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高齢者のゴミ屋敷での孤独死の原因と防ぐための対策


「ゴミ屋敷」と高齢者の「孤独死」は、どちらも社会問題になっています。

さらに近年では、高齢者のゴミ屋敷における孤独死が多発しています。

 

なぜ、ゴミ屋敷で孤独死してしまう高齢者の方が増えているのでしょうか?

また、親や近隣に住む高齢者がゴミ屋敷で孤独死することを防ぐためには、どうすればいいのでしょうか?

 

今回はそんな疑問を持っている方のために、高齢者がゴミ屋敷で孤独死する原因と対策について説明していきます。

孤独死 ゴミ屋敷 ブログ01

高齢者がゴミ屋敷で孤独死する原因

 

高齢者の場合、ゴミ屋敷に住んでいることと孤独死することには密接な関係があります。

高齢者の住む家がゴミ屋敷になる原因そのものが、孤独死につながるものであるケースも多いのです。

 

ここでは、高齢者がゴミ屋敷で孤独死してしまう主な原因について解説します。

 

セルフネグレクト

 

セルフネグレクトとは、日本語で「自己放任」という意味で、自分自身の世話をしなくなる状態を指します。

セルフネグレクトに陥った人は生きる気力をなくし、日常生活を送るうえで必要な行動をとらなくなってしまいます。

例えば食事をとったり、お風呂に入ったり、トイレに行くこともしなくなってしまうのです。

身体の具合が悪くても、病院に行くこともありません。

 

セルフネグレクトに陥った人はゴミの片付けもしないため、家はゴミ屋敷になってしまう方が多いです。

そして食事や通院をしないため、そのままゴミ屋敷で孤独死してしまうケースも増えています。

 

体力や認知力の衰え

 

高齢者の住む家がゴミ屋敷になる理由で多いのが、体力や認知力の衰えによるものです。

高齢になって体力や認知力が落ちると、自分で部屋の片付けをすることが困難になり、結果的に家がゴミ屋敷になってしまうケースが見られます。

 

また体力や認知力が極端に低下すれば、食品の買い出しや、自力で食事をとることがおろそかになる方もいます。

周りに助けてくれる人がいなければ、食事をとることができなくなってしまい、孤独死してしまう確率が高いと言えるでしょう。

 

子どもと離れて暮らしていること

 

親元から離れた場所に住んでいる子どもは、頻繁に親の住む家を訪ねられません。

この場合、高齢の親がセルフネグレクトなどに陥って、一人で日常生活を送ることが困難になっても、すぐに気づかない可能性があります。

子どもが親の危機に気づけなければ、親が孤独死してしまう確率は高いと言えるでしょう。

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火災やけがによるもの

 

ゴミ屋敷に住むことは、危険と隣合わせです。

なぜなら、高く積みあがったゴミが住人に向かって倒壊する可能性があるからです。

ゴミの倒壊によって大けがを負って動けなくなった場合、助けを呼べなければ、そのまま亡くなってしまうかもしれません。

 

また、ゴミ屋敷は火事になるリスクも高くなっています。

宅内がゴミで埋もれているため、そのなかの一つに火がつけば、あっという間に家中に燃え広がってしまうでしょう。

さらにゴミで足の踏み場がなければ、逃げ遅れてしまうことも充分有り得ます。

 

ゴミ屋敷での親の孤独死を防ぐ方法

 

一人暮らしをしている高齢の親がいる方は、親が孤独死しないよう、対策をとりましょう。

ここでは、高齢の親の孤独死を防ぐ方法について説明していきます。

 

一人暮らしの親には頻繁に連絡する

 

親と離れた場所に住んでいる場合、親に何かあっても気づくことに時間がかかってしまうかもしれません。

そのため親と離れて暮らしている人は、頻繁に親と連絡をとるようにしましょう。

急に連絡がとれなくなった場合は、すぐに親の家に向かうことで、孤独死を回避できる確率が高くなります。

孤独死 ゴミ屋敷 ブログ03

必要に応じて介護施設などに入所させる

 

体力や認知力の低下、セルフネグレクトなどが原因で、親が自力で生活できない場合は、一緒に住むことや、介護施設などに入所するなど、親と相談してみるといいでしょう。

親が介護施設への入所を拒んだ場合は、ヘルパーに来てもらうよう手配することも一つの手段です。

 

ゴミ屋敷の清掃業者に依頼する

 

ゴミ屋敷に住んでいれば、いつ危険な目にあうか分かりません。

そのため親がゴミ屋敷に住んでいる場合は、すぐに片付けをしたほうが懸命です。

 

とはいえゴミ屋敷を自力で片付けるのは大変ですから、ゴミ屋敷の清掃業者に依頼してみると便利です。

ゴミ屋敷清掃業者に依頼すれば、業者のスタッフがゴミや不用品を回収していってくれます。

 

ゴミ屋敷での近隣住民の孤独死を防ぐための方法

 

身内でなくても、誰かが孤独死したと聞くのは、あまり聞きたくないニュースです。

あなたの近所にも、もしかしたら孤独死する可能性がある高齢者がいるかもしれません。

 

ここでは近隣に住んでいる高齢者が、ゴミ屋敷で孤独死することを防ぐための方法について説明していきます。

孤独死 ゴミ屋敷 ブログ04

ゴミ屋敷の存在を行政に通報

 

近年では多くの自治体で、ゴミ屋敷解消のための条例が出ています。

これは近隣住民の通報を受けて、行政の人間がゴミ屋敷に立入調査し、住人に片付けをするよう注意するというものです。

 

近所のゴミ屋敷の解消のためだけでなく、孤独死しかけている高齢者がいるかもしれないので、行政には通報するようにしましょう。

 

郵便受けがいっぱいになっていたら大家さんに報告

 

マンションやアパートなどの集合住宅で、ポストからはみ出るほどのチラシや新聞が、何日も放置されている部屋があったら要注意です。

もしかしたらその部屋の住人は、新聞やチラシを取りに行けないほど衰弱して、部屋のなかで倒れているかもしれません。

 

この場合は、すぐに大家さんや管理会社に連絡して、異変を報告するようにしましょう。

 

まとめ

 

近年では、高齢者のゴミ屋敷での孤独死が増えてきています。

ゴミ屋敷での孤独死が増えている原因には、セルフネグレクトや体力・認知力の衰えなど、高齢者がなりやすいものも多くなっています。

 

高齢の親を持つ方は、頻繁に連絡したり、必要に応じて介護施設に入所させるなどの対策をとりましょう。

また近隣に高齢者が住むゴミ屋敷がある場合は、行政や大家さんに報告することで、孤独死を防げるかもしれません。

この記事で紹介した対策方法を参考に、高齢者のゴミ屋敷での孤独死を少しでも減らせる行動をとってみませんか。

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