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庭木・植木の処分方法7選│有料・無料・買い取ってもらえるケースを紹介

庭木・植木の処分方法7選│有料・無料・買い取ってもらえるケースを紹介

庭木や植木が、「育ちすぎた」「枯れてしまった」という理由で、処分が必要になることがあります。

しかし、いざ処分しようと思っても、「どうやって処分すればいいの?」「費用はどれくらいかかるの?」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

庭木や植木の処分にはさまざまな方法があり、有料・無料で利用できるサービスや自分で処分する手段もあります。本記事では、手間やコストを抑えつつ、効率よく庭木や植木を処分するための方法7選を詳しく解説します。手軽にできる方法から、専門業者に頼む場合のポイントまで紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

庭木と植木の違い

庭木と植木の違い

庭木と植木の違いを理解することで、適切な処分方法を選びやすくなります。

庭木:庭の景観や日陰づくりを目的に植えられた木を指します。一般的に、地面にしっかりと根付いたものが多く、大きなサイズに成長するのが特徴です。例えば、モミジや松の木、桜などが庭木の代表例です。

植木:鉢植えや移植が可能な比較的小型の植物を指します。庭木と異なり、気軽に配置を換えたり、屋外だけでなく屋内でも楽しめたりすることができます。例えば、ツツジや観葉植物がこれに該当します。

この違いを押さえておくことで、庭木と植木それぞれに適した処分法を選ぶ際の参考になります。

庭木・植木の処分方法7選

庭木・植木の処分方法7選

庭木や植木の処分には、手間や費用、処分方法の選択肢に悩むことが多いでしょう。自治体のゴミ回収から専門業者への依頼、さらにはリサイクルや個人間取引など、状況に応じて最適な方法があります。

それぞれの方法のメリット・デメリットや費用感を理解し、庭木や植木を効率よく処分するための参考にしてください。

可燃ゴミに出す

切った木の処分は、自治体のルールに従って可燃ゴミとして出すことができます。枝や幹を小さく切り分け、指定の袋に入れることが一般的です。

可燃ゴミに出す方法には、「自宅から簡単に処分できる」「費用がかからない」といったメリットがあります。

一方で、「自治体の規定サイズ以上のものは収集対象外になる」「庭木が大きい場合は手間がかかる」といったデメリットもあります。

可燃ゴミに出す際は、小さな枝葉や短く切った木材などが対象です。大きな庭木を処分する場合は、ほかの方法を検討しましょう。

粗大ゴミに出す

可燃ゴミで出せないサイズの庭木や植木は、粗大ゴミとして処分することが可能です。自治体の粗大ゴミルールを確認し、指定の収集日に出しましょう。

粗大ゴミとして処分するのであれば、大型の幹や鉢植えも収集してもらえます。

一方、可燃ゴミよりも収集日が限られていたり、事前に収集の申し込みが必要になるケースがあるため、自身の都合に合わせて処分しづらいというデメリットがあります。

また、自治体によって異なりますが、粗大ゴミの処理には1点あたり数百円〜数千円の処分費用かかります。

粗大ゴミは自治体ごとに回収スケジュールや費用が異なるため、早めの確認が大切です。また、収集日が先になる場合は、庭先や物置などに一時的な保管スペースを確保しておくと安心です。

ゴミ処理施設に持ち込む

自治体の通常のゴミ収集では対応できない量の庭木を処分したい場合は、ゴミ処理施設を利用する選択肢もあります。

ゴミ処理施設に直接庭木や植木を持ち込むことで、一括処分が可能です。料金は、処理場で重量を計量し、その場で処分費用を支払います。

自治体によって異なりますが、費用は10kgあたり数十円〜数百円程度としているところが多く、自力で運搬する手間と費用がかかりますが、比較的安価で効率的に大量の庭木を処分できます

ただし、大掛かりな庭木処分の際は、軽トラックやワゴン車を借りる必要が出てくる場合があります。

軽トラックの場合、最大積載量は350kgと法律で定められています。ただし、庭木や庭木の剪定枝はかさばるため荷台の容量いっぱい積むことは難しく、載せる際の長さ・幅・高さにも以下の制限があります。

