世の中にはゴミ屋敷に住む人、ゴミ屋敷に住む家族を持つ人と様々な形でゴミ屋敷に関わる人々がいます。
そういった人々がどういったきっかけでゴミ屋敷を片付けようと思うのかを今回お教えします。
まず、なぜゴミ屋敷になってしまい、なぜそこに住んでいられるのか、またどういった人がゴミ屋敷に住んでいるのか、ここから説明していきましょう。
⒈どうしてゴミ屋敷?
ゴミ屋敷に住む人は自分の家がゴミ屋敷であるということに何の危機感も持っていない、もしくはゴミ屋敷状態であるということから目を背けているということが挙げられます。
これは「セルフネグレスト」という生活していくのに必要な行為を行わない、あるいは行う能力が欠落し、そのために生活環境や健康状態が悪化しても、周囲に助けを求めない状態に陥っていると考えられます。
ここから想像するとゴミ屋敷に住む人はくたびれた格好をしている人だと思うかもしれませんが、案外、話し方や身なりがいたって普通の人であるということの方が多いのです。
つまり街ゆくサラリーマンやOLの人々の誰かが実はゴミ屋敷に住んでいるかもしれないということです。
2.きっかけ
ゴミ屋敷に住む人
- 病気やけがで入退院し、いざ自分の部屋に際
- 転勤、転居などで部屋を引き払わなければならなくなった時
- 天候変化にともなうゴミからの異臭や害虫
ゴミ屋敷に住む家族を持つ人
- 入院、高齢者施設への入所などで家族が住んでいた家に入った際
- 他界で遺品整理をする際
3.事例
「一人暮らしをしている娘がよく実家に来るようになり、娘の住まいを見に行くとゴミ屋敷状態であった」
「同居している息子の部屋に入ってみるとゴミ部屋になっていた」
などといったこともあります。
まとめ
それぞれ家庭の事情があるとは思いますが、こうなってしまったのはおそらく「コミュニケーション不足」が原因のひとつなのではないでしょうか。
ゴミはこまめに処分すればさほどお金はかかりませんが、溜め込み人の手を借りなければどうしようもないという状態になればその分だけ高額になります。
そういった状態にならないためにもご家族や回りの人とのコミュニケーションを大切にしてください。