「瓦を処分したいけれど、自分で捨てられるの?」
「どこへ持っていけば処分できるの?」
屋根の修理やDIYで瓦が大量に出た際、処分に困った経験を持つ方もいるでしょう。古い瓦が庭や倉庫に積まれたままでは、邪魔なだけではなく、見た目にも影響してしまいます。
瓦はDIYやリフォームで出た際の一般廃棄物と、工事業者が撤去した場合の産業廃棄物で処分方法が異なります。処分方法を知らないと正しく捨てられず、後々トラブルに発展するケースも少なくありません。
そこで本記事では、瓦を廃棄物ごとに分類した処分方法について詳しく解説します。処分費用の相場や瓦を処分する際の注意点も紹介するので、瓦の処分に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
この記事で分かること
- 瓦の廃棄物別の処分方法
- 瓦の処分費用の相場
- 瓦を処分する際の注意点
目次
瓦を廃棄物として処分する際の分類
瓦の処分方法は、廃棄物が出る際に業者が関わるか否かで異なります。ここでは、瓦を廃棄物として処分する際の分類について解説するので、参考にしてください。
DIYで出た瓦は一般廃棄物
DIYによる屋根の修理や小規模なリフォームの際に出た瓦は、一般廃棄物に分類されます。個人の生活から発生したゴミとして扱われる一般廃棄物は、自治体のルールに基づいて処理する必要があります。
自治体による瓦の処分方法は、以下2つです。
- 戸別回収で処分する
- ゴミ処理施設へ持ち込む
少量の瓦であれば、自治体が指定するゴミの日に出せる場合があります。ただし、瓦を回収できる地域は限られているため、自治体のホームページや窓口での確認が必要です。
瓦の量が多い場合や、自治体の戸別回収では対応できない場合には、自治体指定のゴミ処理施設に持ち込んで処分しなければいけません。ゴミ処理施設の予約が必要だったり、搬入可能な瓦の種類が制限されたりするケースもあるため、事前に自治体への問い合わせをおすすめします。
事業者による工事で出た瓦は産業廃棄物
リフォームや解体工事など、事業者が作業した際に出る瓦は産業廃棄物に分類されます。産業廃棄物と見なされた瓦は一般ゴミとして自治体で処分できないため、産業廃棄物処理業者へ処分の依頼が必要です。
処理業者を探す際は、インターネットで「地域名+産業廃棄物処理業者」とキーワードを検索して調べるのがおすすめです。ホームページに業者一覧が掲載されている自治体もあるため、参考にして業者を選びましょう。ただし、業者ごとの料金や口コミは公開されていないケースが多く、個別に見積もりを依頼する必要があります。
また、産業廃棄物である瓦は、個人で勝手に処分するのは法律で禁止されています。不法投棄とみなされると、個人や事業者に高額な罰金や懲役刑が科される場合があるため注意してください。
瓦を一般廃棄物として自分で処分する方法
瓦を自分で処分する場合、自治体によって処分方法や条件が異なるため、事前にルールを確認して適切に対応する必要があります。
また、瓦の再利用や譲渡、業者への依頼といった選択肢も検討すると、手間やコストを抑えて処分が可能です。ここでは、瓦を一般廃棄物として処分する方法を解説します。
自治体のゴミ回収に出す
多くの自治体では、一般ゴミとして瓦を回収に出せません。なかでも、東京都23区では瓦を一般ゴミとして扱う地域はほとんどないのが現状です。
ただし、瓦を粉砕したり1回に出せる量を守ったりするなどの条件を満たすと、回収可能な自治体もあります。実際に瓦を回収している自治体は、以下のとおりです。
〈瓦を回収できる自治体の例〉
自治体ごとに対応は異なるため、必ず住んでいる地域のゴミ回収ルールを確認しましょう。ホームページに分別の記載がなく、捨てられるか不安な方は、窓口での確認がおすすめです。
自治体のゴミ処理場に持ち込む
一般ゴミとして瓦を処分できない場合、自治体が運営するゴミ処理場に直接持ち込む方法があります。ただし、車を使って自分で瓦を運搬できる方に利用は限られます。
ゴミ処理場に持ち込む場合でも、多くの地域では条件や基準が定められており、事前の確認が必須です。例えば、兵庫県の市川町では「最大径おおむね20cm以下に破砕され、中空状態でないもの」という条件を満たせば持ち込み処分が可能です。
