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カミソリの正しい捨て方!刃やL字カミソリの捨て方も解説!

カミソリ 刃 処分 ブログ01

取り替え式であれ、使い捨てであれ、切れ味が悪くなったら、使えなくなるカミソリの刃。

捨てたくても、どう捨てていいのか分からず、自宅に使えなくなったカミソリや刃を溜めてしまっているという人もいるのではないでしょうか。

カミソリの刃は、そのまま捨てると、ゴミを回収する人の手を傷つけてしまう危険があります。

自分の捨て方が原因で他人を傷つけないためにも、適正な方法で捨てなければなりません。

今回は、カミソリの種類別に、カミソリや刃の正しい捨て方について紹介していきます。

カミソリの種類

カミソリは、大きく分けて以下の4タイプがあります。

  • T字カミソリ
  • L字カミソリ
  • 電動カミソリ
  • 安全カミソリ

これらのうち、どのタイプかによって、何ゴミに分類されるかが異なります。

ここではまず、それぞれのカミソリのタイプについて説明していきます。

T字カミソリ

T字カミソリ

T字カミソリは、T字形をしている、手動で毛を剃るタイプのカミソリです。

ホルダー(持ち手)から取り外して、刃を替えられるタイプが一般的ですが、安価なものだと、刃の取り外しができない使い捨てのタイプもあります。

L字カミソリ

L字カミソリは、T字カミソリと同じ手動式で、形状がまっすぐに近いタイプのカミソリです。

本体の上部に刃が付いており、下部はホルダーになっています。

L字カミソリは、T字カミソリと違い、刃を取り替えられない、使い捨てタイプです。

電動カミソリ(シェーバー)

