「畳を処分したいけど手順が分からない」
「できるだけ安く済ませたい」
畳の処分方法に悩む方は少なくありません。畳は1枚あたり20〜30kgもの重量があり、サイズも170cmを超えることが一般的です。室内から搬出するだけでも大きな労力がかかり、特に一人暮らしや高齢の方にとっては、運び出す作業そのものが大きな負担となります。
また、自治体によってごみの分別方法が異なり「何ごみに出せばいいのか」「料金はどのくらいかかるのか」など、判断に迷うポイントも多くあります。費用面では、状態や枚数によって大きく差が出るため、事前に相場を把握しておくことが重要です。 そこで本記事では、畳を処分する方法について分かりやすく解説します。費用相場や処分の適切なタイミングについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
畳の処分方法6選
畳は以下の6つの方法で処分できます。
- 畳屋で処分
- 粗大ゴミとして処分
- 分解して燃えるゴミとして処分
- クリーンセンターに持ち込んで処分
- リサイクルショップに依頼
- 不用品回収業者に依頼
それぞれの処分方法をメリット・デメリットも交えて具体的に解説していきます。
畳屋で処分
手間をかけずに畳を処分できるのが、畳屋に依頼する方法です。新しい畳への張り替えや交換を検討している場合は、古い畳の引き取りまでまとめてお願いできます。そのため、畳の処分を自分で行う必要がありません。
中には、畳を新調することを条件に、無料で古畳を回収してくれる店舗もあります。ただし、住宅の洋風化が進んだ影響で畳の需要は年々減少しており、それに伴い畳屋の数も大幅に減少しています。1980年代には全国に約5万店あったとされますが、現在では1万店を下回るとも言われています。
そのため「近所の畳店に処分を依頼しよう」と思っても、店舗が見つからなかったり、処分対応をしていない可能性もあったりするのが実情です。畳の処分だけを目的とする場合には、事前に電話やメールで対応可否を確認するのが確実です。
メリット | 買い替えで安く処分できる 手間がかからない |
デメリット | お店によって対応や料金が異なる 近所に店舗がない場合もある |
費用 | 1畳につき1,500円~2,500円が相場 |
粗大ゴミとして処分
自分で畳を処分する場合、畳はサイズが大きくごみ袋に収まらないため、多くの自治体では粗大ゴミに分類されます。粗大ゴミは事前の申し込みが必要で、自治体ごとに受付方法が異なります。処分までの流れは概ね以下の通りです。
〈粗大ゴミ申し込みの流れ〉
- 自治体のホームページや電話窓口から粗大ゴミの回収を申し込む
- コンビニで指定金額の粗大ゴミ処理券を購入する
- 指定された回収日に、畳に処理券を貼って指定の場所に運び出す
粗大ゴミで出す方法は料金が比較的安く、そのままの状態で出せるのが大きな利点ですが、搬出はすべて自分で行わなければなりません。また、自治体によっては予約から回収まで2〜3週間かかることもあり、すぐに処分したい場合には不向きです。
メリット | 費用が安い そのまま捨てられる |
デメリット | ゴミ処理券の購入やゴミを出せる日や場所が決まっている 自分で運ぶ必要がある |
費用 | 1畳につき1,500円~2,500円が相場 |
分解して燃えるゴミとして処分
畳は一定のサイズ以下に切断すれば、燃えるゴミとして処分できます。粗大ゴミのように事前の申し込みや費用が不要なため、できるだけ出費を抑えたい場合に適した方法です。
燃えるゴミとして出すには、畳をごみ袋に収まる大きさにカットする必要があります。表面のゴザ部分はカッターでも切れますが、芯材にワラや建材が使われている場合は、のこぎりや丸ノコなどの工具が必要です。畳によって構造が異なるため、事前に素材や厚みを確認しておきましょう。
ただし、大量の畳を分解して処分するのは現実的ではありません。手間と労力がかかるうえ、一度に多くのごみ袋を出すと、自治体によっては収集を断られることもあります。1〜2枚程度の処分にとどめ、量が多い場合は粗大ゴミや回収業者の利用を検討するのが無難です。
