お役立ちコラム

ハウスクリーニング

壁紙のハウスクリーニング方法を解説

壁紙 ハウスクリーニング ブログ01

家のなかでも、とくに見落としがちなのが「壁紙」です。

こまめに掃除をしている方でも、壁紙の掃除は手付かずになっている方も、きっと少なくないでしょう。

壁紙は目立つ汚れがなく、水回りや床と比べれば汚れにくいため、どうしても後回しにしてしまいがちです。

汚れに気付いた時には、たばこのヤニ汚れやシミが付いていることも…。

この記事では、壁紙のハウスクリーニング方法やプロに依頼するメリットについて解説します。

壁紙クリーニングとは?

壁紙クリーニングとは?

「壁紙クリーニング」は、プロによるクロスの洗浄作業です。

クロスの素材や状態の他、汚れの種類・状態に合わせて、適切な方法で掃除を行います。

クロスクリーニングの作業内容の例として、たばこのヤニを洗浄や油汚れ、子どもの落書きなどさまざまです。

こういった汚れに合わせて、プロならではの知識・経験を生かし、壁紙を傷つけず汚れだけを乗り除きます。

張り替えとクリーニングの違い

クロスの汚れが目立ってきた場合、壁紙クリーニングの他に「張り替え」と言う方法もあります。しかし、「壁紙クリーニング」と「張り替え」は全く別物です。

作業内容はもちろん、費用も大きく異なります。

壁紙クリーニング

費用:安い

・頑固な汚れでなければ、ピカピカになる

・クロス破れや傷が多いと、クリーニングできない

張り替え

費用:高い

・壁紙を新しいものに張り替えるので、キレイに仕上がる

・クリーニングより作業に時間がかかる

壁紙クリーニングは、洗浄し汚れを落とす作業です。

そのため、張り替えよりも費用が安価な上に、作業もその日のうちに終わります。

頑固な汚れでない限り、洗浄後はキレイな壁紙に生まれ変わります。

しかし、破れや傷など、クロスの状態が悪いと、クリーニングに対応できない場合も。

費用を抑えたい方は、「壁紙クリーニング」、クロスがボロボロの場合や、壁紙を一新したい方は「張り替え」を検討してみましょう。

壁紙クロスをクリーニングするメリット

壁紙クロスをクリーニングするメリット

汚れていないように見える壁紙でも、一度も掃除をしたことがない場合は、確実に汚れが蓄積しています。

調理中の油汚れ、子どもの落書き、たばこのヤニ汚れといった分かりやすい汚ればかりではありません。

この他にも、壁紙を触った際についた手アカや、空気中に舞ったホコリなど、あらゆる汚れが壁紙に付着しています。

清潔な空間で暮らすためにも、定期的な壁紙掃除は必要不可欠です。

壁紙の汚れを落とし、キレイな状態をキープすることで、次のようなメリットを得られます。

 

