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外壁にされた落書きはなぜ落ちにくいか?
家の外壁にされた落書きが落ちにくい理由は、落ちにくい塗料が使われているからです。 落書きによく使われる缶スプレーは、当然ですが、壁に落書きをする用途を想定して作られていません。 本来のスプレーの用途を考えれば、落ちやすいと使い物にならないので、落ちにくいのは当然です。 また、外壁の落書きでやっかいなのが、壁に溝や隙間がある場合です。 細かい溝や隙間に入った塗料は、拭いたりこすったりしにくいため、余計に落としにくくなります。外壁の落書きを落とす2つの方法
- 溶剤を使って落とす
- 高圧洗浄機を使って落とす
外壁の落書きを落とすなら高圧洗浄が効果的
高圧洗浄とは、高圧洗浄機を使って、高圧の水を噴射することで、汚れを落とす洗浄方法です。 この高圧の水の噴射によって、壁の落書きを落とせます。 水で汚れを落とすので、細かい溝や隙間に入った塗料を落とすのにも有効です。 また、高圧洗浄機は、落書き以外の外壁の汚れや、屋根や車の洗浄にも使用できます。高圧洗浄で落書きを落とす方法
高圧洗浄で落書きを落とす方法は、非常に簡単です。 ここでは、高圧洗浄で落書きを落とすのに必要なものと、手順について、説明していきます。高圧洗浄で落書きを落とすのに用意するもの
高圧洗浄で落書きを落とすにあたっては、以下のものを用意しましょう。- 高圧洗浄機
- アルカリ性の洗剤or溶剤
- 溶剤
- ゴーグル
- マスク
- ゴム手袋
- 長袖の服
高圧洗浄で落書きを落とす手順
高圧洗浄で落書きを落とす手順は、以下のとおりです。- 落書きの上からアルカリ性の洗剤または溶剤を塗る
- 洗剤や溶剤が浸透するのを5~10分ほど待つ
- 落書きに高圧洗浄の水を噴射する
高圧洗浄で落書きを落とす際の注意点
高圧洗浄で落書きを落とす際には、以下の注意点もあります。- 高圧洗浄機を壁に近づけすぎない
- 高圧洗浄機の水圧を強くしすぎない
高圧洗浄を業者に依頼する方法
高圧洗浄機を使っても、落書きが落とせない場合は、業者に依頼する方法もあります。 業者が使用する高圧洗浄機は、市販されている家庭用のものより水圧が高く、水量も多くなっています。 また、業者のスタッフは、スキルや経験も豊富なので、壁の塗装材や外壁材を傷めてしまうリスクも低くなります。高圧洗浄は自分でやるべき?業者に依頼するべき?
高圧洗浄は、最初に自分でやってみるのと、最初から業者に依頼するのとでは、どちらのほうが良いのでしょうか? 確実なのは業者のほうですが、金額を抑えたいという方も多いでしょう。 とはいえ、市販の高圧洗浄機は、1万円以上するものがほとんどです。 高圧洗浄機を購入しても、落書きが落とせず、結局業者に依頼することになったら、この費用が無駄になってしまいかねません。 一方で、業者に依頼する場合、1㎡あたりの作業料金は、業者や現場の作業環境にもよりますが、おおむね以下のとおりです。- コンクリート…5,250円~
- タイル…6,500円~