メリット | 処分費用がかからない 自分のペースでできるため、時間やスペースに余裕がある人はおすすめ |
デメリット | 分解作業に必要な道具や安全に注意が必要 手間と労力がかかる |
費用 | 無料 |
クリーンセンターに持ち込んで処分
自治体のクリーンセンターへ畳を直接持ち込んで処分する方法もあります。自家用車を使える方にとっては、粗大ゴミの収集を待たずに済むため、処分までの時間が短縮できるのが大きなメリットです。
ただし、畳は大きいため、軽自動車やコンパクトカーでは積み込めない可能性があります。持ち運びには軽トラックやミニバンなど、荷室に余裕のある車両が必要です。積み込み時には、車内の汚れを防ぐためにブルーシートを敷いておくとよいでしょう。
注意点として、自治体によってはクリーンセンターの利用に予約が必要な場合があります。無断での持ち込みは受付を断られるケースもあるため、事前確認は必須です。また、一部の地域ではそもそも畳の持ち込みを受け付けていないこともあります。
利用可能な日時や受付方法は地域によって異なるため、事前に自治体のホームページなどで確認しておくことが大切です。
メリット | 費用が安い 畳を解体する必要がない |
デメリット | 自分で持ち込む必要がある 畳の持ち込み自体が不可の地域もある |
費用 | 1畳につき数百円 |
畳の処分方法【愛知県岡崎市編】|センターへの持ち込みは1日10枚まで
リサイクルショップに依頼
畳の状態が比較的新しく、汚れや傷みが少ない場合は、リサイクルショップに依頼する方法もあります。買い取ってもらえれば、処分と同時に現金化できる点が魅力です。
とはいえ、畳は再販が難しい品目であるため、取り扱い店舗は限られています。中古市場では需要が少なく、衛生面や保管スペースの確保がネックとなるため、多くのショップでは引き取りを断られるのが現状です。基本的には、使用済みの畳は引き取ってもらえないと考えておいた方がいいでしょう。
ただし、未使用の置き畳やモデルルーム・展示場で使われた見本品など、状態次第では引き取り対象となる可能性があります。リサイクルショップによっては、事前に写真を送ることで対応可否を判断してくれることもあるため、問い合わせてみる価値はあります。
メリット | 畳の状態が良ければ買値がつく場合がある 安く引き取ってくれる場合もある |
デメリット | 必ず回収してくれるとは限らない 自分で店舗に持ち込みが必要な場合がある |
費用 | 1畳につき数十円〜数千円 |
不用品回収業者に依頼
「畳をすぐに処分したい」「複数枚まとめて引き取ってほしい」といった場合には、不用品回収業者への依頼がおすすめです。自宅まで回収に来てくれるため、畳のように重くてかさばるものでも、自分で運び出す必要がありません。引越しやリフォームのタイミングなど、大量の不用品を一括で片付けたい場面にも適しています。
業者によっては、最短で即日対応が可能なところもあり、急ぎの処分にも対応してくれます。また、畳の分解や搬出作業も業者が代行してくれるため、体力に自信がない方や忙しくて時間が取れない方も安心です。
ただし、費用は他の処分方法と比べてやや高くなる傾向があります。中には「無料回収」や「格安」を謳いながら、後から高額な追加料金を請求する悪質な業者も存在します。依頼する際には、複数社から相見積もりを取り、信頼できる業者を見極めることが重要です。
メリット | 自宅まで回収に来てくれる 即日対応も可能 他の不用品も一括処分できる |
デメリット | 悪徳業者に注意 費用が高くなる場合もある |
費用 | 1畳につき5,000〜10,000円前後 |
畳を処分するタイミング
畳の寿命は一般的に10〜15年とされており、劣化や衛生面の問題が出てきたら処分を検討すべきタイミングです。畳に以下のような兆候が見られた場合は、健康被害や家屋の劣化にもつながるため、早めの処分を考えましょう。
- 畳の一部が黒く変色している
- カビが生えている
- 畳と畳の間に大きな隙間がある
- 雨漏りなどで大量の水につかった
- ペットの臭いが染みついている
