コラムblog
使わなくなったマニキュアの捨て時と捨て方はご存知ですか。
手元のオシャレアイテムの一つ、マニキュアはあっという間に数が増えてしまうコスメの一つです。
ただ実際に使い始めると、よく使うマニキュアは一部の物になりがちの方が多いようです。
久しぶりに使おうと思ったらドロドロになっていたり、ずっと使っていないマニキュアが増えてしまったりなど、捨てる物が多くなりがちです。
しかし、いざ使っていないマニキュアを処分しようと思うと、捨てるべきでどれはまだ使えるのか迷ってしまいますね。
今回は、知っているようで知らない人が多いマニキュアの捨て方を紹介します。
まずは、マニキュアを捨てるべきタイミングの見極め方を5つ紹介します。
もしこの中に一つでも当てはまるものがあれば、捨てることを検討してみましょう。
自分に似合うマニキュアの色は、年齢とともに変わっていきます。
また、去年と今年では、流行の色も違うでしょう。
マニキュアは長く使わないでいると、どんどん劣化します。
出番のないマニキュアは、意を決して捨ててしまいましょう。
ドロドロになったマニキュアは、すでに固まり始めている状態です。
使用できないことはありませんが、ハケにまとわりついて塗りムラができたり、塗った後の爪の表面が凸凹することもあります。
仕上がりが汚くなりますし、表面が均一ではないため、乾きが遅くなります。
最近はマニキュア専用のうすめ液が販売されており、これを使うことでマニキュアをサラサラの状態に戻すことができます。
ただ分量を間違うと、かえって品質が悪くなったり、きれいに塗れなくなったりすることもあります。
マニキュアのうすめ液は、便利ですが取り扱いがとても難しいのが難点です。
マニキュアの粘度が高くなっていたら、処分対象になると考えて良いでしょう。
マニキュアが分離するのは、劣化している証拠です。
分離しているマニキュアは色がくすんで発色が悪くなりますし、塗った後に剥がれやすくもなる可能性が高くなります。
ナチュラルカラーのマニキュアは比較的劣化のスピードが緩やかですが、鮮やかな色味のマニキュアは劣化が早い傾向にあるので、早めに使い切るようにしましょう。
マニキュアはもともと、中身の残量が1/3くらいになるとハケの先が中身に届かなくなるように作られています。
これはナイロン製のハケが硬化しないための構造です。
マニキュアの中身は底の部分から固まっていきます。
ハケがマニキュア容器の底につくほど長いと、一緒に固まってしまい抜けなくなる恐れがあるからです。
まだ残量があるマニキュアを捨てるのは忍びなく思うでしょう。
ただ、固まり始めたマニキュアはきれいに塗れないだけでなく、品質も劣化しています。
ハケがマニキュアの中身に届かないぐらい中身が減ってきたら、捨てる一つの基準です。
マニキュアの捨て方は自治体によって異なります。
しかし共通しているのは、そのまま捨ててはいけないということです。
使わなくなった古いマニキュアの容器をそのまま燃えるゴミに捨ててはいけません。
マニキュアは引火性のある有害物質を含んでいます。
ほとんどの自治体では、マニキュアの中身を捨てるよう指示しています。
先ほども解説したように、 引火性のある有害物質が含まれているからです。
マニキュアの中身は適切に処理してから捨てましょう。
マニキュアの中身は水に溶けにくく、水を入れて洗ってもなかなかきれいになりません。
大量のマニキュアをトイレや排水溝に流せば、詰まってしまう恐れもあります。
さらに排水に有害物質を流すのも、環境に良くありません。
マニキュアは水洗い厳禁と覚えておきましょう。
マニキュアを構成する要素はこの4つです。
自治体によっても異なりますが、基本的には以下のように分別されます。
厳密には自治体によって分別の仕方が異なります。
マニキュアは、正しく安全に捨てることが重要です。
マニキュアの捨て方を、事前に各市町村の情報をインターネットで検索してみると良いでしょう。
マニキュア容器から中身を取り出します。
マニキュアの中身を取り出すのはかなりの大仕事で、中身の状態によって取り出し方が異なります。
用意するもの