長さ: 車両の長さの1.2倍まで(例:車両が3.4mの場合、最大4.08mまで)。

幅: 車両の幅の1.2倍まで(例:幅1.48mの場合、最大1.776mまで)。

高さ: 地面から積載物の上まで3.8mまで

そのため、庭木を載せられる量は最大でも120kg程度と考えられます。軽トラックいっぱいに120kgの庭木や庭木の剪定枝を積んだ場合、自治体にもよりますが、1,200円前後の費用がかかると考えられます。

庭木・植木の専門業者に依頼する

造園業者や庭木専門の業者に依頼すれば、伐採から処分までを一括で行ってもらえます。また、伐採後の木片や枝葉の処分も業者が行ってくれるため、自分で運搬や分別をする必要がありません。庭木・植木のプロが対応するため、安全で確実な方法です。

専門業者に依頼することで、庭木の処分にかかる時間や労力を大幅に削減できます。特に、庭を受け継いだ方や景観のリニューアルを目的とした伐採には最適な選択肢といえるでしょう。

ただし、作業量や依頼先によっては、費用が高額になることもあります。

不用品回収業者に引き取りを依頼する

不用品回収業者に庭木や植木の回収を依頼する方法は、庭木以外の不用品もまとめて処分したい場合に便利です。スケジュール調整の柔軟性が高い点もメリットといえます。

ただし、料金は業者によって異なります。

業者による不用品回収はトラック1台から依頼できるケースが多いため、処分したいものが少量であっても最低3,000円以上の費用がかかります。10,000円以上の価格で受ける業者が多いようです。

中には、内容が不透明な請求を行う悪徳業者もいるため、信頼できる業者を選ぶために、複数の見積もりを取ることをおすすめします。費用とサービスのバランスを見極めて依頼することで、効率的に庭木の処分が進められるでしょう。

リサイクル業者に引き取りを依頼する

リサイクル業者の中には、庭木や植木の買取に対応しているところもあります。

庭木をゴミとして処分するのは気が引けると考えている方におすすめです。

庭木や植木そのものを価値ある商品として買い取る業者や、伐採した庭木・植木を材木として買い取る業者があります。

庭木の状態や需要によって買い取り額は変わる点や、対応する業者があまり多くないこと、業者によって伐採から行ってくれるかどうか対応が分かれることに注意が必要です。

値がつかず買い取りできない場合、無料で引き取ってくれるかどうかも業者によって異なります。

リサイクル業者に依頼する際は、事前に業者の対応範囲や料金を確認することをおすすめします。

フリマアプリやネットオークションで売る

庭木や植木は、フリマアプリやネットオークションで販売することも可能です。切った木材を加工して売ったり、挿し木や鉢植えをそのまま販売したりすることができます。

特にガーデニング愛好家に人気のある品種は、高値で売れることもあります。販売時には商品の状態や特徴を詳しく記載し、写真を工夫して掲載することで、購入希望者の注目を集めやすくなります。

不要な庭木・植木を処分して収益を得られるメリットがあり、ただ捨てるのはもったいないと感じる方に適しています。

売れるまで時間がかかる場合があること、出品・発送の手間がかかるほか、送料がかるというデメリットもあります

加えて、フリマアプリやネットオークションで庭木や植木を販売する際は、「種苗法」の登録品種でないか確認する必要があります。

種苗法とは、植物の品種を保護し、無許可での植物の増殖や販売を防ぐための法律です。種苗法においては、登録品種とされている植物の無断販売は違法とされており、これに故意に違反した場合には、10年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金又はその両方が科されます。