畳の一部が黒く変色している
畳に黒いシミや変色が見られる場合、内部でカビや雑菌が繁殖している可能性があります。また、飲み物をこぼした際に十分に乾燥させず放置すると、シミが酸化して黒ずみになるケースも見られます。見た目の問題だけでなく衛生面にも悪影響があるため、処分するのが賢明です。
カビが生えている
畳は「い草」という天然素材でできており、湿気を吸収しやすい特性があります。通気性が悪い部屋や梅雨時期では、内部に湿気がこもり、カビが発生しやすくなります。カビが生えている場合は、アレルギーや喘息などの健康被害を引き起こす恐れもあるため、早めに処分しましょう。
畳と畳の間に大きな隙間がある
畳は長年使ううちに乾燥と収縮を繰り返し、少しずつ縮んでいきます。その結果、畳同士に隙間ができ、ゴミがたまりやすくなるほか、足を取られて転倒する危険もあります。隙間が目立つようであれば、張り替えや処分の検討が必要です。
雨漏りなどで大量の水につかった
畳は一度水を吸ってしまうと、内部まで湿気が染み込み、完全に乾燥させるのが難しくなります。放置するとカビや腐敗が進行し、悪臭や害虫の原因にもなります。水を吸った畳は非常に重くなるため、処分の際は専門業者に依頼するのも一つの手です。
ペットの臭いが染みついている
動物の尿や体臭が畳に染み込むと、時間の経過とともに臭いが強くなります。畳の中材は臭い分子を吸着しやすいため、一度染み込むと消臭剤や拭き取りでは改善が困難です。掃除しても臭いが取れない場合は、衛生面も考慮して処分を検討しましょう。
畳の処分方法を種類別に紹介
畳は種類によって素材が異なり、処分方法も変わります。燃える素材であれば可燃ごみとして出せる場合もありますが、解体できないものは粗大ゴミとして扱われます。近年は、畳床に藁のほか、木材チップや発泡スチロールなどが使われている製品もあり、自治体によって分別方法が異なる点に注意が必要です。
本畳(イ草畳)
本畳は、天然のい草と藁を使用した伝統的な畳です。畳床にも藁が使われている場合が多く、電動のこぎりなどで細かく解体すれば、可燃ごみとして処分できます。分解が困難な場合は、そのまま粗大ゴミとして出すのが一般的です。
樹脂加工畳
樹脂加工畳は、ポリプロピレンなどの合成樹脂を使った畳で、水や汚れに強く、耐久性に優れているのが特徴です。小さく解体できれば、資源ごみやプラスチックごみに出せます。
和紙畳
和紙畳は、細長く加工した和紙を編み込んで作られた畳で、表面には樹脂コーティングが施されています。素材が混在しているため、処分方法は自治体によって異なります。小さく裁断できれば、基本的に可燃ごみとして出せますが、事前に分別ルールを確認しておきましょう。
琉球畳
琉球畳は、七島藺(しちとうい)という植物を使った畳表で作られており、かつて沖縄で栽培されていたことからその名が付けられました。天然素材が使われているため、本畳と同じ扱いで処分できます。
置き畳
置き畳は、フローリングなどにラグ感覚で敷ける畳です。サイズが小さく、1枚あたり数kgと軽量なため、自分で処分しやすい特徴があります。小さくカットして可燃ゴミで処分できますが、い草製・和紙製・ポリプロピレン製など種類があるため、素材ごとの分別ルールを確認しておきましょう。
畳を処分する際に知っておきたいポイント
畳を処分する前に、状態をよく確認しておくことで、不要な費用や手間を減らせることがあります。
- 畳の状態を確認する
- 畳の状態によっては高額になる場合もある
- 少しでも費用を抑えたい場合は複数の業者に見積もりをとる
- 会社で使用した畳は産業廃棄物として処分が必要
ここでは畳を処分する際に知っておきたい4つのポイントについて解説します。
畳の状態を確認する
畳は見た目が古くなっていても、中の芯材である畳床がしっかりしていれば再利用できる場合があります。状態が良ければ、処分を急ぐ前に「表替え」や「裏返し」といった修繕方法を検討するのもおすすめです。
表替えは、現在の畳床をそのまま使い、畳表と縁だけを新しく交換する方法です。見た目が一新され、新品のように生まれ変わります。裏返しは、今の畳表を剥がして裏面を再利用する方法で、よりコストを抑えたい場合に適しています。