電動カミソリは、その名のとおり、電動式のカミソリです。

T字カミソリやL字カミソリと違って、鋭い刃がむき出しになっていないため、使用時はもちろん、捨てる時にも安全性が高いのがメリットです。

安全カミソリ

安全カミソリ

安全カミソリは使用者の安全を最優先に設計されており、刃が直接肌に触れるリスクを減らすための安全ガードが特徴です。

多くは刃が交換可能で、使い捨てではないものが主流ですが、安価なモデルには使い捨てタイプもあります。

滑りにくい持ち手と安全設計により、ケガの危険を最小限に抑え、安全で効果的に使うことができます。

T字カミソリの捨て方

T字カミソリの処分方法

カミソリの種類が分かったところで、各タイプの捨て方について、見ていきましょう。

とはいえ、カミソリが何ゴミになるかは、自治体によって違います

捨てる際は、この記事とあわせて、自治体のホームページを確認しておきましょう。

まずは、T字カミソリの捨て方から説明していきます。

一例として、横浜市の場合、以下のようにホルダーの材質によって、カミソリ本体が何ゴミになるかが異なります。

  • ホルダーがプラスチック製…燃やすゴミ
  • ホルダーが金属製…小さな金属類

横浜市では、ホルダーがプラスチック製のカミソリは「燃やすゴミ」になります。

刃が外れるタイプのカミソリは、刃を外してから、ゴミに出しましょう。

刃が外れないタイプのカミソリは、刃にカバーなどを付けて、捨てます。

ホルダーが金属製のカミソリは「小さな金属類」になります。

新聞紙などにくるんで、品名を書いて出すのがルールです。

T字カミソリの刃の捨て方

横浜市の場合、T字カミソリの刃の捨て方は、以下のとおりです。

  • カミソリの刃…小さな金属類
  • カミソリの刃(カートリッジ式)…燃やすゴミ

横浜市では、カートリッジ式でないカミソリの刃は「小さな金属類」になります。

この際、刃を新聞紙などでくるみ、上から品名を書いておきます。

カートリッジ式のカミソリの刃は「燃やすゴミ」です。

こちらの場合、品名を書く必要はありません。

刃をケースに入れるか、紙に包むなどしてから、他の燃やすゴミと一緒にして、ゴミに出しましょう。

L字カミソリの捨て方

L字カミソリの処分方法は、基本的にT字カミソリと変わりません。

ただし、L字カミソリはT字カミソリと違って、刃が本体から取り外せないようになっています。

そのため、捨てる時は、刃と本体を一緒に処分する形になります。

ホルダーはプラスチック製のものがほとんどなので、横浜市の場合は「燃やすゴミ」です。

刃の部分はカバーを付けるか、新聞紙でくるむなどして、燃やすゴミに出しましょう。

電動カミソリ(シェーバー)の捨て方

電動カミソリも、T字カミソリやL字カミソリ同様、自治体によって何ゴミになるかが異なります。

こちらを捨てる場合も、事前に自治体のホームページをチェックしておきましょう。

横浜市の場合、電動カミソリの本体は「燃やすゴミ」です。

刃と電池を取り外してから、ゴミに出しましょう。

横浜市も含め、自治体によっては、電動カミソリを小型家電として回収し、リサイクルしているところもあります。

この場合、「小型家電専用ボックス」に投入することでも、捨てることが可能です。

小型家電専用ボックスは、市役所や区役所、地区センターなどの公共施設のほか、一部のスーパーなどにも設置されています。

設置場所は、自治体のホームページから確認しましょう。

電動カミソリの刃の捨て方

横浜市の場合、電動カミソリの刃は「小さな金属類」です。

こちらもT字カミソリやL字カミソリの刃と同様、新聞紙などでくるみ、品名を書いたうえでゴミに出しましょう。

電動カミソリの電池の捨て方

電動カミソリを処分するうえで注意したいのが、電池の捨て方です。

電動カミソリに使われている充電式の電池は、一般ゴミには出せません。

そのままゴミに出してしまうと、絶縁体が断裂してショートを起こし、発火してしまう危険があるからです。

電動カミソリの電池は、回収協力店の「専用回収箱」に投入することで処分できます。

回収箱に投入する際には、電池の端子部分にテープを貼って、絶縁しておきましょう。

回収箱を設置している回収協力店は、一般社団法人「JBRC」の「『協力店・協力自治体』検索」から、地域を選択したうえで検索できます。

安全カミソリの捨て方

安全カミソリの捨て方については、自治体の指定する方法に従う必要があります。安全カミソリの刃は特に鋭利なため、適切に処理することが重要です。

たとえば、刃を新聞紙や厚紙でしっかりと包み、テープで固定してから「危険」などと明記し、指定されたゴミの日に出す方法が一般的です。また、プラスチック製のホルダーがある場合は、その材質に応じて「燃やすゴミ」か「燃やさないゴミ」のいずれかに分類されることが多いです。

女性用カミソリの捨て方

女性用カミソリの捨て方も基本的には安全カミソリや他のカミソリの捨て方と変わりません。刃が本体から取り外せない使い捨てタイプが多いため、刃部分を新聞紙で包み、プラスチック製のホルダーと共に「燃やすゴミ」に出す自治体が一般的です。

自治体によっては「燃やさないゴミ」として分別を求める場合もあるため、地域のルールをよく確認し、適切な方法で捨てるようにしてください。

自治体別カミソリの捨て方

ここでは、主要な県のカミソリの捨て方について、参照URLとともに一覧で紹介します。お住まいの地域によってルールが異なる可能性があるので、自治体のホームページで最新情報を確認することをおすすめします

県名廃棄方法参照URL
東京都厚紙などで包み「危険」と表示https://www.city.shinjuku.lg.jp/seikatsu/file09_01_00003.html
埼玉県かみそり機: 小型家電等 かみそりの刃: もえないごみ かみそり・シェーバー(充電式でない): もえないごみ かみそり・シェーバー(充電式): 小型家電等https://www.city.saitama.lg.jp/001/006/010/003/p042612.html#gomisuke_index:255
千葉県かみそり・シェーバー: 不燃ごみ かみそりの刃: 不燃ごみ かみそり機: 不燃ごみhttps://www.city.chiba.jp/kankyo/junkan/shushugyomu/gomibunbetujiten.html
神奈川県かみそり(プラスチック製): 燃やすごみ、刃はカバー かみそり(金属製): 小さな金属類 かみそり機(電気): 燃やすごみ、電池抜く かみそりの刃(カートリッジ式): 燃やすごみ 電気かみそりの刃: 小さな金属類https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/gomi/
茨城県カミソリ・電気カミソリ: 燃えないごみ、市指定の収集袋に入れて出す、紙で包む、電池は外すhttps://www.city.mito.lg.jp/garbage-item/search/search.php