瓦のサイズや状態が受け入れ条件として設定されているゴミ処理場が多いため、持ち込む前に公式ホームページや窓口に問い合わせて確認しましょう。
また、一部の処理場では予約が必要な場合もあるため、営業時間や持ち込み方法についても確認しておくとスムーズに処分を進められます。
参考:兵庫県市川町
瓦を再利用する
瓦を捨てるのではなく、再利用を考えるのも良い選択肢です。瓦は丈夫さと独特の風合いから、庭づくりやガーデニングでさまざまな用途に活用できます。
例えば、瓦を砕いてチップ状に加工すると、植木鉢の乾燥を防ぐカバー材や、庭の小道に敷く素材として使えます。また、そのままの形で使用する場合には、敷石や花壇の縁取りとしてデザインのアクセントにも活用可能です。
再利用のメリットは処分費用の節約や、リサイクルを通じて環境に優しい選択ができる点です。一方で、再利用には手間や時間がかかるデメリットもあります。瓦を細かく砕く作業や、使いやすい形状に加工するには、工具や専門的な技術が必要になります。
また、瓦を砕く際には鋭利な破片が出るケースもあるため、手袋や保護メガネを着用し、ケガを防げるように対策しましょう。
必要な人に譲る
状態の良い瓦であれば、必要としている方に譲る選択肢もあります。瓦はリフォームや屋根の修理を予定している方、DIYの材料として使いたい方など、さまざまな用途で求められます。古い瓦でも、独特の味わいを好む方には、装飾用として人気です。
譲渡を検討する際には、事前に瓦の状態を確認しましょう。割れや欠けが少なく、見た目に問題なければ再利用の価値が十分にあります。譲る相手を探す方法は、知人をあたってみたり、ジモティーのような地元の掲示板を活用したりすると効率的です。
譲渡できれば費用をかけずに処分できますが、瓦の需要は限られており、譲渡先を見つけるのが難しい場合もあります。
また、譲渡に伴う運搬費用が発生する可能性もあるため、時間と手間を考慮しながら他の処分方法も検討するのがおすすめです。
リサイクル業者に依頼する
瓦の状態が良く、希少性があるデザインの場合、リサイクル業者が引き取ってくれるケースもあります。なかには、瓦の状態や色・種類に応じて買取金額を支払ってくれる業者もあり、処分費用を抑えるだけでなく、思わぬ収入が得られる点がメリットです。
また、家のリフォームを検討しているなら、リフォーム業者や解体業者と提携するリサイクル業者に依頼すると、工事費用を割引してくれる場合もあります。
なかには、瓦を専門にリサイクルしている業者もあるため、依頼するのも良いでしょう。
専門業者なら、瓦の引き取りや運搬を代行してくれる業者もあるため、手間を省きながら安心して処分が進められます。
不用品回収業者に依頼する
瓦の処分で手間をかけたくない方は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。自治体のルールを調べたり、瓦を運搬したりする必要がなく、自宅にいながら手軽に処分できます。
不用品回収業者は瓦に限らず、家具・家電・ガーデニング用品、さらには粗大ゴミなど幅広いアイテムを一度に引き取ってくれるため、大掃除や引っ越し前の整理にも役立ちます。
また、依頼から対応までのスピードが速い点も大きな魅力です。最短で即日対応可能な業者もあり、時間に余裕がなくても安心して利用できます。
さらに、回収品が多いほど料金が割安になる場合もあり、一括で回収してもらえるうえ手間をかけずにコスパ良く処分できるのも嬉しいポイントです。
瓦を産業廃棄物として処分する方法
工事などで出た瓦は産業廃棄物に分類されるため、一般ゴミとして自治体では処分できません。産業廃棄物として処分する場合には、都道府県知事から許可を受けた業者に依頼する必要があります。
ここでは、瓦を産業廃棄物として処分する方法を紹介します。
工事をした事業者が処分する
リフォームや解体工事によって発生した瓦は、基本的に工事を担当した事業者が処分しなければなりません。主な委託先は、以下のとおりです。
- 工事を行った事業者
- 提携している産業廃棄物処理業者
