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フローリングをきれいに保つ掃除方法と頻度は?頑固な汚れの落とし方も
多くの住宅において、床の大部分を占めるフローリング。
このフローリングがきれいかどうかで、その家が清潔かどうかの印象が決まると言っても、過言ではありません。
しかし、フローリングにはほこりが溜まりやすいだけでなく、黒ずみや油汚れも付きやすくなっています。
フローリングをきれいな状態に保つためには、毎日掃除機をかけるのはもちろんのこと、定期的な水拭きやワックスがけをすることも重要です。
今回は、フローリングをきれいに保つ掃除方法と頻度について、紹介していきます。
Contents
頻度別・フローリング掃除の方法
フローリング掃除は、基本的に以下のように行います。
- 毎日、ほこりを掃除機で吸い取る
- 週に2回、隅や溝の掃除をする
- 月に2回、水拭き掃除をする
- 半年に1回、ワックスがけをする
掃除機は毎日かけるのが基本ですが、隅や溝の掃除、水拭きやワックスがけは、だいたい上記の頻度で行えば問題ありません。
ここでは、頻度別に、それぞれの掃除方法について説明していきます。
毎日行うフローリングの掃除方法
フローリングの掃除をする際には、ドライシートを付けたフロアワイパーなどで、床のほこりを集めることから始めましょう。
いきなり掃除機をかけてしまうと、掃除機が出す排気で、フローリングの上にあるほこりが空気中に舞い上がってしまいます。
せっかくフローリングのほこりを吸い取っても、舞い上がった別のほこりが落ちてくれば、また同じ箇所を掃除しなければなりません。
これを防ぐために、まずはワイパーでフローリングのほこりを一箇所に集めてから、掃除機でまとめて吸い取るようにしましょう。
週に2回行うフローリングの隅や溝の掃除方法
毎日掃除機をかけていても、フローリングの隅や溝には、細かいちりなどが溜まってしまうもの。
そのため、週に2回は、隅や溝も掃除しておきましょう。
とはいえ、フローリングの四隅や溝に溜まったちりを、ワイパーで取り出すのは困難です。
こうした場所のちりを集めるには、サッシブラシを使うのが便利です。
サッシブラシを使えば、隅や溝に溜まったちりを掻き出せます。
あとは、掻き出したちりを他のほこりと一緒にして、掃除機でまとめて吸い取るだけです。
月に2回行うフローリングの水拭き掃除の方法
月に2回は、フローリングの水拭き掃除も行いましょう。
きれいに見えるフローリングでも、拭いてみると、黒い汚れがびっしり付いていることが分かります。
この汚れを長い間放置しておくと、どんどん頑固になり、落ちにくくなってしまいます。
そのため、こうした汚れは、定期的に水拭きできれいに落としておくと良いでしょう。
水拭きには、濡れた雑巾を使う方法と、フロアワイパーを使う方法があります。
濡れ雑巾を使う場合は、水分量が多すぎると、床材を痛めてしまう危険があるため、よく絞ってから雑巾をかけるようにしましょう。
フロアワイパーを使う場合は、先端にウェットシートを付ければ、水拭きができます。
水拭き後は、フローリングに水気を残さないよう、乾いた雑巾か、フロアワイパーのドライシートを使って、乾拭きしましょう。
半年に1度行うフローリングのワックスがけの方法
半年に1度は、フローリングにワックスをかけるようにしましょう。
ワックスがけをすることで、フローリングが保護されるほか、ツヤが出る効果もあります。
やり方は、フロアワイパーにワックス用のシートを付けて、ムラなく拭いていくだけ。
あとは、ワックスが自然に乾くのを待つだけです。
狭いスペースのフローリングの掃除方法
家具に挟まれた隙間などの狭いスペースも、フロアワイパーや雑巾を使えば、効果的に掃除ができます。
ここでも、ほこりを掻き出して掃除機で吸い取り、適切な頻度で水拭きやワックスがけをするようにしましょう。
ほこりを外に出す際には、隅を掃除するとき同様、サッシブラシを使って掻き出すのが有効です。
フローリングに付いた頑固な汚れの掃除方法
フローリングには、黒ずみや油汚れなどが付着しています。
頑固な黒ずみや油汚れは、水拭きだけでは落ちないケースもあります。
そこでここでは、こうした汚れを落とすのに効果的な掃除方法について、説明していきましょう。
フローリングの黒ずみの掃除方法
フローリングの黒ずみの主な原因は、フローリングを歩いた人の足裏の皮脂によるものです。
こうした黒ずみは、食器用の中性洗剤を使えば、落としやすくなります。
用意するものと、具体的な掃除の手順は、以下のとおりです。
フローリングの黒ずみの掃除【用意するもの】
- 1杯のバケツ(小さじ1杯の食器用洗剤を投入したもの)
- 1杯のバケツ(水拭き用)
- 雑巾3枚(洗剤用と水拭き用、乾拭き用)
フローリングの黒ずみの掃除【掃除の手順】
- 洗剤を入れたバケツに雑巾を浸し、固く絞る
- 水を入れたバケツに雑巾を浸し、固く絞る
- 洗剤を付けた雑巾で、黒ずんだ部分をジグザグ形に拭いていく
- 同じ箇所を、水拭き用の雑巾で拭いていく
- 同じ箇所を、乾拭き用の雑巾で拭いていく
この方法を使えば、水拭きに比べて、フローリングの黒ずみを簡単に落とせます。
フローリングの油汚れの掃除方法
キッチンの床などに付いた油汚れを落とすのには、重曹が適しています。
なぜなら、重曹には油を分解する性質があるからです。
ただし、高濃度の重曹は、ワックスを剥がしてしまう危険があるため、中性洗剤同様、水で薄めて使います。
目安は、500mlの水に、大さじ1杯を入れる程度です。
この配分でバケツにぬるま湯と重曹を入れ、よく混ぜてから雑巾を浸して、よく絞ってから拭くようにします。
これで、フローリングの油汚れが落ちやすくなります。
拭き終わったら、その箇所を乾拭きして、水気を取り除けばOKです。
まとめ
フローリングの基本的な掃除方法と手順は、以下のとおりです。
- 【毎日】フロアワイパーでほこりを集める
- 【毎日】集めたほこりを掃除機で吸い込む
- 【週に2回】隅や溝の掃除をする
- 【月に2回】水拭き掃除をする
- 【半年に1回】ワックスがけをする
この方法なら、フローリングの掃除を効率的に行えて、きれいな状態に保てます。
フローリング掃除に力を入れたいという方は、ぜひ取り入れてみましょう。