ただし、いずれも畳床の状態が良好であることが前提です。見た目だけでは判断が難しいため、専門業者に状態をチェックしてもらうと確実です。
畳の状態によっては高額になる場合もある
畳の処分費用は、状態の良し悪しによって変わります。カビが発生していたり、腐敗が進んでいたりする場合は、通常よりも高額になる傾向があります。これは、悪臭や汚れへの対処など、作業員の安全確保や衛生管理のコストが上乗せされるためです。
また、雨漏りや水濡れで水分を含んだ畳は重たくなり、運搬作業の負担も増えます。その結果、搬出にかかる人件費や車両の積載制限にも影響し、追加料金が発生するケースも珍しくありません。後から追加料金がかかるのが不安な方は、見積もりの際に畳の状態をできる限り正確に伝えることが大切です。
少しでも費用を抑えたい場合は複数の業者に見積もりをとる
畳の処分費用を抑えたいと考えるなら、複数の業者から相見積もりを取りましょう。業者ごとに料金体系やサービス内容が異なるため、比較することで適正価格を見極める手がかりになります。
最近では、オンラインで無料見積もりを受け付けている業者も多く、写真を送るだけで概算を出してもらえる場合もあります。急ぎでない限りは、最低でも2〜3社に問い合わせるのが安心です。
料金の安さだけで判断するのではなく、電話やメールでの対応の丁寧さ、口コミや評判なども参考にしましょう。また、オプション料金が発生するケースもあるため、見積もり時に「何が含まれているか」「追加料金がかかるかどうか」を明確にしておくことも大切です。
会社で使用した畳は産業廃棄物として処分が必要
畳の処分は、排出された場所によっても分類が異なります。家庭から出た畳は「一般廃棄物」として処分できますが、会社や事業所、店舗などで使用していた畳は「産業廃棄物」に該当します。この場合、粗大ゴミとして捨てることはできず、「産業廃棄物収集運搬業許可」を取得した専門業者に依頼しなければなりません。
特に、店舗の改装やオフィスの模様替えなどで畳を廃棄する場合、自治体の粗大ゴミ回収に出すと受け付けてもらえないため注意が必要です。業者にリフォームを依頼している場合は、そのまま畳の処分を委託できるケースもあります。
なお、台風・水害・地震などの災害によって破損した畳は、「災害ゴミ」として扱われます。この場合は、地域に設けられた「災害ごみ仮置き場」に運べば、無料で処分してもらえることもあるため、自治体に確認しましょう。
畳の処分に関するよくある質問
ここでは、畳の処分に関するよくある質問を4つご紹介します。ぜひ、参考にしてください。
畳の処分は無料でできますか?
畳の処分を無料で行うには条件があります。まず、畳店で新しい畳に交換する場合、古い畳を無料で回収してくれるサービスを実施していることがあります。ただし、すべての店舗が対応しているわけではないため、事前確認が必要です。
小さく裁断し、ごみ袋に収まるサイズまでカットできれば、自治体によっては可燃ゴミとして無料で捨てることも可能です。
他人に譲渡する方法として、地域の掲示板サイト「ジモティー」を活用するのも一案です。0円で出品すれば、DIYや再利用目的で畳を探している人が見つかる可能性があります。相手が引き取りに来てくれれば、運搬の手間も不要です。ただし、必ずしも引き取り手が見つかるとは限らない点は理解しておく必要があります。
畳の寿命はどのくらいですか?
畳の寿命は、使用環境や日頃の手入れによって大きく左右されます。一般的には10〜20年程度とされますが、直射日光や湿気の多い部屋では、傷みが早く進む傾向があります。ただし、定期的なメンテナンスをすれば、寿命を延ばすことも可能です。
購入から4〜5年ほどで「裏返し」を実施すれば、畳表の裏面を再利用することで見た目を整えられます。さらに、5〜7年を目安に「表替え」をすれば、畳床を活かしたまま新しい畳表と縁に交換できます。実際に、しっかり手入れされた畳であれば、畳床自体を40年以上使い続けられるケースもあります。
畳の処分費用が高額になるのはどんな時ですか?