工事を依頼した業者が瓦の処分まで対応する場合、手間を省けるだけでなく、適切な処理が保証されます。ただし、処分費用が工事費用に含まれているか否かは、事前に確認が必要です。含まれない場合、追加費用が発生するケースがあるため、契約書や見積もり内容をしっかりチェックしてください。
ただし、事業者には法人企業だけでなく、個人事業主も含まれる点は注意が必要です。例えば、個人工務店が出した瓦を一般ゴミとして自治体に出すのは法律違反となり、罰金や行政処分の対象となる可能性があるため、必ず許可を受けた業者に処分してもらいましょう。
産業廃棄物回収業者に依頼する
工事を担当した事業者が瓦の処分を引き受けない場合や、自分で処分を手配する場合は、産業廃棄物回収業者に依頼してください。産業廃棄物回収業者は、事業活動に伴って発生する廃棄物を処理する専門業者で、都道府県から正式な許可を受けています。
公式に許可を受けている業者は、自治体の公式サイトや行政の検索システムを利用すると調べられます。しかし、家庭から出る瓦が少量の場合、不用品回収業者に依頼する方がスピード面やコスト面で有利になるケースも珍しくありません。なかには、産業廃棄物収集運搬業の許可を取得している不用品回収業者もあり、瓦のような特殊な廃棄物にも対応可能です。
自分に合った業者を見つけるには、複数の業者から見積もりを取り、比較するのがおすすめです。
参考:行政情報検索システム
瓦を処分する際の費用相場
瓦の処分費用は、処分方法や依頼する業者によって大きく異なります。最も安価な方法は自治体のゴミ回収ですが、多くの地域が瓦の回収に対応していないのが現状です。
また、瓦を処分する際には費用だけでなく、自分で運搬する際のコストや時間・手間も考慮する必要があります。以下では、主な処分方法ごとの費用相場と特徴について解説するので参考にしてください。
処分方法 | 費用相場 |
自治体のゴミ回収 | 〜2000円 |
自治体のゴミ処理場へ持ち込み | 約3,000円/t+レンタカー代5,000〜10,000円 |
リサイクル業者への依頼 | 無料 |
不用品回収業者への依頼 | 約2万円/t〜 |
工事した事業者による処分 | 依頼業者によって異なる |
産業廃棄物回収業者への依頼 | 約2万円/t〜 |
自治体のゴミ回収
瓦を自治体のゴミ回収に出す際、地域のルールや瓦の量によって処分の可否が異なります。少量の瓦であれば、不燃ゴミや粗大ゴミとして、以下の費用で回収可能です。
- 不燃ゴミ:無料〜数百円程度
- 粗大ゴミ:300〜2,000円程度
ただし、多くの自治体では大量の瓦は受け付けていません。大量の瓦を分割して出す際には、手間と時間がかかるため、コスト以上に労力を考慮する必要があります。
瓦を運び出す作業を業者に依頼する際は別途費用が発生するため、量が多い場合や一度に処分を終えたい場合は、ほかの処分方法を検討するのがおすすめです。
自治体のゴミ処理場へ持ち込み
処分費用は一般的に1tあたり約3,000円で、持ち込む量に応じて費用が変動します。
重く角張っている瓦は車内を傷つけるリスクがあるため、軽トラックやバンなど、荷物運搬に適した車両をレンタルするのが無難です。レンタカー代は業者や時間帯によって異なりますが、5,000〜10,000円程度が相場です。
また、ゴミ処理場を利用する際には、受け入れ可能な瓦の種類や料金計算の基準が異なるため、事前に問い合わせましょう。
リサイクル業者への依頼
リサイクル業者に依頼すると、費用をかけずに瓦を処分できます。状態が良い瓦は再利用の価値が高く、業者によっては買取の対象になるケースもあります。特注品や伝統的な日本瓦は、需要があるため買取価格がつく可能性が高いでしょう。
一方、ひび割れや汚れがひどい瓦は再利用が難しく引き取りに費用が発生する場合があるため、依頼前に瓦の状態を伝え、見積もりを取るのが大切です。
不用品回収業者への依頼
不用品回収業者へ依頼する際の費用は1tあたり約2万円が相場で、トラック積み放題のパックプランを提供している業者もあります。
〈積み放題パックプランの例〉
- 軽トラック:19,800円〜
- 1tトラック:79,800円〜
