、子が代わりに片付けを行うことになるでしょう。そのまま放置しておくと、親の怪我やご近所トラブルといった問題に発展しかねません。
実家の片付けにうんざりしてしまう理由の中でも主なものは、以下の3つです。
それぞれ詳しく解説します。
実家には、年に数回しか帰らないという方も多いでしょう。せっかく片付けをしたのに、数ヶ月後に実家に帰省した際にまた部屋が散らかっていたら、うんざりしてしまいますよね。
片付けては散らかっての繰り返しで、延々と片付けをし続けなければなりません。顔を見せに実家に帰省しているのか、お手伝いさんとして家を片付けるために帰省しているのか分からなくなってしまいます。「せっかく片付けたのにまた散らかってるじゃん」と言い合いになり、親との仲も悪くなってしまうでしょう。
この問題を解決するには、親が物を溜め込んでしまうという状況を、根本から解決しなければなりません。そのためには、親とこまめに連絡をとって状況を確認したり、「私の家もこんなに綺麗に片付いているよ」と伝えたりする方法が有効です。
子供の頃親から、「早く片付けなさい」「何回言ったら分かるの?」のように叱られた経験がある方は多いのではないでしょうか。そのように自分のことを叱っていた親が散らかしたものを、今度は自分が片付けるとなると、うんざりするどころか精神的につらい気持ちになってしまいますよね。
親に対して「何で片付けないの?」のように言うことは、なかなか心にくるものがあります。もし小さいお子さんがいる場合は、家では子供が散らかしたものを片付けて、実家では親が散らかしたものを片付けて、よりつらい気持ちになるでしょう。
親にそもそも全く片付けをする習慣がない場合は、「その歳になって片付けもできないの?」とうんざりしてしまいます。このケースは、母親が他界してしまって、残された父親によく起こりがちです。母親が存命だった頃は全く散らかっていなかった実家が、母親がいなくなった途端に散らかり始めます。
もちろん最愛の人を失ったストレスによって一時的に片付けが手に付かなくなってしまうこともあるでしょう。しかしそこから何年も全く片付けられないようであれば、その人がパートナーに片付けを任せていたということです。
先ほどは、妻と死別した夫が途端に片付けができなくなる例を挙げました。これは、世代が上がれば上がるほど「家の片付けは女性がやるもの」という認識が強いからです。現代では共働きの家庭も増え、片付けを含めた家事も分担して行っている家庭が多いでしょう。
しかしもちろん、実家で暮らす母親側が片付けが苦手であるパターンもあり得ます。父親も母親も片付けが苦手なのであれば、部屋のものは一向に減らず、ものすごいスピードで部屋が散らかっていってしまいます。子が取れる対策としては、一緒に片付けてあげたり、前述のとおり自分が住んでいる家の片付けた様子を見せるといった方法が有効です。
子がうんざりしながらも実家の片付けを手伝うことになった場合は、以下5つの手順で片付けを行うのが効率的です。
それぞれ詳しく解説します。
片付けを始めた後に「あれがないこれがない」となってしまうと、うんざりしてしまいます。よって実家の片付けを始める前に、掃除用具を用意しましょう。実家の片付けで用意したい掃除用具は以下のとおりです。
燻煙剤と殺虫剤は、実家に害虫が発生していて、害虫がどこに逃げ込んだか分からないほど散らかっている際に用意してください。先に害虫をまとめて駆除することで、出てくるたびに駆除をしてうんざりすることがなくなります。それ以外の場合は不要です。
掃除用具を用意したら、次は動線になる箇所から片付けましょう。具体的には玄関や廊下の片付けから始めてください。実家のゴミの片付けは、大きく以下の2ステップに分かれます。
玄関や廊下にゴミがあると、移動をする際の障壁になり、うんざりしてしまいます。先に動線を確保してあげることで、その後の片付けが楽になります。
例えば玄関に開封済みのダンボールが大量に放置されていたり、新聞広告が積み重ねられていたりしないでしょうか。玄関→廊下→リビングと、順番に片付けを進めましょう。
処分するものは、燃えるゴミ・燃えないゴミ・粗大ゴミに分かれます。まずは燃えるゴミと燃えないゴミを分別して袋詰めをして、処分しましょう。
粗大ゴミではなく燃えるゴミと燃えないゴミから処分を行うのは、燃えるゴミと燃えないゴミがあると動線を確保しづらいからです。粗大ゴミを移動させるには、廊下等に何もない状態の方が良いですからね。
新聞や広告などの紙類は、かさばると大変重たくなるので要注意です。一方で弁当の空などプラスチック類のゴミは、かさばりますがそこまで重たくはありません。
またゴミの量は、見た目以上に多いものです。途中でゴミ袋がなくならないように、多めに用意しておきましょう。
