お役立ちコラム

不用品回収・買取

自治体での不用品回収と専門業者のサービスの違いとは

自治体での不用品回収と専門業者のサービスの違いとは

不用品を回収してもらおうと思ったら、現実的な選択肢は不用品回収の専門業者か自治体の二択になります。
フリマアプリやネットオークションといった方法もありますが、確実なのは自治体か専門業者です。
しかし、両者の特性は大きく異なります。そこで、不用品回収する場合、自治体と専門業者の違いについて解説します。

自治体と専門業者の違い

自治体と専門業者の違い

自治体と専門業者にはいくつもの違いがあります。まず大前提として、専門業者はサービスとして提供していますが、自治体は地域住民の生活のためのものです。
つまり、自治体では利益を追求していません。もちろん赤字が続くようであれば自治体の予算配分を見直さなければなりません。

ですが、大きな利益を得るためのものではなく、あくまでも地域住民の利便性のためのものです。
一方、専門業者は民間サービスです。地域住民の安全・安心のためではなく、魅力的なサービスを提供し、選んでもらうことが目的です。どちらが良いとか優れているとかではなく、官民での違いがあることは覚えておきましょう。

地域住民のための環境整備が自治体の役割

不用品回収だけではなく、自治体が用意しているものはあくまでも地域住民の健全な生活のためのものです。
地域の住民が安心して暮らすために必要なものを提供することが自治体の役割です。
もちろん自治体の提供ではあっても維持費等が発生します。
ですので、採算を度外視している訳ではありませんが、地域住民の利便性を優先しています。

不用品回収業者の役割

不用品回収業者の場合、民間企業になるので営利を追求するのは当然です。
また、営利のために何をすべきなのか、不用品回収に関するニーズを調査し、自治体にはない多角的な不用品回収を提供します。
例えば、以下の点をアピールしている業者もあります。

  • 回収と同時に買取を実践する業者
  • 女性スタッフがいて、女性でも安心して利用できる

不用品回収業者も多々あります。それぞれの業者が独自の強みをアピールし、利用者からの依頼を待っています。

自治体と不用品回収業者それぞれのメリット・デメリット

自治体と不用品回収業者それぞれのメリット・デメリット

自治体と不用品回収業者は、優劣ではなく目的や理念が異なります。しかし、不用品を回収している点は共通しています。
ですので、それぞれを比較した際のメリット・デメリットがあるのも事実です。
そこで、それぞれのメリット・デメリットについてご紹介します。

自治体による不用品回収のメリット

自治体で行う不用品回収のメリットは、次の点が挙げられます。

  • サービスの品質が一定
  • 多くの人が利用しやすい費用設定となっている

自治体は不用品回収で大きな利益を獲得しようとは考えていません。あくまでも地域住民の便利な生活のためのものです。
そのため、不用品回収の費用は数百円程度で、大きい粗大ゴミであっても2,000円前後程度です。
決して忙しい時期に値上がりすることもなく、常に定められたルールで提供されています。

自治体の不用品回収のデメリット

自治体が提供する不用品回収は、決して担当者が自由に決定しているのではなく、条例等によって定められたものです。
つまり、そこにはルールがあります。それこそ、市長や区長が変わっても、その瞬間にルールが変わることはありません。
裏を返せば、ルール以外には対応していません。

融通が利かない

例えば「これも追加で」と依頼しても対応しません。不用品回収は、事前に申し込みが必要な自治体ばかりですが、申し込み以外は受け付けません。
引っ越す時に、自治体の不用品回収を利用するとします。その際、「これも要らないから持って行って欲しい」と継げたところで対応してくれません。このように、融通は利きません。

不用品回収業者のメリット

自治体と比較した際の不用品回収業者のメリットは、選択肢と融通の良さです。
業者が多いので、どの不用品回収業者を選ぶかという選択肢があります。
不用品回収業者によって強みが異なります。
なので、求める点に強い不用品回収業者を選ぶことができます。

また、あくまでも民間事業者なので融通がききます。
自治体のデメリットでお伝えしたシチュエーションも、不用品回収業者であれば対応してくれることでしょう。
「ルールなので無理です」「ルールに従ってください」ではなく、「何とかしましょう」というスタンスが自治体にはない、不用品回収業者のメリットです。

不用品回収業者のデメリット

自治体と比較した場合の不用品回収業者のデメリットとして、費用と悪質な業者がいる点です。
民間サービスである以上、費用がかかるのは仕方ない点です。
この点に関しては、不用品回収業者によって提供している料金プランを適切に利用することで、多少の抑制は可能です。

また、不用品回収業者は多々います。ですので、信頼できる業者もいれば、悪徳業者もいます。
そのため、利用する際は安心できる業者なのかを確認する必要があります。

不用品回収業者と自治体の選び方

不用品回収業者と自治体の選び方

不用品回収業者と自治体はどちらが優れているとかではなく、それぞれ異なる特徴を持っています。
そのため、利用する際はそれぞれ適したシチュエーションがあります。
どちらか一方だけしか利用してはならないということはありません。状況に応じ、適している方を選びましょう。

自治体に任せた方が良いシチュエーション

不用品が1つ、あるいは2つ程度で、急いでいないのであれば自治体を頼った方が良いでしょう。
自治体の回収は受付・申し込みが必要ですが、少ない個数であれば不用品回収業者を頼るより手軽です。

不用品回収業者に任せた方が良いシチュエーション

先に挙げた自治体に頼るシチュエーション以外は、不用品回収業者に頼った方が良いでしょう。
特に次の場合は、依頼した期日に引き受けてくれる不用品回収業者の方が向いています。

  • 多くの不用品がある
  • 引っ越しが控えているのでスピード感を求めている

自分でもよく分からないケース

自分自身で不用品を把握できない状況の時でも不用品回収業者に頼れます。
いわゆるゴミ屋敷のように、多くのゴミが堆積している状況であっても、不用品回収業者であれば分別・整理・運搬まで行い、ゴミ屋敷を解消してくれます。
予想外に不用品が出てきても柔軟に対応してくれる業者もあります。様々なシチュエーションで頼れます。

自治体にも不用品回収業者にも任せない方法

自治体にも不用品回収業者にも任せない方法

自治体でも不用品回収業者でもなく、フリマアプリやネットオークションを活用して処分することも可能です。
フリマアプリやネットオークションであればお金を支払うのではなく、売却してお金を得られる可能性もあります。

しかし、あくまでも買い手がいてこそです。出品したら必ず買い手が現れるとは限りません。
購入されるかはあくまでも買い手次第です。どれくらいの値が付くのか、売れるか売れないか楽しみながら処分できます。

自治体と専門業者の不用品回収についてのまとめ

自治体と専門業者の不用品回収についてのまとめ

あくまでも住民サービスの一環として不用品回収を行っている自治体と、民間企業として不用品回収をビジネスとして取り組んでいる不用品回収業者には違いがあります。
自治体は、あくまでも条例に基づいた住民サービスの一環として提供しています。
一方、不用品回収業者は民間サービスだからこそ柔軟な姿勢で依頼者に寄り添うサービスを提供しています。

どちらが優れているとかではなく、目的そのものが異なります。
そのため、どちらが自身のニーズにマッチしているのかという視点で利用する方を選びましょう。

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この記事の監修者

ゴミ屋敷片付けの専門業者「ゴミ屋敷バスター七福神」代表

監修者 竹本 泰志

年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。

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