日本の冬といえば、「こたつでみかん」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
最近では、一人暮らし用のコンパクトなこたつやこたつとは思えないデザイン性の高いもの、通年利用できるようなダイニングタイプ、昇降式などライフスタイルに合わせて選べるバリエーションが増えてきました。
さらに、こたつは他の家電製品と比較しても電気代が圧倒的に安く、不動の人気があります。
しかし、こたつを使用していて壊れたり、引っ越しなど生活の変化によって買い替えを検討するタイミングが出てきます。
「毎日のように使っていたこたつが急に動かなくなった。」
「引っ越しを機にこたつを買い替えたい。」
このように、古くなったこたつを処分したいと思うものの、普通ゴミでは出せないことから処分に困ったことがある人もおられるのではないでしょうか。
この記事では、こたつを処分する時期やタイミング、手軽な処分方法について詳しく解説していきます。
目次
こたつを処分するタイミングはいつ?
毎年冬にしか使用しないため、こたつは他の家電製品と比べると壊れづらい傾向にあり、寿命は約10年と言われています。
10年も経つと中のパーツが劣化したり、ヒーターがなかなか温まらなくなったりします。
温度ヒューズと呼ばれる温度上昇を防ぐための安全装置が壊れたり、コンセント部分が壊れるなどの不具合が出てくるかもしれません。
部品を交換するという手もありますが、送料や修理にかかる費用より新品を購入した方が安く済む場合もあり検討が必要です。
また、10年経つと交換パーツの在庫がなくなっている場合もあり、新品の購入や処分を考えるタイミングといえるでしょう。
こたつの手軽な処分方法
壊れたこたつを持ち続けていても住居スペースを圧迫し、ほこりがたまるだけで良いことはありません。
もし修理が難しい場合には、早い段階で処分を検討するのが良いでしょう。
こたつは大きく分けて脚の部分と天板部分とに分けて処分が可能です。
そのため、思ったより簡単に、そしてコンパクトに処分することができます。
以下に、こたつの手軽な処分方法についてまとめました。
こたつ処分の際の参考にしてみてください。
こたつの手軽な処分方法①人に譲る
まだまだ使用できる状態である場合には、友人や知人でこたつを必要としている人に譲るのが良いでしょう。
地球環境にやさしく、処分費用もかかりません。
しかし、タイミングよくこたつを探している人が見つからないという場合もあるでしょう。
そのような際は、ジモティーなどのネット上のフリーマーケットで引き取り手を探すと早く見つかるかもしれません。
引き渡し場所を選ぶことができるため、自宅での引き渡し依頼をすることもできますが、住所を知られたくないという方は少し離れた場所で引き渡しをしても良いかもしれません。
こたつの手軽な処分方法②ネットやアプリで販売する
お手持ちのこたつに汚れや傷もなくキレイな状態だったり、メーカー品で性能が良いという場合は、ネットオークションやフリマアプリなどで販売するという方法があります。
ここで注意が必要なのが、ネットやフリマアプリで販売する場合、以下のことを全て自分で行う必要があるということです。
- 写真撮影
- 商品説明の記載
- 顧客とのやりとり
- 配送手配
- 梱包
あまり手間や時間をかけられない人は別の処分方法を検討するのが良いでしょう。
こたつの手軽な処分方法③リサイクルショップに出す
お住まいの近くにリサイクルショップがある場合は、持ち込んで査定してもらうのも良いでしょう。
ネットやフリマアプリなどで販売するより手数料が差し引かれるため買取価格は期待できませんが、取引が成立すれば費用をかけずに処分できます。
また、お手持ちのこたつがどれくらいの相場価値があるのか知ることもできます。
こたつの手軽な処分方法④新品購入時に下取りとして出す
店舗によっては新しくこたつを購入しようとしている場合、古いこたつの下取りサービスを行うところもあります。
決して全ての店舗が下取りを行っているわけではありませんが、購入時に一度確認してみると良いかもしれません。
こたつの手軽な処分方法⑤粗大ゴミとして出す
上記のような費用のかからないこたつの処分方法は手間や時間がかかります。
もし、多少費用がかかっても早く処分したいという場合に最も一般的なのが、自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用して捨てることです。
処分の際の費用は自治体によりますが、多くの自治体で数百円程度で回収しています。
自治体の粗大ゴミ回収に申し込む場合には、まずはインターネットや電話でこたつ回収の予約受付を行います。
予約日が確定したら、その日までに処分費用として必要な金額の粗大ゴミ処理券をコンビニやスーパーで購入します。
あとは、その粗大ゴミ処理券を処分予定のこたつに貼り、当日指定された場所へ出すだけです。
自治体によっては粗大ゴミの回収までに1ヶ月近く待つところもあります。
処分を急ぐ場合は事前に自治体に引き取り時期を確認しておくと良いでしょう。
こたつの手軽な処分方法⑥不要品回収業者へ依頼する
「引っ越しの日が近く、処分を急いでいる」
「仕事が忙しいから処分のための時間や手間がかけらえない」
「こたつの他にも処分したいものがたくさんある」
このような場合には、不用品回収業者へ引き取りを依頼するのがおすすめです。
費用はかかりますが家まで引き取りに来てくれるため、お手持ちのこたつが重かったり、大きかったりする際に便利です。
また、不用品回収業者は、まとめて依頼すると割安になることがあるので引っ越しの際や衣替えの時期など、不用品がたくさんある時期に利用すると安く済むかもしれません。
不用品回収業者の中には買取サービスを行っているところもあるため、買取依頼をしたいものがある場合、事前に連絡しておくとスムーズです。
まとめ
こたつの処分する時期やタイミング、手軽な処分方法について詳しく解説しました。
この記事で説明したように、こたつの処分方法は様々です。
ライフスタイルや処分にかかる費用、手間、時間に合わせて最適なこたつの処分方法を検討してみてください。