コラムblog
ゴミの処分方法は、大きく分けて以下2種類あります。
同じ大阪府内でも、住んでいる市によって、ゴミの分別方法や、処理施設への持ち込みのルールが異なります。
今回は、大阪府のなかでも特に人口が多い「大阪市」「堺市」「東大阪市」のそれぞれのゴミの分別方法や、処理施設への持ち込み方について説明していきます。
目次
大阪府内でもっとも人口が多いのが、大阪市です。
大阪市では平成29年1月時点で、2,691,425人の人口がいます。
まずは大阪市のゴミの分別方法と、処理施設への持ち込み方について説明していきましょう。
大阪市のゴミの収集区分は、以下のとおりです。
ただし最も長い辺、または直径が30cmを超える物と、長さ1mを超える棒状の物は粗大ゴミになります。
粗大ゴミはゴミ収集所には出せないので、「粗大ごみ受付センター」に申し込んで、回収してもらいましょう。
大阪市のゴミの持ち込み方法は、以下のとおりです。
大阪市では住んでいる区によって、ゴミの持ち込みができる処理施設が異なります。
各区の担当処理施設の電話番号は、以下のとおりです。
住んでいる区 | 担当施設 | 電話番号 |
中央区・東成区・城東区・鶴見区 | 鶴見工場 | 06-6912-4700 |
北区・西区・港区・大正区・浪速区・西淀川区・住之江区・西成区 | 西淀工場 | 06-6472-3000 |
福島区・此花区 | 舞州工場 | 06-6463-4153 |
天王寺区・生野区・阿倍野区・住吉区・東住吉区・平野区 | 平野工場 | 06-6707-3753 |
都島区・淀川区・東淀川区・旭区 | 東淀工場 | 06-6327-4541 |
<「大阪市・ごみの持込み」より引用>
大阪市では、家庭ゴミの持ち込みができるのは、祝日を除いた火曜日から金曜日までとなっています。
事業ゴミの場合、持ち込みができるのは火曜日と金曜日のみです。
ゴミの持ち込み可能時間は、9時から11時までと、13時から15時までの間です。
予約が済んだら、当日の予約した日時に、担当の処理場へゴミを持ち込みます。
大阪市では、1日にゴミを持ち込めるのは1回まで、持ち込みに使える車も一台だけです。
ゴミの処理が終わったら、処分料を支払います。
処分料は、ゴミの重さによって決定します。
大阪市の処分料は、ゴミ10kgごとに90円です。
処理施設では、最初にゴミを積んだ状態のトラックの重さを測ります。
ゴミの処理を終えたら、再度トラックの重さを測り、その差分でゴミの重さを算出する仕組みです。
大阪府内で、大阪市に次いで人口が多いのが堺市です。
2017年1月時点で、堺市には844,030人が住んでいます。
ここでは堺市のゴミの分別方法と、処理施設への持ち込み方について説明していきましょう。
堺市のゴミの収集区分は、以下のとおりです。
堺市では「美原区」のみ、紙類と衣類は「古紙類」としてゴミに出すことになっています。
美原区以外では、紙類と衣類は「生活ごみ」として出します。
堺市では、最も長い辺が30cm以上の粗大ゴミと、陶磁器類などの「不燃小物類」は一般ゴミに出せません。
これらのゴミは、粗大ごみ受付センターに申し込んで、回収してもらいましょう。
堺市では、「クリーンセンター清掃工場」に申し込むことでゴミを持ち込めます。
堺市の清掃工場は、以下2つあります。
「クリーンセンター臨海工場」の受け入れ時間は8時30分から16時30分まで、「クリーンセンター東工場」は11時30分から16時30分までとなっています。
どちらも年始と施設の点検日以外は、祝日もゴミの持ち込みが可能です。
ゴミの処分料は、ゴミを粉砕処分する「粉砕施設」を利用するかどうかで異なります。
以下に該当するゴミは、粉砕施設での処分となります。
これ以上の大きさのゴミは、処分してもらえません。
粉砕施設での処分の場合、重さ100kgまでは一律1,700円、100kgを超える場合は10kgごとに170円の処分料がかかります。
粉砕施設を使用しない場合、重さ100kgまでは一律1,100円、100kgを超える場合は10kgごとに110円の処分料がかかります。
大阪府内で3番目に人口が多いのが、東大阪市です。
2017年1月時点で、東大阪市の人口は493,922人です。
最後に、東大阪市のゴミの分別方法と、処理施設へのゴミの持ち出し方について説明していきましょう。
東大阪市のゴミの収集区分は、以下のとおりです。
東大阪市では、一辺の長さが30cm以上のものは粗大ゴミになります。
東大阪市では、「東大阪都市清掃施設組合」に申込むことで、ゴミを持ち込みできます。
東大阪都市清掃施設組合の電話番号は、以下のとおりです。
東大阪都市清掃施設組合…072-975-5341
予約の受付時間は、平日の9時から16時までです。
持ち込み可能な時間は、平日と祝日で、それぞれ以下のようになっています。
家庭ごみの場合、月曜日から土曜日までは、祝日であってもゴミの持ち込みが可能です。
事業ごみの場合は、祝日は持ち込みができません。
大阪市では一日1台までですが、東大阪市では一日にトラック3台まで、ゴミの持ち込みができます。
一般ごみの処分は、10kgにつき90円となっています。
また東大阪市では、大阪市や堺市では受け入れ不可能な動物の死骸も持ち込み可能です。
動物の死骸の処分料は、一体につき1,000円です。
同じ大阪府内でも、住んでいる市によって、ゴミの分別方法が異なります。
そのためゴミを処分する際は、自分の住んでいる自治体のルールを、ホームページなどで確認しておきましょう。
また処理施設へのゴミの持ち込みのルールも、住んでいる市によって違います。
処理施設へゴミを持ち出す際も、自治体のルールの確認は不可欠です。
特にゴミを持ち込む場合は、各自治体によって、処理施設での受け入れが不可能な物が細かく決められています。
持ち込んだゴミを処分してもらえなかったということにならないためにも、事前の準備はしっかりしておきましょう。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名:新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
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