いよいよ年末も間近に迫ってきて、今年の大掃除のことを考え出す人も増えてきたのではないでしょうか。
大掃除は大変な作業ですから、なかには憂鬱に思っている方もいるかもしれません。
しかし大掃除は、コツさえつかめば難しくありません。
今回は効率的に大掃除をしたいという方のために、リビングや寝室、窓の掃除のコツについて、それぞれ紹介していきます。
年末の大掃除のコツは不用品を減らすこと
効率的に大掃除をするためのコツは、掃除の前に家の中の不用品を減らすことです。
家の中の物が減れば、それだけ掃除が楽になります。
特に大型の家具で使っていない物があれば、処分してしまったほうがいいでしょう。
大型の家具などは、住んでいる地区の「粗大ごみ受付センター」で回収してもらえます。
ただし12月は混み合うため、回収は1月になってしまうことも珍しくありません。
そのため、年末の大掃除までに処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのものひとつです。
業者によっては、即日回収してくれるところもあります。
また冷蔵庫や洗濯機など、粗大ゴミに出せない「家電リサイクル品」を回収してくれる点も不用品回収業者に依頼するメリットです。
リビングや寝室の掃除のコツ
家の中の不用品を片付けたら、いよいよ掃除を始めましょう。
ここではリビングと寝室、それぞれの掃除のコツについて説明していきます。
リビングの掃除のコツ
リビングを掃除するにあたって、まずは室内の物を別室に移動させましょう。
室内に置いてある物を少なくすれば、床の掃除がしやすくなります。
小物などは、ビニール袋や段ボール箱にまとめて移動させると便利です。
食卓は移動が大変なうえ、掃除の邪魔にならないので、そのまま置いておいても問題ありません。
片付けが済んだら、掃除を始めましょう。
リビングの掃除のコツは、棚の上などの高い所から、床などの低い所の順番で掃除していくことです。
床を掃除した後に高い所を掃除すると、せっかくきれいになった床にほこりなどが落ちて、また床を掃除しなければならなくなるからです。
まずははたきなどを使って、エアコンやカーテンレールの上、棚の上のほこりを下に落とします。
この時、ほこりを吸い込まないよう、マスクを着用しておきましょう。
高い場所のほこりを落としたら、床に掃除機をかけます。
掃除機をかけたら、ウェットシートを付けたフローリングワイパーか、雑巾で水拭きすれば床がきれいになります。
寝室の掃除のコツ
寝室の掃除も、やり方はリビングとほとんど変わりありません。
こちらも寝室内の荷物を別室に移動させた後、高い所から低い所の順で掃除していきましょう。
リビングと違うのは、寝室にはベッドがあるという点です。
ベッドの下には、ほこりが溜まりやすくなっています。
ベッドを動かせるなら、位置をずらして掃除機をかけましょう。
動かすのが難しければ、ベッドの下にフローリングワイパーを入れれば、ベッド下のほこりを掻き出せます。
寝室の床に掃除機をかけてほこりを吸い取ったら、水拭きをして仕上げましょう。
窓の掃除のコツ
リビングや寝室の大掃除が済んだら、次に窓も掃除しましょう。
窓の掃除箇所は、大きく分けて以下の3つです。
- 窓ガラス
- 網戸
- 窓サッシ(窓枠)
このうち窓ガラスと網戸は、同じ方法で掃除できます。
ここでは「窓ガラスと網戸」「窓サッシ」のそれぞれの掃除のコツについて説明していきましょう。
窓ガラスと網戸の掃除のコツ
窓の掃除のコツは、網戸→窓ガラス→窓サッシの順番で掃除していくことです。
先に窓ガラスや窓サッシを掃除してしまうと、網戸を掃除した時の汚れが窓ガラスや窓サッシに移ってしまうからです。
掃除にあたって、網戸を外す必要はありません。
網戸をはめたままでも、以下の手順できれいに掃除できます。
- 網戸全体に大きめのブラシをかける
- 濡れたスポンジで網戸全体を拭く
- スポンジにセスキ水を吹き掛け、網戸全体を拭く
- 雑巾で水拭きする
網戸にブラシをかけると、網の隙間のほこりが取れます。
小さいブラシだと時間がかかるので、洗車ブラシなど、大きめのブラシを使うのがおすすめです。
ほこりを落としたら、水に浸けたスポンジで網戸全体を拭きましょう。
こうすることで網戸全体が濡れ、汚れを落としやすくなります。
スポンジで網戸を濡らしたら、「セスキ水」をつけたスポンジで全体を拭き上げましょう。
セスキ水とは「セスキ炭酸ソーダ」を水に溶かした液体で、汚れを落とすのに適しています。
ネット通販でも、スプレータイプのセスキ水が販売されているので購入しておくといいでしょう。
セスキ水を付けたスポンジで全体を拭くと、網戸の汚れが浮き出てきます。
汚れが浮き出てきたら、全体を雑巾で水拭きしましょう。
水拭きを繰り返して、雑巾に汚れがつかなくなれば、網戸の掃除は完了です。
窓ガラスの掃除方法も、網戸と全く同じです。
窓ガラスには網がないため、ブラシをかける必要はないと思った人もいるかもしれませんが、窓ガラスにもほこりが溜まっています。
ほこりを取らないまま濡らしてしまうと、水とほこりが混ざって、汚れを落としにくくなってしまいます。
そのため窓ガラスも、必ずブラシでほこりを落としてから、濡らすようにしましょう。
窓サッシの掃除のコツ
網戸の窓ガラスの掃除が済んだら、窓サッシの掃除に移りましょう。
窓サッシには、土やほこりなどの汚れが溜まっているはずです。
窓サッシの隙間は狭いので、ブラシを使って、汚れをかき出しましょう。
かき出した汚れは、掃除機で吸い取ります。
ブラシで汚れをかき出しきれない細かい部分は、歯ブラシや爪楊枝を使えば汚れが取れます。
汚れを取り終わったら、雑巾で水拭きすれば完了です。
まとめ
リビングや寝室は、高い所から低い所の順番で掃除するのがコツです。
リビングや寝室を掃除する際には、以下の物を準備しておきましょう。
- はたき
- マスク
- 掃除機
- フローリングワイパー
- バケツ
- 雑巾
お部屋をお掃除するのに掛かる費用に関してはこちらをご覧ください。
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窓は、網戸→窓ガラス→窓サッシの順番で掃除するのがコツです。
窓の掃除の際には、以下の物が必要です。
- ブラシ
- スポンジ
- バケツ
- セスキ水
- 雑巾
- 掃除機
- 歯ブラシ
- 爪楊枝
リビングや寝室、窓の大掃除は、コツさえつかめば難しくありません。
これから大掃除をしようと思っている人は、ぜひこの記事で紹介した方法を試してみてはどうでしょうか。