自治体以外でカミソリを捨てる方法

自治体以外でカミソリを捨てる方法

自治体の定める方法以外でも、カミソリを安全かつ効果的に捨てる方法はいくつか存在します。これらの方法を利用すれば、カミソリをリサイクルすることができ、環境への影響を減らしつつ、資源を有効活用することが可能です。

ここでは、そうした代替的な捨て方について詳しく解説します。

供養する

使用済みのカミソリを供養する方法として、寺院や神社で行う供養サービスを利用することがあります。これは、特に鋭利なカミソリのような危険な物品を安全に処理するために選ばれる方法です。

寺院や神社では専門的な処理を行うことができ、事故を防ぐと同時に、使用した物品に対する完結感を得られます。宗教的な儀式を通じて、物品を精神的にも安心して手放すことができるため、多くの人に選ばれています。

フリマやオークションで売る

使用しなくなったがまだ使用可能なカミソリ、またはアンティークといった特定の価値があるカミソリは、オンラインのフリマアプリやオークションサイトを利用して販売することが一つの方法です。

不要になった物を手放すのと同時に、それらを販売することで少しでも収益を得られます。まだ機能的に問題がないものや、コレクターアイテムとしての価値があるカミソリに適しており、新しい所有者が価値を認識してくれる可能性があります。

買取業者に依頼する

特に高価なブランドのカミソリや、価値のあるカミソリコレクションを持っている場合、専門の買取業者に売却を依頼することは有効な選択肢です。専門業者がそのカミソリの真の価値を正確に評価し、適切な価格で買取を行ってくれる点がメリットとして挙げられます。

カミソリの所有者は公正な市場価値を得ることが可能となり、価値あるアイテムが適正な方法で取引されることを保証できます。

不用品回収業者に依頼する

使用できなくなったカミソリを含む不用品を処理する際、不用品回収業者に依頼する方法があります。大量の不用品を一度に処理できることと、業者が自宅まで回収に来てくれるため、持ち込みの手間が省ける点が大きなメリットです。

不用品回収業者は、家具や家電だけでなく、カミソリのような小さなアイテムも含め、さまざまな種類の廃棄物を処理するサービスを提供しています。

替刃式カミソリ刃を交換するタイミングとは?

替刃式カミソリ刃を交換するタイミングとは?

替刃式カミソリの刃を交換するタイミングは、主にその使用感や剃り心地によって決まります。適切な刃の交換時期を、以下のように説明します。

適切な刃の交換時期

カミソリの刃の交換時期は、剃り心地が悪くなった時、刃に汚れや錆が見えた時、または使用頻度に応じて判断します。通常、週に数回使用する場合は1〜2ヶ月ごとの交換が理想的ですが、毛の硬さや肌の敏感さによって変わることがあります。

刃の状態を定期的にチェックし、最適な剃り心地を保つために適時交換しましょう。

切れ味の悪い刃を使い続けるとどうなる?

切れ味の悪いカミソリの刃を使い続けると、肌へのダメージが増え、カミソリ負けや肌荒れの原因になります。また、剃り残しが増え、剃り直しが必要になるため、肌への負担が大きくなります。

さらに、剃るのに時間がかかり効率が悪くなり、怪我のリスクも高まるため、刃は定期的に交換することが重要です。

カミソリを捨てるのにかかる費用

カミソリを捨てるのにかかる費用

ここでは、カミソリを捨てる方法ごとに、かかる費用の概算をまとめました。不用品回収業者やリサイクルショップの利用料金は業者やカミソリの状態によって変動する可能性があります。

捨て方費用の概算備考
一般ゴミ無料または自治体による少額の手数料通常の家庭ゴミとして出す場合のコスト
リサイクル回収ボックス無料スーパーマーケットや公共の場所に設置されている回収ボックスを使用
不用品回収業者・引き取り数千円から数万円大量の不用品をまとめて捨てる場合の費用
リサイクルショップでの売却売却額から手数料を差し引いた金額売却可能な状態のカミソリの場合。手数料が発生する場合がある
フリマアプリ・ネットオークションでの売却出品手数料+配送料オークションサイトやフリマアプリでの売却。手数料が発生する