畳の処分費用は、枚数や状態によって大きく変わります。以下のようなケースでは、作業の負担が増すため、料金が高くなる傾向があります。
- カビや腐敗が進行している
- ペットの尿や強い臭いが染み込んでいる
- 水を吸って極端に重くなっている
- 劣化が進み崩れている
- 10枚以上など大量に処分する場合
このような畳は、搬出や衛生対策に追加の人員や時間が必要になるため、追加料金が発生することがあります。コストを抑えるには、依頼時に畳の状態をできるだけ詳しく伝えることが大切です。
畳を自分で解体して処分する際の注意点はありますか?
畳を自力で処分する場合、費用を抑えられる反面、いくつか注意すべきポイントがあります。まず、畳の芯材には藁・木材・発泡スチロールなど多様な素材が使われており、カッターだけでは切断できないこともあります。状況によっては、のこぎりや電動工具が必要です。古い畳は内部が劣化していることが多く、解体時に大量のホコリや藁くずが発生します。
作業中はマスクと手袋を着用し、できる限り風通しの良い屋外で作業を行うと安全です。畳の内部から虫が出てくることもあるため、室内での解体は避けた方がいいでしょう。また、解体後に可燃ごみとして出せないといった事態を避けるためにも、処分前に自治体の分別ルールを確認しておくことが大切です。
畳を処分せずにリサイクルできる方法はありますか?
畳は古くなっても、状態が良ければ再利用できます。捨てる前に一度、リサイクルの選択肢を検討してみましょう。例えば、畳床の芯材を取り出してクッションや座布団の中材に使えば、程よい弾力と通気性を活かせます。
さらに、ワラ床の畳は園芸や農作業にも応用できます。細かく裁断したうえで畑に敷けば、雑草の繁殖を抑えたり、土壌の乾燥を防いだりと、マルチング材としての活用が可能です。
DIYやガーデニングが好きな方にとっては、畳を別の形で活用することが実用性と楽しみを兼ね備えた選択肢になるはずです。ただし、カビが生えていたり異臭がしたりする畳は衛生面で問題があるため、リサイクルには適しません。事前に状態を確認したうえで、安全に再利用できるかを判断することが大切です。
畳の処分費用を自治体別に紹介
畳を自治体で処分する場合、基本的には「粗大ゴミ」として取り扱われます。ただし、料金や出し方は地域によって大きく異なり、同じ畳でも対応が分かれるため注意が必要です。
以下は、代表的な自治体における処分費用の目安をまとめたものです。
例えば、東京都大田区では、半畳サイズの畳とウレタン製のものは900円、1畳サイズの場合は1,300円で処分できます。一度の申込みで出せるのは10枚までと上限が設定されています。
千葉市の場合は、半畳390円・1畳780円での収集です。大阪市では畳1枚につき700円、京都市では400円と比較的安価に処分できます。
一方、静岡市では畳が可燃ごみとして扱われる例もあります。1メートル以内に切断すれば、家庭ごみとして出すことが可能です。ただし、一度に出せるのは2畳までという制限があります。切断できない場合は、直接清掃工場へ持ち込む方法も選択肢の一つです。
このように、地域ごとに処分方法や料金が異なるため、事前に自治体のルールを確認することが大切です。
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まとめ
今回は畳の処分方法について詳しく解説しました。畳は素材や状態によって扱いが異なり、基本的には粗大ゴミとしての処分が一般的です。素材によっては小さくカットすることで可燃ゴミとして出せるケースもあり、費用を抑えたい場合には有効な手段といえます。
一方で、濡れて重くなった畳やカビ・腐敗が進行した畳の処分は手間がかかり、自力での対応が難しいこともあります。無理に自力で処理しようとするとケガやトラブルにつながる恐れもあるため、不安がある方や大量に処分したい方は、専門業者への依頼が安心です。
七福神では、1枚からの畳回収に対応しており、状態を問わず回収が可能です。家具や家電といった不用品もまとめて処分できるため、引越しやリフォームの際にもご利用いただけます。お問い合わせは24時間受け付けておりますので、お困りの際はお気軽にご相談ください。