  • 壁紙の持ちが良くなる
  • お部屋が明るい印象になる
  • アレルギーを防止できる
  • 部屋の嫌な臭いを解消できる

壁紙クロスをクリーニングすることで、部屋のトーンが明るくなります。

また、カビによるアレルギー症状や壁紙に染み付いた臭いの解消にも繋がるメリットも。

こまめな壁紙掃除を行うことで、家がより快適な空間へと生まれ変わります。

壁紙クリーニングの料金相場

壁紙クリーニングの料金相場

プロに壁紙クリーニングを依頼するとなれば、作業費用が気になるもの。

作業費用は業者・店舗によって異なりますが、部屋の広さに対し「1平方メートルあたり〇円」と料金を設定していることが多いです。

一般的な1R・1Kの場合の相場は、2~3万円程度が目安です。

部屋が広ければ広いほど、壁紙も多くなり作業料金が高くなります。

作業内容によって追加料金がかかる場合も

どのクリーニング業者も、クロス洗浄の基本的な料金は決まっています。

ですが、壁紙や汚れの状態によっては、追加料金が発生する可能性もゼロではありません。

キッチンの酷い油汚れを落とすには、特殊な洗浄方法を用いるため、手間がかかります。

また、デザインや材質が特殊な壁紙の場合も同様です。

このように、通常よりも作業に時間がかかる場合や、人手が必要な作業は、費用が上乗せされることもあります。

まずは見積もりを取り、洗浄料金がどれくらいかかるのか事前に確認しておきましょう。

クリーニング費用はこまめな掃除で節約できる

壁紙クリーニングを依頼し、プロによる清掃サービスを受けるには、それなりの費用がかかります。

ですが、日ごろから壁紙を掃除し、できるだけ汚れを蓄積しないよう努力していれば、業者を利用しなくてもキレイな状態をキープすることも可能です。

こまめな掃除が、クロスのクリーニング費用の節約につながるのです。

しかし、箇所によって壁紙に付着する汚れは異なります。

汚れの質・状態・箇所に合わせて、適切な掃除方法を選ぶことが重要です。

軽い汚れは「アルコール」「アルカリ電解水」が便利

壁紙の掃除をこまめにするには、簡単でお手軽な方法がいいですよね。

比較的軽い汚れなら、「アルコール」で十分です。

コロナ禍で、自宅にアルコールを置くようになった方も多いかと思いますが、壁紙の掃除に使用するものも、手指やキッチン用のアルコールがあればOKです。

雑巾にスプレータイプのアルコールを拭きかけて、壁紙を優しく拭き掃除しましょう。

アルコールの他、「アルカリ電解水」でも同様に壁紙掃除に使えます。

アルカリ電解水は水で作られているので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心です。

ただし、強くこすりすぎたり、直接スプレーを拭きかけたりすると、壁紙が傷む恐れがあります。

掃除をする際は、優しくさっと拭き取る程度にしておくと良いです。

ホコリはモップ&掃除が便利

ホコリはモップ&掃除が便利

気中を漂っているホコリは、長時間浮遊した後、床やテーブル、棚の上に落ちることがほとんどです。

しかし、ホコリは軽いため、人が動いた際は、空気清浄機やエアコンを稼働させたり、換気したりした時の外気によって、部屋の上部へ移動します。

このように舞い上げられたホコリは、照明器具や食器棚の上だけでなく、壁紙の高所にも付着し、少しずつ蓄積していくのです。

こういった壁紙のホコリは、アルコールや住宅用洗剤で拭き取るのはNGです。

壁紙はキレイになるどころか、汚れを広げてしまう恐れがあります。

壁紙に付着したホコリは、拭き取るのではなく、一度モップで落としてから掃除機で吸い取るのが適切です。

モップで壁紙のホコリを吸着し、床に落ちたホコリは掃除機で吸い取りましょう。

タバコのヤニ汚れは洗剤で拭き掃除

タバコのヤニ汚れは洗剤で拭き掃除

壁紙が黄ばむ原因となるヤニ汚れは、漂白剤や住宅用洗剤を使って拭き掃除を行います。

まずは固くしぼった濡れ雑巾で拭いてみて、それでも落ちなければ洗剤を使いましょう。

ヤニがそこまで酷くない場合は、住宅用洗剤を付けて、軽く拭き取るだけでキレイになります。

黄ばみが気になるほどヤニで汚れているような場合は、塩素系漂白剤の出番です。

塩素系漂白剤を水で5倍に薄めて、ヤニを拭き取っていきます。

ある程度のヤニ汚れであれば、この方法で汚れがかなり落ちるはずです。

ただし、漂白剤は壁紙の色を変える恐れがあるので、色味や柄のある壁紙に使用する際は、試しに少量使い、変化がないことを確認しておきましょう。

頑固な手アカ汚れには「重曹」を

頑固な手アカ汚れには「重曹」を

生活していると、ドアの開け閉めの際や、室内を移動するとき、寄りかかった時など、何気なく壁紙を触ります。

そのため、人の目線から腰のあたりの位置には、手アカや皮脂汚れが集中的に溜まることが多いです

ドアを開けるときや寄りかかったときに付着する手アカは、目には見えづらくても案外頑固な汚れ。

手アカが蓄積すると、壁紙が黒ずみや黄ばみの原因となります。

壁紙についた手アカ汚れは、重曹で簡単に落とすことが可能です。

掃除に使用する際は、重曹スプレーを使用しましょう。

重曹スプレーを染み込ませた古布や雑巾で壁紙を拭き取るだけで、手アカ汚れを落とすことができますよ。

重曹は人体に悪影響がないので、小さいお子さんがいるご家庭も安心。

できるだけ洗剤には頼りたくない方も、壁紙掃除に重曹を使ってみてください。

落書きは「除光液」でみるみる落ちる

小さな子どもがいると、注意していても壁紙に落書きをされることもあるでしょう。

クレヨンや油性マーカーの汚れは、ただ拭き取るだけではかえって汚れを広げてしまう恐れがあります。

範囲が狭い小さな落書きであれば、消しゴムでこするだけで簡単に落とせることもありますが、汚れが目立ってしまう可能性もあるため危険です。

こういった、クレヨンや油性ペンなどの落書きは、除光液が有効です。

除光液をしみ込ませた古布や雑巾で、落書き部分を軽くたたくようにして、汚れを落とします。

拭き取ると汚れが広がる場合があるので、たたきながら少しずつ取り除いていきましょう。

落書きが落ちたら、仕上げに水拭きをすればOKです。

この方法は、クレヨンや油性ペンだけでなく、ファンデーションや口紅の汚れも落とせます。

ただし、除光液は壁紙の材質によってはシミになったり破れてしまったりする場合もあるため注意が必要です。

除光液で拭き取る前に、除光液を少量付けてみて、壁紙への影響はないことを確認しておきましょう。

まとめ

壁紙のハウスクリーニング方法を解説

つい後回しにしてしまいがちな壁紙の掃除ですが、汚れが蓄積すると黒ずみや黄ばみ、カビの原因となってしまいます。

壁紙の掃除は、季節の変わり目ごとに行うのが理想的です。

日ごろから、アルコール除菌スプレーやリビング用洗剤で拭き掃除するだけでも、壁紙に汚れが付着しにくくなります。

しかし、どんなに自力で掃除を頑張っても、経年劣化による汚れは避けられません。

そんな頑固な汚れは、無理をせずプロのハウスクリーニング業者の力を借りることも大切です。

クリーニング業者では無料見積もりを実施していますので、まずは気軽に問い合わせてみましょう。

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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。

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