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畳の処分方法・捨て方7選|費用感や注意点などを解説


戦後、日本の生活は洋風化していきました。
特に近年では、住居もフローリングの洋室が多くなり、仏壇を置く家庭も少なくなって、畳が敷かれた和室に住んだことのない若い世代も増えています。

畳のいぐさの香りや触り心地は良いものですが、畳を上げて洋風の部屋にリフォームする人も多いようです。
そんな時、畳をどう処分したら良いかご存知ですか?
畳を捨てるにはどのような方法があるのでしょうか。

畳の処分方法・捨て方7選|費用感や注意点などを解説

畳とは?

畳の歴史や素材、サイズについて説明します。

畳の歴史とは?

畳とは、日本で伝統的に使われてきた床材です。
日本のような畳を使う国は他になく、日本固有の文化と言えるでしょう。
もともとは、平安時代、貴族の屋敷で板の間に敷く敷物として使われていました。
江戸時代に入ってから部屋中に敷き詰める形となり、庶民の間にも広まっていきました。

畳の素材は?

畳はどのような素材でできているのでしょうか。

畳の表側=「畳表」

畳表は表面のゴザのような部分のことで、イグサで織られています。
イグサは、保温効果や除湿効果、空気の清浄作用などがあるとされています。
近年になると、化学繊維やパルプを使用したものも作られるようになりました。

畳の裏側=「畳床」

畳床は畳の芯で、弾力性、保温性、断熱性、吸湿性などを司る部分です。
昔は乾燥わらを糸で束ねたものを何層にも重ねて圧縮したもので作られていました。
この部分は、畳の踏み心地に関わってくる部分ですが、現在ではポリスチレンフォームや畳ボードなど、用途によって使い分けられています。

畳の側面=「畳縁」

畳縁は、畳の側面にある布地の部分です。
この布によって、畳を保護しています。
使われる生地にはさまざまな色・柄があり、部屋の雰囲気づくりにも一役買っています。

畳のサイズは?

実は、畳のサイズは地方によって異なり、主に4種類のサイズがあります。

京間

「京間」は、京都や関西地方、中国地方、九州地方などで使われるサイズです。
縦191cm×横95.5cmと、4種類の中でもっとも大きい畳です。

中京間

「中京間」は、愛知・岐阜などの中京地区、福島・山形の東北地方、北陸地方の一部や奄美大島など日本各地で使われているサイズです。
縦182cm×横91cmです。

江戸間

「江戸間」は、全国的な標準規格として関東地方、東北地方、北海道で使われています。
サイズは縦176cm×横88cmと小さく、地方から上京した人が、部屋が狭いと感じるのはこのためです。

団地間

「団地間」は、公団住宅やアパート・マンションなどで使われています。
サイズは170cm×85cmと、4種類の中で最も小さいサイズの畳です。

畳の替え時はいつ?

畳の替え時はいつ?

畳の寿命は10年くらいといわれています。
4〜5年ごとに表と裏を返し、両面を使い古した頃が取り替えの目安となります。
畳の寿命は、敷いている場所やメンテナンスによって延ばすことができます。

丁寧にメンテナンスを行えば、20年前後で見た目に傷みが出てくるので分かりやすいです。
10年経っていないものでも、畳の表面が色褪せていたり、擦れたりしてしまっていたら、取り替え時でしょう。

畳の処分方法①・粗大ごみとして捨てる

自治体に回収してもらうなら、粗大ごみとして捨てましょう。

捨て方

居住自治体の粗大ごみ受付センターに電話かインターネットで回収を申し込みます。
すると、回収日時や回収場所、料金を教えてもらえるので、料金分の粗大ごみ券をスーパーやコンビニなどで購入しましょう。
回収当日、必要事項を記入した粗大ごみ券を処分する畳の見やすい場所に添付し、指定の回収場所に出します。

費用

1枚1000円程度の処分手数料がかかります。
料金は自治体によって異なるので、申し込みの際に確認しましょう。

捨てる際のポイント

畳は1枚約30kgほどあります。
回収場所まで運ぶ際は、怪我などしないよう十分注意しましょう。
また、申し込んでから回収までに時間がかかることがあります。

畳の処分方法②・可燃ごみとして出す

畳の処分方法②・可燃ごみとして出す

どうしても処分費用をかけたくない人、時間のある人向きの方法です。

捨て方

多くの自治体では、一辺が30cm以上のものを粗大ごみとしています。
そのため、電動のこぎりなどで30cm以下にカットすれば、可燃ごみとして出すことができます。
カットしたものは、自治体のルールに従って出しましょう。

