皆さんは断捨離(だんしゃり)という言葉をご存知だろうか。
断捨離とは
断捨離とは不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想(山下英子氏著書)のことで、2010年頃から消費する生活から節約する生活を求める人が増えたことや、身の回りを整理する「片付け法」などが注目を浴びだしたことにより生まれた言葉です。
またこの言葉は、ヨガの考え方である「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」を応用したものだと言われています。簡単に表すと、
断:これから入ってくる不要なものを断つ(買わない)
捨:今持っている必要のないものを捨てる
離:物へ執着することから離れる
であり、これらを実行することで不要なものがないシンプルな生活を送ることが出来るでしょう。
断捨離のタイミング
では、この断捨離が一体どうようなタイミングで行われているのかというと、ほとんどが「引越し」「親族の死去」「子供の巣立ち」です。
引越し
引越しでは荷物をまとめる際に今はもう使っていない物や今後も使いそうもない物が山程出てきて、それと向き合ういい機会でもあります。
『引越し荷物は極力減らしたい』これは誰しもが思うことであり、業者を利用しての引越しだと金額も上がってしまうので尚更でしょう。
親族の死去
親族の死去も、いる物いらない物と向き合う機会と言えます。
遺族の残した物をどうするか考えなければならなく、これは遺品整理とも言えます。ここで特に注意したいのが相続関係と重要書類関係です。
これをはっきりさせておかないと一番トラブルになりかねない為、解決するのにかなりの時間を要することになってしまいます。
子供の巣立ち
子供の巣立ちは文字通り親元を離れて独り立ちしていくことで、当然子供が今まで遊んできたおもちゃや雛人形などのイベント品等が残されています。
断捨離を行う方法
さて、この「断捨離」をどう行うかですが、もちろん業者に委託してしまうのが一番早く終えられます。
しかし、そのためにはそれなりの資金も必要となるのは覚悟しなければなりません。
※こちらは間取り・作業人数から算出したおよその料金表です。
ではご自身で断捨離を行おうとお考えの方に一つのテクニックとして、お住まいの市区町村の粗大物引き取り案内を確認することです。
地域によって異なりますが、家庭の粗大物であれば家まで引取りに来てくれる地域もあります。
(ex.布団、座布団、雛人形、五月人形、服etc…)
もちろん一気にするのではなく、日々いる物といらない物の区別ができていればそれに越したことはありませんが、そういった時間がなかなか取れないという方がほとんどだと思います。
もしどうすればいいのかとお悩みの方がいらっしゃいましたら、抱え込まず家族や知人、業者などに相談するのも一つの手かもしれません。