近年、フリマアプリやネットオークションでの販売が問題になっているものには、庭の果樹の剪定枝、サツマイモやイチゴの苗などがあります。

出品する際は、庭木・植木が種苗法の登録品種ではないか確認しましょう。

庭木・植木を処分する際のお祓いの仕方

庭木・植木を処分する際のお祓いの仕方

庭木や植木を処分する際、感謝の気持ちを込めてお祓いをすることは、木々との長年の関係に一区切りをつける意味でも大切です。

日本では木に神や精霊が宿るという考え方があり、庭木には家を守る神が宿っているとも考えられています。長寿の木や、大切にされてきた植木は、心を込めて送り出したいと考える方も少なくありません。

神社や寺院では、庭木・植木の伐採の前に、木や土地にまつわる祓いの儀式を行ってくれることがあります

費用の相場は数千円から1万円程度ですが、寺社によって異なる場合があるため、事前に料金や手続き内容を確認することをおすすめします。

また、伐採業者を担う業者によっては、伐採と同時に供養を行ってくれることもあります。

伐採する木に清酒や塩を撒いて、自身でお祓いする方法もあります。

庭木・植木を処分する際の注意点

庭木・植木を処分する際の注意点

庭木や植木の処分は適切に行うことが大切です。庭や環境を守るためにも、ポイントを押さえて安全に処分を進めましょう。

自分で燃やして処分しない

自宅の庭で庭木を燃やして処分するのは絶対に避けましょう

日本の廃棄物処理法では、適切な設備を備えていない場所での野焼きが禁止されています。

これには庭での焚き火も含まれ、5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金またはこの両方が科される場合があります。

畑から出た草木など日常生活を営むうえで必要と判断される焚き火は、例外として認められていますが、庭木を燃やして処分するのは控えるよう示している自治体が多いです。

庭木や植木を処分したい場合は、自治体のルールに従うか、専門業者に依頼するのが安全で安心な方法です。自己判断での処分はリスクを伴うため、十分に注意しましょう。

放置しない

枯れた庭木や植木をそのまま放置することも問題があります。放置された木はシロアリや害虫の温床となるリスクが高まり、家屋や周囲の環境に悪影響を及ぼす恐れがあります。

また、「植物だから土に埋めても大丈夫」と思われるかもしれませんが、これも避けるべき行為です。地中で分解が進む過程でシロアリなどの害虫が発生する可能性があります。

庭木や植木は適切な処分を行い、庭を清潔に保つことが大切です。二次被害を出さないよう放置せずに早めの対応を心がけましょう。

安全の環境を整えてから作業を始める

庭木や植木の処分を自分で行う際は、作業前に安全装備を調えることが大切です。

たとえば、手袋やゴーグルは、木のトゲや飛び散る破片から体を守る基本アイテムです。さらに、滑りにくい靴やヘルメットを着用すれば、転倒や落下物によるケガを防げます。

また、周囲に障害物がないか確認し、作業中に人が近づかないよう注意しましょう。特に木を倒す場合は、倒れる方向に十分なスペースを確保してください。

大きな木や根の深い植木は、専門的な技術や機材が必要です。自分で対応が難しいと感じた場合は、無理せずに業者に相談しましょう。

伐採は適切な方法・タイミングで行う

庭木や植木の伐採は冬(1~4月頃)が最適です。この時期は木が乾燥して水分量が少ないため、軽くて扱いやすくなります。さらに落葉樹であれば葉が落ち、幹が剥き出しになるので作業効率もアップします。

逆に春から夏は避けた方がよい季節です。湿気や雨で木が重くなり運搬が大変になるほか、伐採した木をすぐに捨てなければ害虫の住処にもなりやすい上、暑さで腐敗が進みカビの温床にもなります。

庭木の伐採は気から水分が抜け、葉が落ちている冬に行いましょう。

まとめ

まとめ

庭木や植木の処分には、自治体のゴミ回収や専門業者の利用、リサイクルや販売といったさまざまな方法があります。

それぞれの方法にはメリット・デメリットがあるため、自分の状況や庭木の種類に合わせて最適な手段を選ぶことが大切です。

また、処分時には環境への配慮や安全性を意識し、適切な手続きを行うことで、トラブルを防ぎつつスムーズに進めることができます

庭木や植木と過ごした時間に感謝しながら、適切な形で送り出しましょう。

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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。

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