不用品回収業者に依頼するメリットは、自宅からの搬出作業を業者がすべて対応してくれる点です。運搬手段がない方や、短期間で処分を終えたい方に適しています。
また、瓦以外の廃材や家具・家電なども一緒に回収できるため、家にある不用品をまとめて処分したい場合に便利です。
参考:七福神
工事した事業者による処分
瓦の処分をリフォームや解体工事を依頼した業者に任せる場合、瓦の処分費用は工事費用に含まれており、個別に処分を依頼するよりも割引が適用されやすいのがメリットです。
また、瓦の撤去から運搬・廃棄まで一括して対応してもらえるため、効率的に処分を進められます。ただし、業者によって処分費用の設定や対応範囲が異なるため、事前に見積もりを取って確認するのが大切です。
「処分費用が工事費用に含まれているか」「瓦以外の廃材もまとめて処分できるか」などを確認しておくと、あとから追加費用がかかるのを防げます。
産業廃棄物回収業者への依頼
産業廃棄物回収業者での処分費用は、不用品回収業者と同様に1tあたり約20,000円が相場ですが、運搬費や処理費が別途かかる場合があります。
例えば、瓦の量が多くなると専用トラックの使用が必要になるため、運搬費として1万円〜3万円程度が上乗せされるケースも珍しくありません。また、瓦が破損していたり混在物が多かったりすると分別作業費が追加されるケースもあり、1件あたり数千円〜1万円程度の費用がかかる場合があります。
産業廃棄物回収業者は、建設現場や解体現場から大量の廃棄物をまとめて引き取るのを得意としており、瓦以外の建材や産業廃棄物も同時に処分できます。瓦だけでなく複数の廃棄物を一括で処分したい場合には、コスト面でも効率的です。
瓦を処分する業者の選び方
瓦を業者に処分してもらう際には、信頼できる業者の選択が何より大切です。適切な業者を選べると、不当な高額請求を回避でき、法律や環境に適した廃棄処理が行えます。
ここでは、瓦を処分する業者の選び方について4つのポイントを紹介します。
産業廃棄物処理業の許可を取得しているか
瓦の処分を依頼する際に確認すべき点は、業者が「産業廃棄物処理業」の許可を取得しているか否かです。
許可がない業者に依頼すると、不法投棄や不適切な処理が行われるリスクが高まり、結果として依頼者自身が法的責任を問われる可能性があります。不法投棄は環境破壊にも繋がるため、適切な業者選びは社会的責任を果たすことにも繋がります。
許可の有無は、依頼する業者のホームページや自治体のデータベースから確認可能です。また、業者に直接問い合わせたり、産業廃棄物処理許可証の提示を求めたりするのも有効な手段です。
見積もりや出張が無料であるか
瓦の処分を依頼する際には、見積もりや出張費用が無料の業者を選ぶと余計なコストを抑えられます。
瓦の量や状態によって費用が変動する場合は、現地での確認が必要になるケースが多いため、無料で出張・見積もりを行ってくれる業者がおすすめです。事前に正確な費用を把握できるため、予算内で計画を立てやすくなります。
複数の業者から相見積もりを取れると、費用やサービス内容を比較しやすくなります。ただし、最終的な請求金額が見積もりと異なる場合もあるため、内訳を確認し不明瞭な点があれば積極的に質問しましょう。
定額プランが安いか
瓦を大量に処分する場合、定額の「積み放題プラン」を提供している業者を選ぶと、費用を抑えられます。軽トラックや1tトラックの積み放題プランでは、回収できる量が一定額で決まっており、瓦の量が多い場合でも追加料金が発生しにくいのが魅力です。
ただし、プランによっては制約が設けられている場合もあるため、事前に運搬可能な瓦の量や条件を確認しておくのが大切です。業者ごとにプラン内容が異なるため、定額プランを利用の際は、複数の業者で比較すると良いでしょう。
複数の業者の相見積もりを比較する
瓦の処分費用を抑えるには、複数の業者から相見積もりを取り、料金やサービス内容を比較するのが大切です。
相見積もりを取ると、各業者のメリットやデメリットを把握でき、コストパフォーマンスが良く安心して依頼できる業者を見つけやすくなります。
