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高齢者宅のゴミ屋敷化が加速!その原因や問題点、解決策に迫る


最近、高齢者宅がゴミ屋敷化する問題が全国各地で発生しています。

こうした高齢者宅のゴミ屋敷化問題には、深刻な原因があります。

 

またその原因により、ゴミ屋敷に住む高齢者が命を落としてしまうリスクまであるのです。

今回は高齢者宅がゴミ屋敷化してしまう原因と、それによる問題点について説明していきます。

 

また高齢者を生命の危機から救う対策についても説明しているので、離れて暮らす高齢の親を持つ方は、ぜひ最後までチェックしてください。

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高齢者宅がゴミ屋敷になってしまう2つの原因

 

高齢者宅がゴミ屋敷化してしまう原因は、おもに以下2つのどちらかとなっています。

 

  • セルフネグレクトによるもの
  • ためこみ症によるもの

 

高齢者がこのどちらかになってしまった場合、高齢者宅はゴミ屋敷化する確率が高くなります。

では次から、これらがどんな状態を指すのか、またそれぞれにどのような問題点があるのかについて説明していきましょう。

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高齢者宅がゴミ屋敷化する原因①セルフネグレクト

 

高齢者宅がゴミ屋敷化する主な原因の一つ目が、「セルフネグレクト」によるものです。

セルフネグレクトとは、気力や能力の衰えにより通常の生活を送るために必要な行為をしなくなってしまうことで、「自己放任」とも呼ばれています。

 

高齢者の場合、認知症や統合失調症などの精神疾患によってセルフネグレクトになることも多いのです。

セルフネグレクトになった高齢者はゴミ捨てをしなくなるため、自宅がゴミ屋敷化してしまいます。

しかしゴミ屋敷問題は、セルフネグレクトの一例でしかありません。

 

では次に、セルフネグレクトのより具体的な内容や問題点について説明していきましょう。

 

○セルフネグレクトによる問題点

 

セルフネグレクトが原因で自宅がゴミ屋敷化した人には、ゴミを捨てること以外にも、以下の行為をしなくなる傾向があります。

 

  • 食事を摂る
  • トイレに行く
  • 入浴する
  • 外出する
  • 病院に行く

セルフネグレクトの一番の問題点は、家がゴミ屋敷化することではありません。

高齢者が生活するために必要な行動を放棄することによって、孤独死してしまう危険が高いという点にあります。

 

食事を摂らなかったり、具合が悪くても病院に行かない場合は特に危険です。

離れて暮らす親がセルフネグレクトになっていないか、子供は注意深く見守る必要があるでしょう。

 

高齢者宅がゴミ屋敷化する原因②ためこみ症

 

高齢者宅がゴミ屋敷化する主な原因の二つ目は、「ためこみ症」によるものです。

認知症や精神疾患などにかかっていないのにもかかわらず、自宅がゴミ屋敷になってしまう高齢者は、ためこみ症と考えられるでしょう。

 

ためこみ症とはその名のとおり、物を溜め込んでしまう行動障害です。

先ほど説明したセルフネグレクトの高齢者と違い、ためこみ症の高齢者は、食事も摂りますし、入浴もします。

外に出て友人と交流することもあれば、具合が悪い時には病院にも行きます。

 

つまりセルフネグレクトの高齢者と違って、ためこみ症の高齢者は、ふつうに日常生活を送ることが可能です。

ただし、ためこみ症の人は、物を買いすぎたり、集めすぎたり、捨てられないという特性を持っています。

 

この特性が原因で、自宅がゴミ屋敷化してしまうのです。

(ゴミではなく物で溢れている家を物屋敷とも言います)

セルフネグレクトの高齢者に比べれば孤独死の危険は低いのですが、ためこみ症の高齢者にも問題点がないわけではありません。

 

では次に、ためこみ症によるゴミ屋敷の問題点について説明していきましょう。

 

○ためこみ症による問題点

 

ためこみ症患者によく見られる特徴が、危機管理能力が乏しいという点です。

ゴミ屋敷のデメリットは、汚いことや臭いことだけではありません。

 

部屋の中のゴミが倒壊すれば、その家の住人は怪我をする可能性があります。

また宅内で火の不始末があれば、ゴミに燃え移り、あっという間に燃え広がってしまう危険もあるのです。

 

ゴミ屋敷に住むことは、こうした危険と常に隣合わせです。

しかし、ためこみ症の高齢者は、ゴミの倒壊や火事に対する危機意識が薄いため、なかなか問題を解決しない傾向にあります。

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高齢者のゴミ屋敷化問題に対する解決策

 

ここまで高齢者宅がゴミ屋敷化する2つの原因と、それぞれの問題点について説明してきました。

高齢の親の住む家がゴミ屋敷化している場合、親がセルフネグレクトとためこみ症、どちらの状態にあるかによって、とるべき解決策は変わってきます。

 

親がセルフネグレクトの状態にあった場合は、介護施設に入所させることも一つです。

家庭の事情などで施設への入所が難しい場合は、訪問介護を頼むといいでしょう。

その際には、ゴミ屋敷の清掃業者に依頼して、宅内を片付けてもらえばさらに安心です。

 

一方、高齢の親がためこみ症だった場合は、日常生活がふつうに送れるため、介護施設に入れることは難しいでしょう。

この場合は、子供が親を説得して、ゴミを片付けてもらうしかありません。

 

ためこみ症の人は物に愛着を持つため、「汚いから」「必要ないから」などと言って説得してはいけません。

ゴミ屋敷に住んでいては危険だからという理由で、説得するようにしましょう。

ゴミ屋敷の片付けを自力でするのはなかなか困難ですから、片付けの際はゴミ屋敷の清掃業者に依頼するのもいいでしょう。

 

親の家を片付けるメリットやデメリットに関してはこちらをご覧ください。

両親を説得して実家の片付けや断捨離するメリット・デメリット

 

セルフネグレクトとためこみ症のどちらであっても、高齢者に命を落とす危険があることは変わりません。

そのため高齢の親が一人で暮らしている場合は、子供が頻繁に連絡をとり、様子を確認するようにしましょう。

そうすることで親の家のゴミ屋敷化を防ぎ、ひいては生命の危機から守ることができます。

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まとめ

 

高齢者宅のゴミ屋敷化の原因は、おもに以下の2つに大別されます。

 

  • セルフネグレクトによるもの
  • ためこみ症によるもの

セルフネグレクトの場合、生活をするための行動をとらなくなるため、孤独死する可能性が高く、危険です。

ためこみ症の場合、直ちに命の危険があるわけではありませんが、ゴミの倒壊や火事などのリスクがあります。

 

ベストなのは、一人で暮らす高齢の親の命が危険にさらされる前に、未然に防ぐことです。

高齢の親が一人で暮らしている場合は、ひんぱんに連絡をとって様子を確認するようにしましょう。

 

すでにいずれかの理由で、親の家がゴミ屋敷と化している場合は、ぜひこの記事を参考にして親の安全を守ってあげましょう。

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