引っ越しや年末大掃除の際に大量に出る不用品の中には、本やおもちゃ、家具、衣類などまだ使用できるものがあります。
引っ越しの荷物に入らない、新居には持っていけないといった理由から手放さなければならないかもしれません。
粗大ゴミとして引き取りに出したり、可燃・不燃ゴミとして捨ててしまう方が手っ取り早く片付き効率的です。
しかし、環境の面から考えるとまずはリサイクルや、寄付に回せないか検討したいところです。
仙台市では不用品を特定の場所で預かり、他の人へ譲る機会としてリサイクルプラザを開設しています。
その仙台市の運営するリサイクルプラザの利用方法とリサイクルができない商品の処分方法について詳しく解説します。
目次
仙台市の不用品リサイクルプラザとは
不用品リサイクルプラザとは、不用品を回収して他の人に譲る場所のことです。
不要になったけどまだ使用できる以下の物を無料で引き取りってくれます。
- おもちゃ
- 衣類
- 本
- 家具
その後、一定期間展示され、引き取り希望者がいれば抽選で引き渡します。
仙台市ではゴミ削減をテーマに、以下の啓発活動が活発的に行われています。
- SNS等を利用した市民向けキャンペーン
- スマホアプリを活用したゴミ分別運動
- 水族館でのプラスチックゴミ削減のための
リサイクルプラザは家庭から出るゴミの削減のために仙台市が運営しています。
リサイクルプラザで回収してもらうには
リサイクルプラザでの回収は、基本的に持ち込みです。
回収場所は以下のの2箇所にあります。
- 葛岡リサイクルプラザ
- 今泉リサイクルプラザ
持ち込む際には電話でまず問い合わせる必要があります。
電話番号などは詳しい情報は、仙台市公式ホームページより確認することができます。
「リサイクルに出したいけれども引き取ってもらえるか不安」「引き取ってもらえるタイミングを詳しく知りたい」という場合、仙台市の環境局家庭ごみ減量課へ相談しましょう。
リサイクルに出せない不用品はどんな物?
リサイクルプラザや仙台市では収集できない不用品は以下のものがあります。
- テレビ
- エアコン
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- パソコン
これらの家電製品は「家電リサイクル法」に基づき以下のことが義務付けられています。
- 家電メーカーがリサイクルする
- 消費者がリサイクル料金を負担する
- 販売店が引き取る
家電を引き取りに出す場合には、以下の2パターンあります。
- 指定場所へ持ち込む方法
- 引き取りを依頼する方法
依頼先は仙台市の地域ごとに指定した家電リサイクル許可業者、または家電販売店です。
出し方や費用などについて詳しく知りたい場合は、仙台市ホームページから確認することができます。
不用品の処分方法
「リサイクルしたいがリサイクルプラザで引き取ってもらえなかった」「そもそもリサイクルプラザに持ち込むことができない」
こういった理由から不用品の処分にお困りの方もいるでしょう。
そのような場合の対処方法について以下で解説します。
リサイクルできない不用品の処分方法①人に譲る
まだ使えるけど不要となった家電や服、家具は、誰か知り合いに譲ることを検討してみましょう。
不用品も捨てればゴミですが、使ってもらえる限り不用品にはならずゴミを減らすことができます。
貰い手を探す際には、SNSなどを活用するのもおすすめです。
不用品の処分方法②フリマアプリなどを利用して販売
近年、多くの人が利用するようになったフリマアプリやネットオークションを利用して不用品を販売することができます。
ブランド品やアパレルなどは比較的簡単に買取手が見つかります。
さらに、意外なものが高く売れる可能性もあります。
しかし、ここで気をつけなければいけないのが、以下の全ての作業を自分で行う必要があるということです。
- 商品の販売(写真撮りや説明文の記載)
- 問い合わせ対応
- 発送
場合によっては手間と時間がかかります。
処分したい希望の日があり時間がないような場合は、おすすめできません。
不用品の処分方法③不用品業者に引き取りを依頼する
確実に効率よく不用品を処分するには、不用品業者に引き取りを依頼するのがおすすめです。
スケジュールに合わせて不用品を引き取りに来てくれるので、仕事で忙しい人や時間がない子育て世代にはとても便利です。
業者によっては買取サービスを行っています。
不用品の引き取りと同じタイミングで、まだ使用できる家電やブランド品があれば買い取ってくれます。
わざわざリサイクルショップや家電量販店、ゴミ捨て場などに不用品を持ち込む手間もありません。
不用品回収業者の中には、不用品回収だけでなく、清掃や消毒などを合わせて行ってくれる会社もあります。
必要があれば業者に確認してみましょう。
不用品の処分方法④引っ越し業者に引き取りを依頼する
引っ越し業者の中には不用品の引き取り回収を行う業者もあります。
引越しのタイミングに合わせて不用品を回収してくれるため効率よく処分できます。
なるべく手間をかけずに処分したい方におすすめです。
基本的に、引き取りは引越し費用とは別に見積もりが必要となります。
事前に引越し業者に連絡しておきましょう。
不用品の処分方法⑤粗大ゴミに出す
大型の家具やリサイクル法に当たらない小型家電などの処分は、お住まいの市区町村でゴミとして処分する方法があります。
その際、大きさや物によっては粗大ゴミとして出す必要があります。
多くの自治体で粗大ゴミを出す流れは以下の通りです。
- 自治体の運営する粗大ゴミセンターに電話やネットで引き取り予約を入れる
- 粗大ゴミ回収にかかる費用を支払う
- 当日指定場所へ持っていく
自治体の指定する日に引き取りが行われることが多いため、スケジュール通りにならない場合がほとんどです。
必要があれば日程に余裕を持って手配しましょう。
まとめ
仙台市の運営するリサイクルプラザの利用方法とリサイクルができない商品の処分方法について解説しました。
少しでもゴミを減らすために不用品があれば、まずはリサイクルプラザの活用を検討してみましょう。
リサイクルプラザ以外にも様々な不用品の処分方法があるため、状況に合わせて自分に合った処分方法を選択するようにしましょう。