マニキュア容器を完全にきれいにするのは難しく、少し残ってしまうのがほとんどです。
ただ問題ないケースがほとんどです。
例外としてマニキュアの容器を資源ゴミとして回収する自治体の場合は、完全に取り除く必要があるケースもあります。
この場合は瓶の中に除光液を入れキャップを閉めて数回振りましょう。
マニキュアが溶けて、容器の中が完全にきれいになります。
マニキュアの中身が固まって取り出すことができない場合は、中身を出さずに燃えないゴミとして捨てて良い自治体もあります。
念のため自治体のルールを確認しましょう。
しかしどうしても中身を出して捨てなければいけない時は、除光液を使います。
方法は液体のマニキュアを完全に取り除くときとほぼ同じです。
以降は液体のマニキュアを完全に 容器の中のマニキュアを取り除くときと同じ手順です。
長く使っていないマニキュアの場合、キャップについたマニキュアが固まって蓋が開かないことがよくあります。
その場合は、40〜50℃のお湯を用意します。
お湯にマニキュア容器ごと1分程度浸します。
こうすることでキャップ部分の固まったマニキュアが柔らかく溶け、簡単に開けられるようになります。
マニキュアを捨てる時の作業は、喚起された部屋もしくはベランダなどの屋外で行います。
マニキュアには刺激の強い揮発性の高い成分が多く含まれています。
密閉された空間で作業を行うとあるため、注意が必要です。
また 作業を行う時は、汚れてもいい服装で行いましょう。
万が一服についてしまうと、マニキュアが落ちなくなることがあります。
肌や目へのマニキュアの付着にも、十分注意してください。
もう使わないマニキュアだけど、残量も多く品質もさほど劣化していないので捨てるに忍びないと思う方もいらっしゃると思います。
そんな時の、マニキュアのリユース方法を2つ紹介します。
手先が器用で DIY が好きな人なら、身の回りのものをデコレーションしてみるのはいかがでしょうか。
ワイヤーで作った円形にマニキュアを塗ったマニキュアフラワーや、スマートフォンのケースをオリジナルデザインで彩ってみるなど、アレンジ自在です。
あなただけのセンスでお気に入りのアイテムをバージョンアップしてみるのはいかがでしょうか。
有名ブランドのマニキュアであることや、 新品未使用や残業7割以上である事など、条件がありますが、コスメの買取を専門に行なっている業者もあります。
買取価格はあまり高くないものの、送料無料なので気軽に見積もりを依頼できるのはメリットです。
色は気に入らなかったけれど、ブランド品なので捨てるに捨てられず保管していたマニキュアがあれば、一度問い合わせてみるのも良いでしょう。
マニキュアを処分して一番良いことは、ポーチやコスメボックスがすっきりすることでしょう。
マニキュアやコスメなどの化粧品は、気づくとどんどん増えていきやすいです。
数が増えすぎると、全てを使いきれないことが多くなり、どんどん劣化します。
また、自分がどんなマニキュア持っていたのかも分からなくなってしまうかもしれません。
手に取りやすい位置にあったそれほどお気に入りでもないマニキュアを使っているうちに、お気に入りのマニキュアが劣化してしまったら、後悔してもしきれません。
マニキュアの捨て方が想像以上に面倒で驚かれたのではないでしょうか。
マニキュアは見た目もかわいらしく、 値段も安価なものが多いので、うっかり衝動買いしてしまいがちです。
でも本当のお気に入りは数限られていることが多くなりがちです。
捨てる面倒臭さを知ることで、 衝動買い防止にもなります。
マニキュアの成分は匂いが強く引火性もあるので、捨て方には十二分に注意が必要です。
楽しく使って、正しい捨て方でマニキュアライフを満喫しましょう。
この記事の監修をしたゴミ屋敷の専門家
氏名:新家 喜夫
年間2,500件以上のゴミ屋敷を片付け実績を持つ「ゴミ屋敷バスター七福神」を全国で展開する株式会社テンシュカクの代表取締役。ゴミ屋敷清掃士認定協会理事長。
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