引っ越しで家具を処分する際、特に大きくて重い箪笥は困りますよね。
「たぶん粗大ゴミとして出せばいいのだろうけど、指定の場所まで重くて運べない」「粗大ゴミの予約がいっぱいで希望日までに出せない」
このようにお困りの方も多いのではないでしょうか。
この記事では粗大ゴミとして出す方法含め、手間をかけず簡単に箪笥を処分できる方法をご紹介します。
箪笥を処分する際の判断材料としてぜひ参考にしてみてください。
目次
箪笥の処分方法
箪笥を処分する方法は様々です。
費用がかからない処分方法や手間がかからない処分方法など、箪笥の処分方法を以下にまとめました。
箪笥の処分方法①人に譲る
最も簡単な処分方法は、箪笥を必要とする身近な友人や知人に譲ることです。
費用がかからず処分できるというメリットがあります。
さらに、何より箪笥を譲ることで喜ばれ、友人関係や人間関係が今まで以上に発展していくことも期待できるかもしれません。
しかし、知人や友人がタイミングよく箪笥を必要としている場合は良いですが、引き取り手がなかなか見つからないこともあるでしょう。
その際は、ジモティーなどのフリマサイトを利用して引き取り手を探すのも良い方法です。
車などの移動手段がある場合、自宅の住所を他人に知られるのに抵抗を感じるようであれば引き取り場所を自宅から少し離れたところに設定するのも良いでしょう。
箪笥の処分方法②アプリやネットを使用して販売する
ネットオークションやフリマアプリなどを利用して販売することも処分方法の一つです。
ただ、その際に注意したいのは送料です。
箪笥は大型家具のため送料が高くなります。
送料込みで販売する場合には、送料を調べてしっかりと上乗せしてから価格付けを行うと良いでしょう。
また、アプリやネットを利用する場合、以下の一通り全てを自分で行う必要があります。
- 箪笥の写真撮影
- 商品説明文の作成
- 顧客とのやりとり
- 梱包
- 送付の手配
時間がない、手間がかけられないという人は別の手段を検討すると良いでしょう。
箪笥の処分方法③リサイクルショップで販売する
もし住まいの近くにリサイクルショップがある場合は、リサイクルショップで箪笥引き取りの査定を依頼してみるのも良いでしょう。
お手持ちの箪笥が以下のようで、状態が良く使用年数が浅い場合は買取ってもらえる可能性があります。
- 新品に近い
- メーカー品
- デザイン性が高い
リサイクルショップの多くは、箪笥を持ち込み査定してもらうのが一般的です。
中には出張査定を行っている店舗もあるので一度確認してみましょう。
箪笥の処分方法④新品購入時に下取りとして出す
もし新しい箪笥を購入しようと考えている場合には、新しく箪笥を購入する予定の店舗で箪笥の下取りができないか聞いてみましょう。
下取りに出すことが可能であれば、家から重たい箪笥を運び出す必要がありません。
新品の箪笥が納入されるのと同じタイミングで引き取ってもらうことができるため、手間がかかりません。
しかし、基本的に下取りには費用がかかるため、新規箪笥を購入する際には、きちんと下取り費用を確認してから依頼するようにしましょう。
箪笥の処分方法⑤粗大ゴミとして処分する
箪笥の処分を安く済ませようとすると、上記の処分方法の中には手間と時間がかかるものもあります。
仕事で忙しい人やネット操作に慣れていない人、車など箪笥を運ぶ移動手段がない人には難しい場合もあるでしょう。
そのような場合には、粗大ゴミとして廃棄することを検討しましょう。粗大ゴミを処分するには、お住まいの自治体の粗大ゴミ回収センターへ事前の申し込みが必要になります。
予約は多くの自治体で電話で受け付けている他、インターネットでもできるところがほとんどです。
その際、処分手数料を決めるのに箪笥のサイズが必要となるのであらかじめ、処分する箪笥の縦、横、高さを測っておくようにしましょう。
処分手数料は自治体によっても変わりますが、幅90cm、高さ120cmまでの箪笥については1,000円、それよりも大きなサイズの箪笥は1,500円が相場です。
粗大ゴミ回収の予約をしたら、回収費用としてかかる金額分の粗大ゴミシールを購入します。
粗大ゴミシールはスーパーやコンビニで購入することが可能です。
回収当日までに箪笥にそのシールを貼り、当日に指定された場所に箪笥を出せば回収してもらうことができます。
年末や衣替えの時期などは自治体によって回収までに時間がかかることもあります。
処分を急ぐ場合は、事前に回収予定日を確認しておくことが大切です。
箪笥の処分方法⑥不用品回収業者に引き取りを依頼する
引っ越しまでに時間がない、忙しすぎて処分に手間がかけられない、という方におすすめなのが不用品回収業者の利用です。
費用はかかりますが、早ければ即日の回収が可能です。
また、見積もりから引き取りまで自宅で行ってもらうことができるため、重たい箪笥を自力で運び出す必要もありません。
しかし、注意したいのが悪徳業者の存在です。
不用品回収業者の中には、引き取った箪笥を不法投棄したり、見積もり以上の値段を回収時に請求したりと違法行為を行う業者もいます。
悪徳業者を見分けるためにも、見積もりは3社を目安に出すことをおすすめします。
3社からの見積もりを比較することで、大体の相場が把握できると同時に業者の対応の良さや丁寧さも鑑みることができます。
特に見積もりは各社の考え方や担当者の性格が出るところなので必ずチェックしたいところです。
見積書が出せない、詳細が「一式」とだけしか書かれていない場合には要注意です。
必ず何にどのくらいの費用がかかっているのか明細が書かれていることを確認しましょう。
まとめ
この記事では、箪笥の処分方法について詳しくご紹介してきました。
自宅から運び出すことが難しい、処分になるべく費用をかけたくない、明日にでも処分したいなど、箪笥の処分でも求めることは人それぞれです。
上記の処分方法を参考に、ぜひご自身にあった箪笥の処分方法を見つけてみてください。
