皆さんはたまにご実家に帰ったとき物が増えていたという経験はあるでしょうか。
おそらく家を出られているほとんどの方が経験あると思います。
そこで今回は親の家、つまりご実家の断捨離すべき理由についてお伝えしたいと思います。
なぜ物が増えるのか
そもそもなぜご実家に帰るたびに物が増えているといったことが起こりうるのでしょうか。
理由は簡単でスペースがあるからなのです。
例えば4人家族であった場合、2人の子供が巣立って行けば、その家には2人分のスペースができるということになります。
置くことが出来るのなら、欲しいと思った物を買ってしまうだろうし、あえて捨てるということはしないでしょう。
特にご高齢になればなるほど「まだ使えそうなのに勿体ない」と思いやすい傾向にあります。また家に収納場所があればあるほど物は増えやすいということは頭に入れておかなければなりません。
片付けないリスク
さて、皆さんの中に「スペースがあるなら無理に片付けなくてもいいのではないか」と思った方がいるかもしれませんが、親が物を溜め込むのをそのままにしておくと、すべて遺品整理するということになり、膨大な時間と費用が必要となってきます。
それよりは生前整理を少しでもされる事をお勧めします。
また、たくさんの物に囲まれて暮らすのはそれなりにストレスがあるのとリスクが伴うからです。
例えば、部屋のあちらこちらに物があるとそれに躓いて転倒してしまうといったことや、高いところにある物を椅子などにのって取ろうとし、誤って転倒してしまうということが考えられます。
また物が増えるのを放置しておけば、物は増え続け、ますます片付けられない状態になり、ゴミ屋敷になる可能性もあります。
そこまでひどくはならなくても、高齢になると、たくさんの物を管理するということは大変な負担なのです。
それを踏まえた上で、まずは断捨離という言葉を教え、不要なものを片付けるということに納得してもらわなくてはなりません。それを終えて始めて断捨離スタートです。
物の捨て方や捨てる順番
物の捨て方や捨てる順番は、大きく分けて2つあります。
〇衣類→本→書類→小物→思い出の品というカテゴリーごとに捨てる方法
〇居間・寝室・押入れ・台所など場所を決めて捨てる方法
もちろんこの通り進めても、スムーズに終えられるということないでしょうから、多少の時間を要するということは覚悟が要るでしょう。
しかしやらなければリスクはそのままです。親には片付いた部屋で安全に暮らしてもらいたいし、そのほうが子供としても安心しますよね。