燃えるゴミや燃えないゴミの片付けがひと通り済んだら、粗大ゴミを処分します。粗大ゴミを回収してもらうには、事前に自治体に連絡をしておかなければなりません。片付け当日に「粗大ゴミの手続きしてないじゃん」とうんざりしてしまわないように、事前に親に連絡して手続きを済ませておきましょう。
また粗大ゴミは重量があるので、一人では運べない場合もあります。その辺りも事前に考えておいてください。
親が高齢者で一人暮らしの場合は、粗大ゴミを自力で捨てるのは非現実的です。粗大ゴミを捨てられないことが原因で、実家がどんどん散らかっていることも考えられます。粗大ゴミの処分は体力が必要でうんざりする作業ですが、思い切って使っていない粗大ゴミはどんどん処分しましょう。
ゴミを片付けただけでは、快適に過ごせるようにはなりません。最後は床や水回り等の掃除を行いましょう。
水回りの掃除に苦手意識がある方は多いかと思います。それも自分が使ったものではなく、親とはいえ自分以外の人が使っている水回りを掃除するのはうんざりしますよね。またキッチン、トイレ、お風呂といった水回りは、一度綺麗にしても数ヶ月もすればまた汚くなってしまうため、定期的な片付けが必要です。
実家の片付けにかかる日数は、実家にあるゴミの量や実家との距離によります。ゴミの量が大量で、毎週帰省できるわけではない場合は、片付けが終わるまでに何ヶ月もかかることも珍しくはありません。その家に住んでいるのであれば集中的に片付けを行えますが、住んでいないのであれば、少しずつしか片付けられませんからね。
最初はモチベーションがあるかもしれませんが、2回3回と片付けのために実家に通ううちに、うんざりしてくるかもしれません。また例えば毎週、隔週といった形で片付けを行う場合、その間にまたゴミが増えてしまうかもしれません。そうなると永遠に片付けが終わることはなく、うんざりどころの話ではないでしょう。
実家の片付けにうんざりするのであれば、必ずしもあなたが片付けを行う必要はありません。うんざりするエアコン掃除を業者に依頼する、うんざりする家事を家事代行に依頼する、これらと同じような形で、うんざりする実家の片付けはゴミ屋敷片付け業者に依頼をしてみましょう。
「ゴミ屋敷片付け業者」と言っても、ゴミ屋敷とまでは言わない、いわゆる汚部屋でも対応可能です。ゴミ屋敷片付け業者の選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。「実家の片付けにうんざり」という方はぜひチェックしてみてください。
関連記事:ゴミ屋敷片付け業者の選び方|ポイントや注意点を徹底解説します
ゴミ屋敷片付け業者と聞くと、「費用がかかりそう」というイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。実は実家の片付けを依頼する際の費用は、ゴミの量や片付けにかかる時間、ハウスクリーニングなどのプラスαのサービスによって決まります。
またゴミ屋敷とは言わず、少々部屋が散らかっている程度であれば、うんざりするほど高額にはなりません。業者への依頼時にかかる費用については、以下の記事で詳しくまとめています。
関連記事:ゴミ屋敷片付けの費用はどのくらい?費用を抑えるコツも解説
ゴミ屋敷片付け業者七福神の作業実績(ビフォーアフター)を3件紹介します。
業者に依頼をするとどうなるのかの参考になるはずです。「実家の片付けにうんざり」という方はぜひチェックしてみてください。
ビフォー
アフター
ご依頼エリア | 和歌山県和歌山市 |
費用 | 280,000円(税込) |
作業人数 | 3人 |
作業時間 | 3時間 |
建物 | 一軒家 |
詳細ページ | https://777fukujin.com/works/wakayama-m/ |
ビフォー
アフター
ご依頼エリア | 大阪府大阪市中央区 |
費用 | 275,000円(税込) |
作業人数 | 10人 |
作業時間 | 2時間 |
建物 | 一軒家 |
詳細ページ | https://777fukujin.com/works/chuo-osaka-n/ |
ビフォー
アフター
ご依頼エリア | 愛知県尾張旭市 |
費用 | 165,000円(税込) |
作業人数 | 3人 |
作業時間 | 3時間 |
建物 | 一軒家 |
詳細ページ | https://777fukujin.com/works/owariasahi-aichi-t/ |
実家の片付けにうんざりしてしまう理由や、実家を片付ける手順などについて解説しました。実家の片付けにうんざりしてしまうのは当然のことです。しかし何とかして片付けなければなりません。本記事で紹介した方法で片付けるか、ゴミ屋敷片付け業者に依頼をするか、どちらか合っていると感じる方を選びましょう。
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