カミソリの捨て方ごとのメリットとデメリット

カミソリの捨て方ごとのメリットとデメリット

ここでは、カミソリを捨てる方法ごとのメリットとデメリットを比較しました。捨てる際には、費用、手間、環境への配慮など、さまざまな要素を考慮して最適な方法を選択することが大切です。

捨て方メリットデメリット
一般ゴミ手軽で費用がかからない地域による分別ルールに従う必要がある
リサイクル回収ボックス利用が無料で可能カミソリのような危険物の取り扱いルールを確認する必要がある
不用品回収業者大量の不用品を一度に処理できる費用が比較的高くなる可能性がある
リサイクルショップでの売却価値があるカミソリを売ることで利益を得られる市場価値に依存し、売却価格が不確実
フリマアプリ・ネットオークション高価なカミソリやブランド品を適切な価格で売れる可能性がある出品と発送の手間がかかり、手数料が発生する場合がある

カミソリの刃の安全な捨て方と注意点

カミソリの刃の安全な捨て方と注意点

カミソリの刃を安全に捨てるためにはいくつかの手順が必要です。カミソリの刃は非常に鋭く、不適切に処理すると怪我の原因になるため、適切な方法で捨てる必要があります。

ここでは剃刀の刃の捨て方について具体的に紹介します。

他のゴミと一緒に捨てない

カミソリの刃を他のゴミと一緒に捨てると、鋭さから怪我のリスクが高まります。切創事故を防ぐため、刃は特別に扱い、別の容器に安全に収容し、明確なラベルを付けるべきです。

ゴミ収集業者や他人が刃を安全に識別でき、不慮の事故を避けることができます。

新聞に包んだりガムテープで巻いたりする

カミソリの刃を安全に捨てるため、新聞紙で完全に覆い隠し、ガムテープで固定する方法が推奨されます。この方法で、刃が露出するのを防ぎ、ゴミ収集時の怪我のリスクを最小限に抑えることが可能です。

刃が不意に外れることなく安全に取り扱え、カミソリの刃を捨てる時に基本的で重要な安全対策です。

ゴミ回収の当日に捨てる

カミソリの刃をゴミ回収の当日に捨てることは重要です。これにより、刃がゴミ箱内で長時間放置され、他の人やペットが誤って怪我をするリスクが減少します。

回収日の朝にゴミを出すことで、刃が他の物に触れる時間を最小限に抑え、ゴミ取り扱いの安全を確保できます。危険なアイテムの取り扱いには、特に注意が必要です。

注意書きを目立つように書く

カミソリの刃など鋭利なアイテムを捨てる際は、包装に「刃物注意」や「危険」などの目立つ注意書きを施すことが重要です。これは、ゴミを扱う人々に危険を警告し、事故を防ぐことに繋がります。

明確な文字や警告とわかるマークを用いることで、ゴミ収集から最終処理に至るまで、関係者が特別な注意を払うようになります。

電動カミソリを売る場合は内蔵電池の取り外しと掃除が必要

電動カミソリを売る前には、内蔵電池の取り外しとカミソリの徹底的な掃除が必要です。電池を取り外すことで、運送中の発火や漏電のリスクを防ぎ、安全な取引が可能になります。

取り外した電池の端子には絶縁テープを貼り、安全措置を施してください。また、カミソリ本体と刃を丁寧に洗浄し、髪の毛や皮脂汚れを除去することで、製品の見た目と機能性が保たれます。合わせて売却価格が上がることも期待できるでしょう

電動カミソリは次の使用者にも安全かつ満足のいく状態で提供されます。

まとめ

まとめ

カミソリの刃の適切な捨て方や交換時期について解説しました。安全に捨てるためには、新聞紙に包んでガムテープで固定し、注意書きを明記することが重要です。

また、電動カミソリの売却前には、内蔵電池を取り外し、本体を丁寧に清掃する必要があります。これにより、怪我のリスクを減らし、製品の価値を保ちながら再利用を促進することができます。

適切な方法でカミソリを捨てることで、ケガなどのリスクを避けられ、リサイクルを活用すると環境に優しい行動を取ることができます。正しい知識を持ち、より適切な方法を選択できるよう、この記事をぜひ参考にしてください。

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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。

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