しかし、見積もり段階で低価格を提示しながら、あとから高額な追加料金を請求する悪質業者があるため注意してください。見積もりを比較する際には、単に料金だけで判断せず、業者の評判や口コミを参考にするのも重要です。
瓦を処分する際の注意点
瓦は建材として使用される特殊な廃棄物であり、処分方法が限られているため、適切な手順を踏まないと、思わぬトラブルに発展するかもしれません。
ここでは、瓦を安全に処分するために押さえておきたい注意点を5つ紹介します。
廃棄物の種類を確認する
瓦を処分する際には、どの種類の廃棄物に該当するかを確認するのが重要です。瓦は出所によって分類が異なり、処分方法にも大きな違いがあります。
例えば、解体工事や業者が取り外した瓦は「産業廃棄物」として扱われるため、産業廃棄物処理業の許可を持つ専門業者に依頼しなければなりません。
一方、DIYや家庭のリフォームで出た瓦は「一般廃棄物」として自治体のルールに従えば処分できる場合があります。また、瓦が再利用可能な状態であれば、リサイクル業者に相談すると費用を抑えながら処分できます。
自治体の回収ルールを確認する
多くの自治体では、瓦は一般家庭のゴミとして回収しておらず、回収可能な場合でも細かい条件が設けられているケースも少なくありません。回収ルールを事前に把握しないと正しく処分できずに、トラブルを招く可能性があります。
例えば、瓦を不燃ゴミとして出す際、一定のサイズに小さくするよう求められるケースがあります。
また、1回に出せる量は制限されており、大量の瓦を一度に処分できません。制限に従わないと、収集されないだけでなく近隣住民に迷惑をかけるため、必ず自治体のルールを事前に確認しましょう。
自分で処分する際は安全対策
瓦を割って処分する際には、鋭利な破片が飛び散りケガをする危険があるため、安全対策を徹底してください。
特に、大きな瓦を割る作業は、慣れていない方にとってリスクが高い作業です。作業を始める前には、必ず軍手や安全靴・保護メガネを着用し、周囲に人がいない安全な環境で行いましょう。また、割れた瓦は飛散を防ぐためにきちんとまとめ、自治体の規定に沿って廃棄してください。
もし瓦が大量にあったり、割る作業に不安を感じたりする方は、無理せず専門の業者に依頼するのをおすすめします。
無許可業者に依頼しない
無許可業者は適切な廃棄処理が行えず、違法な方法で瓦を廃棄するリスクがあるため、依頼しないでください。依頼した無許可業者が違法処理や不法投棄を行った場合、依頼者も法的責任を問われる可能性があります。
許可業者を見つけるには、自治体が公開している登録業者リストを確認したり、業者に産業廃棄物処理業の許可証を提示してもらったりする方法があります。
違法処理が発覚すると、高額な罰金や行政指導を受けるリスクがあるため、必ず許可を受けた業者を選びましょう。
参考:廃棄物処理法
不法投棄しない
不法投棄は法律で厳しく罰せられるため、瓦を川や山・空き地に捨てないでください。
不法投棄が発覚した場合、個人であれば「5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金」が科される可能性があります。
不法投棄は単なる違法行為にとどまらず、瓦の破片が土壌や水質を汚染し、自然環境の破壊にも繋がり
ます。
不法投棄とみなされると、正しく処分するよりも高額な罰則や追加費用がかかるのも事実です。
瓦の処分に困った場合は、無理に自分で捨てようとせず、許可を受けた専門業者に相談しましょう。
参考:不法投棄
まとめ
瓦は一般ゴミとは異なる特殊な廃棄物であるため、簡単に捨てられません。瓦を回収している自治体もありますが、多くのケースでは量やサイズに制限があり、処分できる地域は少ないのが現状です。
瓦を扱う作業にはケガのリスクが伴うため、自分で処分する際には安全対策が欠かせません。無理せず、適切な装備を整えたうえで処分してください。
瓦の処分に困った場合は「産業廃棄物処理業」の許可を受けた専門業者に相談するのがおすすめです。専門業者に依頼すると、安全かつ効率的な処分が可能なだけでなく、不法投棄や環境破壊のリスクを防げます。
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