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特殊清掃現場がゴミ屋敷になっていた時の片付け方法を解説


高齢者が賃貸住宅で孤独死した場合、その子どもは親にかわって、部屋の原状回復をしなければなりません。

孤独死の原因は衰弱であることも多いことから、掃除や片付けがされておらず、部屋がゴミ屋敷と化していることもよくあります。

 

この場合、子どもは特殊清掃現場の処理とゴミ屋敷の片付け、両方をしなければなりません。

こんな事態に陥ったら、どうやって処理と片付けをすればいいのでしょうか?

 

今回はそんな疑問を持っている方のために、ゴミ屋敷となった特殊清掃現場の片付けや処理方法について説明していきます。

特殊清掃 ゴミ屋敷 片付け ブログ02

特殊清掃現場にゴミ屋敷が多い理由

 

特殊清掃は、「事件現場清掃」とも言われています。

特殊清掃現場とは、事件や自殺、孤独死などによって亡くなった人がいた部屋のことを指します。

 

近年では高齢化や核家族化の影響もあり、老人の孤独死が問題になっていることから、特殊清掃現場もたくさんあるのが現状です。

これに並行して、高齢者宅のゴミ屋敷化も社会問題になっています。

 

一人で暮らす高齢者のなかには、体力がないために部屋を片付けられず、自宅をゴミ屋敷にしてしまう人も多いのです。

 

また高齢者宅のゴミ屋敷化の原因の一つに、「セルフネグレクト」というものがあります。

セルフネグレクトとは、気力を失ったことから、日常生活に必要なことを放棄してしまう状態を指します。

 

セルフネグレクトに陥った人は、部屋の片付けはもちろん、食事をしたり、体調が悪くても病院に行くこともしないため、誰の援助も受けられなければ孤独死は避けられません。

 

このような背景があり、特殊清掃現場がゴミ屋敷になっているケースが増えているのです。

 

特殊清掃現場のゴミ屋敷を自力で片付けるのは難しい

 

高齢の親が賃貸住宅で孤独死して、大家さんや管理会社から部屋の片付けを要請された人もいるでしょう。

親が亡くなった以上、部屋の原状回復をするのは相続人の役割です。

しかし、特殊清掃現場のゴミ屋敷を自力で片付けるのは簡単ではありません。

 

特殊清掃現場には、故人の死臭が染み込んでいます。

部屋の原状回復の際には、この死臭も消さなければなりません。

ゴミ屋敷の片付けはできても、死臭の消臭は素人では難しいでしょう。

 

特殊清掃現場のゴミ屋敷を片付ける方法

 

ゴミ屋敷と化した特殊清掃現場を片付けなければならなくなった場合、いったいどうすればいいのでしょうか?

ここでは、特殊清掃現場のゴミ屋敷を片付ける方法について説明していきます。

特殊清掃 ゴミ屋敷 片付け ブログ03

特殊清掃業者に依頼して、遺体のあった部屋を清掃してもらう

 

特殊清掃現場は、特殊清掃をしている業者に依頼することで処理してもらえます。

特殊清掃業者は、主に以下の作業をしてくれます。

 

  • 腐敗体液が付着した物品の撤去
  • 死臭の消臭
  • 害虫の駆除

 

人が亡くなってからしばらく経つと、遺体があった場所には腐敗体液が付着します。

この腐敗体液こそ、死臭の大本です。

特殊清掃業者は特殊な薬品を使って腐敗体液を洗浄し、死臭の元である脂を完全に除去します。

 

遺体が長時間放置された部屋には、死臭が染み付きます。

この死臭は、市販されている消臭剤では基本的に消せません。

しかし特殊清掃業者は、特殊な薬剤を使って死臭も消してくれるので安心です。

 

死臭が立ち込める部屋には、ウジ虫やハエなどの害虫が大量発生しています。

特殊清掃業者は、部屋の片付けの際に害虫の駆除もしてくれます。

特殊清掃 ゴミ屋敷 片付け ブログ01

遺体のあった部屋にある物を片付けてもらう

 

遺体のあった部屋にある物には、死臭が付着しています。

そのため遺体のあった場所をいくら消臭しても、部屋の中から死臭を完全に消すことは不可能です。

部屋の中の死臭を完全に消すためには、部屋の中の物を処分しなければなりません。

 

特殊清掃業者に依頼すれば、部屋の中にある死臭のする物を自分で片付ける必要はありません。

なぜなら多くの特殊清掃業者では、特殊清掃と同時に遺品整理も行っているからです。

 

遺品整理とは簡単に言えば、故人の持ち物を整理したり、処分したりすることです。

遺品整理には、不用品の回収も含まれます。

 

故人宅がゴミ屋敷になっているのなら、遺体のあった部屋だけでなく、全ての部屋の不用品を回収してくれます。

つまり特殊清掃業者に依頼すれば、特殊清掃とゴミ屋敷の片付け、両方をしてもらえるのです。

 

場合によってはリフォームしてもらう

 

特殊清掃現場の状況によっては、特殊清掃だけでは死臭が取り切れないこともあります。

例えば、遺体の腐敗体液がフローリングや畳の下の素材の内部にまで染み込んでしまっている場合、部屋をリフォームしなければなりません。

 

特殊清掃業者のなかには、清掃だけでなく、リフォームをしてくれるところもあります。

部屋の状況があまりにひどいようなら、最初からリフォームもしてくれる特殊清掃業者に依頼するのも一つの方法です。

特殊清掃 ゴミ屋敷 片付け ブログ04

特殊清掃業者に依頼しなくても済むように

 

ゴミ屋敷の片付けも、特殊清掃も、業者に依頼すれば解決しますが、どちらもかなりのお金がかかります。

リフォームの必要があった場合は、さらに高額なお金が必要となります。

 

そうならないためにも、そして何より親を孤独死させないためにも、一人暮らしの親がいる人は、親と定期的に連絡をとるようにしましょう。

先ほども説明したとおり、最近では孤独死してしまう高齢者も、セルフネグレクトに陥って自宅をゴミ屋敷にしてしまう高齢者も増えています。

 

定期的に連絡をとって、必要に応じて病院や介護施設に入ってもらうことで、親の孤独死や、親の住宅のゴミ屋敷化を防ぐのがベストです。

特殊清掃 ゴミ屋敷 片付け ブログ05

まとめ

 

最近では、老人の孤独死や、セルフネグレクトによる高齢者宅のゴミ屋敷化が問題になっています。

この2つの問題の増加により、高齢者が亡くなった後の特殊清掃現場がゴミ屋敷になっているケースが増えているのです。

 

特殊清掃現場がゴミ屋敷になっていた場合、特殊清掃業者に依頼することで、現場の処理とゴミ屋敷の片付け、両方をやってもらえます。

もしこのような事態に陥って、大家さんや管理会社の人から片付けを要請された場合は、特殊清掃業者に依頼しましょう。

 

とはいえ、こうした事態に陥らないのが最善ですから、親の孤独死を防ぐためにも、一人で暮らす親とは定期的に連絡をとるようにしましょう。

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