コラムblog
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ゴミ屋敷や汚部屋と聞くと、高齢者がゴミを集めているというイメージを持っている人も多いかもしれません。
しかし、最近では汚部屋になってしまう20代から30代の若い世代の方が増えています。
その原因はいくつかあるのですが、最たる原因が「仕事が忙しくて、掃除する時間が取れない」ということがあげられます。
仕事の残業があったり、長時間の仕事だったりすると、家に帰ってくるとご飯を食べて寝るだけという方も少なくありません。
短時間でも掃除をしなければいけないのはわかっているが、仕事で疲れて掃除をする気にならないという生活サイクルが続いてしまうと、汚部屋になってしまうという方が多くみられます。
そういった仕事などで忙しく汚部屋の掃除ができないという方に向けて、今回は短時間で汚部屋を片付けるテクニックをご紹介します。
仕事などが忙しく汚部屋の掃除する時間もままならない人が、短時間で片付ける方法についてご紹介します。
汚部屋には、机の上や床に雑誌や仕事で使った書類、チラシなどが落ちていませんか?
また、トイレにトイレットペーパーの芯が溜っていたり、弁当の殻箱やお菓子の袋なども散らかっていませんか?
まずはそういった汚部屋の中にある明らかに「ゴミ」だとわかるものは、ゴミ袋に入れるようにしましょう。
可能であれば、衣類も捨てておきたいですが、あまり奥からいらないものを探すと短時間では終わらないので、手際よく明らかなゴミを捨てていきましょう。
汚部屋になる原因の一つは、床に物を置くからです。
床に物を置くと、物にホコリなどもたまりますし、掃除機をかける時の邪魔になってしまいます。
基本床にはなにも置かないで、棚の上やタンスの中に物をしまう場所を決めるようにしましょう。
床のものを移動させるだけなので、短時間で終わらせるようにしましょう。
水回りはどうしても汚れがちなので、汚部屋と一緒に片付けをするようにしましょう。
料理をする人はフライパンなどのキッチン用品や、マグカップやグラスなどもしっかりと洗っておきましょう。
掃除を後回しにしがちなトイレもしっかりと掃除しましょう。
トイレの便器の中はもちろん、便座やタンクのホコリまで取り除いて、清潔なトイレを保つようにしましょう。
布団を片付けている人は別ですが、ベッドの枕元などにゴミがたまっている人は、片付けて清潔になるようにしましょう。
布団の乱れや毛布の乱れも直して、毎日簡単にでもベッドメイキングをすることも大切です。
汚部屋を片付けて床に物が置かれていない状態になった後は、掃除機をかけましょう。
部屋だけでなく、家全体に掃除機をかけるのが大切です。
玄関、トイレ、キッチン、部屋と隅々まで掃除機をかければ、汚部屋の片付けが完了です。
汚部屋の掃除は、一日では終わらないことが大半です。
一度に汚部屋を片付けようとすると、かえって片付けのやる気をなくすことになってしまうかもしれません。
そのため汚部屋の片付けを行う際には、例えば今日は玄関、トイレだけ、ゴミを袋に入れるだけなど、細かく分類してから、何日かに分けて行うようにしましょう。
例えるならば、受験勉強をするときに一気に10冊のテキストを渡されるよりも、1冊終えたらもう1冊と増やしていく方が効率よくこなせるのと同じです。
まずは短時間で出来る掃除をして、また別の日に短時間だけ掃除をしてみましょう。
これを繰り返すだけで、少しずつですが汚部屋が変わっていくので、ぜひやってみてください!
汚部屋では見えないホコリが多く、なんとなく空気がどんよりしていることが多いです。
短時間でも汚部屋を片付けることで、清潔な空間を作ることが出来ます。
また汚部屋を片付ける際には、窓を開けてしっかり換気して、掃除が終わったらフレグランスを設置してみましょう。
部屋の空気を清潔にして、フロアフレグランスなどで清潔な香りを部屋に広げると、綺麗な状態の部屋を維持しようとするモチベーションが高まりやすくなります。
汚部屋を短時間で掃除しても、すぐに元に戻ってしまっては意味がありません。
ここからは汚部屋から片付けた後の部屋を維持するための方法をご紹介するので、ぜひ試してみてください。
清潔なトイレ、清潔な部屋で生活をすると、何かを探したり、どかしたりする時間が減ります。
また、清潔な状態の部屋で生活していると、その人の運気も上昇すると言われています。
そういったメリットを考えて、汚部屋を片付けた後の部屋を維持できるように心を決めることが重要です。
1度の掃除で部屋は綺麗になりません。
短時間の掃除を何度も繰り返して、少しずつ部屋にある物を減らしていきましょう。
収納の中にある必要でないものや、かさばる衣類などを複数所持していると、どうしても部屋が物で溢れてしまいます。
物を減らすことが、結局は綺麗な部屋につながる第一歩です。
この3つのサイクルを回すだけで、汚部屋は改善します。
汚部屋にならない人は、部屋にある物が少ない方が多いです。
部屋にある物が多い人は、必要だと思っている、いつか必要になるから捨てられないなどで物に溢れていることが多い傾向にあります。
自分の部屋のキャパシティを考えて、必要なものだけを残すようにしましょう。
そういう生活が出来れば、部屋はおのずと綺麗になっていきますよ!
汚部屋になれてしまうと、家全体にゴミが溢れてしまい、ゴミ屋敷になるのは時間の問題です。
ゴミが溢れている状態と同じように、ゴミがない生活に慣れることも出来ます。
日々の生活を見直して、清潔は部屋で生活できるように日々改善していきましょう。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名:新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
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