費用

自分で処理するので費用はかかりません。
カットするための道具が必要な場合は、それを準備する費用がかかります。

捨てる際のポイント

複数の畳を処分したい場合は、大量のごみの山ができるので、あらかじめ広めのスペースが必要です。
また、あまりに量が多いと、回収してもらえないケースがあります。
カットした畳は複数回に分け、少量ずつ出すようにしましょう。

畳の処分方法③・畳屋さんに依頼する

畳のことは、プロである畳屋さんにお願いするのも良いでしょう。

捨て方

畳を新しく張り替える際、古い畳を処分してもらいましょう。
張り替えではなく、古いものの処分だけをしたい場合は、対応してもらえるか問い合わせる必要があります。

費用

昔は、無料回収を行う畳屋さんが多かったようですが、現在はほとんどの場合有料回収となっています。
古い畳の回収費用は事前に確認しておきましょう。

捨てる際のポイント

行っているサービス内容や料金は、お店によって異なります。
馴染みのお店がない場合は、複数のお店に問い合わせ、比較検討すると良いでしょう。

畳の処分方法④・リサイクルショップに売却する

畳の処分方法④・リサイクルショップに売却する

古いものを買い取ってくれるリサイクルショップで、畳は引き取ってもらえるのでしょうか?

捨て方

近隣のショップか、インターネットで検索したショップに問い合わせましょう。
買い取ってくれる場合は、持ち込みのみか、出張引き取りをしてもらえるかを確認しておきましょう。

費用

買い取り価格は、お店で確認しましょう。

捨てる際のポイント

古い畳の買い取りを行なっているリサイクルショップは、少数ですがあるようです。
しかし、最近は畳を使用する家や部屋が少なくなっているため、需要は多くありません。
また、使い古して傷んだものは回収不可です。
畳の状態によっては買い取りをしてもらえることがあるので、問い合わせましょう。

畳の処分方法⑤・畳の買い取り専門店に売却する

近年、さまざまな買い取り専門店が出てきていますが、畳の買い取りを行なっている専門店もあるようです。

捨て方

インターネットで畳の買い取り専門店を検索します。
フォームから申し込み、査定に納得がいったら売却しましょう。

費用

買い取り価格は、ショップによって異なります。

捨てる際のポイント

持ち込み買い取りのほか、宅配便による買い取り、出張買い取りを行なっているショップがあります。
畳は大きくて重いので、どのような形で運搬をするのか、申し込みの際に確認しましょう。
また、実際に査定する前に、ネット上で大まかな査定ができるサイトも増えているので、利用するとよいでしょう。

畳の処分方法⑥・不用品回収業者に依頼する

畳の処分方法⑥・不用品回収業者に依頼する

費用はかかりますが、処分を急いでいる人にオススメの方法です。

捨て方

インターネットなどで、不用品回収業者を検索します。
良さそうな業者を見つけたら、畳の回収を依頼しましょう。
決めた日程に業者が自宅を訪ねてくるので、運び出してもらえば終了です。

費用

回収費用は業者によって異なります。
依頼の際に確認しましょう。
また、エレベーターがない、停車できる場所が家から遠いなどの条件によっては、追加料金が生じる場合があります。

捨てる際のポイント

自治体の回収や粗大ごみと違い、自分の都合に合わせて回収してもらえます。
不用品回収業者の場合、早ければ即日や翌日に回収してくれるケースもあります。
ただし、不用品回収業者には悪質な業者も混じっています。

事前に必ず、家庭から出るごみを処分できる「一般廃棄物収集運搬許可」という許可を持っているか確認しておきましょう。
また、後から料金トラブルに真見込まれないために、複数の業者から相見積もりをとり、比較・検討して納得のいく業者を選択しましょう。

畳の処分方法⑦・リサイクル業者に依頼する

少ないですが、畳をリサイクルしている業者があるので、そこに引き取りを依頼する方法があります。

捨て方

インターネットで業者を検索し、問い合わせます。
回収が決まれば、収集・運搬からリサイクルまで行ってもらえます。
可燃ごみとして畳を焼却処分するほか、肥料や代替燃料として再資源化することも選択できます。

費用

業者に問い合わせましょう。
また、業者の工場へ直接持ち込めれば、リサイクルのみの料金で済みます。

捨てる際のポイント

古畳をリサイクルしている業者は少ないため、居住地域によっては対応できる業者が見つからない場合もあります。
また、畳でも、天然素材のわらが入った本畳はOKですが、人工素材など、材料によっては受け付けてもらえない場合もあります。

まとめ

日本の文化は中国から伝わったものが多い中、畳は日本の風土に合った固有の文化です。
ソファに座り、ベッドに寝る西洋風の生活スタイルが広まっても、畳はなかなかなくなりません。
それは、畳が日本の気候風土に合い、日本人にとって心地良いからでしょう。
古い畳に感謝して、上手に捨てられるといいですね。

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